2005.05.19 碓氷川水系 『穴場のはずが・・・』
 

今日は午前中の用を済ませ、昼少し前から地元の渓を釣ってみる事にした。何処に入るか悩んだ末に今シーズン2回訪れ2回とも先行者がいて竿を出せなかった渓に決めた。
ここは地元でもあまり知られていない穴場的存在の渓である。なぜなら普通ならここに魚がいるとは思わないポイントだからだ。また地元ではイワナが釣れる数少ない渓の1つである。
ポイント近くの駐車場に着くとまたしても車が1台停まっている。果たして本流に入っているのか?これから私が入る渓に入っているのか?悩むところだ。でもここの駐車場は本流に面しているから本流に入ったのであろうとの判断で構わず目的の渓に向かった。
 

木々が生茂り昼間でも暗い渓
渓に降り立つと先行者の気配はない。替わりに森の住人である猿がこちらをジッと見つめている。
渓相は太陽の光が入り込まない位、木々が生茂ったボサッ川だ。
早速釣り上がると10cm程のイワナが無邪気にフライに飛び出して出迎えてくれた。
(写真は撮らずにリリース)
しばらく釣り上がると渓が2つに分かれ流れは更に細くなる。左側の流れを選択し釣り上がる事にする。
ちょうど流れの分岐点あたりに良いポイントが合ったので静かに覗き込むと良型が泳いでいる。
(写真の白泡の左脇で定位していた。)

 
※クリックで拡大
凄いパワーの持ち主。27cmのイワナ。
更にそっと近づきフライをロールキャスト。フライは魚に向かって静かに流れいる。瞬間に僅かに水面を揺らしてフライが消えた。魚は凄い力で抵抗したが数秒後にはネットの中で静かに横たわっていた。
27cmの立派なイワナだ。
次なる良型を求めて釣り上がるが、流れが細くなった為ポイントが少ない。すると何やら石が濡れている。上流を見ると餌釣り師が竿を出している。先程までは先行者の気配は無かったが?
仕方なく竿抜けしてそうなポイントを狙う。画像の岩の下にロッド先端より30cm位糸を出してフライで水面をチョンチョン叩くと10cmにも満たないチビイワナが飛びついてきた。
先行者がいた事も有り、今日はここで終了。
※クリックで拡大

今日は先行者がいた為、実釣1時間位のチョイ釣りとなった。しかし1時間の間に良型も釣ることが出来たので良しとしよう。
しかし先行者は始めからいたのかなぁ?でも全然いる気配は無かったのに?気付かないうちに追い抜かれたのかなぁ?だとするとストーキングの達人だな(^^)
もうここも穴場じゃないかもしれない・・・(泣)
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