春の☆☆
 星座の名前      学名  ラテン読み  英語の発音 名前のいわれ
 北斗七星
 大熊座
  Ursa Major  ウルサマヨル アーメイジャ 大熊座の腰・尻・尾の部分、中国での呼び名、斗は柄の付いた液体の量を量る升。南の空にも同じような星座があるので、北の空にあるものを北斗と呼んだ。

ギリシャ神話;ゼウスの父クロノスは、自分は子どもに殺されると思い、産まれる子供を次々と丸飲みしていた 。しかしゼウスだけは、母親が父を騙して、クレーテ島へ逃した。ゼウスはイーダ山の洞窟で二匹の熊に育てられた。 ゼウスが神々の王になったとき、乳母である熊の功績を称えて、北極星の回りに配置したという。(野尻抱影「星と伝説」)

 獅子座   Leo  レオ リーオウ ネメアの森に住み、人や家畜を食い殺していた獅子がいた。皮は鋼鉄より固く弓矢が通らず、棍棒で叩いても棍棒が折れる程強かった。ゼウスがアルクメネに生ませた子どもヘラクレスが成し遂げた十二の困難な仕事の第一は、この獅子を退治することであった。彼は、獅子に組み付き喉を絞めて殺した。
(野尻抱影「星と伝説」)

 牛飼い座   Bootes  ボオテス ボウオウ ティーズ  
 乙女座  Virgo  ウィルゴ  ァーゴウ  

 学名は、ラテン語を使います。ラテン語は「ローマ字読み」をします。英語の発音とは異なります。
 英語の発音で注意して欲しいのは、カタカナ表記のため正確に音を表していませんので、辞書で確かめてください。
 アクセントのある音は太字で字体を大きくしてあります。
  アー のように下線を引き、斜体字にしてあるものは、あいまい音です。小指が口に入るほどに開いて、舌の力を抜いて、 オとエの中間の音を出します。赤    ちゃんが「アーアー」と言っている音に近いです。

☆の名前
 ラテン語    ラテン語読み    英語の発音   意味           語源 その他
  Regulus   レグルス  レギュラス   小さな王   ラテン語「王」rexの縮小辞 コペルニクスの命名
  Denebola   デネボラ   ディボラ   ライオンの尾   アラビア語「ライオンの尾」dhanab al-'asad  
  Arcturus   アルクトゥルス   アークチュラス   熊の番人   ギリシャ語「熊」αρκτοσ=arktos+「番人」ωυλακασ=ouros 春の夫婦星の夫、むぎぼし、さみだれぼし、
  Spica   スピカ   スパイ   穀物の穂   ラテン語「穀物の穂」spike 春の夫婦星の妻,真珠星

 ☆の性質
  名  前   学 名  距 離  光 度   色  その他の特徴   
 レグルス  α; Leonis  70光年   1.3  青白
 デネボラ  β; Leonis  40光年  2.1  白  
 アルクトゥルス  α; Bootis  30光年  −0.0 オレンジ 固有運動の速度が速く、猛烈な勢いで、スピカに向かっています。直径が太陽の24倍もある大きな星
 スピカ  α; Virginis 350光年   1.0  青白  

 

 

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