とても暖かい映画でした。 (注:ねたばれあり)
すごい盛り上がりがある訳でもなく、ひたすらたんたんと物語はすすんでいきます。 でも、その寺尾聰演じる博士と深津絵里演じる家政婦のやり取りが妙に心地よくて、暖かい気持ちになれます。 数学の世界なんて、私はどちらかというと嫌いな方でしたが、こういう考え方をすると好きになれるかもと思ってしまう、不思議な説明がたくさんでてきます。 それに風景もとても綺麗です。特に桜の木の場面が好きですね。 主役の二人が適役でとてもはまり役のような気がしました。
ただ、映画としてはもう少しひねりが欲しかったかな〜っと個人的には思いました。 でも、見終わった後にとても暖かな余韻が残るようなそんな映画です。
★★★☆☆
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