ATOMIC-BOM Messenger Girl (自転車編その3)

フレーム編

フレーム系の仮組み

フレーム周りのパーツはこんな感じ。
フレーム本体はレジンの宿命で結構歪んでいた為、熱湯&ガラス板サンドイッチ攻撃で可能な限り歪みを矯正しています。

それから、なぜかハンドルステムがきれいな円柱じゃなかったので、早々と真鍮パイプで置き換えてしまいました。


シートピラーの工作

フレーム周りの工作で、一番簡単なシートピラーの加工から。
ピラー部分はカーボン、フレームとの固定部分はアルミと解釈して工作開始。

モールドを丁寧に彫り直したら黒を吹き、ピラー部分にカーボンデカールを貼ります。
比較的簡単な工作ですので、ノーマルで組み立てる方にもこの工作はおススメです。


シートサドルの追加工作

サドルはステー部分を追加工作。
写真の様に0.8mm洋白線を曲げた後、シートピラーとの接合部に0.4mm真鍮板をハンダ付け。
サドルとステーとの結合部分はレジン片を加工した物を用意して、塗装後に接着します。

ちなみに、suzu氏も雑誌掲載作例では、この部分を後加工して同じ様にしているのですが、アレどうやって作ったんだろう・・・。


ハンドルバーの加工

ハンドルバー部分は、ヘッド部分がしっくり来なかったのでプラリペアの盛り削りで形状変更。
それから、変速用のコントロールレバーが無かったので追加工作しました。

コントロールレバーは1.5mm幅位の真鍮帯板にハンダ盛って削ったモノ。
こんなモンレジンかプラで作ればと思うでしょうが、本能でついつい・・・。
右側のブレーキレバーにBNCタガネで溝を彫り、塗装後に接着します。


スイングアームの加工

スイングアームはピボット部分の一部が付いていたので、切り離してフレーム側に移植。
それからリアタイアと干渉する部分を削るのですが、ピボット部分の工作は見た目の地味さに反して強度確保が面倒でした・・・。

一連の加工が済んだらカーボンデカールを貼り、ケーブルガイドを埋め込み。
写真はシフトケーブルを通してみた所ですが、この後ケーブルガイドは足りなかったので倍に増えました(T_T)


リアダンパーの工作

スイングアームにはダンパーと思しきモールドがありましたが、仮組みでどうやってもフレームに届かなかった(泣)ので新規工作。
定番加工の?真鍮パイプのハンダ付けで形にした後にメッキ加工。

通常、メッキ加工後バフ掛けするのですが、今回は黒色ニッケルメッキ後敢えてそのまま装着しました。


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