ATOMIC-BOM オリジナル自転車と女の子 (自転車編その3)

駆動系編

オリジナルのチェーン一式

クランクからチェーン、ディレイラーに至るまで駆動系一式が1ピースなのは前回と同じですが、特筆すべきはパーツのクオリティ。
写真はバリ取りした状態ですが、見ての通りこのまま塗装しても十分過ぎるディテール、そしてパーツコンディションです。

しかし男たる物前回のメッセンジャーガールであれだけやってしまった以上、今回も何かしない訳にも行かない訳で(ry


ギア削り出し

いきなり完成状態で申し訳無いですが、スプロケット&チェーンホイールを真鍮板から削り出してメッキ加工。

前回、0.4mm厚の板で削り出した所結構手間取ったので、今回は0.3mm板から削り出したのですが、今度は切り出す際に板がたわんでやりにくいったらブツブツ・・・。
フレームが木製なので、ニッケル&ロジウムメッキ、その後バフ掛けしてピカピカに仕上げてます。


定番アイテム、TopStudio製パーツ

チェーンはもはや定番?の、TopStudio製RC211V用ディテールアップパーツをチョイス。
パーツチェックしたら容器に小分けするのは当たり前と言うか当然の作業でしょう。

あと、組み立て用の治具がエッチングで入っているのですが、治具の一部に瞬間接着剤で貼り合せる箇所がありまして、貼り合わせを正確にしないと後で泣きを見る、という事も付け加えておきましょう。


チェーンの組み立て中

で、コレが先述した問題の箇所。
治具にピンを並べる所ですが、この時使用する治具の一部は瞬間接着剤で貼り合わせて使用します。

よって貼り合わせが少しでもズレていると、ピンが治具の溝に入りません。
当方、貼り合せる際はステンレス線を通して位置合わせしました。


チェーンホイールの組み立て

チェーンの組み立てばかり繰り返していると飽きるので、他の部品もぼちぼちと。
クランクを元パーツから丁寧に切り離して塗装後、チェーンホイールと結合します。

前回同様、今回も両パーツの結合には極小ボルト&ナットを使用。
接着面積が少ない&チェーンの張力が掛かる故、各種接着剤による結合は当てにならないのでこのパーツはホント貴重です。


ペダルのディテールアップ

前回では手付かずだった、ペダルの追加工作にも果敢にチャレンジしてみました。

一通りパーツのバリを取ったら、横から2mmで穴あけした後に軸部分を慎重に切除。
その後に2mmの真鍮パイプを植えるのですが、クランクとの結合に1.5mm線を使うので、先に真鍮パイプの内径をボーリングしておきます。
段差表現は極細真鍮パイプの輪切りを被せて再現する事としました。


リアディレイラーの新造

チェーンを張ると決めた以上、リアディレイラーも何かしらの方法で自作せねばなりません。

ここも前作同様、アルミ材から削り出すのですが、今回はディレイラーハンガーにぶら下がる部分もアルミで削り出してみました。


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