ホットドックの思い出
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今、午前１０時。近くのマクドナルドでコーヒーとホットドックを頼み、ゴルフの雑誌を読んでいる。
時々ここに来てこんな事をするのが好きだ。店は静かだし、コーヒーは美味しいし、ホットドックも美味しい。
ホットドックを食べていると必ずある思い出がよみがえる。
小学校の５年か６年ごろなので昭和３０年か３１年だったと思う。親戚の叔父に後楽園球場に連れて行ってもらった。初めての後楽園、都市対抗野球の日本石油対日本通運だった。
その時、叔父がホットドックを買ってくれたのだ。生まれて初めてだった。食べてみて、世の中にこんな美味しいものがあるのかと驚いた。
それからは野球どころではない。叔父の「もう一つ食べるか？」の言葉を待った。しかし、叔父はその一言を言ってくれなかった。
私も「叔父さん！もう一つ食べたいんだけど」が言えなかった。なぜあの時言えなかったんだろう。終戦後１０年ほどしか経っていない当時、叔父の懐具合が子供ながらにも判っていたのかもしれない。
しかし、その後、野球を見に連れて行ってくれ、美味しいホットドックを買ってくれた叔父に感謝するどころか、もう一つ買ってくれなかった恨みに近い感情の方が勝ってしまった。
叔父はもう３０年以上も前、私達が結婚した翌年に５０台で亡くなった。私がこんな事を書いたら悲しむだろうか。
ホットドックの思い出
長い事使っていた家内のＭＤプレーヤーがとうとう駄目になったので、i Pod を買ってあげた。
i Tunes から主に演歌をダウンロードし、このところ毎日カラオケの練習のために聞いている。
購入したヤマダ電機の店員さんは「誰が使うんですか」「パソコンがないと使えませんよ」と、盛んに心配している様だった。６０過ぎたおばさんが判るかな？という態度だったけど、私のパソコン暦は MS DOS の頃からなので何の心配も無く使いこなしている。
家内の i Pod を我が家のLANに接続し、私のホームページを開いてみた。
少し手間がかかったが、難なく接続した。赤いのは保護カバーです。