駆逐艦「初霜」

ペーパークラフト駆逐艦 「初霜」

旧日本海軍駆逐艦 「初霜」

■旧日本海軍の駆逐艦。
「初春」型の4番艦として昭和9年9月27日に浦賀ドックにて竣工。
開戦時には第21駆逐隊に所属。北はアッツ島、南はフィリピンと広範囲の作戦に従事し奮戦した。
昭和20年4月、戦艦「大和」他に随伴し沖縄特攻作戦に参戦、10隻中佐世保に帰還したのは「冬月」「雪風」「初霜」と大破した「涼月」のみだった。
沈没艦の生存者を救助し帰投するも、昭和20年7月30日宮津湾にて米軍機の攻撃を受け、対空戦闘中に触雷し、大破擱座。
戦後舞鶴にて解体処理された。終戦まで存在した唯一の「初春」型。

ペーパークラフト製作期間 2008年8月23日〜2009年2月13日

駆逐艦「初霜」左舷
駆逐艦「初霜」右舷

艦首 艦尾
 
艦橋 第1煙突付近 艦尾
第1主砲 艦橋の後方より 第2マスト

「秋月」との比較
「秋月」との大きさ比較 全長で約25m短いです。


駆逐艦「初霜」白黒
モノクロ処理 カラー

当モデルは改装後ですが、艦名表示、部隊番号、煙突の白線は初期のものです。
改装部分(実写との相違点)は艦橋前の機銃台、第2マストの電波探信儀 等です。


駆逐艦「初霜」実写
「初霜」実写

初霜の主錨は現在でも東京都墨田区の 山田記念病院 にて大切に保存されています。


実船要目
排水量1,715トン
全長109.5m
全幅10.0m
速力33.3ノット
出力42,000馬力
乗組員205名

ペーパークラフト要目
重 さ94g
全 長55cm
全 幅5cm
全 高13cm

当ページの写真は canon G10で撮影しました(実写除く)。



写真及び文章の一部を山田記念病院等のホームページより借用させて頂きました。

紙以外の使用材料と使用箇所
マスト:0.2mm 0.6mm真鍮線 / 艦首、艦尾旗竿、測距儀:0.4mm真鍮線 /機関砲:真鍮エッチング 
/ 電波探信儀、空中線、小部品の一部:0.2mm真鍮線 /
あとは手摺に至るまで紙です。(烹炊室煙突、蒸気管はコヨリを使用)  



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