「かみちゅ!」舞台探訪

広島県尾道市編〜その4〜



舞台探訪者の心得
 ・探訪先では、地元の人の迷惑にならないように行動する。
 ・観光地でない場所や公共施設でない場所への探訪,撮影には十分注意する。
 ・探訪者の多い場所での行動は控えめに。


「かみちゅ!」舞台探訪− 〜INDEX〜
福山編「読子さん、舞台ですよ!」 福山駅周辺
尾道編〜その1〜「古寺めぐりコース」と「石浜中学校」 駅周辺・某学校
尾道編〜その2〜「石浜中学校」と「来福神社の社殿」 某学校・艮神社
尾道編〜その3〜「もののけの小道」 千光寺周辺
尾道編〜その4〜「見晴らしは来福神社」 千光寺山公園
尾道編〜その5〜「イカデビル」 商店街
尾道編〜その6〜「ゆりえ宅」と「来福神社」 浄土寺周辺・御袖天満宮
尾道編〜その7〜「来福神社の境内」と「光恵坂」 御袖天満宮
尾道編〜その8〜「大和見物の堤防」と「神様ご休息センター入口」 向島
尾道編〜その9〜「突堤」と「日の出渡船」 尾道渡船周辺・福本渡船(尾道側)
尾道編〜その10〜「大和」と「日の出渡船」 向島 大和ロケセット・福本渡船(向島側)
尾道編〜その11〜「商店街(三笠屋)とジョンの坂道」 長江周辺
尾道編〜その12〜「街を見下ろす岩」 浄土寺山
尾道編〜その13〜「DVD Vol.5 初回特典ピンナップ」 しまなみ海道 生口島
尾道編〜その14〜「ゆりえ宅へ続く坂道」 向島


 尾道市編〜その3〜に引き続き、「かみちゅ!」の舞台探訪記です。
 誤算のうちに、我々はついに千光寺山の山頂までたどり着く。

 位置的に来福神社 −尾道市 千光寺公園周辺−
 先の場所から少し登ると、もうそこは千光寺。
 千光寺を横目に見ながら、我々は目的の場所へ。
 この先には、DVD Vol.8のパッケージ絵のモデルがあるはずなのだが…。

鼓岩(ポンポン岩)

 …あれ? 何だか予想と形が違う。
 あの背景の海岸線の形からすると、この辺から撮ればきっと…

DVD Vol.8のパッケージ絵?

 …むむ、かなり色々と違う。

QLAND「まったく、ガセネタ作るから〜」
「しかし、あの背景からすると、ちょうどここがベストポイントだと…」
QLAND「背景なんて、別レイヤーでしょ? そんな後からいくらでも合成出来るもの信じちゃダメだよ」

 むむむ、屈辱。
 ここだと思ったのには一応理由があって、

  (a)「かみちゅ!」の舞台は大部分が大林監督作品の舞台とかぶっている。
   この鼓岩は「あの夏の日」に登場している。
  (b)尾道市で巨岩で有名な山は、千光寺山,西国寺山,浄土寺山の3つ。
   このうち、パッケージ絵の背景の入り組んでいる海岸線に一番近いのが千光寺山。

 というもの。ここでモデルの可能性はとしては3つ、

  (1)やっぱりこの場所がモデルで、岩がアレンジ、背景を小アレンジ。
  (2)西国寺山がモデルで背景がアレンジ。
  (3)浄土寺山がモデルで背景がアレンジ。

 のうちのいずれか。
 残り2つを調べて無いのでわからないのだけど、自分としては背景を重視して(1)説に傾いているのだけど、はたしてどうなんだろう?

 疑惑の鼓岩を後にして、我々は千光寺山頂の展望台を目指す。
 展望台は、鼓岩の場所からさらに上に登った場所にある。
 この日は桜が満開で、千光寺公園は休日の観光客で一杯。大勢の観光客に混じって歩いた末にたどり着いた頂上の展望台では…。

第1話:荒れ狂うゆりえ台風 ('06.11.04 再撮影)

 さて、ここから見下ろすと…、

第2話:来福神社から見下ろした(?)風景第1話:冒頭

 作品中に登場する俯瞰の風景が眼下に広がっている。感動。
 対岸からの描写を見ると、どうも来福神社は、場所的には千光寺あたりをイメージしているんじゃないかと思う。
 実際に来福神社があったら、見渡せる風景はこんなものだと思ってもらえれば良いんじゃないかと。

 さて、この展望台から千光寺公園内を見回して見たけれども、DVD Vol.8のパッケージ絵そっくりの巨石は見あたらない。
 それと、第16話「ほらね、春が来た」でゆりえと健児が座った巨石もこの公園内にあると期待していたのだけど、それも見つける事が出来なかった。一体、あれはどこにあるのだろうか?…

 第9話の坂道 −尾道市 千光寺新道−
 色々と納得行かないながらも、撮るものは撮ったので、下山することに。
 もうお昼近くになってしまったと言うのに、まだ目的地の半分以上が残っている。

 今度は事前の予定通りに、千光寺新道を降りて行く。
 すると、そこには…、

第9話:祀「健ちゃんって、本当にお年寄り好きね〜」第9話:光恵「女の子と話すより?」
第9話:健児「そうかも?」第9話:ゆりえ「そんなことない!」

 第9話「時の河を越えて」の中の1シーンでの、ゆりえ,祀,光恵,健児の4人が歩いた風景があった。
 すごい、本当にあるんだ〜、と感心していると、QLAND氏が「蓮の池もある〜?」と上から聞いて来る。
 はぁ? 蓮の池? ああ、作中で漁船の三つ葉丸君が潜っていた池の事ですか。何言ってるんですか、そんなものがそうそう都合良くあるはずが…。

第9話:三つ葉丸「見つけた…」

 うわっ! 本当にあったよ!
 なんと、このシーンは、全部本当の風景から描き起こしていたのだ。
 しかも、シーンの一連のカットを実際の位置関係そのままで。
 まいった。最近現地取材で作られているアニメが増えているけれども、ここまで細かい取材とカット指定で作られた作品は初めて。ここまでやられてしまうと、もうグゥの音も出ません。
 作品自体も素晴らしい事ながら、この細部へのこだわりには脱帽です…○| ̄|_

 『「かみちゅ!」は、現地取材の位置関係の通りに、カットの流れが作られている。』

 今回の舞台探訪は、その事実を立証する旅であったのか、とここに至って気がついたわけなのだが、そうすると、さっきの「犬とうせんぼの道」もマメに撮っておくのだった、とちょっと後悔したのだった。

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