| 【脊柱(後面】
頭蓋骨、24個の椎骨
骨盤(仙骨・腸骨・尾骨)の関節
全てが協調しています。
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| 【脊柱(左面)】
S字状の湾曲があることで
外部からの衝撃に強い構造です。
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| 【脊椎神経図】
背骨の中を通る脊髄は
関節のすき間から出て
体の様々な内臓や器官に
届きます。
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| ■ まがったり、ズレたり?
患者さんから
「背骨がまがってますか?」「背骨がズレてますか?」
などと、よく聞かれます。
相づちで「ズレてますねぇ」と言うこともよくあるんですが…
背骨の場合、頭蓋骨や骨盤まで含めた沢山の骨が集まって
『脊柱』という構造を作っています。
例えば、顔を横に向けるだけでも頭蓋骨や骨盤までが連動して
脊柱全体で、まげているのです。
逆に言えば1つ2つの骨が動かなくても自覚し難いです。
カイロプラクティックでは背骨の関節の”変性”を
“サブラクセーション”と定義して、それを戻すように治療します。
イジわるいようですが、本音は…
まがったり、ズレていても”サブラクセーション”でなければ戻してはいけません。
先天性の湾曲(背骨のクセ、個性)がある場合に
それを無理に矯正しようとすると、逆に関節に負担をかける事になります。
必ずしも「まがっている」事が悪かったり
「まっすぐ」なことが良いことではないのです。
サブラクセーションだけでなく
筋肉やじん帯の外傷や骨自体の変形や老化、または精神的なストレスまで
多種多様な原因がありうるので、ややこしいです。
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| ■ 脊柱の役割は?
スムーズな動きのためや、脳から伸びている神経や血管の保護
さらに筋肉や内臓を固定する時の柱として…などなど沢山あります。
頭蓋骨から頚椎 7個,胸椎 12個,腰椎 5個の小さな椎骨が積み重なった背骨と
さらに、骨盤 (仙骨,左右の腸骨,数個の尾骨で構成) と
関節を固定するじん帯、様々な筋肉…全て含めて『脊柱』を構成しています。
これら沢山の役割は全てが協調してこそ、身体の活動がたもたれるのです。
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| 例えば、長時間の同じ姿勢や振動、重い物を持った時などの過剰なストレスが
背骨の関節のじん帯、あるいは椎間板や関節軟骨の変性の引き金になったとします。
同時に、背骨の中を通る神経や血管にも悪影響を及ぼして
それらが管理している様々な器官、内臓の働きまでもが低下させられてしまいます。
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| 脳は、体の皮膚や内臓などの隅々から送られてくる神経の信号から
異常を感知して、治癒力を働かせます。
つまり、脳と他の器官をつなぐ神経の通信がうまくいかないと
脳は適切なコントロールができません。
それらの悪循環で病気の“連鎖”までもが起こってしまうのです。
カイロプラクティックの創始者達は
このような状態が”サブラクセーション”ではないかと着目したのです。
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