2006.02.21 千曲川 『初釣行』

2006シーズンもいよいよ解禁間近のとある日、釣友N.Iから千曲釣行の誘いが有った。しかし、先シーズンの千曲の滑り出しが悪かっので、今シーズンは暖かくなってからスタートなどと軟弱な事を考えていた私であったが、熱心な誘いに負け『天気が良ければ』を条件に約束を交わした。
そんな私であったが、釣行当日が近づくにつれいつもの事ながら落ち着きを無くしていた。そして釣行当日がやってきた。前日は雪混じりの雨が続いていたものの朝には上がっていた。ライズが有るか微妙な天候であったが、とりあえず千曲に向かって出発した。

photo by N.I
現地には少しゆっくりの10:00頃に到着。そして周りは一面の雪景色。これはライズは無いと諦めモードだった私に対して、『最高な景色だな!こんな景色の中で竿を振れるなんて最高〜!』とN.I。相変わらずどんな時もポジティブな奴である。
そんな言葉に助けられ、私も俄然負けてはいられないと気合を入れた。

気合を入れ直したのが利いたのか、出陣前のアルコールが利いたのか、入渓地点でいきなりライズを発見!しかし鈍った体と勘は上手く働かず結局不発。
上流を見ると気温の上昇で木々から雪が落ちて、まるで無数のライズのようだ。しばらくライズを探すがライズは見つからない。上流に歩きながらプールを覗き込むと、木々から落ちる雪の波紋に混じってヤマメちゃんもライズしているではないか!早速狙うと小さいながらも綺麗な魚体のヤマメが釣れてくる。しばらくするとスレてしまいナチュラルドリフト&フライ先行でないと反応しなくなってきた。それでもこのポイントで2桁は釣る事が出来た。N.Iもこの時期にドライで釣れて良かったと喜んでいた。

釣友N.I


納得の1尾
時計を見るとすでに14:00になるところだ。このポイントもライズが無くなってきたのでポイントを移動する事にした。ライズのピークは過ぎてしまったらしく、中々ライズを発見出来ない。しかしそんな中、盛んにライズを繰り返す1尾を発見。簡単に捕れると思った1尾だったが、手前の早い流れと複雑な流れに邪魔され思いのほか苦戦。立ち位置を変え何度かのチャレンジの末、ようやくフッキングさせる事に成功。サイズは18cm程だったが、今回の釣行を満足させる1尾となった。



その後は色々とポイントを移動してみるもライズは見つからず、本日16:00にて納竿とした。
昨年のスタートに比べると、今年は好調なスタートを切る事が出来た。これから暖かくなるに連れ、良型も動き出すであろう。今回は川上地区は竿を出さなかったが、次回は川上地区まで足を伸ばしてみたいと思う。
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