新築の家に2年も住んでないのに、お父しゃんの仕事の都合で大阪行きです。
小樽からフェリーで新潟に渡りました。舞鶴行きの便もありますが、私のため少しでも短い距離にしてくれたのです。
新日本海フェリーには大型犬でも入れるゲージがある専用の部屋が用意されています。ひとりぽっちで寂しかったけど数時間おきにお父しゃんとお母しゃんは会いに来てくれました。
下の3枚は大阪の家です。
大阪の夏の暑さは北海道生まれの「ベガ」には酷でした。
北海道に帰る事になりました。
2004年8月14日午後、37度もある大阪を後にし、夜中の0時30分舞鶴出帆の
新日本海フェリー小樽行の超高速フェリー「はまなす」に乗船しました。
嬉しくてたまりません。
上の乗船券の「受託手荷物」 2,800円が私の事です。ボールペンで「犬」って書いてあります。フロントで乗客の皆さんに「かわいー」って言われました。新日本海フェリーのお姉さん有り難う!
航海日和 (陸地はまったく見えません) |
「あかしあ」とのすれ違い (秋田沖にて) |
光っているのが神威岬の灯台です。 (右は神威岩) |
波もなく航海日和です。途中秋田沖で南行の舞鶴行き「あかしあ」とすれ違い、汽笛の交換をしましたが、お互い30.5ノット(56.5Km/h 相対速度113Km/h)ですから、すぐに水平線の彼方に消えました。
すれ違いを見ようと1時間も待っていたので感激しましたが、あっ!と言う間でした。(中) 積丹半島の神威岬灯台を回りもうじき小樽です。(右)
約19時間の船旅を終え15日の21時過ぎに懐かしい北海道の自宅に帰り着きました。ベガは1年ぶりなので嬉しそうです。自分の臭いも残っていたようです。
ベガは船の中での19時間1度たりと「ベンベン」も「シーシー」もしませんでした。怖さと不安で相当緊張していたのだろうと思います。
留守中は凍結防止弁を開き、トイレ、シンクなどには不凍液を入れ、1年間空き家にしていました。点検の為帰宅したのは3回のみですが、24時間換気の為、ドアを開けても普段と同じでパインの良いにおいがするだけでした。