青森から姫路への旅

酸ヶ湯から姫路への旅

トップページへ戻る(M)  前のページ(酸ヶ湯⇒青森)に戻る(B)

4.青森⇒姫路


本当はトワイライトエクスプレスの個室にしたかったのですが、どうしても取れませんでした。止む無く「日本海」にしたのですが、A寝台は取れずB寝台になりました。発車後の車内放送では全車満席との事です。


途中の停車駅は

青森19:33⇒20:16弘前⇒20:28大鰐温泉⇒20:58大館⇒21:14鷹巣⇒21:40東能代⇒22:28秋田⇒23:08羽後本荘⇒00:01酒田⇒00:26鶴岡⇒02:26新津⇒03:58直江津⇒04:29糸魚川⇒05:08魚津⇒05:28富山⇒05:45高岡⇒06:16金沢⇒06:19加賀温泉⇒07:17福井⇒08:02敦賀08:21⇒09:51京都⇒10:21新大阪⇒10:27大阪


ずいぶん多くの駅に止まります。
乗客の大半は秋田から乗車との事で、車内は空いていて上段に誰も居ません。
家内を相手にビールやワインを飲んでいたら姫路の息子からメールが入り、今どの辺り?等とたずねてきたので、家内が車内の状況を写真に撮って送っていました。一昔前まで考えられない事です。

寝台 車内は空いている
出発時は空いていました。


そのうち眠くてたまらなくなり、東能代付近で眠りに付き、秋田はまったく記憶にありませんでした。

翌朝
金沢付近で目が覚めトイレに行きましたが、我々の上段を含め満席である事がカーテンの状況で判りました。家内はまだ寝ているようです。


加賀温泉駅から車内販売が始まり、お弁当を買い朝食を済ませました。そのうち列車は敦賀駅に到着。機関車交換の為20分の停車があるので 立ち食いうどん でもと思いましたが、残念ながらホームにはありませんでした。

我々の2号車は先頭に近いので機関車の交換作業を見学する事にしました。


青森からのEF81-48 機関車を外された「日本海」
敦賀駅での機関車交換作業。 青森からのEF81の48号機を外して。


機関車交換作業 さあ出発です。
EF81の106号機に付け替えました。旗を振っているのは女性です。


ここで疑問になるのは、なぜ機関車の交換をするのか?ということです。48号機も106号機も同じEF81の交直両用機です。

理由ですが、敦賀駅で交換するのは、機関車の車両基地があるからです。次に、同じ型式の機関車に交換するのは、一口で言うと保有機関車の走行距離の平準化だそうです。
106号機は大阪到着後宮原機関区で待機し、翌日の下り「日本海」を牽引し青森まで行き、翌々日に敦賀に戻るスケジュールのようです。
敦賀運転派出にはトワイライト機を除くEF81が6〜7両あり、ローテーションをしているのでしょう。

敦賀を発車し、ループ線を昇って間もなくすると琵琶湖が見えてきました。どんよりしていた日本海側の空と違い、青空ものぞいています。

琵琶湖 近江富士
琵琶湖が見えてきました。対岸には近江富士も望めます。


京都を過ぎ、天王山を右手に見て間もなくすると終着の大阪です。

天王山 淀川の鉄橋
天王山を右手に。淀川の鉄橋を渡るとすぐ大阪駅です。


大阪の市街 大阪駅ホーム
定刻の10時27分大阪駅に到着。


青森から13時間54分を要しましたが、1分の遅れも無く定刻に到着しました。ホームにはカメラを持った10名以上の鉄道ファンが迎えてくれました。

ここから新快速に乗り換えて姫路に向かいます。
私は大阪、神戸、明石に合計31年住んでいましたので、ここからは慣れているはずの移動ですが、大阪駅の雑踏や新快速車内の混雑はかなり苦痛でした。
のんびりした北海道での7年間が我々を変えていたようです。

姫路の網干駅には息子夫婦と2人の孫が迎えに来てくれました。3年振りです。

続きは製作中です。



トップページへ戻る(M)  前のページ(酸ヶ湯⇒青森)に戻る(B)