2007.03.02 神流川 『期待外れの神流川』

地元の群馬も解禁し、ようやく解禁をしたと実感がでてきた。今日は夜勤明けでは有るけれど、何処かで竿を振らなければ気が済まない。と言う訳で、寝ずに神流川へと出釣してきた。様子見のつもりなのでゆっくりと朝食を済ませ自宅を9:30に出発。途中『上野村ふれあい館』で年券を購入する。今年から游魚料が値上がりし、年券に至っては約2500円アップの10000円・・・。貧乏人の私には大変痛い値上がりである。でもコンディションの最高な大型幅広ヤマメの放流の為には仕方ないのか・・・。
役場前のポイントには、前日が解禁だった事と金曜日だと言う事が手伝ってか、まだまだ釣り人が多い。とりあえず川面を眺めるがライズは有るものの例年通りの決まったポイントのみ。何より気になったのは水の少なさ。そのせいか例年以上に魚の溜まるポイントが限定されてしまっているようだ。ここまで水量が落ちると今年の神流川の最盛期を心配してしまう。


魚の溜まっているポイントは先行者で一杯
 


今年は全体的に小ぶりが主体
 
魚が溜まっているポイントでは、コンスタンスに釣れている様子だが、解禁2日目にしてドライではみんな苦戦している模様。
私も先行者の居ないポイントで運良くライズを見つけドライで2匹釣るまでは良かったが、その後は魚の気配が無くなってしまい、ニンフで拾い釣りをしてなんとか4匹追加して終了となった。
今日は一日を通してポカポカ陽気で、少し余分に着込むと汗を掻く程だった。陽気の割には魚の活性も余り無く、ライズも少なかった。やはり神流川は管釣りに近い感覚が有り、入ったポイントで釣果は全然変わってしまう。



私にとってここ神流川は、釣り上がりの時期までの繋ぎの河川的存在で、放流物では有るが比較的綺麗で型の良いヤマメが釣れるのが魅力的だったが、今年は遊魚料が上がったのにも関わらず期待外れに感じた。おそらく游魚料の値上げの理由は去年から上流にオープンした『特設釣り場』の運営の為がほとんどなのだろう。そこでの収入が目的で、そこにより良い選別した魚を入れる為の値上げと言うのが本音だと思う。『特設釣り場』で釣りもしていなのに余分に金額を取られている感じで何か納得がいかない。金のことばかり考える前に、もっと平均的にどのポイントでも魚が残るような川作りに力を入れ、何処でも誰もが楽しめるような楽しい場所にして欲しいものだ。

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