精神保険福祉法第32条
有益情報
医療費の負担を軽くする制度ってないの?
通称32条について
改正老人医療
障害に対する行政の取り組み
最近の情緒学級もよう
障害者への各種優遇制度
年金請求の不条理についてのはなし
遅れ勝ちの公の取り組み  一般投稿
最近の公の取り組み
2004年10月15日文部省を訪ねて
障害年金
障害者自立支援法 (NEW)




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精神保険福祉法第32条


 ADHDは残念ながら公的には障害と認められていないので、事実上は欝などの名目でしか適用できないだろうが、そのような診断名で通院されている方々に有益な情報ではないだろうか。

 これは私たちのBBSに有った情報だが、非常に有益だと思われるので抜粋して紹介する。

 精神科、心療内科に通院していて、ある程度症状が重いと、この法律により医療負担が5%あるいは地域により全額無料となるとのこと。

 管轄は地域の保健所なので、そこに相談してみてはいかがだろうか。ただし、手続が完了するのに1、2ヶ月かかるので、それまでの費用は自己負胆になるが、それまでの領収証を保管しておけば、あるいはさかのぼってただになるかも知れない。ただし、この点は確認が必要。」

 「WingBrain'委員会 御中

メールマガジン拝見いたしました。

 さて、「鍵を無くさない方法」ですが、私の場合 “チャック”のついたサイフを持っていてそのチャックの持ち手に鍵をキーホルダー用の金具で繋いでいます(常に持ち歩くサイフと一緒にしておけば、鍵もなくなりにくい)。 御参考になれば幸いです。

次回のメルマガも楽しみにしております。それでは、乱筆乱文失礼します。」

 'WingBrain'委員会より診療所をご存じ無いでしょうか

 このメルマガでも、公開サイトでも具体的なADHDを診てくれる診療所の紹介は避けているのですが、それは実際の診療状態を確認していないのでその点責任が持てないのと、一時に大勢の人が詰めかける事になりかねないからです。

 ですが、個人的には情報交換として診療所の紹介が有っても良いかと思いますので、もし現在通院中で良いお医者さんなので紹介しても良いと考えられる方は、メールでaddproject@cool.ne.jpまでお知らせいただけないでしょうか。

 BBSなどには具体的診療機関名はご投稿なさらないようお願いいたしますが、個別メールでは、お知らせいただければ幸いです。


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有益情報


 今日は、先日私が行ってきたある場所についてお知らせしたいと思います。行ってみて、大勢の人にとって有益な情報になるのではないかと思いました。

 それは千葉障害者職業センターと地域障害者職業センターと言うところです。ここでは、専門の職員の方が自分の障害や、職歴にあわせてカウンセリングや職業相談、パソコンの講習などを無料で行ってくれるそうです。

 ある日、障害者のSOHO関係のサイトを検索していて偶然見付けました。それから行ってみたのですが、その日は相談と、1月から始まる職業講習の予約をしてきました。親切に対応してくれましたし、症状や職歴、適性なんかを考えてくれました。全国、各都道府県に設置されているそうです。

 東京には、池袋サンシャイン60の8階と立川にあるそうです。また、ハローワークの障害者の相談窓口で聞いても分かると思います。

 東京近辺だけですみません。

地域障害者職業センター
東京〒170-6008豊島区東池袋3-1-1サンシャイン608F03-3989-9651
多摩支所〒190-0012立川市曙町2-38-5立川ビジネスセンタービル5F042-529-3341
神奈川〒228-0815相模原市桜台13-1042-745-3131
千葉〒261-0001千葉市美浜区幸町1-1-3 千葉公共職業安定所4F 043-204-2080埼玉〒338-0825 
さいたま市大字下大久保字道ヶ谷戸136 048-854-3222
その他の各道府県は下記に問い合わせたり、HPで確認してください。

 詳しいことは
日本障害者雇用促進協会障害者職業総合センター職業センター〒261-0014千葉市美浜区若葉3-1-3043-297-9043

●こちらでも職業訓練が出来ますが、地域障害者職業センターの推薦と、審査が必要になるそうです。 http://www.jaed.or.jp

by むん

ロクスケより

やはり、このような機関を利用してみるのも良いかも知れません。ただ、診断を受けて、障害と認定されていない場合、どうなのかがかなり問題でしょうね。ですから、問い合わせの時、そんなことも確かめる必要があるかと思います。

また、関連情報でしょうけれど、割合知られている方法に、通称「32条」というのがあり、「通院医療法第三十二条」というのですが、医師にかかるとき三十二条の適用を受けたいというと次の月から適用され、医療費が0から5%位(自治体による違い)になるのですが、必ずなるかどうかは診断結果によるようです。また、各地の保健所などでも教えてくれます。ネット上でも検索できますので、利用されてはいかがでしょうか。

なお、同法の全文など、参考情報を近々私たちのサイトに載せてみたいと思っています。

また、より詳しく具体的な記事が多数寄せられておりますので、サイトで特集するとともに、次号から順次載せてゆきたいと思います。みなさんからの情報も歓迎いたします。


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医療費の負担を軽くする制度ってないの?


 今、僕も病院に受診していますけど、健康保険を使っても毎回、薬代も含めたら5000円近くも掛かってしまいます。そこで、担当のお医者さんに相談して見たところ、ありました。負担を軽くする方法が…。
 
 それが、通院医療費公費負担制度(通称・32条)といわれる制度です。この制度とは、精神疾患患者に対して適切な医療を普及するために設けられた制度なのです。これを利用すると、自己負担が5%になるんです。たとえば、国保で薬代込み、300円だったとします。すると自己負担は、なんと450円だけで済む事になります。
 
 また、自治体によっては、自己負担分まで負担、つまり、無料になる事もあるんです。詳しい事は担当のお医者さんや、病院受付、もよりの保健所などで問い合わせるといいですね。この制度、精神保健福祉法32条(←これですよ)に基づいて運用されています。精神疾患、および精神疾患に伴う軽い傷病が対象になります。精神科・神経科・心療内科など精神衛生に関連する医療機関のみで使える制度ですから、たの診療科では通常の医療費がかかります。ですから、内科に掛かっていて、精神安定剤を処方してもらった場合などでは摘要になりません。
 
 申請窓口ですが、各市町村役場の障害福祉の担当部署になります。書類は担当のお医者さんに相談すれば出してもらえると思います。三枚綴りの書類に必要事項を記入し、(障害者手帳の申請用紙と兼用になってると思います。)担当のお医者さんの診断書を添えて窓口に提出します。その時、申請用紙の3枚目が申請者控えになっていますが、受付印をもらって、後日受診している病院に提出します。病院での取り扱いは様々だと思うので、病院で聞いてみましょう。
 
 僕の場合も、1回受診するごとに受診料、院外処方の投薬代などで5000円弱掛かっていましたが、先日書類を病院に出したら、450円ほど(院内処方)で済みました。通院が長期に渡る場合、治療の一環として自宅療養するなど仕事を休んだり、退職した場合にはとてもありがたい制度だと思います。

これですけど、千葉県では、45条と32条申請用紙は兼用です。確認していますから、各県ごとに書式、運用に違いがあるのかもしれません。(自分で申請書を提出していますから、少なくとも、千葉県ではそうです。)(この記事は元ネタ:うつ病サイト-UTU-NetのQ&Aコーナー『Q4医療費の負担を軽くするための制度はないの?』を自分の体験に絡めて構成し直しました。)
 
 by むん


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通称32条について


精神科や小児神経や心療内科などにかかっていて、精神に関する治療を受けている人は、この制度を保健所に申請することができます。(どの標榜科でも精神の治療を受けていれば申請できます)予め、お医者さんに診断書を書いてもらってから保健所にいきましょう。保健所では、窓口で診断書など必用書類の審査をし、保健婦による面接などを行います。そして、通常保健所内のカルテを作成します。このカルテは、私たちの相談などに応ずるときに使用します。

さて、審査を終えた申請書と診断書は都道府県に送られ、所管(東京都は「精神審査部会」)で内容の審査をします。申請は2年に1度ですが、本人申請主義なので、更新は自分が忘れないでしないといけません。この申請をすると99%くらいの人は、32条が適用になり病院に患者票というのが送られます。そうすると、自分が本来負担するべき金額の5%だけ自分で負担してます。あとは、都道府県が負担してくれます。ただ、現在はこの制度で申請しても1ヶ月から2ヶ月ほどは時間がかかります。その間は自分で本来の負担分を払わないとなりません。この制度を受けたいと思ったらご自分の地域の保健所に問い合わせて見ましょう。地域によって多少違うこともあるでしょうし、印鑑が必要だったりすると困ります。律名ですが、今日手帳を確認したところ、「精神保健および精神障害者福祉に関する法律」となっていました。これが正式名称だと思います。なお、窓口は保健所のところも福祉のところもあるのかもしれませんが、いわゆる障害者の扱い丸障や愛の手帳(東京都)とは取り扱いが異なるので、予め各自治体に確認したうえで行動するように書くのが良いと思います。

また、診断書ですが、予め保健所などの窓口で所定の様式のものをもらうはずです。それは、障害者手帳の申請と一緒のものもあれば、別立てのところもあるのでしょう。また、手帳が申請主義で、2年たっても役所から通知が行かないので、自分で管理する必要があることもポイントです。病院が教えてくれることもあります。標榜科については、保健所の窓口の人が「小児科でも内科でもどこでもいい」と行っていたとおり、心療内科は内科ですから、ただばくぜんと精神神経薬をもらうのはだめでしょうが、継続していれば大丈夫なはずです。
 さて、45条について書いてみます。

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 俗に「手帳」と言われているものがあります。これは、正式名称は「精神保健及び精神障害者福祉に関する法律」第45条の保健福祉手帳の事を指します。東京都では、手帳の表には「障害者手帳」と記されています。

 これを取得すると、どんなメリットがあるでしょう。就職のときに障害者枠で大手の企業に入れる可能性があります。また等級が1〜3級にわかれていて、1・2級の場合は手当てがもらえます。ただ、現在の日本の状況では、ADHDなどの障害でこの手帳を取得するのはむずかしいのが現状です。複合して病気がある場合など、認められることがあります。

 また、自治体によって異なりますが、その自治体の交通機関が無料になるあるいは、公立の施設が無料になるなどのメリットがあります。税金も障害者として申請できます。これは、税務署に問い合わせましょう。

 デメリットとしては、障害者であるということを自分で認識しなければならないことです。また、障害者であるために就職ができないこともあるかもしれません。(隠していれば別ですが)。

 さて、申請方法です。自治体によって窓口が異なりますので、保健所か福祉関係の部署に電話をして聞いて見ましょう。そうすると、窓口に来るよういわれます。窓口で診断書の用紙をもらい、主治医に書いてもらいましょう。主治医は手帳がとれるかどうか、だいたいの判断がつくようです。

 診断書をもって自治体の窓口に申請に行きます。自治体では審査したうえで、1〜3級とするか、審査落ちするかを決めます。級が取れた人には、手帳が交付されます。実際に手元に手帳がくるのは申請から2ヶ月後くらいです。手帳は本人が管理します。落としたりしたら、プライバシーが丸出しになってしまいます。手帳は2年ごとに更新する必要があります。

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 ほかにメリットやデメリットがあれば、みなさんの意見を反映したらどうかと思います。また、他の人が書いてくだされば、併合していい物にしたいと思います。


 ■精神保健及び精神障害者福祉に関する法律

 (これは、上記の正確な情報についての、質疑応答から編集したものです

 http://www.seirokyo.com/archive/folder1/seisinhokenhou/0204joubun.html#Anchor2903225http://www.houko.com/00/01/S25/123.HTM上の二つは両方とも精神保健及び精神障害者福祉に関する法律です。飛び飛びに見ることができます。これは参考までにURLを書いたものですのでごらんにならなくても結構です。

 この中で、まず「指定医」というのがあります。これは、健康保険法第43条第3項によると、いわゆる保険の利く診療機関や薬局のことのようです。ここでは、この法律が有効であるということになります。

 また「精神保健指定医」でないと、32条の診断書がかけないのですが、それは次の条文によって、その資格をとった医師であれば内科であっても小児科であってもよい、ということになります。ただ、今の日本では主に精神科医、もしくは心療内科医の一部が大勢を占めるでしょう。(精神保健指定医)

一 5年以上診断又は治療に従事した経験を有すること。 二 3年以上精神障害の診断又は治療に従事した経験を有すること。 三 厚生労働大臣が定める精神障害につき厚生労働大臣が定める程度の診断又は治療に従事した経験を有すること。 四 厚生労働大臣又はその指定する者が厚生労働省令で定めるところにより行う研修(申請前1年以内に行われたものに限る。)の課程を終了していること。

 上記のドクターであれば、精神保健指定医を名乗れ、精神保健の診断書を書くことができます。

 それから、税制のところですが、前に書いたときは「税務署におたずねください」としたのですが、これも下記のURLによると精神保健法および精神福祉に関する法律の第45条で1級をとっていると特別障害、2・3級だと普通障害になります。http://www.jsdi.or.jp/~y_ide/020405kouzyo.htm

 >あと、初診から6ヶ月以上通院の場合、精神障害者保健福祉手帳が交付されると言うことらしいですが、どういったものだか知っておられる方はいませんか?(高機能自閉症は対象になるんでしょうか?)

 6ヶ月以上通院の場合とありますが、法律ではのっていませんね。条例か細則にあるのかもしれません。高機能自閉症単独では難しいと思いますが、ほかに精神的症状があって、主治医がうまく診断書を書いてくれれば、とれると私も思います。ただ、私の場合は3級でした。3級は手当てが出ないんです。(私は抑うつ状態とパニック障害その他、自殺企図などでとりました)

 >私も45条(保健福祉手帳)をもらっています。

 私の自治体では「障害者手帳」となっています。地域で違うのですね。

 >私の考えるデメリットはAD/HD,自閉症スペクトル=精神障害と言う図式パターンの上に乗ってしまうことですね。高知県のAD/HDの親の会のBBSにも取り上げられたのですが、AD/HD者=精神障害者と言うイメージを作り上げてしまうのではないかと言う親たちの書き込みがありましたから(私も書き込みをしました)。この問題も取り上げなくはいけないと思いました。

 でも、私はこれは発達障害であることはまちがいないと思います。発達障害は精神科の領域であるわけですから、精神障害者であることが、なぜ不都合なのでしょうか。私は、精神障害者であることを恥じるならば、手帳も32条も取らなければいいと思います。(私の個人的考えですが)

 >私は働けなくなった今、45条をもらっています。仕事をしている人が45条を持っている人はほとんど聞いた事がありません。

 私は正規職員ですが45条の適用がありました。

 このへんは微妙なところなんでしょう。

 by MUSICA

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改正老人医療


昨年の10月に老人保健法が改正されました。そして、70歳以上の老人と65歳以上の一定の障害者は、老人保健医療者証をもっていると全員1割負担になりました。(なにかしらの健保に入ってない人は、老人保健法の対象になりません。)あ、全員と書きましたが、実は課税標準額(収入から必要経費を引いて、あるいは給与所得控除後、あるいは年金所得控除後−老年者控除や医療費控除などの各種控除をひいた額で1000円未満を切り捨てた額)が、124万円以上の高齢者は一定以上所得者ということで2割負担になります。一人2割の高齢者がいると、その世帯のすべての老人保健法の適用をうける高齢者は全員2割負担になってしまいます。

その後、今年の4月から高齢者でない人は、全員が3割負担になりましたね。薬代がたいへんかさみます。

さて高齢者の方の制度はとても複雑です。高齢者の方は、とりあえず1割(または2割)でかかった医療費をどんどん支払っていきます。そして、レセプトが医療機関から審査機関を通って役所のほうに来ると、高齢者の方のそれぞれの1ヶ月の限度額を超えた分だけ、返金の申請をしていただいて、申請されたかただけにお返しするしくみになっています。高齢者ですから、意味がわからなくて申請書なんて出さなかったり、なくしちゃったりするかもしれません。でも、そういう人は、申請するまで返してもらえないんです。

また、高齢者の限度額ですが、通常の人は外来で12000円、入院した世帯では40200円、2割の人は40200円、入院した世帯は72300+(実際にかかった医療費−361500)×1%ときめられていますが、所得があっても非課税の人は8000円(入院の場合は24600円)、非課税でもさらに所得が0円の人は8000円(入院の場合は15000円)です。また、この限度額が低くなる人は、限度額減額申請をしなくてはなりません。申請をしないと、限度額が低くなりません。自治体では、限度額が低くなる人には、勧奨していますが、やはりできない高齢者がたくさんいます。

いったい、国の役人は何を考えているんでしょうね。この制度のおかげで、各自治体は四苦八苦しています。返金処理がたいへんだからです。レセプトが到着するには、社会保険だと8ヶ月もかかるんです。だから、先にデータだけ送ってくる。でも、そのデータも負担割合が違っていたりすると、医療機関に保険証の確認を怠っているということで返戻されてしまうのです。だから、いったん高齢者に支払った高額療養費を返してもらうことさえあるんです。

こんな制度が長続きするわけがありません。高齢者も、お金が返ってくるまでに、3ヶ月以上かかるのですから、もちだしになります。

また、じきに改正されることでしょう。もっと悪法にならないことを願って。
 by musica

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障害に対する行政の取り組み


 下記は、miyukiさんから寄せられた投稿を、ご了解をいただいて掲載いたしました。

 ただ、この投稿の元になっているメルマガはそのまま掲載出来ませんので、要点のみを記すにとどめます。要するに、居間までの養護学級をまとめて障害児用専門教育機関を作り、まとめてケアしようと言う事でしょう。
 
 関連サイトは:
http://www.koho.metro.tokyo.jp/koho/2003/07/kiji/shougai.htm
です。

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 結局、当事者やその家族の意見も聞かず直面している問題がわかるのか!って、悔しいです。

板橋区内に情緒障害児学級は小学校で3校、中学校に至っては1校。小学校3校がパンク状態で5組行きを余儀なくされる子、通常学級で頑張り続ける子がいる中で中学校に1校なんて、受け入れきれないのは明らかです。結局、中学校から5組、または養護学校という形になるか通常学級で頑張り続けるか..そういった中で、疎外感を感じたり、自己嫌悪に陥ったりして二次障害になってしまう事も少なくないと思います。特別支援学校を作るにはお金と時間がかかると思います。だったらまず、お手伝いのスクールヘルパーを増やして少しでも早く支援の体制を整える事の方が大事でと思います。子供達は今、苦しんでいます。長い時間待っていられません。今中学3年生の子はどうなりますか?受験をあきらめなくてすむ環境を早く作ってもらわないと。高校受験できる子はいいです。またそこで職業訓練校か養護学校か..高いお金を払って専門学校。都立高校が一芸入学できるようになるみたいですが..どれくらい受け入れてもらえるのか..

だいたい特別支援学校って。問題がありそうな子をひとまとめにするだけじゃありませんか!AD/HDの子は「みんなと同じ」がいいんです。「特別」を嫌がる子は多いです。子供なりに日頃からきっとみんなと違うって、みんなと同じようにできないって感じる物があるのかもしれませんね。「特別」に劣等感を感じるのかもしれません。周りの協力があれば、通常学級で対応は可能だと思います。まず正しく理解していただいて「特別」という意識を先生方から取り去る事が大切だと思います。息子が3年生の時、たぶん情緒障害所学級に通級に行った日でしょう。先生から「特別な子」とお友達に説明があったそうです。子供達は「どうして特別なの?」「何が特別なの?」とお母さんが困ったようで、お電話をいただきました。どうして特別視するんでしょうね。

わたし達が望んでいる事は特別視や特別扱いではありません。少しの支援があればみんなと同じなんだってことをご理解いただきたいです。特別支援学校を作っても、全員が通えるとは思えません。小さい子達が通うためには家に近くないと親が送り迎えをしなければなりません。送迎バスを出すのでしょうか?帰ってきたら..近所に遊ぶお友達がいない。「特別支援学校に行ってる子」と言うことで特別視されるのは必至です。結局、何にも変わらないように思えました。特別視される事を避け、通常学級に通う。となれば今までのまま。特別支援学校ができて情緒障害児学級が無くなってしまうとすれば今まで以下です。長々と書いてしまいましたね。
 
 文章もまとまっていないかも..思いつくままに書いてしまっています。行政は変わらないのでしょうか?教育委員会って頭の硬い校長だった人が定年して行くことが多いようです。AD/HDの子を「しつけが行き届かないダメな子」のように見てきた人たちに何がわかるのか。。なんだかくらぁ〜くなってしまいました。長くなってしまってごめんなさい。

bymiyuki
http://members.jcom.home.ne.jp/hanyimiyuki/
ガラスのこころ

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最近の情緒学級もよう


特殊学級や、情緒障害学級、言葉と聞こえの教室、コミュニケーション学級など言葉はいろいろだが、そういった教室で固定や通級などで通ってくる子供たちに熱心に取り組んでいる教諭と交流している。不幸にも、私の子供のころはそういった学級が機能していなかったし、理解もなかった。今は新卒で入ってくる教諭はLDもADHDも勉強して入ってくるのである。普通学級にいる発達障害児について、多少なりとも知見があるというのは良いことだ。熱心な教諭たちと飲んでいると、最近の情緒は高機能自閉症が多いという。もちろん純粋なLDなどいないだろうし、純粋なADHDも少ないのだろうが、とにかく高機能自閉症が増えているらしい。だから、LD教育にばかり目を向けていると批判されてしまうこともあるらしい。高機能自閉の場合、基本的にADHDは含まれていて、ADHDの診断がつくことはまれであるが、発達障害が遺伝に関係があるとすると、社会的に不適用な子供が多く存在することもうなずける。高機能自閉について、また一から勉強しようと思っている。軽度発達障害も奥が深い。

by musica

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障害者への各種優遇制度


 先日、ドコモが障害者に50%割引をすることになったとのニュースを聞いた。精神福祉手帳をもっていても適用になる。8月21日からドコモショップで受け付ける。
http://www.nttdocomo.co.jp/b_free/hearty.html#5(参照)

 こういう制度は、知った人が、次々と伝えないと、わからないものだ。私も、今回はじめて聞いて、他にもこういう制度があるのではないか、と思ってしまった。みんなで、こういうものは情報提供していくと輪がひろがっていいと思う。他にもこういう制度はあるのだろうか。たとえば電話料金は割引にならないだろうか?電気は?ガスは?いろいろと考えてしまう。

 母子家庭の私は、割引と聞くと、耳がダンボになってしまう。障害者だから特権をというのは、違うと思うが、障害者の場合、働けなかったり社会で阻害されてしまうことが多いのは事実だ。だから、こうした制度が充実するといいと思う。

 みなさんも、こういう制度あるよ、というのがあれば、ぜひBBSに書きこんで欲しい

bymusica

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年金請求の不条理についてのはなし

僕は、1964年6月9日生まれ39歳です。現在、看護婦を退職して、7年になる母の年金で生活しています。(母は現在は自宅および、公民館でのパン作りの講師をしています。)

障害年金の申請状況についてですが、今年7月末に木更津社会保険事務所において、障害厚生年金の請求をしました。しかしながら、今月になって、厚生年金の対象ではないので、国民年金での申請をしなおすようにと大量に提出した書類をすべて送り返されました。その後、社会保険事務所へ出向き問い合わせてみたのですが、厚生年金の審査部門での見解では、広汎性発達障害という病名では厚生年金の対象にならないという一方的な見解が帰ってきました。

 僕が精神科にはじめて受診したのは27歳のときでした。そのころ、僕は東京、新富町の広告制作会社で、雑誌広告や、電車の中吊り広告、某国営企業の広報などの版下製作をしておりました。もともと手先は器用ではなかったのですけど、校正の入った版下の直しがきて、訂正したものの、訂正個所の見落としがあったり、上手く直しができていなくて、同僚に指摘されることがたびたびありました。そんなことがきっかけで、地元の某大学病院の精神科に受診したのがはじめでした。  それから約12年経ち、昨年の8月に自分がADHDであると確信して、病院に受診しはじめました。始めの診断は抑うつ神経症でしたが、後にアスペルガー症候群(知能や言語に障害のない自閉症の一種)と診断され、今年の8月には、福島の大学病院で脳の精密検査をしていただく機会があり、診断名はそれに加えて、(ADHDの要素を持ち合わせた)アスペルガー症候群と注釈つきの病名になりました。

 今回の年金の申請にも、初診は12年前である旨、はっきり書いて、その当時の通院記録を確認して、証明書類を添付しました。わざわざ、本籍地の東京まで戸籍抄本も取りに行き、福島での診断の関係書類まで添付して申請を出しました。  その後、初診以前はどうだったのかという問い合わせの書類がきて、そのときも詳しく書いて送りました。

 でも、それがいけなかったんです。僕はその詳しく書いた書類のせいで、厚生年金での年金受給(正式な審査さえも)を拒否されました。

 僕は納得がいかなかったので、母と社会保険事務所に出かけて問い合わせてみましたが、社会保険事務所の人が厚生年金の審査を行っている厚生年金の中央に問い合わせて聞いてくれたところ、中央の判断では、広汎性発達障害は先天的な障害であるから、初診の時点ではなく、幼少時からの障害であると判断されるということでした。(電話での問い合わせでは病名だけ聞いて駄目と言ったらしいです。)

このままでは埒があかないので、市役所の障害福祉課の人と連絡を取り、(アポイントは取っていました。)その日のうちに基礎年金の申請に市役所に行ってきました。

 とても悔しくて、現在通っている、デイケアのスタッフの人に、(現在は千葉県精神保健福祉センターでのデイケアプログラムに仮入所の形で参加しています。)聞いたら厚生年金では審査の途中で問い合わせがあった場合、その書類によって、受給になるかどうか振るわれるらしいです。しかも、詳しく丁寧に書いてあるものほどその傾向が強いらしいです。なんとあこぎな事をするんでしょう。

うつ病や、ストレス性の人格障害、パニック障害などの後天的障害出もなかなか年金の受給は難しいようですが、自閉やADHDなど先天性の障害の場合、また、保険受給の審査途中で、初診以前のことなど詳しく書くように書類の再提出を求められたときは、注意が必要だと言うことを知りました。(あんまりくわしいことは書かないほうがよいようです。)

便宜上、国民年金による申請を出しましたが、場合によっては、人権委員会に申し立てたり、役所に陳情に行く必要もあるかもしれません。病名だけで判断する能率主義、お役所主義的な審査がまかり通っているようなので、いずれにしても、申請を出したからといって、安心できる状況ではないようです。

不許可の説明を受けに木更津社会保険事務所を訪れたのが、今月12月3日でしたので、2月までは不服申立てができると思います。国民年金と厚生年金では審査基準が違うようですが、一応は不服を申し立てておいて、どちらの制度のほうが自分にとって最も得になるのか見極めたいと思います。

あこぎな厚生年金の判断には頭に来ています。(恐らく、判例主義によって審査はなされていないと思われます。)ただ、主治医が、年金の受給について弱気な発言をしているのが気にはなりますが、来年3月にまた福島県立医大の医師(発達障害研究の第一人者です。)の診断を受けますので、その際に新たに診断書を作成してもらってもいいかとも思います

by むん


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遅れ勝ちの公の取り組み  一般投稿

東京LD親の会連絡会講演会教室の中の気になる子どもたちに行ったり大人でアスペの外国人の方のお話を伺ったりして、ご報告しようと思っていたらPCが壊れて..すっかりご無沙汰してしまいました。(^^;

 1/31に東京都心身障害教育改善検討委員会最終報告に関する説明会なんって言う長い名前の説明会に行ってきました。皆さん鼻息が荒かったですよぉ。かなり厳しい指摘も相次ぎました。だって中間報告書を配って、「最終報告書にはこんなことを付け加えました。」って説明じゃわっからないですもん。「最終報告書を配って欲しかった。」と言う意見に対し「予算がなくて..」ってなんでしょ?だったらなんで中間報告書があんなにいっぱい残ってるの?って腹が立ちました。だいたいこれからを担う大事な子供達の教育に予算てなにさ!って。「配らないんじゃなくて、これから作成して、1部100円くらいで売る。」ってだったら作っとけ!買ったるわい!!って感じです。それに予算がないのは、お偉いさんを委員に入れすぎだからではないかと。お偉いさんばっかりで話していてもお金と時間がかかるだけだです。無償で協力する保護者はたくさんいるし、なぜ現場で実際に見ている教師さえも入れないのか?毎日、向かい合って戦ってる(この表現が合うんだなぁ)教師はたくさんいます。なのに..何がしたいのか..質問をする予定はなかったのですが、つい手をあげてしまいました。(^^;1番前のど真ん中で手をあげりゃ目に付きますよね。「これからを担うだいじな子供達の事だから、皆さん知りたくてここに来ているんです。それを予算がないという理由できり捨てられるのは理解も納得もできません。」って言ったら後ろから拍手が起きて..はっ!と我に返りビビリました。それから心臓バクバクで震えが..やっちまいました。f(^^;

 終わってから教育庁?の指導部主任指導主事(特別支援教育担当)の方と直にお話させていただきました。今はAD/HD、LDの子が養護学校の高等部に入ってくると言うことだったので「デンマークには専門の高校があるし、他の国でもそういう子には特別措置で試験時間をずらすとか休憩を多く入れるようなこともしていますが、そういうお考えは?」と聞くと、「何年か先には..」って。「うちは5年生です。早く動いていただかないと。」とお願いしてきましたが、重い腰は上がらないんでしょうね。わたし達はこれからの子のための道作りをしているだけでぇ..いいことなんでしょうが..自分の子はどうなるのか不安です。

 それから、わたしのところには学校からはお知らせがこなかったんですが「全校に配布している。」というお話で..その足で学校に行き教頭と話すと「忙しくてつい。。」深々と頭を下げるので「今後はせめて通級(情緒障害児学級)している保護者には..」と帰ってきましたが夏休み中に行われた区の説明会のお知らせももらえなかったんです。学校としてはそんな対応なんだぁ。。って寂しいです。中高一貫のプリントはよくくるのに..(−−#

 そうそう!指導部主任指導主事の方に、制度の前に全教師の意識改革をすれば「AD/HD、LDの子に関しては通常学級で十分対応できるはず。」と言うと「同意見です。」とただ、やっぱり昔ながらの好調クラスの頭が固いとのことでした。わたしもそう思っていたので、少しすっきりできました。学校って、わたしもそうでしたが親を来させればいいみたいな考えなんです。わたしも行ってましたが、息子をいじめてた子達がわたしまでしっかり露骨ににらむんで渇を入れてしまって、校側も困ってスクールヘルパーを付けてくれましたがスクールヘルパーが来るとなったら、あっちもこっちもになって週2回来ていましたが、2時間づつでした。たいした役に立ってないような..同じ学校に通わせているお宅なんて出産後数時間のママの元(入院中の病院です)へ電話がかかってきたそうです。子供が何かやらかしたとしても、病院に電話しなくったって。。そういうことすら考えてもらえないのが現状です。親の要望は、こっちが恐縮して遠慮するようにもっていくし何年か前に小4の男の子(神戸?)AD/HDで、十分の将来を悲観して飛び降り自殺したって話がありました。そうなってからじゃないと動いてくれないんでしょうか?というかぁ、前例があるぢゃん!みたいな。。目の前で起きなきゃ実感しないのかな?先行きがとっても不安になった今日この頃です。。

 参考資料です。↓

 東京都心身障害教育改善検討委員会の最終報告について

 小中学校におけるLD、ADHD、HFA支援ガイドライン(試案)

 2001年に神戸の方で10歳のAD/HDの男の子が自分の将来を悲観して自殺。

by みゆき

一方最近公の取り組みが早くなってきたようだというご意見もありますので、次号で掲載したいと思います。



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最近の公の取り組み


文科省で、小・中学校におけるLD(学習障害)、ADHD(注意欠陥/多動性障害)、高機能自閉症の児童生徒への教育支援体制の整備のためのガイドライン(試案)というのを1月に出した。全100ページを越える膨大なものである。これを印刷するだけでも、かなり時間がかかった。日本として、遅ればせながらと言っていい内容である。ここ参照。しかも、教育行政担当者用、校長用、特別支援教育コーディネーター用、教員用、巡回相談引用、専門家チーム用、保護者用、本人用(ルビ入り)と細かく分かれており、一律に一方的な見解を出さなかったことは評価できる。

 ここ、2年で、どどどっとこういった類のものが文科省や東京都教育委員会などからでるようになった。とりわけ、目をひくのはADHDや高機能自閉症がクローズアップされてきたことである。実際、情緒学級などでは、アスペルガー症候群やら高機能自閉症が学習障害よりもずっと多くいると聞く。ADHDもこれから増えていくであろう。

 うちの子供のときは、担任に「どっか転校したらどうですか」と言われる始末だった。だから、最近の動向は目を見張るものがある。そして、自治体も目を見張るほどではないが、少ない予算をなんとかして、新しい支援学級や通級指導学級を作る動きが少しずつでてきている。

 なんだろうか。昔私の子どもの時代は、公立の教師と言うのは、もっと悠長だったのだろうか。こういった軽度発達障害を持つ子どもはたくさんいたはずだ。いや、現実にいた。だが、普通のクラスで、まあすこしいじめられることやからかわれることがあったかもしれないが、なんとか生き延びてきたのではないだろうか。

 それが、学力重点教育になってきて、加速していたころに、不登校やら、いじめやら、学級崩壊が多発したように思えてならない。

 そこで、いろいろな出口を作ろうとしているのだろうか。一方で学力偏重教育だったのに、学力が落ちているという反比例現象、陰湿ないじめによる年少の子どもの自殺、思春期の子どもの犯罪が増えて、日本の教育はいかにも堕落してきたように思える。

 特別支援教育が誰のために何のために行われるのか、私はこの目で確認したい。ボトムアップだとしたら、呆れてしまう。軽度発達障害の子どもたちが、学力に偏重しないで、豊かにおおらかに自信をもって生きれるようにしてほしいものだと思う。

 by MUSICA
 

折しも前号に一般投稿で公の取り組みが遅いというのがあり、認識の違いだけではなく、偏りが大きいのだろうと思います。つまり、両方の意見が正しいのでしょう。

 昔はLDもADHDもASも無かったのかというのは、強制的に教師が生徒を力で押さえつけてしまったし、ついてこられないものは放って置いたからでしょう。昔でも授業中に立ち歩きをしたりよそ見をするようなことはあったでしょうけれど、そんなばあい、教師はその生徒をぶん殴り、バケツを持たせて後に立たせたり廊下に正座させたりしたんです。わたしもやられました。授業中に全く無関係なことをいったりしたもんですから。

 親も、教師の体罰を当たり前と思ってましたし、だから、学級崩壊などあり得なかったんでしょう。

 今の所私見ですが、学校でも自閉症の方がADHDより多いというのは、基本的に両方を併記しないからではないでしょうか。これは日本だけなのか海外でもそうなのか調べてみようと思っていますが、ASとADHDは共存しないとされ両方が認められる場合はASが優先するとのことです。だから、ADHDであってもそう見なされない結果ではないかと思います。

 これが医師の都合でそうなっているなら本末転倒だと思います。ASもADHDも神経伝達物質の不具合ということで、前頭葉の機能が落ちているとの事ですが、おなじ神経伝達物質の不具合で現れる症状が異なると言うことは具体的に前頭葉のそれぞれ異なった部位に対する影響が大きいと言うことでしょう。どの部位かはまだはっきりしていないと思うのですが。

 近視で老眼の人がいます。つまり、遠くも近くも見えないんですが、外界に影響されやすい状態と外界とのつながりが薄い状態が同時に存在することはあり得るのではないでしょうか。相反する状態をもたらすASとADHDが共存するはずがないというのは医師の都合だけのような気がするのですが。

 この点は海外の方が正確な情報が得られそうなので、調べてみます。
 
from ロクスケ


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2004年10月15日文部省を訪ねて



『文部科学省で話をする事ができる!』こんな朗報が飛び込んできたとき、正直私は迷った。
身に余る光栄である。現段階でお会いして、何を話せばいいのか。我々の主張に耳を傾けていただけるのか。

そもそも、我々の活動エネルギーは、学校でのトラブルや、世の中の不条理さから生まれてくる
のである。そんな中、板橋区教育委員会の方と話をした結果、想像通りの複雑な枠組みと、我々の無力さに、モチベーション低下もさることながら、目的自体を失いつつあったからである。

しかし、冷静に考え、この様なチャンスが再び巡ってくる事は無いだろうと思い、期待と不安を抱えつつ文部科学省へと足を運んだ。ファッションビルの上というロケーションには驚かされたが、警備員のセキュリティチェックが入念であり、なるほど、官公庁の施設である。

大臣クラスの部屋は非常にきれいであり、床面積も広く感じた。打ち合わせは、特別支援教育課の方々も同席していただき、メンバーとしては充分すぎる顔ぶれである。板橋区教育委員会の方に聞いていただいた文書を元に、これまでの活動内容と、日々、困っている事を話した。

40分程度の短いセッションではあったが、我々の話を大変熱心に聞いていただき、これからの板橋区の取り組みについては、全国の推進モデルとして、特区や特別予算を組んででも、取り組んでゆきたいと語っていた。また、我々、保護者の会としてどうあるべきかといったご指示も頂き、更には、教育問題の対策は、子供の成長を考えると時間との戦いであるといった、切羽詰まった状況までも理解して頂いた。

今回の訪問を振り返って、当初、迷っていたこと自体が危惧であったと感じた。更に、大変、勇気付けられ、これからの活動の為の動機付けを頂いた様に思える。これからは、板橋区の代表としてだけではなく、違った視点で活動してゆきたいと強く感じた訪問でもあった。 S・O

緊張しました〜(何も話していませんが。)
でも、何かを動かせる‥といった手ごたえのようなものを感じました。
小さな力でもあきらめずに行動することが大事なことなのだと思いました。同行 K・T

by みゆき


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障害年金


 
 AD/HD&LDで障害年金がもらえるようになった人のお話しです。

 子供の時から将来を見据えた親の愛の結晶と言う気がします。年金をもらえるようになったS君は、小学生のころ授業にはまったく興味がなく、学校中をうろついたり、かくれんぼみたいな事をよくやっていたそうです。「なんで授業を抜け出すの?」とか「おかしいよ。」と言われても、ぜんぜん頭に入らなかったそうです。友達や先生からも「身障学級へ行け」と言われていたようですが、そのころは脳性麻痺や重度のダウン症の子供達だけだったので、行きたくなかったそうです。

 4、5年せいになって情緒障害児学級への通級をはじめたそうですが、そのころはすべてがイヤで、自殺しようと何度も3階のベランダから、飛び降りようとしていたそうです。勉強のことより、友達が自分の事を特別扱いすることがとてもイヤで、「自分はここにいらない存在なんだ。どこかへ行きたい。でも、まわりに迷惑がかかるし、先生や友達が止めるだろう。しかも行くとしてもどこに行く?食事は?寝るところは?行くところがないならどうしよう.....そうだ!ここから飛び降りて死のう。そうしたらみんな、今までのことが間違っていたと気づくだろう。よし!死んでやる。」という感じの精神状態だったそうです。
 
 中学校に入り自分の障害のことがわかってきて、まわりもわかってくれるようになり、教室を抜け出すこともなく、友達がたくさん出来たそうですが、成績がよくなくて、チャレンジスクール(フリースクールでしょうか?)か養護学校くらいしか選択肢がなかったそうです。
 
 S君は養護学校にはイヤなイメージしかなたっかので迷ったそうですが、養護学校の試験日が10月と言う異常に早い時期だったので、彼は受験してしまったと言います。ただ、お母さんが彼の気持をそちに向けた事が何より大きかったようですが、彼の口からその話はありません。養護学校の都園科という職業科で学び、現場実習に行った会社に障害者枠で入社し、今はがんばって働いています。

 S君のお母さんは、世間体より身をたてられるようにする事に重点を置き、養護学校への進学を進めたそうです。漠然とでも普通に高校へ行き、大学に行って就職すると考えていたS君に、養護学校に行くように言う時はとても辛かったそうです。でも、普通に大学を出ても仕事にあぶれるこの時代。だったらお給料は安くなっても障害者枠で、就職させた方がいいのではないかと考えての決断だったそうです。そして、普通に大学を出てしまったら、障害者年金なんてもらえるわけがない。養護学校へ行った方が通る可能性があることも視野に入れていたそうです。

 病院で無理と言われていた障害者年金の申請をし、切々と苦悩を訴えたそうです。申請書に付けた手紙が大きかったみたいだと言っていました。今は年間76万円の年金と区から月々7000円の援助?を
もらえるようになったそうです。それにお給料をプラスすると人並みの収入になるんだそうです。

 そういう考え方もあるんだなぁ。と思いました。世間体を気にして普通?に高校や大学し進学させても将来、社会に順応できず働けなくなる可能性もあります。確かに今、AD/HDやLDの子達が養護学校の高等部に進学するケースが多く、今まで高等部に進学していたような子達が炙り出されていると言う反発の声も耳にします。

 親が子供の将来を心配し道を模索することは当然ですが軽度でも障害を持っていて、怠けているわけでもなく、うまく社会に適応できず、働くことが難しい人もいると言う事を理解し、行政には救済処置を考えて欲しいですね。とはいえ、専門医も少なく、きちんと診断できるかどうかもわからない中、何でもかんでも軽度発達障害にされてしまっては、行政も破綻してしまうでしょうし難しい問題なのだろうと思います。

by みゆき


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障害者自立支援法


 今日は、かねがね心配していた障害者自立支援法の手続きに行ってまいりました。

 東京都から、3月までに手続きしないとだめよん、と提出書類が送られてきて、すぐにドクターのところに飛んで行きました。それで、一昨日診察があったのですが、「あなたの場合は、F3気分(感情)障害という診断で『重度かつ継続』の書類が書けますから、気分(感情)障害のところに○するだけで大丈夫ですよ。」と言われました。

 でも、三割になっちゃうのかなあと薬局の人が心配しているので、保健所に申請に行ったときに聞いてみたら、私の場合所得が「一定以上」になる可能性が大ですが、この「重度かつ継続」が認められれば、1割と言うことになるそうです。ああ、良かった。でも今の5%に比べれば倍になります。また、4月からは、どうやら診療機関だけでなく、薬局も限定となるようです。

 生保の人は、基本的に診療も薬剤も負担がありません。世帯(社保本人の人は本人所得、それ以外の人は世帯全体)の収入が非課税で80万以課の人は「低所得1」となり負担限度額は一月2500円です。収入が非課税で80万を超える人は「低所得2」となり負担限度額は月5000円となります。

 所得が課税で、17年度の住民税の所得割が2万円未満の人は「中間1」となり、負担は10%、限度は医療保険の自己負担限度額となります。さらに「重度かつ継続」の医師の意見書が出ると負担上限額は5000円になります。

 所得が課税で、17年度の住民税の所得割が20万未満の人は「中間2」となり、負担は10%、限度は医療保険の自己負担限度額となります。そして、医師の「重度かつ継続」の意見書が出て認められると一月の負担上限額は10000円になります。

 さて、所得が課税で、17年度の住民税の所得割が20万以上の人は「一定所得以上」となり、基本的に公費負担は受けられません。ただし、医師の「重度かつ継続」の意見書が出て認められると、基本的に10%、一月の負担上限額は20000円になります。

 また、これは東京都だけだと思いますが、生まれ月が奇数月の方はH18.2.1から2.17まで、偶数月の方はH18.2.20から3.8までに申請するようご協力お願いとなっています。

 なんだか、振り分けられて選別されてしまったようで、よく考えると本当に障害者自立支援法は何の論議もされずに可決されてしまいましたが、悪法だと思いますね。所得があるから、払えと言われても、応分のローンやその他の支払いがあって、家計は火の車です。その上、私に至っては、たくさん病気があるので、全体の医療費も馬鹿になりません。

 本当に大変なことになってしまいました。皆さんが、所得クリア、もしくは医師の意見書がもらえますように祈っています。

by MUSICA





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