2008年1月11日

ナンヨウチヌ ナンヨウチヌ
午後のハン市場に、昼網で捕れた魚を狙って行った。
体長38cm,1.2Kg,80000ドン(570円)。
イキの良い、みごとな魚体に惚れて買ってしまった。 半分を友達にあげればよいかと。
刺身と、頭は煮付けに。

チヌの煮付け チヌの煮付け
大きな魚なので、頭と卵巣だけでも食べ出がある。
新鮮なチヌなので、最高にうまい。

チヌの刺身 チヌの刺身
上はキビナゴの刺身、下左は丸アジ、下右がチヌ。
キビナゴは南蛮漬け用に1Kg,15000ドンで買い、一部を刺身に。
それぞれうまい刺身です。チヌは大型のものがおいしいようだ。

2008年1月13日

地引網 ミーケ・ビーチの地引網
乾季になり、海がナギになると地引網をよく見かけます。
誰でも何が捕れたか気になるところ。 朝の海水浴客が集まっているのは、新鮮な魚を買いに来た人たち。
ゴンズイがメインで、小あじ・太刀魚の幼魚などが。
ゴンズイも魅力がありましたが、毒針がやっかいなので、 私は小あじを10000ドン分売ってもらった。

小あじ 小鯵
クロボシヒラアジの幼魚などをから揚げにし、南蛮漬けを作ろう。
波の無い日は、朝から料理を楽しみます。

2008年1月16日

コシナガ コシナガ
朝ののハン市場で買った。
体長44cm,1.2Kg,50000ドン(360円)。
捕れたばかりの小型のマグロ。熱帯に生息するが、 南日本にも回遊する。
大型のマグロのように脂は乗っていないが、新鮮な生マグロが味わえる。
頭は煮付けに。

コシナガ刺身 コシナガ刺身
左は刺身、右はなめろう。
刺身はほんのり甘味があり、ウマイ。
なめろうは飽きの来ないウマサがある。

2008年1月18日

シロギス シロギス
いつものハン市場で買った。
400g,20000ドン(150円)。
最近よくみかけるシロギス。
てんぷらにちょうど良い型なので、買ってみた。

キスの天ぷら キスの天ぷら
何年も食べてなかった、キスの天ぷら。背開きもていねいに。
できあがった天ぷらを、カボス醤油にしょうがを加えて、 天つゆがわりにしました。
うまいです。天つゆもいけます。
(生まれて初めて天ぷらを作った。)

2008年1月22日

カンパチ カンパチ
朝ののハン市場で、カンパチの尻尾の部分を買う。900g,45000ドン(310円)。

量があるので、今まであまり手を出せなかったが、ダナン在住のT氏と共同で購入。
日本でもすし屋でおなじみのカンパチの幼魚。文句なしにウマイ。

アカカマス アカカマス
30cmクラスのカマス6匹で800g,20000ドン(140円)。
イキがいいので、ためらわず買ってみた。カマスは 捕れたその日のうちでないと刺身で食えない。 ダナンならではの醍醐味。

スマ スマ
体長33cm,500g,20000ドン(140円)。
今日は買う気が無かったけれど、いつものオバチャンの笑顔につられて 買ってしまう。新鮮だ。
南日本から熱帯にかけて産す。 スマの刺身は絶品だと市場魚類図鑑に載っている。 日本だと、南日本の産地に行かないとないと食べられない。
食味はカツオに似るが、この魚のほうが美味。どこがと問われると、 答えられはしないのですが。

カンパチ刺身 カンパチ刺身
上から、アカカマス・スマ・カンパチ。
それぞれの魚に個性があり、うまさは互角か。
カンパチはあっさりとしている。

2008年1月23日

チリメンボラ チリメンボラ
波チェック帰り、ハン市場で買った。
500g,10000ドン(約70円)体長6cmほどの巻貝。
日本でも、地元では食用にしているらしい(市場魚貝類図鑑)。 つぼ焼きにしてみましたが、結構イケます。 味はサザエとはいかないまでも、あっさりとした味で おいしい。肉はやわらかい。お酒のおつまみにいいかも。

2008年1月26日

イトヨリダイ イトヨリダイ
夕方のハン市場で買う。35cm,400g,24000ドン(165円)。

ダナンではいつも見かける魚。日本の南部にも分布。
高級魚で、スーパーではお目にかかれない魚である。
霜皮づくりにしたり、蒸して食べます。

ニジエビス
22-23cm,4匹で600g,2000ドン(140円)。
日本では奄美大島以南に分布。この魚は岩礁域に生息するので、 ソンチャ半島・チャム島付近で捕れた魚であろう。 ダナンではめったにお目見えしない魚ではある。 この魚を買ったら、横にいた買い物客のオバちゃんが、「この魚はうまいよ。」と言っていた。 刺身と煮付けにしていただきます。
しかし、ウロコが硬く、三枚におろすのが大変です。 うまくても、また買うのをためらいそう。

イトヨリダイ刺身 イトヨリダイ刺身
上ニジエビス、下左イトヨリダイ霜皮造り、下右イトヨリダイ
ニジエビスは姿が美しいだけではなく、刺身も美しい色合い。 甘くてうまい、歯ごたえもいい。めったに手に入らないのが残念ではある。
イトヨリダイは、ほんのり甘く平凡な味。霜皮造りにすると個性的な味。 霜皮造りがいいね。

2008年1月29日

マゴチ マゴチ
早朝のハン市場で買う。45cm,800g,45000ドン(310円)。
今日はアジ類を食べたくて、新鮮なものを探しに行った。 しかし、クロボシヒラアジとマルアジしか入荷していない。
それではと、ほかに新鮮な魚を探す。もっとも新しい、イキの 良かった魚がこれ。
これでも中型のコチで、70cmほどのものが多い。 刺身と煮物を作ろう。どんな味がするのか楽しみ。

ヨコシマサワラ ヨコシマサワラ
念のため、おいしいサワラも買った。もっとも小型のものを選んだ。 44cm,500g,40000ドン(275円)。
このヨコシマサワラは、南方系のサワラで、夏場は日本にも回遊する。
迷わず刺身にする。日本では漁師ぐらいしか口にできない刺身であろう。

マゴチサシミ マゴチサシミ
上はヨコシマサワラ、下マゴチ
マゴチの刺身は初めて食べてみた。新鮮で身が締まっているうちに 食感を楽しむ魚らしい。
食べながら魚の姿を思い出すと、なんとなく妙な味に感じる。 実際は、淡白であっさりとした味だ。 サワラはウマイ。小型の割にあぶらも乗っている。絶品。
ダナンに駐在しているT氏の評価「両方ともうまいが、マゴチのほうが 上だ、」

2008年1月29日

キビナゴ南蛮漬け キビナゴ南蛮漬け
海が凪いでいて、小魚も入荷。テト(旧正月)に備えてつくった。 キビナゴ1Kg,20000ドン(140円)。
テトが近くなると、なんでも高くなる。その前に保存食を確保しなければ ならないのだ。
南蛮漬けにすると、日持ちもよく、飽きがこない。

ちゃんこ鍋 ちゃんこ鍋
魚料理以外に、よく作る料理はちゃんこ鍋。寒い季節には最高。 ベトナム化しつつある私には、20℃を切ると寒いのです。 写真はブタ味噌ちゃんこ。ほかにもいろいろバリエーションがあり、 毎日でも食べられます。
体重が減ってしまった私には、おすもうさんの体型願望があるのかも。

2008年2月1日

ミナミイケガツオ ミナミイケガツオ
早朝のハン市場で購入。体長35cmの魚2匹、計500g、25000ドン(140円)
日本では和歌山以南に分布。
てごろな大きさのミナミイケガツオを見つけた。この魚の評価は悪く、 料理の例もウエブ上にない。
どんなものか刺身を試してみる。

ミナミイケガツオ刺身 ミナミイケガツオ刺身
上ミナミイケガツオ、下はオニアジ。
ミナミイケガツオの刺身はみがやわらかく、歯ごたえが無い。 味は悪くは無いが、うまくもない。オニアジは味はいい。 刺身の色が悪いのが欠点、名前も悪いね。

2008年2月2日

メアジ メアジ
早朝のハン市場で購入。体長25cmの魚4匹、計700g、25000ドン(170円)
なかなか手に入らない魚のひとつ。久しぶりに味わえる。
アカアジとメアジはアジ類の中で、最も美味である。。
日本では刺身で食べるのは不可能に近い。

メアジ刺身 メアジ刺身
アジ類のなかで、最も甘味があると思う。ほんのり甘く、目をつぶって食べると アジとは思えない。歯ごたえもいいい。
おいしい魚が多く、日本に帰って寿司を食べる楽しみがなくなってきます。

2008年2月4日

クルマエビ クルマエビの一種
早朝のハン市場で購入。体長24cmのエビ5匹、計500g、150000ドン(1030円)
旧正月用に買ったエビ。クルマエビ科に属するエビであるが、 和名がわかりません。冷凍してテトに食べます。
イキがいいので、お試しに一匹焼いて食べました。大きいエビは高価ですが、 おいしい。
次回買ったら、刺身にしてみよう。

2008年2月5日

ニベ ニベ(イシモチ)
夕方のハン市場で買う。25cm,400g,20000ドン(140円)。
昼網で捕れた新鮮な魚。うまくないわけがない。
ダナンで日系の会社が、この魚からカニ蒲鉾を作っているそうです。
日本では、東北以南に分布。新鮮なものでないと刺身で食べられない。 釣り師以外でこの刺身を食べたことのある人はほとんどいないであろう。

ニベ刺身 ニベ刺身
うまい。身にウマミがある。いくらでも食べられる。食べ始めたらとまらない。
クロダイとはまた違ったウマミで、トップランクの魚だ。

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