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薬の効力について
リタリン飲むと出来なくなるものがある
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リタリンの効用ー私の場合
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体験的ADHDの発達と後退
自閉症スペクトルについて学習を始めました
脳波検査を受けました
ADHDと環境による判断基準
ほほぉ
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
薬をもらえました 1
薬をもらえました 2
BBSへの投稿より
アルツハイマー
鍼のとりこ
大腸鏡検査
食欲不振による痩せの失敗
ADHDの認知度と薬物療法
ADHDと薬物療法2
免疫力
免疫力の強さ
リタリンの功罪
腎盂腎炎と膀胱炎、急性胃炎と虫垂炎
健康チェック (NEW)
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脳波検査を受けました


 今日、脳波検査の結果がでました。脳波検査ははじめて受けたんですが、脳に生ずる電気信号を記録するだけで、ずいぶんと詳細に脳の活動がわかるものだと感心しました。地表に設置した複数の地震計の解析から地球内部の様子がわかるのと似ています。

 検査室は白い壁のこぢんまりとした部屋で、端にベッドがひとつ、その横に検査機械とイスが置いてありました。そのベッドに横になり、二十分ほど脳波をとります。まず電極の20個ほどついた帽子をかぶりました。それを顎で固定し、電極部分に注射器を使って通電液を注入しました。電極は中心部が空洞になっていてそこに液を入れるようになっています。(通電液は頭皮に達して、あとで濡れタオルで拭き取りましたが、べたべたしました。)その状態でベッドに横になり、リラックスして脳波を測定開始です。
 
 まず、開眼と閉眼をなんどか繰り返しました。それからしばらくして深呼吸を一分間に二十回、これを三分間繰り返しました。最後に、目をつぶったままで、点滅するライトの光を見ました。このライトは同じ間隔で点滅しましたが、ワンセット終わると点滅の間隔がもっと早くなりました。そのようにして数セット、徐々に早くなるライトの点滅を見ました。その後、しばらく横になったままで終了でした。

 二週間ほどで、検査の結果がでました。開眼と閉眼をくりかえしたのは、後頭部に生ずるα波の状態をみるためで、健康な成人は閉眼して0.3秒後に視覚野のある後頭部の部位にα波があらわれなくてはならないそうです。僕の場合そのα波が安定してあらわれず、もっと周波数の高いβ波などがでたりして、不規則な状態だと言われました。
 
 過呼吸によって血液中の二酸化炭素濃度が下がり、酸素が増加して脳の血管が収縮し、血流低下を引き起こし、脳にストレスがあたえられるそうです。これは、その後の脳の回復度合いをみることが目的だったそうです。僕の場合、過呼吸の前半ではβ波の周波数帯域が増加して活動性が亢進し、後半ではα波周波数帯域が増加したり徐波(もっと周波数の低いゆるやかな脳波)や突発波(突然生じる鋭い形の波)があらわれ、不安定さが増大と脳波所見に書いてあります。過呼吸の負荷終了後もこの状態は続き、なかなか回復していません。光刺激を与えた場合、健康な成人では、光の周波数に同調して、同じ周波数か、その倍の周波数の脳波があらわれるそうです。僕の場合、高頻度刺激における刺激中の覚醒度低下の結果としてα波が多くあらわれたと書いてあります。つまり、脳が高い周波数の刺激についてゆけず、眠くなってしまったようです。

 脳波所見の結論は、休むべき時に十分休めない働き過ぎの脳波である。前頭部を中心に全体的に働きすぎては休むということを繰り返す不安定な脳波である。外界からの刺激やストレスに対し脳の活動性が容易に亢進し、その結果、覚醒度の低下および不安定さの増強が起きる。そう書いてあります。それで、僕の場合、脳を休めさせる、抑制系の神経がうまく働いていないので、抗てんかん薬と抗鬱薬を処方されました。以上の検査の様子は今、描いているマンガに使わせてもらおうと思っています。

by mogurin


 リラックスするとα波が出るとはよく言われてますが、昔わたしが会社勤めをしていたとき、取引先のある会社で、リラックスマシンを開発しました。

 頭にバンドを着け、α波が出ると機械のランプがつくので、意識してそのランプがつくように訓練するとリラックス出来るというわけです。なにしろ、当時はストレスに満ちた時代でしたからね。

 で、開発が済んで、売り出しの前に関連会社の人々に試してもらって、効き目を確認しとりあえずその人達に安く買ってもらうつもりだったんですね。

 見ていると、そのバンドを付けて早い人で5分くらい、遅い人だと30分位してランプが点滅を始めるので、その会社の人が、「そう、その調子、リラックスするとこのランプが点きっぱなしになります」てな事を言ってましたね。でも点きっぱなしになる人なんか居ませんでした。なんでも何日かやっていると自然にα波が続けて出るようになるそうです。却ってストレスがたまるなぁ、と思いながら見てました。

 私の番になりそのバンドを付けた途端にそのランプが点滅を始め、すぐ点灯しっぱなしになりました。その会社の人はびっくりして、なんども機械を調整したりわたしの頭のバンドを付けたり外したりしていましたが、こんなに簡単にα波が出てくる人は居ないと言ってました。

 mogurinさんの言うところによると、わたしは半分寝て居るみたいですね。どうも緊張出来ないようです。納得しますな。

ちなみに、その機械は売り出されましたが、ちっとも売れず失敗でした。

from ロクスケ







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ADHDと環境による判断基準



 私は医師に直接ADHDであると断定された訳ではありません。それでも本人が思いあたるのはADHDという症状でしかないので、ADHDと定義付けてます。

 基本的なADHDの判断基準は皆様ご存知でしょうが、私の解釈的にいくつかあげておきます。

注意力が無い
持続性に欠ける
色々な事が同時に行われる
片付けや整理整頓が苦手である
突発的である
時間の概念が抜けがちである

 こんな所をあげてみて、本題に入ります。

 ADHDを判断する時、育った環境や性格その他の考慮の重要性ですが、ADHDとADHDに限りなく近い人々とが居ると思うのです。アスペルガー等も近いと私は感じますし、ADHDと診断されても実はADHDじゃない方もいらっしゃるでしょうし、こだわる必要ないと私のように我が道を行く人も居るでしょうし。

 ではここで私の育った環境の特に生活の部分に重点をおいてみます環境により(親の躾等)形成された性格により、私がADHDだと思いこんでるのかそうではないのか。まず、私は養女です。両親は4人居て、そして4人兄弟の3女です。基本的に私は幼少時代は両親4人が自営業していたので学校から帰ると、すぐに両親が働いている会社兼実家へ行かなければなりませんでした。そこでの生活と躾も根付いています。

 しかし親の仕事が終わると家に帰るわけです。こっちの方が根付いて居ると思います。週に2回ほどは向こうの家で泊まって過ごしたりもしてましたが。あの頃はそういう事を何も意識してなかったですね。(笑)どっちの親もうるさいって事はわかってましたが。

 そういう特殊な環境の下で育ったので中々判断が難しいと思ってましたが、最近色々と気が付きはじめました。

by はいじ




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ほほぉ

 中3娘と中1息子のケンカの内容です。数学の宿題に苦悩する息子に、優しい?気まぐれか??姉が「教えてあげようか?」と声をかけました。大喜びの息子。が..10分もしないうちにケンカが勃発。

 姉の教えてあげると言うのは、もちろん“やり方を教えてあげる”と言うことです。ところが、息子は答えを教えてもらえると思っていました。だから長々とやり方を説明する姉に対し「意地悪をされている」と思ってしまったようです。

 「教えろよぉ!」「教えてるじゃん!」「早く教えろよぉ!」の繰り返しけっきょく「もう教えてあげないからねぇ!!」と言うことになり数学の宿題は暗礁に乗り上げてしまったのでした。

 AD/HDの独特の感じ方の顕著な例に思えました。今までも迷子になっても、みんながいなくなったと思っていたり「知らない人について行っちゃいけないって教えていたのに自分から「怖いから一緒に行って」と声をかけていたりおいおいと突っ込みを入れることが多かったのですがまだまだこれからも続くんだなぁ。と感じた瞬間でした。


みゆき


 息子さんの状態がADHD故なのかどうかは私にはピンと来ません。もちろん、私が判断は出来ませんが、診断も一度だけではなく機会があるなら他の先生に違う時期に診てもらうなども有意義ではないかとおもいます。子供の内は、自分で対処もできないし、親や学校が正しく認識する必要がありますから、一度の診断で判断してしまうのはどうかと思う次第です。
 
from ロクスケ



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睡眠時無呼吸症候群(SAS)



 私は、喘息でS病院にずっと通っている。先生がとてもやさしいし、腕も評判なので、少々遠いがこの病院はやめられない。前に2度ほどいびきのことでC先生に相談し、うちへ持ち帰って検査するものを行ったが、酸素などにも低下がなく問題ないとされた。ところが、いびきがひどいらしい。私が実家の1階に寝ていると、2階に寝ている姉の部屋にまで聞こえると言う。

 そこで、実家のある駅にちょうどいびき呼吸センターというところがあったので、1泊2日入院でポリソムノグラフィーと言う装置を着けて検査したところ、無呼吸が平均1時間当たり0.2回、低呼吸が28.0回あることが分かった。診断基準は1時間当たり5回以上ということである。掛かった費用は30000円であった。そこは、C先生と以前S病院で働いていたA先生というドクターがアルバイトに来ている。また、驚いたことにA先生は私の父の肺気腫の主治医であった。

 そこで、私は睡眠時無呼吸症候群と診断されてしまった。そのセンターでの治療は、まずやせること、それがだめならマウスピースと言われたのだが、私には顎関節症があり、そのためのマウスピースがあるため、まず痩せることということで、栄養指導が9ヶ月はいることになった。

 しかしよく考えると、呼吸器の疾患なので、信頼できるC先生に報告してそこで診て貰おうと思い、昨年末にC先生にその検査報告書を見せた。すると、うーん、この検査では詳しいことが良くわからないのですよ。S病院に入院して、2泊3日になりますが、精密な検査をしましょう、と言われてしまった。ただし、室内差額がない部屋でやるというので、ほっと胸をなでおろし、入院手続きをとると、約4万円ほど掛かりますねと言われた。
 
 入院して行ったのはモルフェウスという検査でした。翌日には検査結果がもう分かり、病棟の医師らに「かなり無呼吸がでていますので、やはりcpapをすることになるでしょう。」と言われた。

 2日目は、cpapを着けて寝た。しかし、夢の中で、「これは、はずしていいんだよ。はずしていいんだ。」と言う声がこだまして、そうか、はずしていいんだと思って、寝ぼけたままはずしてしまった。それから何分か寝てしまったのですが、今度は良心がでてきて「これは、はずしちゃだめでしょ。早くナースコールを押しなさい」と言う声が私の眠い頭の中でこだまします。ああ、そうだ、はずしてはいけないんだった!と、寝ぼけながら手探りでナースコールを探して押した!!と、ナースやドクターだかが駆けつけて、「すみません、無意識のうちにはずしてしまいました。」と言うと「よくあるんですよ。きっと苦しかったんでしょう。でも今日は我慢してまたつけてください。」と言われて装着。これは朝までつけた。

 退院時、払ったお金は食事つきで27800円。前のセンターより安い!
で、2週間後にC先生の予約を取り、そこでcpapが渡される手はずとなるそうだ。

 うちでちゃんとできるといいんですが、技師さんの話では、2−3日で「こんなのできるかっ!!」と怒鳴って返してくる人もいるそうだ。その代わり、慣れた人は「朝の寝起きがすごくいい。」と言って出張にも持っていく人もいるそうだ。

 私のように一定の条件があると、cpapは保険が適用され、毎月医師のところに行かなくてはだめですが、S病院の場合、レンタルで1月5000円です。

 元循環器のドクターをやっていた心療内科の主治医は、SASの人は右心室が大きくなる傾向があってね、そういう意味でも、cpapをつけている患者さんは安全なんですよ、とおっしゃっていました。
さて、どうなることやら。

by MUSICA


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薬をもらえました 1


(BBSよりご当人の承諾を得て転載)


はじめまして。
と言っても、もう3年ほど前に、ゲストに書き込みした記憶があるような。
そのときの名前は忘れました。
ずっと、定期メールいただいて楽しみにしていました。
もう診断はあきらめていましたが、
最近診察してくれるところを見つけて、リタリンと鬱改善のルボックスと精神安定剤のレキソタンを処方してもらえました。
まだ3日ですが、朝の目覚めがすぐに起きられたのが驚きでした。割合に仕事がはかどりました。
眠けは、レキソタンかルボックスのためでしょうか。
生活の質を良くしたいのです。
実は娘もADD(ともに多動ではない)らしく、やはり薬を昨日から診断されて飲んでいます。
正式な診断ではないのかもしれませんが、困っているとことには嬉しいものです。
いろいろ教えて下さい。


> ずっと、定期メールいただいて楽しみにしていました。

ご購読ありがとう御座います。

> もう診断はあきらめていましたが、
> 最近診察してくれるところを見つけて、リタリンと鬱改善のルボックスと精神安定剤のレキソタンを処方してもらえました。
> まだ3日ですが、朝の目覚めがすぐに起きられたのが驚きでした。割合に仕事がはかどりました。
> 眠けは、レキソタンかルボックスのためでしょうか。
> 生活の質を良くしたいのです。

ADHDの診断が正しいかどうかは分かりませんが、薬が効くので有れば良いと思います。ただし、医師にも言われていると思いますが、絶対に医師の指示を守って服用されている限りに於いては薬も良い方法でしょう。

また、御自分なりに工夫をして生活のリズムを作るなり自信を持つことでかなり改善されると思います。
>
実は娘もADD(ともに多動ではない)らしく、やはり薬を昨日から診断されて飲んでいます。

> 正式な診断ではないのかもしれませんが、困っているとことには嬉しいものです。

もし正確な診断ではない疑いがあるようで有れば、機会を見つけて複数の医師の診断を受けた方が良いと思います。薬に対する考えも医師により違いますので、それはご自身で判断しなければならないこともあるはずですから。

> いろいろ教えて下さい。

又いつでもおいで下さい

ー 続く ー

by トリィ



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薬をもらえました 2


ロクスケさん、返信ありがとうございます。
以前、新宿の専門医は5年待ちと書かれていて、あきらめていました。
近隣の心療内科でも断われ続けました。
今回の診断としては、うつには当てはまらないこと、やかんを焦がす(今は電気ポット使用)とか、物の置き場がすぐ分からなくなるとか、もろもろの状態を話し、
多動ではないことを確かめられてADDでしょう、となりました。
ただ、信頼できそうな方でしたが専門医ではないかもしれません。
ずっと薬も必要というわけではなく、一年くらいとか、自分で分かってきます、と言われました。
対処法が工夫できてくるということだと感じました。
娘については、親と本人がよいならという部分で、いろいろ検討されたようですが、出していただけました。(友だちとは遊んでいますが今学期登校拒否状態なんです。)
多動がないので、立ち歩くとか、そういうものではないから、診断は難しいかも知れません。
ただ、娘も、やる気が出て、どうすることも出来ない感情にイライラするということからは気分が変わってきているようです。

サポートしてくれる家族(娘は理解者ですが)がいないと辛いですね。
ロクスケさんのご提言も読んでやってみようとは思うのですが、
夫との気持ちのすれ違いで、うつの状態にもなってしまい、
診断され、安定剤も出されたことで、やはり楽になっています。

実を言うと、私がADDなのは確実だと思っています。幼い頃から思い当たりますし、周囲からも指摘されます。
ただ多動がない(内なる多動)から、皆さんの書かれていることと一致しないこともあり、慎重な言い方になっていました。

子どものADDについては知識がないので、良く調べてみようと思っています。

曖昧な書き方をしましたが、また他の病院を回ろうという気力はありません。
ADHDを項目に掲げているクリニックだったのですが、心療内科・内科と書かれていたので、
ずっと心療内科で断られていた自分としては、あるいは専門医ではないのかな、と思っただけです。
日本に専門医がいるとして、数えるほどではないかと疑っています。
とにかく、診察していただけて感謝です。

皆さんは、薬とはどのようにお付き合いされていますか?
私は生活の質が良くなるなら、一生飲んでもいいと思えます。
過去ログがあれば、それも見ますが、教えていただけるようなら、お願いします。

言い忘れましたが、MUSICAさんのファンです。
新しく、女性で頭の良さそうな上司が来られて喜ばれていたのに、
それからのいきさつは、本当にお辛かったろうなと思いました。

でも、MUSICAさんでしか発見できなかったことを発見されたのだから、
すごいことだと思います。
これが外国だったら、昇進して秘書を持てることなんじゃないか、とか、思いました。
こんなことしか書けませんが、応援しています。

by トリィ



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BBSへの投稿より


 先頃私たちのサイトのゲストブックに書き込まれた内容ですが、投稿者のsarahさんのご了解を得て、ここに紹介します。やはり自分の問題が何故なのかを長年考えていて、ヒントを見つけたと方が大勢いらっしゃるので、一例として掲載させて頂きました。

 2006/06/14 sarahさん投稿

 「ひらめきすぎる人々」からこのHPを知りました。ADDがTV番組で取り上げられ、自分もADDではないか?と冗談ながらに思っていましたところ、図書館で「片付けられない女たち」に出会って、衝撃を受けました。
 
 そう、ADDをかかえながら必死に生きてきた私の姿がそこにあるではありませんか。どうにかなっていたのも結婚まで。出産、育児、仕事、引越し、自分の許容量を超えた「日常生活」でおぼれかけていました。ADDについて調べているところです。受診を考慮しましたが、希望のクリニックは10年まち。貴HPで学びたいと思います。

 

 2006/06/14 14:25 ロクスケよりレス

 > そう、ADDをかかえながら必死に生きてきた私の姿がそこにあるではありませんか。どうにかなっていたのも結婚まで。出産、育児、仕事、引越し、自分の許容量を超えた「日常生活」でおぼれかけていました。

 > ADDについて調べているところです。受診を考慮しましたが、希望のクリニックは10年まち。貴HPで学びたいと思います。

 確かに、専門クリニックでは予約が10年とか、予約受付中止等と言うところがあります。日本では専門医が本当に少ないのが現状です。しかし、専門と謳っていなくとも、心療内科、精神科、神経科などで診てもらうことは有益ではないでしょうか。ADHDという診断にこだわるのではなく、自分の抱えている問題が解決出来ればよいわけですから、そのような相談をするという形で受診すればよいと考えます。

 その過程でADHDという診断がつくかも知れません。ADHDのような状態になる原因はたくさんあり、ADHDはその一つと言うことです。生活が改善するのであれば、ADHDにこだわる必要はないでしょう。

 仮に鬱になっているとしても、それを治療するだけでも受診する価値はあります。

 また、専門医が少ないのだから複数の医療機関にかかって複数の診断を受けることも良いかも知れません。

 その間、様々な参考書やサイトで勉強をされるのは非常に有益だとおもいます。

 またいつでもおいで下さい。
 
 
 
2006/06/15 10:40  sarahさん、再投稿

 ロクスケさん、さっそくの応答ありがとうございます。「ひらめきすぎる人達」で一貫されていました”自助努力の支援と励まし”の暖かなお人柄を感じました。ゲストブックそしてBBSの他の方のコメント、そしてメンバーさんの対応を読んでいますと、他ではなかなか得られない実直・具体的なご意見とアドバイスそして、心からの思いが伺えます。
 
 私の場合現在、表面化しているのは睡眠障害だけなので入眠困難を理由に心療内科を継続受診しています。ADDのことは主治医に言い出せずにいます。まずは、生活の調整、ADDに対する理解、自分でできる工夫をしつつ、時期を見計らって適切な医療機関に受診を考慮しています。一方で、「ひらめきすぎる人達」をはじめとするADDの本や、貴HP等を通してADDの本当の姿を知り、理解する事が大きな助けになっています。強く思うのは、ADDを言い訳にせず、ADDの特性をばねに人生をよりよくしていきたいということです。
 
 道具も使い様、脳の使用も使い方次第ですよね。ロクスケさん・メンバーさんの心からのメッセージ、(ときに面白く、ときに厳しい)心にとめながら、進みたいと思います。どうぞ、この大切なご活動、できるだけご無理なさらずに、楽しまれつつお進み下さい。時おりHPのぞきますね。
 
 SARAH

 このように私たちの本を読んでくださり、また活動を評価して下さる方がいらっしゃることは私たちにとっても大きな励みになります。皆さんも時折、BBSやゲストブックにおいで下さい。
 
from ロクスケ




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アルツハイマー


 先日テレビでアルツハイマー症の事をやっていた。折から渡辺謙主演の「明日の記憶」という若年性アルツハイマーを扱った映画が封切りになり、話題を呼んでいる。
 
 実は昔から自分はどうも惚けているのではないかとの思いがあり、昔はボケ、今では認知症の自己診断テストを何度もやった事がある。
 
 ついさっきの事を忘れる  日常茶飯事。今やっている事さえ時々忘れる
今朝何を食べたか思い出せない  今朝飯を食うのを忘れていた
日にちが分からない     家に閉じこもっていると時々ある
知人の名前が思い出せない  知人がいない
計算ミスが多い       はい
良く知っている道で迷う   昔から極端な方向音痴で店に入って出口が分からなくなる

エトセトラエトセトラ。

 でも最近そうなった訳じゃなく、ずうっと以前からそうだったから認知症とはとは違うと思う。昔からそうで、特に進行した訳でもないし、記憶が消えて行く事もない。たった今の事を忘れても、意識して、また興味を持って記憶した事はきちんと記憶出来るし、覚えてもいる。

 まあ、好奇心は強いし、今の所認知症ではないと思うが、しかし認知症になったときにすぐ気づく事が出来るかどうかが心配になる。皆さん不安になった事はないだろうか?それにしても認知症の自己診断項目はなんとADHDの診断項目と重なるものだろうか。とすれば、生活上の不便さは同じ種類のものなのかと改めて考えた次第。
 
 最近の研究で、従来全く再生される事がないとされていた人間の脳細胞も再生される事がほぼ確実だとされてきているし、また脳は鍛える事が出来るともされている。精々頭を鍛えなければならないと通感している。頭の体操としては読書や文章書きが私の場合当てはまるだろう。おかげさまで毎日小説を一編づつ載せるブログももう300作をかなり超えている。また、最近はそれをまとめて見やすくしたサイトも開いた。おかげさまで来訪者も増えてきているし、とにかく3年、1000作の小説を毎日書ければかなりの脳の体操になるだろうと思っている。

by ロクスケ





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鍼のとりこ


 私のリラクゼーションの空間は鍼灸師の元へ通って治療をうけることです。うつぶせになって、鍼灸師が指でかるく私の背中を押さえていくと不思議と鍼灸師は”あ、ここが痛い!”とわかるのだそうです。そして、瞬間に鍼がいいか灸がいいか指先が判断するのだそうです。もっとも、私の選任の鍼灸師は鍼のほうがうまいらしくて、灸は全くしないこともあります。

 今の先生はとても指先の感覚が鋭く、本当に黄金の指先というかんじですが、実は目が少々悪いらしく、盲学校で鍼灸を学んだといっています。だから、そのぶん普通の人よりも指先の感覚が研ぎ澄まされたのだろうと思います。本当に”ここよ!”と思うところに、しゅっと鍼が打たれます。まだ30代前半なのに院長に出世。(開業ではありません)やはり、こういうところでも、向き不向きが出世を左右します。でも、感覚が養われるということでは、健常の人がなかなか持ちにくい感覚を持つことになるのは自然のことかもしれません。私も、ADHDのおかげでいろいろとひらめきが出ることがありますし、特定の仕事を過集中して成し遂げることもできます。その代わりに、終わったときの反動はひどいものです。鍼灸師も鍼は疲れる!と言っていました。マッサージよりも鍼のほうが神経を研ぎ澄ませて行うことになってしまう(必然的な結果ですね!)だからだそうです。

 鍼がここぞと思ったところに入ると、びびびと電気が走ったように響きます。鍼自体を打たれることは、あまり痛みもなく、つらくありません。注射のように、真ん中に液体が通るものと違ってとても鍼が細いからでしょう。あるいは、疲れて治療に入ると、鍼を打たれながら寝てしまうこともあります。痛いと鍼を敬遠する方も多いと聞きますが、酷い肩こりなどのときはマッサージよりも明らかに効果があります。私は、肩こりがひどいと思う前に”鍼に行きたいなあ”と自然と思っています。最低でも1週間に一度は通っています。

 ただ、これも鍼灸師の腕によります。今の先生に変わる前までは、ここというところの若干ズレたところに鍼をぷすり、お灸をじゅわり、でした。それで、どうしようかなと思っていた矢先に、異動で先生が変わりました。そして、今の幸運がやってきたのです。

 今の先生は、たとえばふと私のしているブレスレットを見て”あ、すごいパワーを感じますね。それ、なんですか?”とおっしゃいます。”えっ。これ水晶ですよ。ガーデンクォーツと言って、水晶の中にいろいろな鉱物を取り込んでいて、微量な放射線を発生していると言われています。感じるんですか?”というと、”ええ、水晶は強いですね。私には強すぎるので、木の円珠にしているのです。と腕をまくって見せてくれました。”1800円くらいで買った水晶なのに、すごくご利益がありそうに思ってしまいます。

 今のお店に行く前は、今の先生のように指先の感覚が非常にすぐれている鍼灸師のところで治療を受けていました。ただ遠かったので長く続けることができませんでした。本当に鍼ほど先生によって治療効果が出るものはありません。たいていの西洋医学の医師は、マインドでなく薬で患者を治しますから、そういう意味では鍼一本で治療をするということは大変なことだと思いますね。精神科医でさえも、薬で治す現在に、鍼治療というのはものすごく大きくて豊かな世界だと私は常々思っています。心さえもとらえてしまって治療するのですから。

by MUSICA






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大腸鏡検査

 この間、大腸鏡の検査を受けた。はじめはちょっと汚い話であるが我慢いただきたい。
 
 この検査は三度目である。一度目にキノコのような形のポリープが見つかって切除しており、二回目はその再検だった。ところが二度目はちょうど耳鼻科で入院していたときで、基本どおりに下剤を飲んで準備したのだが、私は下剤が効きにくく、とうとう夕方5時過ぎてもだめで、直腸から少ししか見れない状況で前回の切除したところだけ確認して終わった。その間、入院しているので、便を看護士が確認するという、精神的な圧迫感もあった。だから、今回は満を期しての検査にしようと思っていた。
 
 まず、3日前からもう絶食にした。本当は3日前からはつぶつぶのあるものや繊維質のものなどは食べないということになっているが、通常どおり食べてよいのだ。水分やゼリーなどは取った。その間も下剤をかけてなるべく出した。このところ鬱で、おなかがすかないと思っていたのだが、いざ全く食べないと思ったらかなりお腹がすくものだ。驚いてしまった。それも、絶食の一日目だけで、次の日からはまた食欲はなくなった。
 
 さて、前日夜9時から大量の下剤を飲む。それも指定された量よりも多めに飲んだ。朝も、8時から洗浄剤を飲むのだが、7時から開始。夜中に、下痢で2度起きてしまったが、順調に便がでて、朝から3回目にはもう検査OKな状態になった。やったー!!11時に病院に電話して、「OKです」と伝えると「では予約の2時にいらしてください」と言うことで、2時に行った。
 
 当日、鎮静剤を使うかどうか悩んでいたが安心のため使うことにして、点滴をしながら開始。眼鏡をとっていても、目の前に大きな画面で映し出されるので見ることができる。途中に白い塊があった。その後、腸内をぐりぐりとカメラが入っていく。痛いことしばしば。「痛いです」と言うとそこは痛くても大丈夫なところらしくて「我慢してねと言われる。奥まで行ってから戻ってくる。途中で自分で「これ大丈夫なのかな」と思うところがあっても大丈夫らしい。ところが全然大丈夫そうと思うところで、カメラが止まった。
 
 「あ、ここに平たい形のポリープがありますね。そうですね、1.2センチくらい。切りましょう。」と言われ、前に医学書で見たことがあるオペが行われた。まず、染色液をぴゅうと出して、よく見えるようにする。次に生理食塩水をカメラの横から注射器のような針を通してポリープに刺して注入する。膨れたポリープに今度は輪のようなものを引っ掛けて、電気で焼き取る。瞬間わっと血が出るが、すぐにクリップが出てきて4箇所ほど留めた。今度は、取ったポリープを回収。これで終わり。そのあと、他に異変がないかどうか見ながら肛門まで戻ってきた。時間にすると30〜40分くらい。腸内での切除は全く痛くない。カメラもまるで人のものを見ている様である。
 
 なお、カメラの挿入は後ろに穴が開いたデカパンのようなものを穿いて行うので、恥ずかしいことはない。終わってから、30分くらい休んでから、説明があった。ひとつひとつ丁寧に説明してくれた上、ポリープについては「悪いものだとは思いませんが一応細胞検査にまわします。その結果説明を予約して帰ってくださいね。」なお、はじめに見えた白い塊は、前夜に飲んだ薬だった。溶けてなーい!!帰りにスパゲッティを食べて帰ろうと思っていたのに、当日は重湯かパン粥、具のないスープなどのみ可。あらら。
 
 翌日からも、細かい食事制限があって、1週間後から普通食に戻れる。検査自体は辛くないが、前の準備が大変だ。でも早くポリープが除去できて良かったと思った。私はどうもポリープができやすい体質らしい。最近は大腸がんが増えている。皆さんも怖がらずに大腸鏡を受けてみると良いと思う。特に50を過ぎたら一度は受けたほうがよいそうだ。ただし、ちなみに私は保険適用30%で今回約22000円かかった。あわててお財布の中を見た私だった。もちろん、オペが入らなければ、もっともっと安い。オペ代がだいたい18000円くらいかかったらしい。
 
by MUSICA




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食欲不振による痩せの失敗

 半年あまりで20キロも減った。なぜか食欲がすっかりとなくなってしまったからだ。それに甘んじて、食べないでいたら、標準体重になった。脂肪肝もなくなった。高コレステロールもなくなった。中性脂肪も標準値である。メタボリック症候群からももちろん解
放である。

 ところが、いったん階段がかるくてるんるんしていた時期を越えると、今度は前よりもいっそうからだが重くなってきてしまった。おまけに目の前はぐるぐる回ってしまうし、座って立つと真っ暗になる。吐き気はするし、朝起きれない。これは!と思って、ある日、ほかの病気でかかっている内科の医者に申告した。すると、貧血はないか目の裏を見て「貧血なし」では、と血圧を測ると100ちょっとだった。「あー低血圧ですね。でも、血圧上げる薬を出すのはなあ。」と言われてしまい、そのまま放置。

 ところが、そこから坂を転げるように悪くなっていってしまう。どうにも職場にいられないのだ。つらい。頭が重い。仕事で席を立つたびに、吐き気がする。今週は、2度も早退した。今日は、仕方なく職場近くの内科へ寄った。「あの、起立性低血圧でないかしらと思うのですが。いや、思い違いかもしれませんが。更年期かも。」などと言いながら、診察を受けると、座った状態と立った状態で血圧を測ってくれた。それで、やはり気のせいでなく、起立性低血圧ということで、仕事に支障をきたしているので、血圧を上げる薬を少々出してもらうことになった。

 家へ帰って、インターネットで調べてみると、起立性低血圧を治すために「体重を増やす」という項目があって、思わずため息が出た。やはり、食欲不振などというそもそも不信な理由での痩身などというのは間違っている。前は、そんなに太っていても、血圧は正常であったし、なんといってもコレステロールなどの数値が悪かろうがどこも悪くは感じなかったのである。と言って、いまさら縮小してしまった胃は、たくさんの食べ物を受け付けてくれないでいる。むう。

by MUSICA


理由の如何によらず食べないことで痩せるのはダイエットとはいえないでしょうね。私もかつて一念発起し、二ヶ月で15キロ体重を落としたことがありました。もちろん、食事はそれまでの十分の一(と思えるほど)減らした結果です。それまで着るのをあきらめていた服も着られるようになりました。しかし、その服を着て外にでることも出来なくなりました。立つとめまいがし、百メートル歩けず、階段は、3段毎に休む始末。

結局、縮んでしまった胃に負担をかけながら食事を増やし、体重を元に戻しましたが体力が戻るのは一年以上かかったし、そしてリバウンドで前より体重が増えてしまいました。

余分なカロリーは押さえるにしても、必要十分なカロリー、肉野菜などまんべんなく食べ、十分な運動をすることで、新陳代謝を挙げ体を引き締めるのが正しいダイエットでしょうね。しかし、私が痩せようと思った頃はそんな知識が無く、とにかく食べないで痩せるのがダイエットと思いこんでいたんです。

その後、会社の同僚が現職ダイエットを始め、見る見るうちに痩せましたが、私の体験を話してやめるように再三行ったにもかかわらず彼は痩せ続け、二ヶ月ほどで二十キロは痩せたはずです。しかし、その後会社を辞めました。詳しくは知りませんが、病気で仕事が続けられなくなったからです。もっとも、後から考えたのは、悪質な病気で急激に痩せていたのをダイエットと言っていたのかということですが、真相は知りません。

今の私は明らかに肥満体質ですが、痩せなくちゃとは思っています。それと、ある程度の年になったら、少し肥満体質の方が長生きをするそうで、痩せすぎは体力が無くなるとのこと。

それにしても私は太りすぎです。

from ロクスケ




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ADHDの認知度と薬物療法

 
 ADHDやADDの方は、薬を用いる事によって、何とか、この日本の集団社会と、折り合いをつけていけると私は思うのですが、ADHDの処方箋と云う物は、我が国には、存在して居ない気がします。

 最近ショックな事に、ADHDに有効とされるリタリン(塩酸メチルフェニデート)が、(これも、勿論ADHDに適用されていたわけではありませんが。)リタリン乱用者が増えた為、厚生省により、うつ病においては、全て停止という規制がかかりました。

 規制をかける際、ADHDの事は考慮されたりしたのでしょうか?謎ですよね。

 確かに、私もリタリンを、うつ病の人に使うという事は、危ない事だと思います。しかし、ADHDの方は全く注目されていない。という事。どういう事でしょうか?(怒)

 日本は、ADHDの医療等の問題について、ここまで他国に遅れを見せつけたいのでしょうか?

 今までもそうでしたが、(ADHDへの医療機関等の対応の遅れ)今回の件で、充分に、考え直して頂く必要があるのではないかと思います。うつ病の方の事をないがしろにしている様で、申し訳無いとは思いますが、(*いきなり1ヶ月で薬を止めていくという事の、難しさを危惧しております。)けれど、ADHDの注目のされなさに、がっかりします。

 もっとちゃんと、ADHDを診断出来る病院を増えていってくれる事を願います。(勿論、少しずつ増えてきてはいますが)そして、ADHD(ADDも含む)と診断されたら、大人、子供問わず、医師の判断により、ADHDを持つ人が、うまく生活していけるようにする事こそ、医療義務なのではないでしょうか?

 あくまでも、私の意見ではありますが、ADHDは、『脳の障害』であり、薬物療法は、人によりけりではありますが、かなり、効果的だと思ってます。早く、日本で、大人へも子供へも、ADHDやADDを持つ方に、光があたります様にと切に想います。

by はいじ。









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ADHDと薬物療法2


 最近、リタリンが中止されてしまい、本当に困っております。厚生省の、三島さんという方には、抗議電話をかけつつも、ちゃんと優しく、色々な後配慮を頂いたりしました。

 しかし、厚生省はこのままでいいのでしょうか?という、疑問は拭い去れません。薬物療法へのずさんな対応を、目の当たりにしてしまい、悲しい現実を付きつけられた気分です。特に、大人のADD、ADHDにおけるものは、酷いものです。

 「ADHDの総称を知っていますか?」と、問ってみると、厚生労働省の方は、存じあげてませんでした。そのような、簡単な対応では、今後困ります。

 例えば、コンサータが新しく認可されたらしく、適応は、中学生まで。という、素晴らしく、ずさんな結果におわっています。中学生まで。つまり、中学まで使っていたモノを突然、中学になった途端に、お薬を切られてしまう。というわけです。その、危険性も、示唆してはおきましたが、上の方に伝わっているかどうかは全く解りません。

 電話の内容(抜粋)

 私『中学生までなら、安全性があると申されましたが、中学生で安全なら、大人でも安全なのではないでしょうか?』
厚生労働省の方『それは、海外において、殆どそうなっているので。』(・・・呆れますよね、はっきり言わせて貰うと。)
私『例えば、海外でというなら、アデラールなどと云ういい薬があるので。』
厚生『そういう、薬があるのですか、何と云う薬でしたか?もう一度お願いします。メモをとるので。』
私『コンサータは理解出来るのに、そっちの方の薬の検討はなさってないのですか?知らないのですか?』
厚生『申し訳ありません、私の勉強不足でした。』
私『こっちも、命がけです。リタリン乱用者を減らしたいが為、他の患者さんの事も考えられないような国作りする方など、国を考えてるとは思えません。そういう方向も考えてください!!!もっと、ちゃんとして下さい!!!』

 勉強不足で、国民を預かる仕事が出来るなんて、信じられない気分でした。どうか、公務員の皆様、頑張ってください。舛添厚生労働大臣さん、もし、この文章を目にする機械がおありでしたら、どうか、考えてみてください。

 苦しみは、なったものにしか、わからないですが、見えない苦しみ、というものは、貴方も充分にご存知でしょう。それなら、ADHDの居る家族の所へでも、出向かって欲しいです。現実をみて欲しいと思います。切実に。

 ここからでも、責めて訴えさせてもらいます。あたしは、ちゃんとした生活を送りたいだけなのです。死にたくも無いのです。お願いします。

 ADD,ADHDの皆様も、これに負けじと、踏ん張ってくれる事を心より願って、今日はここまでにします。

 ちなみに、L−チロシンというサプリメントを、代用し始めました。私には、とても良く、作用するので、もし、ADD,ADHDの方で、試してみたいという方には、お勧め致します。なんとか、冬を乗り切りましょう。


by はいじ


















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免疫力

 前にも書いたけれど、私は三十代の頃よりは明らかに体力が向上しているとしか思えない。今、既に還暦を過ぎているのだが。
 
 三十代の頃は自転車でちょっとした坂道を上ることなど出来なかったし、駅の階段を駆け上がる等息が上がって到底思いも寄らなかった。しかし、今では陸橋の急坂など別に立ち漕ぎなどしなくても鼻歌交じりで自転車で上れるし、駅の階段も一段跳びに駆け上がり、息など切れない。実は体重は三十代の頃より二十キロ以上増えているのだ。
 
 むろん、今になって体力が付いたというより、三十代の頃の私の体力がひどかったということだ。二十代後半のころは毎日数キロのジョギングをしていた為か、坂道の自転車登りや階段駆け上がりも普通に出来た。しかし今とあまり感触は変わらない。
 
 三十代の頃は仕事が忙しく、生活が非常に不規則で大酒を呑んでいた。たばこは既に止めていたが、食事もほとんど外食で栄養バランスや脂肪、塩分の制限など全く考えていなかった。
 
 いま、自営をするようになり、とにかく食事に気を付けるようになった。もともと薄味で肉はあまり好きではなかったので、野菜中心、それも緑黄野菜を非常にたくさん食べ、動物タンパク質は主として魚、肉は月に一回程度百グラム食べるか食べないか。塩分は次第に減り、今では外食をしても味が濃すぎて相当我慢をしなければ食べられない。
 
 思い当たるのはこれくらいだ。運動は何度もしようと決心したが全然長続きしない。自転車やウォーキングは体重が重すぎて直ぐ膝を傷めるため、最初に体重を減らさなくてはならないのに、全然減らない。
 
 だが、それでも自転車の坂登りや階段駆け上がりは、毎日ジョギングをして今より二十キロ以上軽かった二十代の頃と同じ感じだ。そこで考えた。私は体重を減らしすぎてはいけないのではないかと。BMIは29。日本ではこれが22-25以上だと肥満なので、私は完全に肥満なのだが、21だった頃とあまり運動力は変わらないのだ。
 
 もっともアメリカではBMIの標準は30なので、アメリカだと私は大いばりで標準体型だ。アメリカでは全人口の半分が肥満だと言うが、BMIを日本並みにすると、90%が肥満だ。それはともかく、運動能力以上に私が驚いているのは免疫力だ。回復力と言っていい。
 
 最近気が付いたのだが、風邪を引いて鼻水咳頭痛などがひどくなっても一晩で治ってしまった。そもそも、風邪を引きにくくなった。二十代から三十代などは直ぐに風邪を引き、その症状が収まるのは早くても一ヶ月かかり、しかもすっかり治りきらず半年くらいぐずぐずしていると次の風邪を引く有様だったのに、千年暮れ久しぶりにひどい風邪を引き、また一月覚悟していたら、翌朝けろりと治ってしまって、驚いた。先月また引いたので、試しに早めに寝てみたらやはり次の日は何ともない。薬も飲まないのにこんなに早く治るとは想像していなかった。
 
 仕事柄小さな怪我を良くする。手を切って血がぼたぼたなど良くあるのだが、ちょっとガムテープでも巻いて仕事を続けていると十分くらいで血が止まり、三日くらいで傷がふさがる。このくらいの怪我なのだが、去年、余所の職人さんが同じような怪我をして一週間傷がふさがらずちょっと無理をすると直ぐに血がにじんでくるので、却ってびっくりしたし、相手は私の怪我の治りようにびっくりしていた。大酒のみでたばこをたくさん喫う人だったから、肝臓機能が衰えているとか免疫力が衰えているのではないかと思った。
 
 やはり、免疫力というか治癒力は精神的なストレスでも下がるが、私に思いつくのは食事内容しかない。薄味で野菜中心ということしか思い当たらない。納豆や発酵した薄味の漬け物を多食する。それと、毎日緑茶を電気ポット一本半くらい、つまり二リットルは優に呑んでいることだろうか。
 
 言い忘れたが、酒も激減している。昔は毎日一升酒を呑んでいたが、今は周に二回くらい、ビールロング缶一本あるいはワンカップ一本であり、絶対に酔っぱらわない。喫煙者の傍には近寄らない。やはり、様子を見ながら少しはウェイトコントロールをした方が良いのかも知れない。
 
 肥満だが身体が軽々動き、風邪も引かないのはかなり快適だ。これで、金があればもっと快適なのだが。
 
by ロクスケ


















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免疫力の強さ

 免疫力についてはここでも何度か書いたけれど、私ももう世間でいう高齢者の中に含まれる年齢であり、やはり病気やけがは生活に応える。快復力がどうしても若い頃より衰えるし、昔なら何でもなかった傷病で寝たきりになったり死んだりするのも、やはり老化の故だ。老化は避けられない物だと私は信じていたが、どうやらそれは違うと思い始めたのも最近のことだ。
 
 ただし、人間誰しも年をとるのは避けようがないし、それを避けようとも思わない。が、年をとることが老衰、老化とは一概に言えないと理解したということだ。それを実感したのが、最近の小さなけがだ。
 
 私自身、30代の頃はお話にならないほど体力がなく、すぐに風邪を引いたり腹を下していたし、一度風邪を引くと何ヶ月も治らず、治ったと思ったらすぐ次の風邪を引くような有様だった。一番ひどいときは、激しい咳、頭痛、鼻水、下痢、関節の痛みなどなどでさんざんな有様だったが、なにしろ忙しくてまともに治療などできなかった。
 
 当然、力もなかったが、当時は力仕事をしていたわけではないので別に生活に困ることもないと思っていた。
 
 さて、それから30年たち、気がついたら私は風邪を引かなくなっていた。もう何年もまともな風邪を引いたことがなく、たとえ引いたかなと思ったときでも、たとえばちょっと鼻がグズグズするとか熱っぽいとか、咳が出るような状態になっても、半日から一日で治ってしまう。この状態になっていることに気がついたときは自分でも何が起きたんだろうとびっくりした。
 
 また、2年ほど前に自転車を買って買い物などに乗り回すようになったが、陸橋の急坂や地下道の急坂などを全く問題なく自転車で上れることにも驚いた。30代の頃はとうてい出来なく、自転車を手で押して上っていたのだ。実際に多くの人たちがそうしている脇を、まったくふつうと変わらない漕ぎ方で上ってゆける。念のためにいっておくと、変速ギアのついた高級品ではなく、ふつうのママチャリだ。陸橋の長い坂をそうやって上っても息一つあがらないし、考えてみれば駅の階段などは一段おきに駆け上がってもまったく息は乱れない。
 
 私についていうなら30代と60代の今とでは体力が完全に逆転している。まあ、私の30代がお話にならないほど衰えていたことに今更ながら気がついたが、それでも通常の60代よりは体力がある。
 
 そして留めは、最初に書いた、ちょっとしたけがだ。仕事で旋盤を操作していたとき誤って指を巻き込まれ、右手の中指と人差し指の内側を深く切った。ほんの数ミリ間違っていれば指を失うようなことだったが、とにかくかなり深く切りとっさに当てたタオルがすぐに血でぐしゅぐしゅになり、水で洗ったときは思わず目を背けたくなるほど深くえぐれている。こんな怪我だと数時間血が止まらないと思っていたらなんと、押さえているだけで30分で血が止まった。一週間したらもう完全に傷がふさがって、もう絆創膏もしていない。この快復力には我ながら仰天した。
 
 私は明らかにメタボなのだが、血圧は正常というより少し低め、しばらく前にはかった血糖値、尿タンパクなどすべてクリアであり、ちょっと中性脂肪が多いといわれただけだ。だが、自覚する体力免疫力快復力は若い頃より比べ物にならないほどあがっている。
 
 思い至る理由としては食べ物しかない。とにかく野菜中心であり、しかも緑黄野菜を大量に食べる。大豆製品も海草類も多食するし、タンパク質は魚中心で、肉はほとんど食べない。ヨーグルトはかなり食べる。30代の頃はすでに禁煙していたが、20代後半までは一日60本のハイライトをすっていた。毎日浴びるほど酒を飲んでいた。
 
 今は完全禁煙をして40年近くたつし、酒は週に2,3回、ビールのロング缶を一本、あるいは日本酒のワンカップを一本飲むくらいだ。つきあい酒はほとんどしない。それと、外食、店屋物はほとんどしない。外食の味付けが濃すぎるのだ。野菜がないのもいやだ。
 
 それと、極端に薄味好み、塩分摂取量は異常に少ない。計算してみたら一日1グラムくらいの時があったが、普段でも多くて数グラムだろう。お浸しや納豆、冷や奴に醤油をかけない。もっとも、夏場は意識して塩を多めにとらなくてはならないと思っている。
 
 別に体力増強を意識して食生活を決めたわけではなく、あくまで体が要求する食生活にしたまでだが、改めてからだが要求する食生活を考えてみた。
 
 年をとってから病気になるのは心細いが、免疫力や快復力が高まるならこれほどうれしいことはないし、運動能力が知らない間にあがっているなら言うことはない。
 
 ここでも何度か書いたが、たぶん食生活の改善が一番の理由だ。知らない間にそうなっていたのだ。おそらく、10年食生活を改善して続ければ、体質は見違えるほど変わると思う。無理などしなくても良い。体が求めるままにすればよいと思う。


by ロクスケ













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リタリンの功罪

 リタリン製剤は、現在ナルコレプシーのみの処方となっています。ADHDの治療薬で、同じ成分(塩酸メチルフェニデート)の徐放薬コンサータ27mg/dayを処方して貰っています。約12時間効果が持続します。

 塩酸メチルフェニデート製剤に関しては、かれこれ8年くらい服用しています。ごく最近までコンサータに切り替えるまでは、リタリンオンリーでした。10mg×2/dayという処方ですが、集中力と気分の高揚に顕著な効果があります。

 集中力を高めると言う点では、カフェインと似ていますが、カフェインには、気分高揚の効果はありません。またカフェインよりも、ADHDの症状に強く働きかけ、周りのノイズが気にならない。仕事に集中できる。集中力が高まる一方で、気分が落ちつく。そういった効能があります。

 塩酸メチルフェニデート製剤はADHDの約七割の患者に効果があるといわれています。逆に言えば、残り三割には顕著な効果がみられない。頭痛や、心悸昂進、不眠など副作用のほうが大きく現れるということになります。

 ここ数日、コンサータを自主的に断薬しています。継続的に服用していると、効果がだんだんうすれてくるからです。断薬は今日で、一週間になります。

 仕事が一段落して、目前の締め切りが去ったため、こういったことが出来ます。当然、覚醒レベルは低下して、睡眠時間が大幅に増えました。覚醒を維持するため、お茶、コーヒーなどのカフェイン飲料を飲んでいます。

 また、漢方薬の『麻黄湯』を煎じて飲んでいます。これは喘息の薬ですが、成分のエフェドリンに覚醒効果もあり、なかなか効きます。また、ダイエット効果もあるらしく、以前ダイエットサプリにこのエフェドリンが使われていたみたいですが、現在では禁止され、ほぼすべての商品から駆逐されました。

 で、実感として言えるのは、塩酸メチルフェニデート製剤を服用していたいたときは、夕方、脳が疲れて「頭が重い、ぼおっとする」という感覚があったのですが、それがなくなりました。毎晩、脳の疲れを取るために、磁気治療器を首筋や、後頭部に当てて血流を良くしていたんですが、その必要がなくなりました。

 おそらく塩酸メチルフェニデート製剤を飲んでいたときはドーパミンを増やし脳に無理矢理、加速エンジンを掛けていたのだと思います。塩酸メチルフェニデート製剤の代わりとして、麻黄湯をはじめとするこれらの飲料はなかなか効果を発揮します。

 これで、気分の高揚と、覚醒レベル向上時間の延長が見られれば塩酸メチルフェニデート製剤は不要になります。でも、なかなかそこまではいきません。

 苦しいのは、覚醒できない、集中できないことではなく気分変調症のほうです。気分の落ち込みから救い出してくれる特効薬が 塩酸メチルフェニデート製剤なんです。

 明日で断薬はやめますが、月に一回くらいは断薬期間をもうけたいと思います。

by mogurin

私自身は、以前入院していた時期、薬漬けだったことから様々な薬害を受けました。当時は医者の処方に患者がもの申す等考えられない時期であり、今なら当然薬害裁判になるところでしょう。また当時の医師も実に安易に薬を使った結果です。

そんなことで、薬はあくまで異物であり毒物であるという意識が強く、ぎりぎり必要になるまでは薬を使うべきではないと考えています。ただし、これが薬は不要だという全否定ではないことは言うまでもありません。

以前勤めていた会社の社長が急死し、火葬場で骨を拾いましたがその時骨が黄色く変色し、ぼろぼろだったのを、火葬場の人が、生前この人は薬を大量に飲んでいたのでしょう、と言ってましたね。事実、その社長は常に大量の薬をのんでおり、軽い風邪でも大量の抗生物質を飲んでいたのを日頃心配していたんですがね。

私は、今は風邪をひいても腹をこわしても(幸い今は全くそのようなことがありません)怪我をしても薬は全く使いません。薬を使わなくても使っても結果は変わらないしむしろ、使わない方が結果がよいと感じているからです(繰り返しますが、薬を全否定しているわけではなく、使わざるを得ない時は使うべきです)

で、現在常用している薬は全くありません。リタリンも、人からもらって呑んでみたことはありますが(実際はとんでもないことですね)確かに効き目があったような気もするし無かったような気もするし。

私の日常も、mogurinさんの言うような状態がありますが、だから薬を飲めば解決するとも思っていません。いずれ効率は悪いけれど何とか仕事をして喰っているわけですし、おかげさまで体調は非常によいですしね。体調が良ければ精神的にもおおいにプラスです。

人それぞれなので、薬をきちんとコントロールできていれば、薬の効用はあるはずです。しかし、同時に薬は危険なのだという意識も持つべきで、mogurinさんはちゃんと認識しコントロールしているようですが、それの出来ない人が非常にたくさん居て、それが規制につながった事実もあるわけです。

from ロクスケ





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腎盂腎炎と膀胱炎、急性胃炎と虫垂炎

 今年に入って一度ものすごく熱が出た。39度以上である。ふらふらになって、近所の開業医に行ったが、「のどは赤くないですねえ。」と言われ、薬ももらえずに帰ってきた。
新インフルエンザでなければいいでしょという感じ。

夕方、どうにも熱が下がらす、辛いので近くの総合病院へ行った。尿検査と血液検査の結果および高い熱から、医者は「腎盂腎炎」と診断。
腰のちょっと上が痛かった。腎臓のある場所である。

腎盂腎炎は、よく腎盂炎と言われるもので、同じものである。通常、膀胱から腎への管は細菌などまったくいないのだが、体が弱ったりすると、膀胱炎を起こしている菌が管を遡って腎の方まで上がってしまう。腎盂で炎症が起きる病気で、高い熱が出るのが特徴だ。下手をすると、敗血症などになってしまい、結構重篤な状態になってしまう。

5日分薬をもらって自宅療養。その後、まだ熱が下がらないので、また総合病院へ行った。その時は、血液検査はしなかったと思う。でも、別の医者が「まあ、熱があるなら休みなさい。でも診断書は書けないよ。いつまで熱が出るのかわからないから。とにかく、薬を上げよう。」と言って、抗生物質だけもらって帰ってきた。

その後、4日薬を飲み、また総合病院へ行った。微熱が引かないが、今度の医者は、若い生意気そうな医者で、前のドクターの診断を不信がる。

尿検査は済ませてあった。
「菌の量が少なすぎる。こんな状態では、腎盂腎炎が蔓延しているとは言いがたい。不服なら、再度血液検査とCTを撮りますか?」という口調。だから、私は念のためにそうしてもらうことにした。

1時間くらい待ったと思う。
血液検査上は白血球は正常範囲になっていた。
炎症をみるCRPも正常だ。
若い医者は、CTを見て「あの〜、腎盂炎の問題じゃないのですが、ほかに問題があって・・・・」とベッドに寝ていた私のところにやって来た。
腎臓からCTの説明をする。「ここが膀胱です。問題ありません。で、ここから上に尿管です、、画面上よく見えませんが(ぜんぜん見えませんでした!!)、大丈夫です。(見えないのになんで大丈夫なの??)さて、ここが腎臓です。問題ありません。と、ここからが問題の部分です。子宮に入ると、こういう形の丸い物体が出てきます・・・・。」
私「あ、なんだ、子宮筋腫じゃないですか。毎年人間ドッグに入っているので、そんなこと知ってますよ。大きくなっていないので、経過観察しています。」と言うと、いきなり、
「なんだ、知っていたのか、じゃあ、ぜんぜん問題ありませんね。以上で、腎盂腎炎は否定さえます。」

私「あの、尿の細菌が前回+(プラス1)だったのに今回+2(プラス2)になっていますね?」と聞くと、
「ふっ、女性の場合は尿検査なんて、当てにならないんですよ。こんな結果、見ても無駄です。」だそうで、私は思わず、検査しておいて、「無駄」とは何だ、そんなこと言うなら、導尿してきれいな尿で検査すりゃいいじゃないの!!検査代返せ!!と内心怒ってしまいました。

でも、前の医者が診断書を書いてくれなかったので、この若造に今日までの診断書を書いてもらわなくてはならない・・・。

だから「じゃあ、今日までの診断書を書いてください。別に腎盂腎炎でなくても良いですから。」と厭味たっぷりに言うと、にっこりして
「ああ、いいですよ、前の診断書に添った形で書きましょう。」なんちゃって、結局「腎盂腎炎により○月○日(今日)まで治療を要した。」とすらすらと電子カルテで診断書を作成していました。

この偽善者め!


さて、腎盂腎炎騒動は6月に終わり、この8月になって、朝からおなかが痛い日がきた。
仕方なく、朝電話して一日の休暇を申請。
夕方、これはちょっとヤバイと自分でも思うほど痛く、深刻になり、震える足で、6月に行った総合病院へ自転車で転げ落ちるように行った。病院は坂の下にある。行きはよいよい、帰りは怖い病院である。

午後の診療が終わっていたので、当直の内科医が診てくれた。「急性胃炎ですね。」と言って点滴開始。ところが、点滴が終わってもぜんぜん良くならない。それどころか、もっと痛くなっている。
体温は低く、36.0度とか、35.8度とかしかない。寒くて寒くて仕方がない。夏だと言うのに、足が冷えてぶるぶる震えていた。ふとんを2枚かけてもらっても寒かった。

もう軽く夜の8時を過ぎていた。それで、内科医「うーん、そうですねえ、入院しますか。もう少し点滴しましょう。急性胃炎だと思いますけどね。」と言うので、私も、このままでは帰れないと思い、入院に同意。

息子に電話して、パジャマや下着などを持ってきてもらった。
息子はその際、連絡先として自分と弟の携帯番号を書いている。

さて、入院したら、ものすごいおばあちゃん部屋だった。6人部屋なのだが、私以外全員敬老の女性。皆かなり悪い状態。

もっとも夜だったので、9時過ぎには消灯してしまったが、あちこちで、よろよろとポータブルトイレに流す音が聞こえる。

私は、痛みがさらに激しくなった。
う〜ん、痛い!!!

熱が上がり始めた。その日私は体温計を持ち歩いていたので、測ると38.8度くらいあった。
今度は暑くて暑くて仕方がない。

夜中にナースコールをする。

今度は宿直の外科医が来た。私のおなかを触診する。押しては、ぽんと離す。
「押したときと、離したときとどっちが痛い?」
「離したとき」
「痛む場所変わってこない?下のほうが痛いだろう?」
「そうですね。さっきまではみぞおちが痛かったんですが、今はへその下のほうが痛いです。」
「盲腸じゃないかな・・・。」

未明に「血液検査するよ。悪いけど、動脈血採るから。」と言われ、その外科医は私の足の付け根からごっそりと血を採っていった。

血液検査の結果が出たらしい。
早朝には、「盲腸だと思うので、朝追加検査をして、手術になる。」と言われた。

う〜〜ん、やっぱり・・・。この痛み、普通じゃなかった。それに、反跳痛(ブルンベルグ症状=押すときより離すときのほうが痛い)は、腹膜炎だあ!!!

しかし、主治医と言う人が来ても、詳しい説明はほとんどなし。とにかくCTを造影剤入れて撮影し、腹部レントゲンを撮るとだけ言われ、朝技師さんが来た直後にまだ技師さんが着替えてない状態で撮影。

主治医の説明も、手術同意書に書きながら、ささっと。

ところが、ここで大きな事態が!!

「息子さんに連絡がつかないよ。息子さんたち、何しているの?仕事?え?こんな、お母さんが死ぬかもしれないときに!!」と言われてしまい、私は目をぱちくり。「死ぬかも知れないの??」

たぶん一人は爆睡していて、一人は知らない人からの電話なので拒否しているのだろうなあ・・・と思いながら、外科医2人にさんざん文句言われてしまった。そして、その総合病院の外来看護師長が私の知り合いだったものだから、そこから息子の友人に電話が行き、電話かけるもつながらず・・・・。

結局、本人了解があれば良いということになったが、一応姉に電話してもらった。
姉とは連絡がついて、ドクターも一安心。

まあ、盲腸手術で死ぬなんて、最近聞いたことないしね。しかし、いまどき、盲腸の手術って腹腔鏡だとばっかり思っていたのだが、思いっきり
「開腹です。あなたは脂肪が多いので(うるさいな!)ちょっと多く切りますよ。じゃないと患部が見えないから。まあ、もう若くないんだからいいでしょ。」と言われてしまった。ひ、ひどい!

腰椎麻酔下で手術。ドクター2人の言っていることは全部聞こえる。
「あ、ここ、くちゃいくちゃい!!」
「あった、あった。」
などなど。
最後に
「腹腔内洗浄!」とドクター叫び、ナースが「え?洗浄するの?」「そう、こないだ使った○○でお願いします。」
ええっ???と言う感じでした。

1時間の手術でした。

手術後は、少しずつ痛くなってきて、でも耐えられるかなと言う感じ。夜寝る前には、水もokとなり、いつも飲んでいる睡眠薬も飲んでよいとのことで、うつらうつらできました。

2回ほど、痛くて注射してもらいました。

手術後2日目昼にシャワー。
2日目の夜から重湯開始。

だいぶ良くなってきてから、外来の看護師がきて「すみません、入院時の同意書にサインしてもらっていなかったので、お願いします。」と持ってきた書類をみると、
「病状:急性胃炎、気管支喘息、今後予想される病状:空欄」でした。
はあ、怖い話です。

みぞおちが痛ければ、盲腸を疑え!これって、内科医でも基本だと思うんですけど。

だから、虫垂炎だけでなく、腹膜炎まで起こしてしまったのです。ブスコバンの点滴一本やって、痛みが治まらなければ、盲腸を疑っても不思議じゃないのに!!

この病院はDクラスだなあ・・・・無事に手術終わって良かったと思った私でした。なむあみ、なむあみ。

抗菌剤といわれる抗生物質をもらって帰ってきた。

by MUSICA












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健康チェック

私も結構な年齢なので、健康はやはり気を付けなければならないと日頃思ってい る。幸い、年齢の割に体も動くし、特に問題になる病気も自覚していないし、風 邪もひかない。小さな怪我などはすぐに治る。その意味で、かなり健康なのだろ うと思っているけれど、しかし体が鉄で出来ているわけではなし、具合の悪い時 もあるし疲れるときもあるし寝られないときもある。それをいちいち気にしすぎ ていたらそれが原因で病気になりかねない。

具合の悪いときは寝ているというのは昔の話。今は、具合が悪かったら積極的に 動く、無理をしても動くというのが大体の医者のやり方になったようで、ぎっく り腰でも昔はじっとしていろと言われたのが、今は痛みが治まったら積極的に歩 いて運動をしろといわれる。脳梗塞などで運動機能が麻痺しても、初期の治療が 終わり次第すぐに体を動かす訓練を始めるし、昔なら運動禁止を言い渡された心 臓病でも、今は積極的に体を動かす方がよいと言われている。むろん、むやみや たらに動くのは命取りだろうが、専門家の監視指導の元に体を動かすことが回復 を早めるというわけだ。

話がずれた。私も体が動かなくなっては元も子もないし、どうせなら自由に体が 動き、病気にならず体の負担を感じないで生きていたい。そのためには一にも二 にも健康なので、それは切実に願っている。

しかし、願っている割に積極的な健康対策を取っているとは言えない。ただ、日 頃からおそらく食生活があっているのだと思うし、必要上体も動かす。今はもっ ぱら自転車で出かけるが、短くとも一時間は走り回るし、外に出るたびに遠回り をしても陸橋の急坂を駆け上る。積極的にやっていると言えばそれくらいだろう。

あと、ちょっと文字にしにくいが、排泄物の観察は怠らない。健康なときの状態 を覚えて置いて比較するのだが、色、形、堅さ、頻度、匂いなどがおかしければ 異常を疑う。

自分で視力検査をし、時々筋力検査をし、呼吸力検査をする。今のところ、呼吸 に異常はなさそうで、視力も若干遠視があるが裸眼で新聞は読めるし、近視はな い。ただ、若干乱視があり、軽く飛蚊症がある。視界の欠けは無い。色視異常も 今のところ見つからないが、これは正式に検査をしないと判定は出来ない。

まあ、自己検査は頻繁に行っており、大体合格点のようだ。というより、年齢よ りも若干若い。

認知症検査の方も、今のところ心配はなさそうだし、あまり自覚はしていない。 ただし、これも自覚していないだけで本当に心配ないかどうかは分からないが、 ワーキングメモリ以外の記憶力はかなりしっかりしていると思っている。

時には専門医の検査を受けるべきなのだろうが、どうもその気にならない。たと えば、日本人の二人に一人は癌になり、三人に一人は癌で死ぬそうだ。だから検 査をしろというのだが、まあ、その時はその時だ。

実はメラノーマ、つまり悪性黒色腫を心配したことがある。これは初期ではほく ろと区別が付かず、それで手遅れになる悪性の皮膚癌だが、それを疑わせる大き なほくろが脇腹にあって、それを心配したわけだ。だが、観察し始めてから半年 以上、大きさも形も変わらず、周辺が崩れるとか血管が密集するなどもないの で、心配するのをやめた。若い頃、会社で上司に、お前は会社の癌だと言われて 以来、癌を心配したが、まあ、癌は誰でもあるのであり、たいていの人は発生し ても癌として発症する前に消滅するのだとも聞いた。基本的に免疫力の差で、た まにそれが本当の癌になってしまうという。癌の発生メカニズムは分かっていな いが、正常細胞と基本的に同じ物でありそれがなければ成長も出来ないし新陳代 謝も出来ないとか。

そう聞いたら(それが正しいかどうかは別として)気にしても仕方がないと割り 切ることにした。

だらだら書いてまことに失礼しました。

by ロクスケ








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治療が始まりました


 治療が始まりました。「障害」なので、治療でなく「対処」かもしれませんね。

 2年、カウンセリングを受けていた若い優秀な女性のカウンセラーに、自己申告しました。「私は、ADDではないですか?」と。幸い彼女は、児童ADDの専門でしたので、すぐ反応してもらえました。すぐ担当の精神科医も、児童ですが、ADDの専門医に交代してもらえました。先天的な障害ですので、子供の頃からの色々な事も、母に聞いたりしてお話しました。

 「40年保育をしておりますが、こんな子は初めてです」と幼稚園の先生に言われた事。夢中で折り紙に没頭し、砂場遊びをしようと皆が外で遊んでいるのに、一人部屋にいたり、その反対に、一人、砂場から離れなかった事。小学生の頃、あまりにボーッとしている私を心配して、都の教育相談所に行って知能指数を計ってもらったら、普通以上で反対に勉強ばかり強要する母が叱られた事。忘れ物の天才で中学生になっても毎日のように、届けてくれた事など等。

 あれから2ヶ月。「片付けられない・・・」もまだ、全部ではありませんが、読みました。確実に私の中で何かが変わっていっています。リタリンも処方して頂き、今週から、朝だけだったのが、朝と昼二回になりました。お料理ができるようになり、その後の片付けもできるようになりました。気が散ってまとまりの無い生活が、少しずつ、形になってきました。

 ただ、家族に判ってもらえなければいけません。今後の目標です。先生に伺いました。「私が自己申告しなければ、あのまま鬱病としての治療だけだったのですか?」先生は、正直に答えてくださいました。「・・・さん、大人のADDが正式に日本の精神病学界で認識されたのは、半年前なんです。この病院では、貴女が初めての大人のADD患者なんです」と。私は、思いました。先生方と、歩んで行こうと。

 年明けには、大学受験が終わる子供と主人に、先生がADDを説明してくださるそうです。何故なら、この障害は、周りの協力無しには、乗り越えられないからです。10年来の友人達にも、言いました。とても、恥ずかしかったけれど、判ってもらいたいと思い、話しました。少しづつですが、絡んだ糸が、解けていきます。

 また、報告しますね。

 皆さんも、良い先生に出会えますように投稿原稿」

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薬抜けの人、いますか


 それから、希望として、薬物治療をはじめて、どんな経過をたどっているとか、個人差のあることなので、難しいと思いますが、知りたいです。

 薬物治療で試行錯誤していて不安な私としては、リタリン卒業できた人の話を聞いて、希望を持ちたいと思うし、なかなか合う薬が見つからない人の話も励みになると思うので載せてもらいたいと思います。勝手な希望ですみません。

 が、正直いって、のどから手が出るほど知りたい情報です。

by るるくみ

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薬の効力について


現在私が服用しているのは、朝リタリン1錠に夜パキシル1錠。週末などのそれほど集中力が必要としないときはリタリンは飲んでません。今回このお盆休みを利用し旅行へ行ってきました。「お休みだし、集中力は必要とされないな。」と思った私は、リタリンを飲まないでいました。そうしたら、今までリタリンの効いているときの自分と、そうでない自分の違いが今までよりも大きく感じることが出来たのです。

私のリタリンの効いていないときの頭の中は、相談というか会議をしている人たちが自分勝手に好きなように喋っている。そんな感じなのです。今までもそんな感じはしていたのですが、今回は山の中で雑音がなかったのもあってか、そのことがすごく感じることが出来たのです。

頭の中で、いろんな自分がごちゃごちゃ喋っている。今まで、パキシルを使うまで、こんなに騒がしい頭の中で自分はいたのか!とまたもや感心してしまいました。また、頭の中のいろんな人たちは色々と面白い考えを私に提供してくれていたのです。「あー!もう、待ってよ!」と、思いながら私は、思い浮かんだことをどんどん書き留めていこうとしました。

でも、これも集中力の結構要る作業であんまり長い時間は出来ませんでした。長くて5分くらい。でも、このメモは私にとって非常に大きな幸運をもたらせてくれるのでは!?と思っています。今、まだ、お盆休みでリタリンを飲んでいません。リタリンを飲んで意識を集中させてから、書き取ったメモの内容を考えて見たいと思います。

 by ナオニャム


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リタリン飲むと出来なくなるものがある


私はリタリンを朝一錠飲んでいる。リタリンを飲み始めてから出来なくなったものがある。それは献血である。

 今から一年位前、母と献血をしに行った。献血をする前に簡単な医師の問診がある。問診をクリアしてないと献血をすることが出来ないのだ。母は乳がんで手術してから10年が経ってないと言うことで献血を断られた。

続けて私の番になって、「リタリンを服用してます」と言ったら、医師は「何ですか?」と私に尋ねる有様。まるでリタリンを初めて聞くような反応だった。すかさず私は「メチルフェデニードです」と言った。電話帳のような分厚さの薬事典のようなものを見つけ、メチルフェデニードを探し始めたのだ。メチルフェデニードを見つけたら、「残念ですが、献血出来ません。メチルフェデニードを服用してたら献血が出来ない決まりになっています」と言った。

電話帳のような分厚さの本は献血が出来ない服用している薬のリストだった。初めて知ったのである。リタリンを服用してたら献血が出来ないと言うことを。一部の人は知っていると思うが、リタリンを一度服用したら献血が出来なくなることを明記しておきたい。

些細なエピソードだと思うが、まさか献血が出来ないとはね。信じられない話だが、ADHDと診断され、リタリンを服用し始めると出来なくなることがあることを書いておきたいのだ。

 by Rosamonde

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WingBrain BBSから (訪問者による質疑応答)


 以下は私たちのサイトのBBSへの書き込みを、ご当人たちのご了解を得て編集したものです。自分の様々な問題にどう対処したらよいのか、という問いかけに対し、別の人から様々なアドバイスがあったわけですがこのようなBBS上の質疑応答は、私たちのサイトのみならず方々のサイトで見かけれられます。

 むろん、アドバイスをする側も特に医師やカウンセラーなどと言う専門家ではありませんが、当事者として自分なりの解決策を述べているのです。

 専門家のアドバイスは言うまでもなく貴重ですが、自分と同じ悩みを抱えている当事者の言葉もまた非常に貴重なものと思います。確かに、問題点といって人それぞれ違うでしょうし、また人それぞれに解決策も違ってくるでしょうから、アドバイスされた内容がそのまま当てはまるとは限りません。

 それでも、手をこまねいているのではなく,なんとしても自分で解決策をみつけて行こうという姿勢はいつでも大切です。アドバイスの内容が最初から自分の環境や性格などでは無理だなどといわず、そのアドバイスをヒントに自分自身の工夫をして行くことが必要不可欠ではないでしょうか。

 Q 私の問題としては幼稚園にあがるころから、
 
 1)忘れ物がすごい。しかられて傷ついて反省しても治らない。
 2)遅刻がすごい。叱られて・・・以下同文
 3)人付き合いに常に強いストレスを抱えている4)人よりともかくなんでもできない気がする。

などなど、今でもとても困っています。強い劣等感と自信のなさは天下一品です。恋愛や過食に依存し、リストカットまでしました。母や弟も、同じように苦しんでいると思います。でも、わたしは診断を受けていないし、ほんとうに障害があるのかどうかはまだ、自分で判断してはいけないのだと思っています。とりあえず本を買って、情報を集めようとしているところです。

ところで質問させて頂きたいのですが、診断とか治療とかを受けておられる方々は、どうやってお医者様を捜されたのでしょうか?

わたしもカウンセリングを受けてはいますが、多分ADD専門の方ではないですし、患者のわたしから「ADDではないかと思うんですが」と言ったところで、とりあってもらえないような気がするのです。そういう思いを結構してきたので。

突然、不躾な質問で申し訳ありません。どなたかお答えいただけると嬉しいのですが。よろしくお願いします!!

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 との書き込みがあり、それに対して次のようなレスがありました。

 A >1)忘れ物がすごい。しかられて傷ついて反省しても治らない。

私も忘れ物は凄いです。今でも「あっ忘れた!」「なんだっけ?」なんて言っています。でも絶対治りませんから、治るのを目標にせず、『一日の忘れる事は最高○個まで』とか言う目標にしては如何でしょうか?そして、昨日より忘れるのの数が少なかったら、「えらい!」と自分をほめてあげて下さい。でも昨日より数が多くても自分を責めない事。責めても苦しいだけですから。

 >2)遅刻がすごい。叱られて・・・以下同文。

これも同じ。私は腕時計を忘れたりした時、時間を『感じる事』が出来ないので、遅刻したりしてしまいます。腕時計命です。

それから、『しかられて傷ついて反省し』ても治る事は全くありません。なぜなら、『反省』と言う事を『思っているだけ』で『考えてはいないからです』『あーっまたやったちゃった。なんで毎回こうなんだろう。私ってどうしてこうなの』と思っていても駄目なんです。

『あの時は、あんな事したから遅刻したんだな。じゃ、遅刻しないようにするにはどうすれば良いの?そう言えば、全然遅刻しない人が友達にいたな。どんな風に工夫しているのかな?聞いてみよう』こう言う風に積極的に考えるのが好ましいと思います。自分でアイディアを練るか、アイディアを練るのが苦手なら、誰かの真似をする。もしくは誰かにアイディアを練って貰う。それが『思うんでは無くて考える』事だと思います。勿論、『反省』する精神は忘れずにです。

 >3)人付き合いに常に強いストレスを抱えている。>C人よりともかくなんでもできない気がする。

今現在もっている『自分の物差し(尺度)』をかえてみてはどうでしょうか?『普通人』と同じ物差しを持ってはかっているから、駄目なわけなのですから、別の物差しではかれば、もしかしたら良い方へ進むかも知れません。『押しても駄目なら引いてみよ』ってな具合でしょうか?

 >などなど、今でもとても困っています。強い劣等感と自信のなさは天下一品です。恋愛や過食に依存し、リストカットまでしました。母や弟も、同じように苦しんでいると思います。

誰々の為になんとかしようとしても、なんとかなつたりしません。誰かに『家族の為だと思って』とか『自分の為だからね』と言う定番の台詞を言われ続けたから、そう思うだけだと思いませんか?私はこう言うのを『習慣性の刷り込み』と思っています。

例えば、友達の家へ行くのに、途中道路工事していたらどうしますか?迂回しませんか?『この道を通らなければ絶対嫌だ!だって家族の為だから!だって家族は私が通らない為に苦しんでいる』と思ったら、何かへんな理屈になりませんか?

もしその道しか友達の家へ行けないとしたら、「通れないよ〜」と泣いたり、そこで落ち込んだり、家に帰ってあばれたりするのがグッドなアイディアなのでしょうか?

私だったら・・・
 
 1)工事現場のおじさんに訳を話して通して貰う
 2)友達の家へ電話して、迎えに来てもらう3)何とか別の道を探す

 など考えます。そう言う事でいいのではないでしょうか?

 > でも、わたしは診断を受けていないし、ほんとうに障害があるのかどうかはまだ、自分で判断してはいけないのだと思っています。とりあえず本を買って、情報を集めようとしているところです。

知ると言う事は、とても良い事だと思います。私もADHDの本は沢山読みました。別の分野の本も読みました。一つの考えに凝り固まらなくする為です。

 > ところで質問させて頂きたいのですが、診断とか治療とかを受けておられる方々は、どうやってお医者様を捜されたのでしょうか?

私はネット検索でした。

> わたしもカウンセリングを受けてはいますが、多分ADD専門の方ではないですし、患者のわたしから「ADDではないかと思うんですが」と言ったところで、とりあってもらえないような気がするのです。そういう思いを結構してきたので。

どうも引っかかりますが、取り合ってもらえない原因は何か考えた事はありますか?『自分が駄目な人間だから』なのではありません。『同じ態度をとってしまう人』だからかもしれません。カウンセラーさんは具体的にあぁしなさいこぅしなさいと言ってくれていますか?もし言ってくれる方なら、忠実に行動してみてはいかがでしょうか?例えば『靴を右左反対に履いてみて』と言われて変なの〜と思ってもやってみてはどうでしょう。

 > 突然、不躾な質問で申し訳ありません。どなたかお答えいただけると嬉しいのですが。>よろしくお願いします!!

こんなんでどうでしょう?参考になりましたか?ちなみに『靴を左右反対に履く』と言う技は、私が中学生の時、「授業中に居眠りちゃうんだよねー」と言ったとき、友達が教えてくれたものです。結果、十分位なら眠気覚めたかな。でもすぐ眠くなってしまって駄目でしたね。

 Q 丁寧なお返事、どうもありがとうごさいました。お答えを、何回か読み返しました。「そうそう、そうなの、だからしんどいんです!」と思ったり、「うう・・・それはわかっているんだけどさ・・・」とくさったりしながら。

いつもそうであるように、たくさんの感情と思いつきが心を流れ星のように現れては消えて(ロマンチックなようですが、ほんとこんな感じなんです。全然ロマンチックな気持ちではないですが)、やっと落ちついてきました。

あれから、カウンセリングの先生に相談しました。もう泣いたり笑ったり、大興奮でした。ADDかもしれない、違うかも知れない、ADDであってほしいようなほしくないような。そういう気持ちで、先生にしゃべりまくりました。先生はちょっとびっくりしながら、ADDのビデオを(「人間ゆうゆう」を録画したものでした)貸してくださいました。そして、「自分で考えてみてごらん。それで、また話し合いましょう」とおっしゃいました。

それには「子ども編」と「成人編」がありました。そして、やっぱりADDかどうかは、今の私にはきっぱり判断はできないと思いました。でも、『どうやら、自分の思考システムと似てはいるようだ』と思いました。それで、障害かどうかはともかく横においといて、今困ってることを今までとは違う角度から、努力じゃなくて工夫してみようと思いました。 とくに参考になったのは「子ども編」のなかの、ADDを抱える子どもを持ったお母さんの工夫でした。毎朝起きたら、やるべきこと(顔を洗うとか)を書いた紙をお母さんが逐一子どもに見せて、今なにをしているか確認させるそうです。わたしもともかく朝の準備が遅いので、そこからはじめてみることにしました。

同じように紙に書いて、起きたらすぐ目に入るように、電灯のひもにつるしておきます。そして起きたら、項目ごとにキッチンタイマーをかけて、ひとつひとつこなしていくのです(わかりにくいカナ?)。

これをやってみてわかったことは、わたしは寝起きはとくに、今なにをすべきか、そしてなにをしていたかということまで、5秒前覚えていても忘れてしまうらしいということです。タイマーの大音響で、いちいちびっくりして我に返ります。そして紙をみて、なにをしていたか思い出すという感じです。二日間やって、少し体が覚えてきましたが、初日は本当にそんな感じでした。疲れていたり考え事があったりすると、その傾向はさらにひどくなるようです。

でも、それがわかれば、工夫も考えられますよね。そういうふうに考えられたことがなかったので、びっくりしています。なにより、自由に思いついたり考えたり、気分が浮き沈んだりしていてもいい状況がこんなに心地良いとは思っていませんでした。わたしは日常生活をなんとかこなすために、いつも「そこから先は考えちゃダメ、長くなるから」とか「辛くなるから」とか、やるべきことを覚えていられるように、またそれに集中できるように無理していたんだなあと改めて思います。

長くだらだらとすみません。お礼代わりになったかなあ(なってないなー・・あはは)。お返事頂けて、とても嬉しかったです。また書き込みしますね。それでは・・・

 A よかったですね。工夫する楽しみが増えると、生きる楽しみみたいなものも同時に生まれて来ると私は思っています。

私の子供(六歳・男)も朝のだんどりは全く上手く行きません。友達のサイトで教わった工夫で今なんとか、そこそこ出来ています。

次の課題は学校。子供の行っている小学校は予鈴が無いので、時間の把握がいまいちできません。(実際、授業参観に行った私もできなかった。エッ?エッ?って言ってるあいだに教室移動とかしだすのです)

こう言う具合なので、今度の土曜日にでも学童クラブの図工室を借りて、子供と一緒に『息子専用時間割』でも作ろうかと思っています。自分で作れば時間を覚えるかな〜なんて思ったので・・・。

ADDは数学の公式や関数に似ている気がします。自分の脳の構造(長所・短所とか弱点・強い所とか)を知れば、おのずと公式、もしくは関数が現れます。そこの、例えばXとかYに5とか7とかを入れれば上手く解けると言うわけです。

勿論、それを探し出すのに苦労する訳ですが、自分の事を言えば、今までの苦労から比べれば、自分の脳と向き合う苦労の方が楽だった気がします。ただ、向き合う勇気が出るまでに生後25年もかかりましたが・・・。

色々な工夫を試してみて下さいね。そして上手く行ったら、私にも教えて下さい。参考にしたいです。

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もちろん、ほかにもいろいろな書き込みとそれに対するレスがあります。人事だと思わず自分の場合に当てはめて考えてみると、おおきなヒントになることがあります。

この質疑応答を特に取り上げたのは、ADHDとして普遍的典型的な問題に対し、単なる反省だけでは治らない、努力だけでは治らないという根本的な考えがアドバイスとして示されていると思うからです。たしかに、質問者がADHDであるかどうかは分かりませんが、いずれにせよ自分に何かの問題があって、悩んでいるのであれば、何らかの工夫で改善しなければなりません。とりもなおさず、それがリハビリと考えるわけですが、リハビリとは何もADHDだからなのではなく、原因が何であれ通常の努力では治らない不具合に対し、それにあわせた工夫を取り入れて行うものです。その考えが、この質疑応答に良く現れていると思います。


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リタリンの規制について


最近、リタリンを服用している人が自殺したという話を聴きました。自分も一時期リタリンを服用していたので、なんとなくそういう事はありえるな、という気はします。というのは、薬の性質からして、リタリンはどっちかというと、『主観的』な方向へと精神状態がシフトしていくような気がするからです。リタリンがADHDに有効なのはおそらく、ADHDの人は意識や感心があちこちへと向いてしまうのを、どこかピンポイントに強引に集中させるからではないでしょうか。ADHDなどの人にはリタリンはもしかしたら必要な薬かもしれませんが、鬱病の患者には危険かもしれません。肉体的苦痛以外の理由で自殺する人は僕の思うに「客観性」が低下しています。鬱、イジメ、借金苦、ひきこもり。それらの人々に共通しているのは、どんどんと追い詰められて、まわりが見えなくなっていく事です。そして、その最悪の選択が「自殺」ではないでしょうか。
 本当に必要な人々の為にリタリンを全面規制するのは、反対です。ただ、リタリンというのは、まあようするに弱い覚醒剤です。依存してしまうと、必ずリバウンドがあります。ですので、鬱病の人にはリタリンを僕はおすすめできません。
  by つりあげ    
 

リタリンは、本格的に使えなくなりそうである。そうするとナルコレプシー患者が日本では急激に増えるのだろうか。そんななか、まだ、リタリンの調整で手間取っている私はまったくもってなんなんだろう、笑ってしまう。 金曜日に、激しいパニック発作に襲われた。久しぶりである。パニック発作に効く薬を飲んでいるので、ほとんど最近は発作がなかった。土曜・日曜と仕事で、朝から夕方まで、昼休み以外はずっとデーターを作っていた。おしりが痛くなったくらいである。すると、日曜に携帯が鳴った。ドクターからだった。仕事中だったので、少々焦ってしまった。 私のパニック発作は、トレドミンとリタリンが交感神経を刺激し過ぎているからだと思う、とのこと。最悪の場合、心臓停止もありうるとのことだった。次の日必ず受診して欲しい旨書かれていた。翌日ドクターは、私に、トレドミンを減らそうと提案した。全くなくしてしまうのは、トレドミンの場合鬱を誘う。だから、減らそうということだった。2錠を1錠にした。それから、パニック発作のときのために、デパスを処方してくれた。前にも発作時に、デパスを舌下で溶かして効果があったからである。月曜日は休日だった。

リタリンによって、私は意識しないうちに猛烈に働いていたらしい。「ヤクが切れた患者」のようにどろどろに疲弊していた。ここまで疲れたことがない、と思うほど疲れていた。動くのが辛かった。病院から帰ると、すぐ床に入った。延々6時間くらい寝てしまった。いくらか疲れもとれたようである。ドクターに日ごろ「リタリンを飲んで猛烈社員になると、燃え尽き症候群になるよ」と言われているのを思い出した。なるほど、こういうことか。よほど、仕事をしたのだろうか。気持ちは、普段どおりやったつもりである。でも、確かに機関銃のように、パソコンを打ち続けた。これは、自分でセーブしながら薬を使わなくてはいけないということだな、と思った。そうでなければ、リタラーになってしまう。薬物依存にはなりたくない。いまさらながらリタリンと言う薬の恐ろしさを知った私であった。 
 
 by musica

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ペインクリニック


 私は中学のときから肩こりがひどかった。でも、仕事をするようになってさらにひどくなり、最近ずっとパソコンに向き合うようになって加齢とともに、肩こりが度を越してひどくなった。マッサージ、鍼灸、整体など、いろいろためしたが、効果はそれほどなかった。

 それが、図書館でペインクリニックというものの存在を知ることとなった。交感神経が束になっている神経節というのが、人間の体には何箇所かあって、そこに弱い麻酔を打つと、緊張していた神経節が一時的に麻痺して、その横にある血管を拡張させるのだ。そうすると、血流がよくなって、たまった疲労物質の乳酸なども流してくれる。それ以外にも、硬膜外神経ブロックや局所静脈内ブロックなどがあり、癌の疼痛への対処方法としてよく知られていると思う。

 私の場合は、肩こりだったので首の星状神経節ブロックを行っている。首には左右に星状神経節があり、交互に私の場合は注射している。首に注射!?と思うかもしれないが、痛みは軽く、血液検査のときくらいの痛みである。注射をして、効いてくると、右にすると右目が大きく開かなくなってしまう。4〜5時間もすれば完全に元にもどるが、それは薬が良く効いている証拠でもある。星状神経節ブロックは、20〜30回くらい行わないと、本当の効果はわからないそうだが、私は6回目くらいからもうすでに肩こりがかなり改善された。交感神経が十分に働くようになったのだ。

 このはなしを、ADHDのドクターにしたら、「いいねえ。交感神経が動き出したんだねえ。ADHDのお医者さんの隣にペインクリニックのお医者さんが開業すると、儲かるね!」と笑っていらした。ADHDも、交感神経が働くと、脳の血流がよくなっていろいろと改善されると考えられる。そのせいか、最近私はとても元気だ。鬱も吹き飛んでしまっている。ペインクリニックでは、肩こりのほかに、三叉神経痛・椎間板ヘルニア・帯状疱疹・手足のしびれ・顎関節症・頭痛・突発性難聴・アレルギー性鼻炎・五十肩・生理痛など、いろいろな分野で効果がある。

 ペインクリニックでは、ほかにいろいろな治療をおこなっているが、それは専門書に任せて、さて、どこにあるのかと考えてしまう人がいるだろう。大きな病院ならば、麻酔科にペインクリニックを置いているところが多い。ペインクリニック学会が認定した認定医をおいている麻酔科医がそれを担当している。日本では、ペインクリニック科として独立している病院は2つしかないと聞いている。だから、病院の麻酔科に電話して聞いてみるといいと思う。昔は痛みはがまんするほうがいいと思われていた。今は時代がちがう。痛み自体は、体の自然なサインであるが、もう治ったのにいつまでも痛みだけが残ってしまう場合には、消してしまったほうが良い。手術の後、硬膜外ブロックで、2日目から歩いていた父を思い出す。ADHDにもいいのだから、交感神経に異常のある人は、ぜひ門をくぐってみるといい。

by MUSICA


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リタリンの効用ー私の場合

 
 私はリタリンを1/4から初めて、現在3/4錠を飲んでいる。自分自身では、効いていると言う自覚がない。しかし、ある休日にリタリンを飲んでみたところ、片づけが大嫌いの私が、いきなり、積み上げられた本を「そうだ、本をかたづけよう」と思い、ベッドの後ろにある本棚をすべからず片付けてADHDとLDなどの本を一気にきれいに並べてすぐ手に取れるようにしてしまった。おお!私にしては快挙である。これは、リタリンのなせる業ではないだろうか? 
 
 それから、前の職場でも気がついたことがある。一覧になった不規則な上下に出力されている電話番号に電話しなくてはならない仕事があったのだか、私は、よく前のひとの電話番号の前の部分(たとえば3811)と、次の人の後ろの部分(たとえば3456)をセットにしてしまってよく間違い電話をかけた。ところが、リタリンを飲んでいると、ちゃんと間違えずにかけることができる。本を読むときもよく一行とばしてしまったりするのだが、これも解消される。 
 
 現在の職場でも、電卓で計算(なんと古い仕事だろう)をするのだが、まったくと言っていいくらい間違えずに計算できるのだ。厚さが30センチくらいに積み上げられた書類の累計をだすときもOKなのだ。それが、リタリンをのんでいないと、必ず合わない。何度やっても違う答えが出てしまうのである。 
 
 このような効用に支えられて、今は仕事が快適だ。ただし、がんばりすぎるなと主治医には言われている。リタリンを飲むと過集中になってしまって、ワーカーホリックになり、やがてバーンアウトしてしまうからだそうだ。 
 
 たしかに、毎週の休薬日には、おつりのようにどーんと疲れが来てしまう。自覚がないのに効いている、そして、自覚がないのに反動があるというのは、なんとも不思議である。

 by musica

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アレルギー (NHKの番組より


最近の十代、二十代の人たちのアレルギーが非常に問題となっており、とくに普通に食べられている食品、たとえば米、蕎麦、小麦などの主食や卵、牛乳など、また様々な果物などに激しいアレルギーを持っている人が多くなってきたと、前々から言われていた。確かに、花粉症に苦しむ人も昔はあまり聞いたことがなかったが、この20年くらいで急に増えてきたような気がする。
 
 一説によると、10〜30代の90パーセントの人たちが何らかのアレルギーを持っているとさえ言われている。近年アレルギーで苦しむ人が増えてきた原因は様々言われており、昔に比べてストレスが増えた、化学薬品が食品に使われ、それが体質を変えている、車の排気ガスが原因などなど言われており、それぞれがもっともらしく思えたし、多分そうなのだろうと考えていた。ちなみに、途上国では日本ほどアレルギーが問題になっていないらしい。ただ、現在の途上国は今の日本以上に食品は化学薬品が使われ、公害もひどく、各種のストレスも激しい。それなのに、確かに日本ほどアレルギーが問題になっていないようだから、ここに挙げた要因は、アレルギーが増えた原因ではないらしい。
 
 ところで、何という先生だか忘れたが、寄生虫を研究している科学者が、今の日本人は全く寄生虫が居ないのでそれが花粉症の増えた原因だと言っていた。どうだかなぁ、なと思っていたのだが、(ここから本題)先日NHKの番組で目から鱗が落ちる思いがした。なんと、生活があまりに清潔になったため、体に病原菌やウィルスが入ることが無くなり、暇になった免疫細胞がなんでもない異物を過剰に攻撃する体質になってしまったのが原因だというのだ。そのような体質が決定するのは生後一,二年のことだという。
 
 つまり、赤ん坊の時にあまり病原菌やウィルスから遠ざけると、その後アレルギーを持つようになるという。確かに言われてみれば、私の子供の頃は、今では想像もつかないほど無頓着だった。赤ん坊が居るうちでも平気で犬猫を飼い赤ん坊が猫のしっぽを引っ張ったり引っかかれたりしていた。外で私たちはどろんこ遊びをし、犬猫の排泄物の混じった砂場で転げ回り、山の中では木の実などをそのまま食べていた。
 
 日頃から、今の日本人の潔癖症は異常だと思っていた。確かに、汚いのはよくない。だが、少し考え直してみてはどうだろうか。人間には自然の免疫システムがあり、健康でさえあれば、多少の病原菌やウィルスに曝されても問題にはならない。しかし、その免疫システムを弱めてしまえば、簡単に腹をこわしたり風邪をひいたりする。
 
 日本では清潔な生活が普及したため、乳幼児の死亡率も下がったし、細菌性ウィルス性の病気が蔓延することもなくなった。これは非常によいことで、清潔を保つのはむろん大切だ。どうじに、あまりに神経質に清潔清潔と血眼になるもの考え物だと思う。私と同年輩の知人たちでアレルギーに苦しむ人間はほとんど見聞きしない。花粉症の人はいるが、それでも若い人に比べて桁違いに少ないようだ。子供の頃のバッチィ生活のたまものなのだろう。
 
 とはいえ、今10代、20代になっている人は、今のレベルは保った方がよいと思う。レベルを落とすと、免疫力が無いから一発でやられる可能性もあるだろうからだ。自分に子供ができたら、免疫力を付けてやるのも親の義務ではないだろうか。
 

by ロクスケ

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リタリンと省エネ


 リタリンと省エネと言う言葉は、私の主治医の基本的な考え方です。リタリンを飲むと、があっと仕事などをやってしまう。そのリバウンドを避けるために、なるべくやらなくてよいことは切り捨ててしまえ、ということである。引き受けられない仕事は引き受けない、やらなくても他の人がやってくれるものはやってもらう、というようになるべく自分の仕事を減らすことを考える必要があるというのである。

 また、休みの日はなにか、趣味をもってリフレッシュすることが必要だとのこと。

 しかしながら、私の職場は毎日残業であり、とても自分の仕事を減らすことはできない。そうすると、省エネできるのは、家事だけである。家は散らかり放題、足の踏み場もなくという状態になってしまう。

 「〜しなければならない」という概念を捨てること、とドクターに言われるが、女性の有職者は、家へ帰ったとたんに料理、洗濯、片付けが待っている。そして、お風呂に入って寝るだけである。子どもが小さければもっとたいへんだろう。

 私は、家事を捨てることにした。最低限しかしない。仕事の手を抜くことはできない。多大な波及効果があるからだ。

 そして、料理もほぼ捨てることにした。出来合いを買ってくるのだ。それでも、日曜日は食べるものがなくておなかをすかせながら、料理をするか、がまんするか、天秤にかけてしまう。その上で、息子に「めし」とか言われると、かなりむっとしてしまう。

 リタリン服用者の省エネは相反することなので、非常にむずかしい。名案があれば、誰か教えて欲しいくらいである。

 by musica

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発達障害とアダルトチルドレン


僕は最近3週間ほど、かなりの抑うつ状態にあるらしい。何かといっては、不安になり、また周りに迷惑をかけて生きている、五体満足でありながら、労働することもほとんどない。そんな後ろめたさのため、よく泣いていることがある。しかも、睡眠時間が3、4時間ぐらいしか眠ることができない。12時過ぎに寝ても、3時半とか4時には目が覚めてしまう。

寝起きのうつはなにかスイッチが入ったかのように来るのだ。目が覚めて、自分の存在感を取り戻すと、申し訳ないと思う、罪悪感、自分の無力感、将来来るであろう孤独に対する恐怖、自分の行く末を案じることばかりが頭の中に渦巻いている。考えすぎることがいけないことはよくわかっているけど、前向きに生きることをモットーとしている自分なのに、しばし、1.2時間は泣きつづけるのだ。しかもほとんど毎日。

最近誕生日を迎えた。39歳になったのだ。その誕生日、新聞社の人と会った。ADHDの番組を作ると言う企画で僕が取材に応じることにしたからだった。そして、今の自分、過去のいきさつ、今の辛いことなどを3時間にわたって話してきた。

そして、その夜のこと。正確には翌日の早朝だけど、また4時ごろ目が覚めた。そして、またうつがやってきた。だが、いつもとなんか違うのだ。一緒に暮らしているのに妙に母のことが恋しくなってしまった。子供に戻ってしまったような、甘えたい願望。『大人の夜泣き』を体験してしまった。体をじっとしていられない衝動に駆られ、泣きわめき、ひたすら母のことを叫ぶ『おかあさーん、寂しいよぉ』とても恥ずかしいが、僕の心の奥になにかありそうだ。

僕の心。39歳でありながら、いつまでも子供で居続けようとする。実年齢と『本来の僕』のギャップは広がり続けている。退行もしているようだ。

僕には、子供の頃から枕を手放せないと言う癖がある。ビーナツという漫画をご存知だと思う。そう、スヌーピーが出てくる、漫画だが、そこにはライナスと言う少年がいて、タオルケットを手放せないでいる。そう、まさに僕はそれなのだ。バッチイ15年以上も使った枕がないと家では落ち着けないのだ。鼻を枕にすりつける。冷たく、使い込んで肌に馴染んだ感触。それが僕の安心。心の平安なのだ。そして、何にでも利くおまじないにもなる。痛いときはそこに当てる。すると痛みが和らぐような気がするのだ。

また、僕にはこんな癖もある。眠くなると唇を吸う癖がある。赤ちゃんが、乳首を吸うようなそんなしぐさが自然と出てしまう。子供の頃からこの二つはまったく変わっていないのだ。

僕は、自分がアダルトチルドレンと呼ばれるのだと言うことを最近知った。そう、大人になりきれていない大人のことである。僕はもう、高校生の頃から大人になんかなりたくはなかったのだ。子供に戻りたい。そういつも思っていた。そして、しばらくはそんなことも忘れて社会に生きてきたが、心のどこかでそう思いつづけていたようだ。

僕には2人の甥がいて、一緒に生活している。彼らとのコミュニケーションはゲームのキャラクターのこと、ポケモンの名前や得意技、学校でのことなど子供らしい内容である。それに僕は結構馴染んで話を聞いている。『いいおじさん』と言ったところか。でも、39歳には39歳なりの話題とか、立ち居振る舞いと言うものがあるはずな訳で、それに対応できていない自分が、最近妙に苦しいのだ。いずれ、彼ら2人も大人になり、大人として生きていく。僕だって、どんどん老いていき、おじさんからおじいさんになるときも来るだろう。

こんなアダルトチルドレン。環境だけでなるもんなのだろうか?これだって、発達障害のひとつなんじゃないだろうか?子供の感性のまま、外見だけが大人になっていく。大人としての品格を身につけないまま大人になってしまった。コミュニケーション障害によって人と接することを恐れ、逃げてきたがゆえに、身につけそこなったとも考えられるが、どうなんだろう?

とはいえ、39歳を迎えた僕は、実年齢を捨て、年齢不祥で生きていくしかないのだろうか。いつまでも自問自答が続く…。 

by むーんらいず

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受診レポート


 今回から、僕の受診記録とそれにまつわることについて、レポートしたいと思います。

1.福島医大に受診

えと、硬くなりがちなレポートなので、ラフに書かせていただきます…

今、TVの取材を受けている関係で、担当記者のMさんから、福島県立医大の岡野高明先生をご紹介していただきました。通常、先生に受診する場合、数ヶ月の予約が必要なところ、M記者の紹介ということで、迅速に対応してもらっちゃったのですが、これってほんとにラッキー!てな感じです。

7月6日に東京.渋谷で、SOAA主催の講演会&SOAA会員の文化祭イベントが行われました。僕は、M記者のお誘いでこの講演会に出席しました。本当は、母が行きたいと言っていたこの講演会ですが、とにかく多忙、と言うわけで僕が出席した次第です。今回の講演会、先の岡野先生による、ADHD・アスペルガーについての講演で、「発達障害の未来」と言うテーマで行われました。「成人における脳機能の発達障害についての考え方ADHDや広汎性発達障害だけではないのか…発達と内分泌環境の関係は?」ということについて講演されました。
 
 その中で、僕が一番注目したのが、現在の判断基準では、ADHDとアスペルガーの重複診断は禁止されている中、岡野先生の理論によると、ADHDとアスペルガー、あるいは知能遅滞にはそれぞれのスペクトラムがあり、これらの症状のうち、重複していない部分があって、そこに注目するとそれぞれが違ったベクトルをもつと考えられるという考え方です。当事者においてはごく普通にそのことを感じ取っている人も多いですし、僕自身もアスペルガーであると断言されるよりもその方がごく自然に思えるのでした。
 
 先生はモデルを使って説明してくださいましたが、原点から、アスペルガーの軸、ADHDの軸、あるいは知能遅滞の軸があって、原点をごく平均的な状態と考えた場合、アスペルガーの3(便宜上3とします。)までは障害として認知されないが、それ以上になると障害と感じるようになる、あるいはADHDの3までなら社会生活で不具合がないのに、3を超えるといろいろなトラブルが出てくる、といったように、立体的にさまざまな条件の人がいて、その段階が健常者にまでつながっていると言う考え方なのです。この考え方で、やっぱり自分の考えてたことは間違っていなかったんだと思えるようになり、診断名よりも生活のうえでの障害を取り除くことのほうが重要だということを考えられるようになりました。また、2次障害のメカニズムの説明もあり、どうして今の自分が悩んでいるのかということの認識もできました。

7月18日、M記者に予約を取ってもらい、主治医の先生にも紹介状を書いてもらって、初診の日になりました。最近数ヶ月は、睡眠障害が出ているようで、早朝2時半に目がさめてしまったので、パソコンのメンテナンスや、そろそろくるHPの更新の仕事の準備などしつつ、持っていく荷物の準備なども始めました。なにせ、出かけるとなると、1度では済まないんです。何度も2階の自分の部屋に行ったり来たりして、それでさえ忘れ物のある始末…。なので、2時半と言う時間もそれほど早すぎると言った感じはなかったですが…。
 
 家を5時半に出発。街まで20分ほどかかるので、その時間に出ないと新幹線に間に合わないんです。東京までも、本来は普通電車で行くところを特急に乗っていきました。東京駅でM記者と待ち合わせて、東京駅の始発の新幹線で福島へ…福島9:00着。病院の受付は9:45まで何とかタクシーで乗付け間に合いました。窓口で32条の事を聞いたら、申請先は1箇所のみで病院が変わると移動しなくちゃ行けませんし手続きが面倒で時間が掛かりますとのこと。仕方ないのですが、普通の保険診療で受診することにしました。

外来に行き、問診表などを書いていると、予診と言う部屋に呼ばれました。中に入ると、若いインターンと思しき人がいて、今までの経緯や、どんなことで悩んでいたか、育成暦などについて1時間ほどの問診があり、事細かに自分の状態や思っていることを説明しました。前の晩、母に誕生から子供時代の僕の様子について書いてもらい、それをワープロで清書していったところ、ここまで克明かつ丁寧に資料を作ってくる人は珍しいと言われました。アスペゆえのこだわりでしょうか…?
 
 その後、15分ほどで名前が呼ばれ、岡野先生の診察室に入りました。そこでは自分がどのような障害で悩んでいるのか、どう対処してきているのか等を聞かれ、紹介状に添付されていた、昨年9月のWAIS―R知能検査のデータを見せてくれ、どのような特徴があるのかを解説してもらいました。僕の場合は、言語性、動作性とも正常範囲ではあったのですが、下位検査の結果、数唱、算数、符合という項目が低く、ADHDの特徴も出ており、また、理解の項目ではかなり悪い数値が出ていました。質問の理解も悪く、答えが出るまでかなりの時間がかかってしまうこと、制限時間を過ぎても先に進もうとしていたところ、意味はわかっているのにどう答えていいのかわからないことがしばしばあり、周りの状況を感じ取れず、マイペースでしか物事に対応できないのでトラブルが多いのではないかと言う所見も見せてもらいました。
 
 そして、今後の治療の目標として、ADHD、アスペルガーの精査と言う方針が決められました。そして、今後の予定を決定し、診察は終わりました。次回は8月の6日、7日の2日間かけて検査をすることになり、その後14日には検査結果についての説明があるという事でした。9月にも1日、来てくださいとのことで、都合4回、5日間の診療になりますね。実は、今回受診できたのも、取材の一環ということがあったからであって、診察も1番でやって頂けたし、予約だって本来なら数ヶ月待ちのところ、2週間ぐらいで手配していただけたんです。本来なら、僕の自力ではとても福島の病院で何度も診察して貰えたりはしないでしょう。いやはや、感謝、感謝につきますね。

と言うわけで、次回2日間にわたって検査をしますが、その様子はまた追ってお知らせします。

By むーんらいず(むん)

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心の病気の医者


いろいろな診療内科や精神科の医者にかかってきた。中には、すごく息の合う医者もいたが、終末医療の方でスカウトされて、そちらへ移ったものの医者のほうで悲鳴をあげて辞めてしまった。とても残念だ。

はじめにかかった心療内科医は、ものすごく固い人だったので、話するにも姿勢を正してみたいなところがあって、かえって疲れてしまった。でもそういうものかと思って、がまんして2年あまりかかっていた。医者の異動で他の医者に代わって、ああ、医者によってこんなに違うものかと思った。

2番目の医者は私に離婚を勧めた。鬱のまっさかり。通常、鬱の時には重大な決断はしないほうがいいと言われているけれども、その医者は鬱の原因が夫なので、別れたほうがいいと言ったのだった。離婚の決着がつかないうちに、その先生も異動していった。内容はともあれ、やさしくていい先生だった。ルックスもよかったので、通うのが楽しみだった。でも、そのころ私は、未遂の連続だった。

次の心療内科医ははっきりしない、若者だった。手応えがなく、どうしたもんだかと思っていた。

それで、その病院以外のところで、パニック障害を専門のように扱っている医院へ行くことにした。その先生も大家であったので、カウンセリング的な部分を多く持ち、癒しを与えてくれる先生だった。

その時点で、前の病院の医療ソーシャルワーカーが精神科の良い医師を紹介してくれた。その先生にはお世話になった。よく話をきいてくれて、細かい対応をしてくださる先生だった。一人一人に時間をかけて丁寧に話を聞いてくださったので、カウンセリングを受けているようでもあった。しかも、自分の持ち時間だけでは不十分とみて、医療ソーシャルワーカーに私との面接をするよう指示してくださった。また、精神科の診療室自体が広々としていて、じゅうたんがひかれ、密閉個室で、先生と向き合うように話ができた。誰に聞かれることもなかった。

ところが、私は自分のADHDを知りたくて他の医者のところへ行ってみたのだ。そして、ADHDと診断が決まったとき、今までの医師にはリタリンは出さないと言われてしまったので、引き止められたが、ADHDを診てくれる医師のところへ変わってしまった。

そして、その医師の異動。後任はADHDを診ない。その医師について行くか、別の医師をさがすか、2つに一つである。現在の医師とは、うまくキャッチボールができない。医師にも軽度な障害があるらしい。ADHDを早くから興味を示して勉強している医師の多くは、自分にもADHD的傾向があったり、それに類した障害がある人が多い。コミュニケーションがうまくいかないのだ。医師として、勤勉に勉強しておりおそらく知能も高く、研究者としてはすばらしいかもしれない。でも、臨床医としては私は推薦できない。少なくとも、前の医師のように小さなカウンセリングはできないのだ。それは、時として私の心に刃をあてがう。

心の医者は医者の中でも一番難しい職業だと私は思う。薬だけあげておけばいいというわけにはいかないのだ。そうかといって、医師とて人間であって完全無欠というわけにはいかないだろう。でも、医師とこころのキャッチボールができないというのは、どうしたものだろう。心の医師に限らない。一番初めの医師とも考えてみれば、キャッチボールはできていなかった。

どう折り合っていくか、ということに最終的にはなるのかもしれない。だが、患者としていい医師とめぐり合いたいという気持ちは捨てられない。心の医師に限らない。だが、心の医師はもっともナイーヴなところでお付き合いをするわけだから、自分に正直にいられる空間で相対したい。

by musica


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癌かもと言われたとき
 2003/09/23   (BBSよりご本人の了承を得て転載)
 
  先日の人間ドックで、肝臓癌の疑い、および乳房種瘤の疑い、の2点が出ました。肝臓癌のほうは、内科の主治医がすぐに検査をしてくれて、大丈夫だったのですが、乳房のほうは、今度の水曜日に検査を受けに行きます。
 
 そんな時に、不安な気持ちを追いやっても内面的には、消化できないですね。
 
 友人が、こんこん咳をずっとしているので、病院行けば、と勧めたのですが「忙しいから」と先延ばしにしていて、病院へ行った時はもう余命3ヶ月と宣告されました。
 
 そして、本当に3ヶ月で亡くなりました。
 
  どんな言葉をかけていいのか、わかりません。自分もどんな言葉をかけられたらいいのかわかりません。
 
 でも、少なくとも心配してくれる人がいるということだけでも、心の不安定さを補ってくれるのではないかと思うのです。
 
 自分も追い詰められている時は、人に何も言えないかも知れない。
 
 先日、久々に会った元主治医から、その先生の後釜でいらした先生の行方を聞きました。後釜の先生は、すごくいい主治医でしたが、だからこそ緩和ケア病棟に抜擢されて私の元から去っていきました。でも、「自分には向いてなかった。毎日辛いよ。」とおっしゃっていたから、どうしていらっしゃるかなあと思ったら、やはりギブアップしてしまったそうです。
 
 いろいろなことが、交錯して、混乱します。
 
 主治医を責めたり、自分を責めたり、助けを求めたり、はぐらかそうとしたり、いろいろなことをしてしまいます。
 
 それでなくても、精神が不安定なのに。
 
by musica
 
 上記の結果についてです 2003/09/25
 
 今日、乳がんの検査に行ってきました。いたいマンモグラフィーをまた撮って、超音波で検査しながら、医者はしきりと首をかしげている。「どっち?」と聞かれたが、人間ドックの結果には、どちら側か書いてなかった。
 
 結果的に、両側を丹念に調べてくれて、医者は言いました。「あのね、大丈夫だよ。他の病院のドックなんか、受けないでいいよ。うちの病院で年一回で十分だからね。」
 ふうー。セーフ。
 
 でも、ドクターの言うことは当たっています。おかげで13600円かかったし、心配料も含めて、人間ドックやったところに「返してくれー!!!」と叫びたい。
 
 でも、癌かもしれないと思った時に、いろいろなサイトを当たりました。結構自助会のようなものがいっぱいありました。
 
 乳がんの自助会はなんとうちのすぐそばにあって、乳がんと言われたら行こう、と心に決めていたりして。
 
 人騒がせな人間ドックでした。疲れました。

by musica
 
 しかし、定期検診はやはり有効だと思われます。たしかに、かつてわたしが勤めていた会社の社長は人間ドックで大丈夫と言われた直後に心筋梗塞で急死し会社は身売りしましたし、わたしの友人は人間ドックで大丈夫と言われ、ただし皮膚の一部がただれているので専門医に行くように言われて皮膚科に行き、(と言っても忙しさにかまけてずうっと時間が経ってから行ったらしいですが)そこで大腸癌が見つかって改めて癌専門病院に行き、かろうじて死を免れた経験を持っています。長生きをしたけりゃロクスケよ、皮膚科に行け、と見舞いに行ったとき述懐していました。それにしても、大腸癌は発見しやすいはずなんですが。
 
 どうも人間ドックはおざなりで見落としが多いのではないか、とはちまたの噂です。また確かに金もかかりますしね。で、わたしの場合、胃の具合が悪い、吐き気がする(仮病)と言うことで総合病院に行き、あそこも大丈夫ここも大丈夫と色々な所で検査を受け、胃カメラや心臓のモニタリング、負荷運動、心電図、MRIなどを数日掛けてやりました。この方法の方が確実だと、大きな声ではいえませんが、やっている連中が居ます。
 
from ロクスケ



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診断前に出来ること・やっておいた方がいいこと

 連載 その1

 急に2,3年前からAD/HDを疑って医療機関に診断を受けに行く人が増えている。日本では成人の場合(特に女性たちの間では)、最初は、サリ・ソルデンさんの『片づけられない女たち』を読んで「自分もAD/HDではないのか?」と疑って医療機関に駆け込むきっかけになったのは無いだろうか?(ちなみに私の場合は『片づけられない女たち』じゃなく『のび太・ジャイアン症候群』を読んでAD/HDを疑って医療機関に駆け込んだのである。)最近は何気なく本やテレビを見て、「まさか自分も?」と思った人が出ている。

 さあ、どんなきっかけであれ、「自分はAD/HDではないか?」と疑問を持ち出したら、何をしたらいいのだろうか?の話に入って行く。

 まずは大きな書店に行って、とりあえず、テレビを見た人はAD/HD関連の本を立ち読みをして何冊か購入して行く。本を読んだ人はまた別のAD/HD関連の本を買ったりする。あるいはネットでAD/HDを検索して調べたりする。最初は分からないから「どうしたらいいのでしょうか?」と書き込みをしたりする。とにかく本に書いてある医療機関に電話で予約を入れてみる。ところが、受付の人からなんと「(初診は)9年待ちです」と言われてしまう。「今から9年後? まさかご冗談でしょう?」と我が目を疑ってしまう。その医療機関は成人のAD/HDを確実に診断・治療も出来る医療機関であるのだ。「9年も待てないわ!」でネットのBBSで『(自分の住んでいる地域で)大人のAD/HDを診断出来る医療機関を探してます』と書く。(この“9年は”たとえだが、某成人AD/HD専門の医療機関では初診で7年待ちだと言われているが、最近の噂だと初診だけで9年待ちと噂が出ているらしい。ここで大げさに9年待ちと書いたが、ありえる話かもしれないのであえて書いたのだ。)

 初診まで9年後としよう。ここで2つの道に分かれてしまう。まず1つは“確実”に診断が下りる医療機関に我慢して9年待つ方法。もう1つは9年待てないから他の医療機関を探しまくる方法。どちらの方法も、その間しなくてはいけないことや出来ることが沢山あるのだ。

 1.自分の成育歴の資料を集めるだけ集めること。母子健康手帳、幼稚園から中学校・高校までの通知表&連絡帳&テストなど。親や親戚や学校の先生や友人など第三者の証言も集めておいた方がいいでしょう。私の場合、親の証言が取れなかったが、学校の通知表がモノを言った例もある。

 2.自分の成育歴を小さい順に詳しく書いて行く。箇条書きがいいでしょう。AD/HDの本のチェックリストなどを参考にして書いた方が意外とまとまりやすい。

 3.オフに参加してみる。自分の目で確かめてみることも大事だし、医療機関の情報も手に入れることも出来る。

 4.出来るだけ講演会やセミナーに参加してみる。参加してみると仲間と出会ったり出来るチャンスもありえる。

 5.自分の住んでいる地域の自助グループに参加してみる。親の会でも構わない。もし、住んでいる地域に自助グループが無ければ隣の都道府県の自助グループに一度見学をし、自分で作ってみる。※親の会の場合、大人の当事者が参加出来る所と出来ない所があることを銘じておく。一部の親は大人の参加に関して私たちには関係がないのでとクローズドしている会もあるし、親の会は親たちの会なので親独特の大人と違う悩みや問題があるので、深く関わらない方がいいかもしれない。多少注意が必要。親の会とのコネを持って置いた方がプラスになる場合もあるので、コネ作りには役に立つこともある。

 6.英語を勉強しておいた方がいいでしょう。進んでいる海外の文献やHPや本を読むのに英語力があると海外の最先端の情報がわかる場合がある。海外のMLに入ったりして情報を教えてもらったり出来るので、日本では知らないことも知ることも出来る。海外の人とメールでやり取りが出来たり、場合によっては海外で診断したいと思ったり(相当ツワモノの場合だが、過去に自分の子供がAD/HDでないかと疑い、日本では診断出来ない状態だとわかり海外で診断してもらった親がいた。金がかかるが9年待ちよりは海外で診断とした方が早いと考える人も出てくる可能性もある。ただし、相当な英語力がないと無理な話)

 7.ネットでも本でもいいから常に最先端な情報を得ていること。状況は常に刻一刻変わっているから。

 8.最近だとネットで検索すると親のHPの方が成人のHPより沢山ある。個人的にHP管理人にコンタクトを取っておいた方がいいでしょう。自分の子供の状態や生育歴を詳しく書いているので、未診断や診断待ちの人には役に立つ場合もあるし、親は親で自分の子供がどんな大人になるのか知りたい親がほとんどなので、大人の話も知りたがっていることも知っておいた方がいいでしょう。私が実際訪問したほとんどのHPの管理人から『歓迎します』とレスがついていた。大人同士の連携も大事だが、AD/HDの親との連携も大切でしょう。

 9.えじそんくらぶやSOAAなど自助団体に入会をしよう。これは各自自由であるので、強制はしないが。入会の際には自分にとっていいだろうかとじっくり考えてから入会をしよう。
 
 10.自分の住んでいる地域に自助グループが無い場合や参加して合わない場合は自分で自助グループを作ろう。・会場はなるべく交通の便がよくて、会場を借りる費用も格安なのがいい(私の場合は自閉圏だが、タダで借りられる会場があったので会場として借りている)。・会費も最初から決めておいた方がいいでしょう。会計は必ず明瞭にして公私混同は避ける(名札や飲食類が出てくるから)。・最初は一人で何役もやる場合もあるかもしれないが、自分一人では出来ない場合は協力者を気の合った人に頼んでおいた方がいいでしょう。・最小限のルールも決めておいた方がいいでしょう。・2次会&3次会の場所も必要な場合も出てくる。なるべく会場の近くに用意しておく。・会場の予約票を必ずなくさないこと。なくしたら借りられない場合もある。・ネットなどで知らせる時は必ず日にちと時間と会場名と待ち合わせ場所を間違わずに明記しておくこと。主催者側も間違わないこと。当日間違うと場所すらないこともあるので。お知らせの時は携帯番号を明記せず、参加希望者に個人的に送ること。・初診待ちでもオフなどの参加者から色々知恵や工夫集をもらえるので、自分にとって役に立つものであれば早速実践してみる。(オフなどに参加してると私のような色々伝授したがるお節介いるよ)

 11.初診時にはドクターに最初から「私はAD/HDですか?」と言わないように。「私はこう言う風に困っているんです」と言った方がスムーズに行く場合もある。その場合は箇条書きに書いた自分の成育歴や通知表や連絡帳などを見せたり、小さい頃のエピソードも言えるだけ全部言うのもいいでしょう。問診だけでAD/HDとわかる場合もあるので。

 12.初診時に受付で『通院医療費公費負担制度 (精神保健及び精神障害者福祉に関する法律第32条)(通称32条)』を申請したいと申し込みをした方がいいでしょう。長い期間行く場合はお得。最近はAD/HDで32条の申請が出来る。

 13.新たな生命保険の加入については注意が必要。精神神経科や心療内科に3ヶ月以上行っている場合は正直に申告したら審査に通らないので、隠して加入しないと難しい。審査が認められてから2年間、隠したら後は大丈夫なのである。

 14.初診から半年後に『障害者手帳(精神福祉障害者手帳のこと。通称44条)』を申請することが出来る。AD/HDで障害者手帳を取得している人がいる。障害者手帳取得にためらっている人がいるが、私の場合、市営地下鉄&市営バスはタダだし、公営の施設もタダの場合もあるし、携帯各社で障害者割引があることもお忘れなく。最近では地域にもよるが手帳を持っていたらホームヘルパーが来てもらえる。私はドクターから手帳の取得を勧められた。一度ドクターに聞いてみたらどうかな?

 15.AD/HDだけでなく、LDや自閉症スペクトルの知識も持っておいた方がいいかもしれない。色々テストをしてAD/HDだけでなくLDや自閉症スペクトルも一緒に診断される場合もある(診断上はAD/HDと自閉症スペクトルと診断されたら、自閉症スペクトルを優先する決まりになっている。AD/HD,自閉症スペクトル両方持っている人やLD、AD/HD両方持っている人やLD,AD/HD,自閉症スペクトルを持っている人もいる)。診断時に思いがけない診断名を言われることもある。


by Rosamonde

 さて、診断を受ける難しさはいろいろあり、参考になりますね。まあ、ネットやテレビで専門家と言われているお医者さんが果たして確実な診断を下せるのかどうかという疑問もないではありません。一般的に、腕のいい医師の誤診率が45%だと言いますから、腕の悪い、あるいは並の医師の誤診率はどのくらいかと常々思っています。

 おっしゃるように、自分で自己診断をするのは大切で、そのためにはとにかく知識を集める事でしょうね。でも、それはあくまで医師の説明を理解するためと考えた方が良いでしょう。医師はとかく患者が自分はこうでしょうと言うのを嫌いますので、とにかく自分の困っている問題点をどう解決したらよいかを相談するという姿勢の方が、のちのち医師との関係もうまく行くでしょう。

 また、診断名よりも解決法の方が医師に会う目的のはずですから。

from ロクスケ

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オルゴール



甲状腺のことをインターネットで調べていたら、 日本音楽療法学会に所属している人が、オルゴールが甲状腺にいいとホームページを出していた。私も音楽療法はやるが、そんな話は初めて聞いた。

でも、なんとなく、オルゴールの音色というのは懐かしい音がする。そのホームページによると72弁のオルゴールが一番周波数がいいのだという。それで、オルゴールで検索をかけてみた。

日本製より、本場スイス製のほうが当然たかい。悩んだが、72弁というのは、小さいオルゴールの中でも最高級品だ。値段も張る。だから、日本製で、かつ一番安く手に入るところを、1時間もかけて探した。インターネットで注文すると一割引というところに、さっそく注文した。今日、さっそく電話が来た。クレジット払いにして、あとは到着を待つばかりである。

オルゴール療法のホームページによると、頭のそばに置いたり、枕にくっつけたりして、なるべく近くにしてねじを巻くと良いそうだ。いろいろと曲も選べたのだが、ホームページに書いてあった曲で注文してみた。1日2時間聴くといいというが、それはちょっと無理だよね。

これで、うまく甲状腺が治ったら、学会発表しちゃおう。お金がかかっているからね。なにかいいことがあるといいな。もしかしたら、鬱もADHDも良くなるかもしれないね。楽しみにしています。音楽療法も侮れない。

by musica

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ADHDのパソコンを使った検査 CPT



これは、Continuous Performance Test の略です。日本語では、「持続作業テスト」と呼ばれています。これは、注意集中の持続を客観的に計測する検査です。具体的には、2つの検査で構成されています。

1.パソコンで、0.1秒間ランダムに特定の決まった数字がでてくるので、「出た!」と思ったら、決められたキーをできるだけ早く押します。いつでるかわからないので、常に画面に 注意していなくてはなりません。しかも結構長い時間やるので、集中力が継続しなくてはなりません。ADHDの待てない人などは、フェイントが出てしまったりします。また、集中がとぎれて、すごく時間をおいて反応したり、または、キーを押すことができなかったりします。

2.次に、今度は特定の数字だけでなく、0〜9のすべての数字が出ます。そのうち、決められた特定の数字が出たときだけ、できるだけ早くキーを押します。この数字は規則的な時間でパソコンの画面にでてきます。特定の数字以外をおすと、誤答となります。これも、見込みで押してしまったり、違う数字なのに勘違いして押してしまったりと、注意集中がかなり必要です。押し忘れもあります。

私もこの検査を受けました。結果はかなりADHDとしては良かったんです。ドクターに、もっと注意集中のひどい人は、結果の表がばらけているんですよ、まるで銀河のようにと言われました。私のは天の川くらいだそうです。結構仕事などで訓練されているのではないか、と言われました。この2つの検査で、変動係数が18以上だとADHDと考えられるそうです。私はちなみに12.94でした。

子供で、リタリンを飲まない状態と飲んだ状態で比較した場合には、飲んだほうが80%に有効と言う結果がでているそうです。(注意欠陥/他動性障害ーAD/HDの診断・治療ガイドライン じほう より)

受けた時は、結構時間が長くて、ずっと画面をみつめているので、目が乾く感じと、気持ちが悪くなるような感じがありました。忍耐力が要求されます。

私にはお初の検査だったので、ご紹介させていただきました。

by musica

このようなチェックがオンラインで出来ると便利ですね。どこかのサイトにないものでしょうか。とりあえずの自己診断リストは何処ででも見つけられますが、実際の脳の機能をチェックする材料がオンラインでは見つかりません。むろん、目安だけのことであり、自分がやった結果では診断がつくわけではありませんが。

from ロクスケ

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リタリン飲み過ぎました


先日 リタリンを飲み過ぎてしまいました。自分では最初はいつも鬱と思って、死にたい感情を持って日々を過ごしていたのですが、こういうときに今まで使っていた対処方が効かなくて、「あれ?」と思い、自分のここ数日の生活を振り返ってみて思い当たったのがリタリンでした。1日、1錠のところを2錠ほど飲んだ日が続いていたのです。リタリンは、人によって鬱の症状を更に悪化させ自殺を誘発させるとも聞いていたのに、自分にもそういった状況に持っていってしまっていました。

いやはや。気をつけないと。「もう、絶対に自殺なんてしない。絶対に生きてやるんだ。」って決めたのですから、こんな薬ごときに負けてなんかいられません。

by ナオニャム
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医療費


 遅ればせながら、昨日、15年の医療費控除の資料を作った。交通費をいれて、なんと73万である。特に2割から3割になった時点で、非常に医療費が高くなっていることがわかった。どうりで家計が厳しいわけだ。
 
 私には、山ほど病気がある。だから、医療費は削れない産物でもある。それでも、一部公費負担があるのだから、公費負担がなくなれば、たいへんな額になることだろう。
 
 ともあれ、社会保険料が毎月給料から山ほど天引きされているが、私の場合、元は取っていると言っていいかもしれない。よく「俺は全然病院も行かないのに、なんでこんなに国保の支払いが高いんだ」と文句を言う人がいる。気持ちはよくわかる。でも、その人も病気になれば、ああ、国保に加入しておいて良かったと思うことだろう。
 
 皆年金、皆保険が叫ばれてこういう制度になっているが、やはり、制度にもおかしな点はあるなあと最近思う。たとえば、1年ビザで入ってきた外国人もなんと介護保険料を払わなくてはならないのだ。
 
 外国人にしてみれば「恩恵がないのに、なんで払わなくっちゃならないんだー!!」と叫びたくなる気持ちもわからなくはない。もっとも、そのまま日本に根付いてしまえば、介護保険のお世話になることもあるのだろうが。
 
 それと、老人の保険だ。医療はめちゃくちゃ老人の医療費で占められているのに、ほとんどが安い保険料で、負担も1割か2割だ。90歳になって、1千万稼いでいようとも、2割の負担だ。
 
 私は、老人も普通の成人と同じにすればよいと思う。稼いでいる人には、応分の負担をしてもらいたいなあと常々思う。あとは、扶養している人をもっている人は、独身の人より保険料が多くても良いと思う。私も二人扶養しているので、自分の首を絞めることにもなるが、扶養されている人が結構に保険料をくっているのだ。
 
 これは、結構大きいなあと思う。これは年金にもいえる。サラリーマンの妻はなぜお金を払わないで年金がもらえるか。(3号被保険者)前からなぞである。こんなことをしているから、保険財政やら、年金財政が逼迫するのだ。私は、今年、いっぱい還付を受けよう。おかしなことに、医療費が掛かると、医療保険のほうから返ってくるのではなくて、国税のほうから返ってくることだ。これもなぞである。

by MUSICA

確かに医療保険、年金とおかしな制度がまかり通っている。グリーンピアとか、各種の無駄遣いに浪費して、今や運用が保証されない可能性さえある。まあ、基金が無くなれば税金から補填するんだろうけれど。

MUSICAさんの言うとおり。老人なら無条件に医療費が安く、無条件年金が支払われるのはおかしい。老人が無条件で弱者なのではなく、長年の実績で働かなくともがっぽがっぽと収入を得ている老人は、対象外としても良い。国会議員の年金など、とんでもない。連中は終生払い続けるべし。

まあ、とはいえ、アメリカなどには健康保険制度がないから、貧乏人は病院に行けない事を考えると、無いよりは良いんだが。でも、おかしい。

年金など、国がやるのはお節介ではないかと思える時がある。民間にやらせてはどうなんだろうねぇ。日本が少子化高年齢化で負担する人間と受給する人間の比率はどんどん代わってくるのは分かり切っていながら破綻してゆくままにして置いたのは、無能な役人が無為無策で無駄遣いをしていたからだとしか思えない。きちんと使われるなら、払うのにも文句は言わないんだけれどねぇ。

ロクスケより


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ホームページで心理検査をして



THIRD LIFE
このホームページは怪しいものではありません。ところで、私は専門の機関に相談に行ったほうが良いと出ました。もう行っているのですが・・・。駄目押しそされたようで、ため息がでます。このところ、毎日残業残業で、ひどく疲れています。でもそれだからと言って、死んでしまおうとか思っているわけではありません。むしろ、精神は、本能的にきらきらと輝きながら私のするべきことを推し進めているように思えます。ただ、深層心理はそうなのかもしれませんが、表面的には「もう、つかれた」「もうこの仕事はやめたい」と私を疲労に引きずり込みます。

もともと、カンのいいほうで、それが仕事をする上でいろいろなヒントになります。しかし、いつもいいヒントになるわけではありません。結局苦渋の選択になることもあります。また、カンだけでは、仕事は成り立ちません。そのせいで、なぜかとんでもない数字が出てきてしまうこともあります。仕事をするためには、一定の最低限の理論武装が必要です。

自分が嫌だと思っている人の中には、思っているだけで、変えようとはしていない人が結構います。今まで長い年月生きてきた自分を変えるには、同じくらいの年月かかると考えてもいいかもしれません。そのくらいの覚悟をもって変えようと努力すれば、必ず自分の生き方は変わっていきます。

たとえば、学ぶこと。たとえば友達と飲んで柔らかに自分を出すこと。たとえば、自分が学んだことを人に伝えていくこと。たとえば、まったく知らない人に文句を言われたときにどう対応するか。たとえば、ちょっとしたことでほめられたとき。そういう時々に応じて、自分はどうしたいか、考えてみることもとても大切なことだと思います。行き当たりばったりであとで「失敗した」と後悔しないように、いろいろなシチュエーションでのありたい自分というのを、シュミレートしておくことは、自分をよりよくしていく方法として有効なことです。

私は、今の自分がすきです。これはナルシズムとは違います。がんばって努力している自分はほめてやりたいと思います。でも、がんばりすぎてダウンしてしまう、こういうことは私の欠点です。自分の最悪な部分も含めて、総合的に自分の今生きている道筋は80点くらいは取れると思っています。もちろん、この点数は自分のつける点数であって、他人がつけるものではありません。そして、何より大事なのは、他人がつける点数というのは頭の片隅に置いておいてもいいが、それをベースに自分はだめだとか、いいとか判断することは間違っているということです。

人からの評価を恐れるあまり、自分の本来の人生を生きられないこと、それはあまりにもつまらないと思うのです。もっとも、人の言っていることに耳を貸せないというのは、まだ器が小さいということかもしれませんね。最終的には、一人で生きてはいけないので、人とうまく折り合って生きていく。そういうことを、常に考えながら生きていく。私は、子供のころよりもそういうことができるようになってきたなあと、最近思います。


by MUSICA

自分を好きになると言うことは非常に大切だと思います。ADHDの人間は、度重なる失敗などで落ち込み自己嫌悪に陥っているケースが多いようですが、そうなるとそんな自分のために努力をしても仕方がないと思うのか、努力をしなくなります。人ごとではなく、私もそうでしたしね。

見方を変え、自分にはこんな能力がある、人の出来ないこんな事が出来る、ひらめきすぎがある、勘がよいと色々な長所があることに気がつきます。欠点はいやと言うほどあります。しかし、長所もたくさんあるのが人間です。そうなれば、自分もまんざらではない、捨てたものでもない、と思えるはずです。

そうすれば人生はがらりと変わるし、勇気も出ます。自分を好きになること、これは確かに大切ではないでしょうか。

from ロクスケ



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お医者さん


 私は病気の問屋のように、たくさん病気を持っています。いろいろなお医者さんに掛かりました。 喘息で4人、精神科ないし神経科ないし心療内科で8人、内分泌は1人、薬による副作用の排尿障害で泌尿器科に1人、循環器系で2人、眼科は4人、ペインクリニックは当番制なので10人くらい、顎関節症で6人と数限りなくお医者さんには出会っています。
 
 ところで、長く続くお医者さんはそう多くありません。やはり、その先生のお人柄によって気持ちよく診察が受けられるかどうかにかかっていると言ってもいいでしょう。

 例えば、喘息の例をあげると、子どものころは近所のともかく苦い粉薬を出す先生でした。でも、あまりに発作が多く、高校生のときに、駅前の小規模な病院へ通いました。そこでは、今考えるとずっとステロイドを飲まされていました。その病院には、風邪からきた大発作で入院したこともあります。また、当時としては、まあまあの投薬(予防吸入薬:粉状のカプセルにプチと穴を開けて吸い込むものでした)もありました。
 
 就職して、ひどい発作が起きるようになったので、就職先の経営している直営病院へ行くことにしました。そこでは、レベルの高い治療を行ってもらえていると思っていましたが、一度、心身症による吐き気・下痢・食欲不振で入院した際、ドクターが消化器系のドクターに回してくれなかったために、原因がわからず、長いこと入院することになりました。
 
 その後、喉元がひゅーひゅーいって夜中苦しくなるので再度入院しましたが、呼吸器のドクターは「あなたの場合は心身症だよ。これは本当の喘息じゃない。」と言い出して、東京女子大の耳鼻科に行かされたり、都立駒込病院の呼吸器科に行かされたりしました。
 
 結果的に、どの病院でも喘息でしょう、とのことだったのですが、呼吸器のドクターは納得せず、挙句、気管支鏡をやって結核菌の一種が検出されたからと隔離され、何週間もかかって、結核菌はないことになって開放、もうすっかり嫌になりました。でも、当時は呼吸器では腕がいいと思っていたので「僕を主治医からはずしてください。」と言われても、「嫌です」と言っていました。でも、大手某病院の心療内科の担当医が「あの先生から何度も電話かかってくるんだけど、なんか治そうという意思が感じられないよ。あの先生では君を治せないよ。僕の隣に呼吸器のいい先生がいるので紹介してあげるからこっちの病院へいらっしゃい。」と言われ、やっと決心がつき転医しました。

 そうしたら、本当にすばらしく良い先生で、今はその先生を慕っております。そうすると、なにか魔法のように良くなってしまうんですね。その先生に代わってから、もちろん処方も最新の薬に変わりましたが、一度も夜中の大発作はなく、本当に良い状態を保つことができます。

 心療内科も精神科もとても気持ちがすっきりする先生と、この人とは相性がいまいち合わないなあ、返ってストレスになるという先生に分かれます。やはり、心の部分を扱う先生には、打てば響くようなやりとりがしたいものです。いい先生に当たっても、異動があったりします。そのせいで、いろいろな先生のところを渡り歩くようになってしまいました。こちらは、今は開拓中です。

 基本的に、患者の話を聞き、状態像や処方について患者によく説明し、自分で手に負えないものは他の先生をキチンと紹介してくれる、やさしい先生がやはりいいかなと思います。医者も人間ですから、相手との相性のよさ、悪さはあるでしょう。でも、その前に患者を思いやることができるかどうかが、医者として一番大事なのでは、と思います。 

by MUSICA

医師の選び方によっては命取りになることもしっかりと認識しておく必要があります。卑近な例では、テレビ報道で見たのですが、ある女性が乳房にしこりを感じてベテランの内科医に相談し、その医師は触診とX線撮影で、たんなる乳腺炎だから心配はない、と診断しました。

しかし、その後その女性は1年後ほどに乳癌で亡くなりました。小さな乳癌は触診やX線撮影では見つからず、そのためにマンモグラフィという専門の診断機械があります。最初のベテラン医師が、自分でははっきりしないと認めて専門医を紹介してくれていたら、彼女は死なないで済んだでしょう。

慢性の疲れがどうしても抜けず何軒もの医師をまわって、色々検査を受け何ともない、異常はないから気にしない方がよい、と言われていたのが、最後の病院で大変な病気と診断され危うき命拾いをしたケースもあります。

だれでも自分が重大な病気を持っているとは考えたくなく、医師から大丈夫と言われればそれで安心してしまい勝ちです。医師が誤診さえしなければ助かった命が失われるケースは多々ああるのに、医師の誤診率はどんな名医でも50%以上あると言われています。素人は胃が痛ければ内科や消化器科にかかり、歯が痛ければ歯科医にかかります。そこで治療を受ければ良いと思うのが当然です。しかし、胃や歯が痛いのは狭心症のためかも知れず、心筋梗塞の前兆かも知れません。消化器科の医師がそれを見つけてくれればいいのですが、時として見過ごされてしまいます。

患者としては医師を信じざるを得ないでしょうが、最終的には自分の命は自分で守らなくてはなりません。一人の医師にかかっていて回復が思わしくないときは他の医師にかかることもやはり自分の責任でしなければならないのでしょう。医師も人間であり、すべてを知っているわけではありません。専門以外の病気について全く無知で、しかも勉強をしない医師が問題になっています。たとえば、一時殆ど姿を消したはずの結核にかかる人が今になって多くなったと言いますが、経験がないために結核を見つけられない若い医師が大勢居るともいいます。

医師の人間性も問題になっていますが、むろん人を救いたいという志で医師になった立派な人たちが大半であり、問題となる医師は一部でしょう。その上で、すべての医師が医師としての要素をもっているわけではないという事実を認識して置かなくてはならないと思います。

from ロクスケ


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「発達障害者支援法案(仮称)」の成立への動き


「発達障害者支援法案(仮称)」の成立を目指す超党派の議員連盟に所属する議員さんとお会いしました。同法案は、自閉症などの障害者への支援を国や自治体に義務付け、乳幼児検診や就学時検診での早期発見や教育上の支援などを提供する態勢の整備、警察や司法関係者の理解の促進、障害の特性に応じた就労の確保、地域での生活支援、発達障害者及びその家族への支援、発達障害者の擁護、選定医療機関等、専門的知識を有する人材の確保等。などです。

 *就労の確保では1、就労を支援するために必要な体制の整備に努め、公共機関や民間団体の連携を確保し特性に応じた適切な就労の機会の確保に努めなければならない。2、就労のために適切な準備が行えるよう、職業生活において自立することを促進させるための支援を学校において行うよう努めなければならない。(短くしています。)

  就業の難しさは理解されているようでした。障害があるなしに関わらず就職、就労は難しくなってきている今の時代において、どれくらいの事ができるのかは見当もつきませんが、何とかしなければいけないという認識があるということは救いだと思いました。

 *生活支援では本人の意志に応じて、自立した生活が営めるよう社会生活適応のために必要な訓練を受ける機会の確保、共同生活を営むべき住居の確保等、必要な体制の整備に努めなければならない。

 グループホームなどのことを言っているようでした。また、年金等の問題を含め、愛の手帳ではなく精神障害者手帳の該当であることが間違っていると言っておられました。今までの怠け者といった間違えた認識のもとで作られたものであることや手帳を管理するところが違うということにも問題があると考えておられるようでした。かといって1冊にまとめることも難しいらしく課題はたくさんあるとのことでした。精神障害者手帳を持っていると就職に有利になり、辞めさせられることも少ないが、障害者として就職するとお給料を下げられてしまうというデメリットが発生する。そういったことも含めて整備する必要があるとのことでした。

 ただ、すべてにおいて、お金が絡んでくると..と歯切れが悪くなったので「人の未来を「予算がない」で切り捨てる。日本はそんな国なのでしょうか?無駄な穴掘り、カラ出張、警察の裏金、年金基金の無駄使い。それに何億もとれてている事が情けなくてたまりません。」と申し上げました。わかっていても..と言う状況のようでした。社会的な理解や認知についても、母子手帳に載せてはどうか?という話が出ましたが、となると軽度発達障害だけという訳にはいかず、かなり分厚いものになってしまうため、母子手帳と一緒に配布する形でいろんな病気や障害に関することを書いた冊子を一緒に渡すようにしたいと言っておられました。時間をかけていい物にして欲しいという思いもありますが、今苦しんでいる子供達を救うには、一刻も早く!という思いもあり複雑な気持ちで帰ってきました。何時になったら軽度発達障害児とその親の涙が消えるのでしょう?また、成人してからの苦悩も多々あると思います。多くの人達に理解していただけるよう、草の根的な地道な活動をしていきながら、法案の成立や、その後の動向を見守っていくしかないと思いました。こういう動きが出てきたことだけでも進歩と捉えるべきなのでしょうね。

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 今日は区議会議員さんとお会いしました。国会議員の先生は国の法律を作るのがお仕事なので「自治体との交渉には区議会議員を。」と紹介していただきました。正直言って理解があるのかどうかつかめませんでした。とりあえずはお話を聞いてもらって教育委員会とのパイプ役になっていただけるそうなのでそうした活動の中で理解を深めていただければと思います。

by みゆき


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脳のMRI検査を受けました

 私を始めてAD/HDだと診断してくれたドクターと今かかっているドクターは、私が純粋な混合型AD/HDだということで診断が一致しています。

 前のドクターのときは、山ほどの心理検査と神経学的検査などと脳波・CTをとりました。CTにはそのとき「ちょっと出血したあとがあるけどたいしたことはないね」と言われました。 今の主治医は、問診や前にやったWAIS-Rの結果とCPTの結果と私が持参した自分の資料を提示して、話をしまいた。それから最新式の脳波をまずやりました。脳波の結果は、全体的に「覚醒していない脳」ということと「多少側頭部に時々小さなてんかん波が出る」ということで、発達障害があるか、てんかんがあるかといったところですとのことでした。
 
 それから、今日は外部委託の脳のMRIをやった分を翌日に結果を教えてくれるということで、脳外科に行ってきました。MRIの検査自体は辛くもなんともありません。しかし、結果が思いもよらなかったので、かなりショックを受けて帰ってきました。
 
 まず、第一に、左の側頭葉の部分にのう胞があり、おそらく先天性だと思うが、そこに水が溜まって脳の発達を阻害した恐れがあること(こういうことは良くあることだと言われましたが)、それから、なんとまだ若い(?)私に脳梗塞の痕があるとのことでした。
 
 「ま、まずい!」と叫んだら「そうですね。まあ、まだ治療するほどではありませんが、経過観察が必要です。」と言われてしまいました。脳の萎縮などについては特に問題なく、年齢相応とのことでした。しかし、脳梗塞の痕があるので、来年また検査に来てください、とのことでした。
 
 かなり、がっかりしてしまいました。それに、このところ、血圧がいつもは75−110くらいなのですが、先般やった職場内検診でも脳外科で測ったときも、いずれも下が45−58で、上が74−97でした。低血圧になっているのです。これも、「今まで平均でよかったのに、低血圧になってしまうのは、脳梗塞に悪いんですよ」、と言われてしまいました。 ショックです・・・。MRIってすごいんですねえ・・。やっぱりCTではわからないことまでわかる!私は、3枚とったのですが、1枚だけMRIのフィルムを買ってきました。1枚1050円でした。
 
 なお、来週はSPECTの検査に行きます。またご報告いたしますね。
 
 by MUSICA


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MRI と SPECT の結果


 MRIは脳外科のクリニックで、SPECTは東邦大で受けてきました。
 
 MRIのほうは、先生が説明をしてくれたときは、「脳梗塞の跡がありますね。また先天的奇形が右側頭葉にあります。でもこういう人って案外おおいから、大丈夫。脳の萎縮はまあ年齢相応でしょう。」とのことだったのですが、主治医はもっと厳しかったですね。「まず、脳外科の先生ならこんなもんだとおっしゃるかもしれませんが、発達の専門医はそうは言いません。あなたの場合、前頭葉と側頭葉が小さい。これは、先天性の発達障害があったということです。つまり脳の発育不全です。

 また、SPECTをみると前頭葉と側頭葉にほとんど血流が見えません。ただし、後頭部は非常に血流が良く、つまりあなたの場合、視覚的に入ってくる信号については、ものすごく良い反応を示すわけです。ただ、それを伝達する部分が側頭葉にあり、その部分が働いていないので、うーんどのくらい脳全体に影響を及ぼしているのかはわかりません。

 ただ、一ついえるのは、あなたがいままで努力して努力して努力してきたからこそ、いまのIQレベルや仕事を長いこと続けられてきたということは確かです。あなたは、本当にがんばりやなんでしょう。」

とのことでした。私は、AD/HDなどは基本的に脳の機能障害だと思っていましたから「脳の発育不全」「脳の発達障害」と明言され、かつ「前頭葉と側頭葉が小さい」という言葉で、自分でも全く先に進めないような閉塞感を感じてしまいました。そうかー。私は努力に努力に努力を重ねた人生だったのか・・・。

 というわけで、なんだか、めまいがして寝込んでしまいました。


by MUSICA


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脳の代替機能


 今号にMUSICAさんがMIRやSPECT検査を受けた記事を書いています。その中で、MUSICAさんは脳の発達障害を努力でカバーしてきたと医師に言われ、落ち込んでいると書いてますが、それは違うと思います。

 脳の発育不全は大した問題ではないと思うんですが、というのは、脳には想像を絶した回復能力、代替能力があるんです。前にどこかで書いたかと思いますが、パスツールは脳の左半球が脳出血(脳梗塞?)で完全に駄目になっていながらその後で大きな業績を上げました。

 水痘症で前頭葉の一部しか活動していない女性が大学院で学んでいると以前テレビで見ました。生まれたときからそうだったので残りの部分に完全な代替機能が割当てられているわけです。中高年になってから事故や病気で同じ状態になったら生存もおぼつかない状態だそうです。

 16才でアル中薬中の父親に拳銃で脳の半分を吹っ飛ばされた少年がその後やはり大学入学を目指しているというニュースは最近見た記憶があります。

 昨日傍らでつけていたテレビで見たばかりですが、アテネのパラリンピック水泳に出る17才の少年が、生まれつき両足が無く、右腕の肘から先が無く、左腕にも指が三本しかない状態で、生まれたときからこうだから不便は意識しないと言っていました。非常に明るい顔をしていましたよ。

 人間の代替能力とはこのようなものです。MUSICAさんもその代替能力を生まれながらに割り当ててきたわけで、主治医の医師はそのあたりをどう考えて居るんでしょうか。どうも説明が不備だと思います。

 > ただ、一ついえるのは、あなたがいままで努力して努力して努力してきたからこそ、> いまのIQレベルや仕事を長いこと続けられてきたということは確かです。あなた
> は、本当にがんばりやなんでしょう。」

 それは本当でしょうね。これもまた以前メルマガに書いたんですが、努力する能力を様々な失われているかも知れない能力の代わりにMUSICAさんは授かったのでしょう。しかし、もしかしたら10のものを失っていた代わりに30のものを得ていたのかも知れませんよ。努力する能力、才能とはそれほど大きな物です。

 世の中には、努力をすることが出来ない人が大勢居るのです。それは出来るのにやらないのではなく、努力をする能力がないのです。怠け者ではありません。

 それを噛みしめて、いかに多くの能力をMUSICAさんが持っているかを、考え直してみてはどうでしょうか。でもそれが時には仇になって体をこわすのではないかという心配があります。本当はブレーキをかける能力もすこし養った方が良いとは思いますけどね。

 脳の分野地図というのを見たことがあるでしょう。脳にはそれぞれ機能が地図のように分かれていて、視覚を司る、聴覚を司る、言語を司るそれぞれの専門領域を表した地図です。人間の場合は視覚で情報を得る割合が多いので視覚野が大きく、また言語が発達しているので他の動物にはない言語野があります。逆に、他の動物に比べて嗅覚野は貧弱です。亭主の浮気をかぎつける奥さん連の嗅覚野はよく発達しているようで、それは身にしみて理解出来ます。

 そして、この地図は殆どの人が同じなんですが、殆どというのは例外があると言うことで、例えば生まれつきの脳障害で言語野があるべき処に無いのに普通に話すことの出来る人がいます。つまり、その人の場合詳しく探してみると、まったく別の場所に言語野が出来ていて、まったく不自由なく機能していると言うことです。これは生まれつきだからで、もし脳卒中などで後天的に本来の言語野が破壊されると言語障害になります。リハビリである程度回復しますが、それは脳の全く別の部分に新しい言語野ができるからで、若ければ若いほど容易に作られ、したがってリハビリの効果も上がります。

 臨界期という時期があり、大体8才頃その人の脳の機能地図がきまります。従って、怪我や病気で本来の機能を受け持つ脳の部分が損なわれても他の部分が代わりにに受け持つように発達し、ほとんど障害が現れません。大人の場合はそんなわけには行きませんが、それでもリハビリである程度回復出来るのは、脳の他の部分がその機能を受け持つからです。
 
 本当のADHDであれば生まれつきですから、発育不全の機能を他の脳の部位が代替発達をしていると考えて良いでしょう。脳のすべてが駄目になっていない限り、大丈夫です。なにしろ、脳は元々20%位しか使わないであとは予備だそうですから。

 上記のことは逆の場合も言えます。今幼児英才教育がはやっていて、3才4才頃から英語や数学を詰め込む親が居ます。確かに臨界期以前ですので、その時期の脳は抵抗無く受け入れその結果天才児ができあがります。ただし、そのために本来の機能を受け持つはずの分野がその特殊能力のために使われてしまい、非常識な天才児になるおそれがあります。
 
 そして、そのように作られた人工天才児は、大人になるととただの人になり、生涯にわたって大きな業績を上げることが少ないようです。下手をすれば必要な機能がうまく働かなくなり、非常な不利を親に背負わされてしまうこともあり得ます。
 
 天才は生まれつき本当に天才なのであり、所詮メッキ天才は結局親の勘違いで虻蜂取らずになる可能性があります。

 実際、音楽の才能を認められている音楽学校の生徒を調べてみたらおしなべて言語能力が低かったという結果があるそうです。また、一分野で非常な天才を示す人が全くの非常識人でまわりに迷惑をかけていた例はたくさんあります。役者馬鹿という言葉があるのもよちよち歩きの頃から厳しく芸を仕込まれている伝統演劇の場合に言います。

 脳は人間が人間として生きてゆくために存在しているので、本来必要ではない機能を押し込むと必要な機能がはじき飛ばされ、必要な機能が失われればそれを補うように回復します。脳の代替機能とはそういうことであり、MUSICAさんのケースは立派に脳がその機能を果たしていると言うことです。落ち込む必要はないのでは・・
 
by ロクスケ





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セカンドオピニオン/診断医と主治医の意見が違って


 僕は、ADHDとアスペルガーの併存症です。僕自身は自分がして行かなくちゃいけないと思うことを 実践してきたつもりです。 地元の公立病院に通院していますが、昨年、機会を得て、F大学で診断を受けて、(ADHDの症状を持った)アスペルガー障害という診断名が確定しました。 薬の処方をして頂き、主治医の方にも引継をして頂いたのですが、 どうも、その診断に関して、主治医は納得がいっていないようで、 投薬内容はどんどん変わっていきますし、年金請求を頼んで、診断書を書いて頂いたのですが、その当初から年金請求に消極的でした。診断書に広汎性発達障害と記載されたために、厚生年金は受けられず、 国民年金2級の基準にも達していなかったので、 年金無支給になってしまいました。 年金請求に1年も費やしてしまって、精神的に参ってしまいました。 今年3月に再びF大学での診察を受けることになっていましたが、千葉から診察を受けに行くのには交通費がかかりますし、32条も適用にならないので、費用に余裕がなく、 行くことができませんでした。
 
 先日、病院に行って、診察を受けてきましたが、 僕が自分の障害に一生懸命で取り組んでいるのに、それに対して何をやっても中途半端で効果が上がってないじゃないかと指摘されてしまい、福島に行ったのも無意味だったというような発言もされました。
 
 僕自身は、期待を持って、すがる思いでF医大に受診したのに、 その治療方針を汲んではくれずに主治医の考えを先行させて治療されているのがなんだか僕の希望を踏みにじられているような気がしてならないんです。
 
 普段の診察は問診のみ、治療は投薬治療だけなので、 もっと、カウンセリングやコーチングを取り入れて効果的な治療をして欲しいと思うんです。

 最近の僕は、毎晩のようにパニック症状が出て、心理的にも退行しているように思えます。体力もないので、週4日のデイケアも疲れ気味です。プログラム中に辛くて横にならせてもらうこともよくあります。それが即、主治医の診断が間違っているとは思いませんが、僕が望んでいる治療とは違うように思います。今、相談できるのはデイケアのスタッフですが、 デイケアメンバーの7割は統合失調症の人なので、発達障害者のニーズに合う対応は十分とは言えないかもしれません。でも、30分に5人の診察を抱える医師と、ほぼ1日一緒にいて、日常を知り抜いている医師とでは、後者のほうが良いのではと思います。
 
 デイケアのスタッフはケースワーカーや臨床心理士のチームなので病院での問診だけの審査とよりはよっぽど良いのではと思います。
  
 それでも、このまま病院には通院を続けていた方がいいんでしょうか?

 うちの母は、主治医の診断に好意的な様でしたが、何をやっても無駄という発言については、おかしいと感じているようですし、毎回投薬される薬が変わると言うのも、効果が出るまで時間がかかるものなのでおかしいな、という気僕の抗議によって思うようになったようです。年金請求の診断書の件もありましたし(発達障害と書かれたので年金の受給ができなくなったし、当初から年金請求にはかなり消極的だったこと)、僕自身はかなり懐疑的になっています。医師との関係はどうすべきなんでしょう?僕の場合、結果的に9月に32条の期限が切れて、手続きをするのでデイケアのスタッフのT医師に診察を任せる事にして、次回の診察のときに伝えてこようと思うに至ったのでした。
  
By むん


 良い医師と巡り会えるかどうかはどのような病気であろうと障害であろうと一生を左右する問題です。だから、自分が納得出来ないのであればセカンドオピニオンを求めて複数の医師に診てもらうことも必要でしょう。
 
 むんさんが通っている医師が良い医師かそうでないかは第三者にはわかりません。むんさんの主観だけでは判断出来ないからです。むんさんの言葉だけでこうした方が良いとむんさんの望む答えを出すのもあまりに無責任でしょうし。
 
 日頃一緒にいる医師の方が良いか、といえば、医師にその資質がある場合はその通りだと思います。
 
 単に仕事上一緒にいるだけの医師、観察眼のない医師、問題点を把握する能力のない医師、想像力の欠けた医師はいくら一緒にいる時間が長くても意味はないでしょう。日常一緒にいるだけに患者のわがままを、逆らうのも面倒だからとハイハイいう医師も大問題です。その方面の専門知識を持っていない別の分野の専門家が側にいてもあまり役立たない場合もありますし、却って弊害が出る場合もあるでしょう。
 
 それと、自分で納得できる医師云々とは、自分が望む答えを用意してくれる医師という意味でもなく、本当に自分に役立つ助言をしてくれる医師という事です。ただし、正しいからと厳しい言葉をそのままぶつける医師が良いとも言えません。患者を励まし、希望を持たせる事も出来なくてはならないからです。
 
 結局は自分に合う良い医師を見つけるのが大変なのですが、やはり自分で実際に何人かに当たってみて決めるより仕方がないとしか言えません。
 
 今セカンドオピニオンということが言われるようになりましたが、それは最近のことで、医師の中には自分の診断に他の医師がとやかく言うことを嫌う人も居ます。医師にも時代の要求に従って頭を素早く切り換えられない人も居るわけです。
 
 カウンセリングやコーチングをしたくてもその方法をきちんと教えられていなければ出来ないでしょう。米国などでは医師と同等の資格を持ったカウンセラーが大勢居ますが、日本では医師がカウンセリングもするのが建前です。しかし、カウンセリングを一方的な医師による指示と考えている人も大勢居ます。というより、そうとしか教えられていないようです。
 
 だからこそ、ドクハラなどという事が言われるようになったのであり、患者と向き合う姿勢からして身に付いていない医師が大勢居ます。カウンセリング、コーチングなど自分の仕事だと認識きしていないらしい医師も居ます。そのような医師の場合はそのようにして欲しいと望んでも無駄です。
 
 結局は専門分野については勿論医師頼りですが、自分自身については自分で責任を持たなくてはならないという当然の結論に至るのではないでしょうか。

 蛇足ながら、普段からわたしは医療や医師にたいして厳しいと言われますが、医師の良し悪しが極端な場合命に関わるからです。むろん、大勢の、大多数の医師がその使命を果たすべく日夜努力をしていると信じますし、わたし自身今まで数え切れないほど医師に助けてもらっています。
 
 ただ、やはり命を預ける医師は普通の人間と同じ基準では考えられないと言うことです。
 
by ロクスケ





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涙する女の子

 公衆電話をかけながら、若い女性が泣いている。彼女は、私より後に入院してきた。まだ二十歳前後とおもわれる。こんな所に、いても治らないと、しきりに訴えている。薬のおかげで眠れてはいるけれど、だからってなんなのよ、ばからしくってやってられないわ。腹が立つのよ、と、だんだん号泣に近くなっている。

私は家にいると、干乾しになりそうだったから、希望して入院してきた。そうしたら、医師の診断は思ったより重かった。彼女もそうだろう。親もほとほと困って入院させたに違いない。つづく。

 彼女は、電話の相手にされないと、しばしノートに殴り書きをして、今度はどうやら患者の声係ー東京都ーに電話をかけなおしている。任意入院ならば、勝手に抜け出して入院費用は保証人が払えばいいことも知らないらしい。
 
  どっちにしても、自分がどういう状態かわかっていない、というのが最大のネックだ。見ているだけでも気の毒だ。
 
  己を知ることには、人生の経験と、客観的な自己判断が必要だ。
 
  私も、重要な仕事があったので、他の人でもできるところまでがんばって、後はある意味で捨ててきた。

 捨ててきたのは、仕事だけでない。私の評価も、給与が一年半上がらなくなることも、ボーナスが減るのも、有休が20日から始まるようになるのも、職場の職員に迷惑をかけるのも、全部だ。
 
by MUSICA

 MUSICAさんは仕事上の無理やその他のストレスが重なり、現在某病院に入院しています。そこからおくられてきた記事です。いつ頃退院出来るかは不明ですが、一日も早く帰ってこられることをメンバー全員待っています。なにしろ、MUSICAさんがいないと、WingBrain委員会の雰囲気がいまいちですので。    ロクスケ




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洗濯


 私の家は、20坪ほどの猫の額に3階立てとなっています。そして、敷地の面積いっぱいに建てたので、ベランダは2メートルほどしか取れませんでした。しかも、建築法?で、道路斜線の関係でベランダは斜めに削られ、傍目にはちょっとかっこのいい三角形なんですが、これがとても洗濯物を干しずらい。

 それで、我が家では主に洗濯乾燥機がフル稼働しています。もちろん、くしゃくしゃになってしまうものは、ハンガーにかけて干すのですが、今までそれでなんとか満足していました。

 ところが病院へ入院すると、ひろい芝生の庭があって、洗濯物を外に干せるのです。
時間もあるし、体力をつけるためにもなるべく外に干します。キチンと干すと、パリッと仕上がり、太陽の香りがしてとても幸せです。あー、洗濯ってやっぱりこうでなくっちゃねえーと、つくづく思いました。普段は忙しいので、乾燥機で満足していましたが、やはり本当の贅沢と言うのはこういうことなんだなあと思います。

 病気になってわかることもあります。とても、勉強になります。自分の生活を見直すと
いうのは、普段とてもできませんが、本当に入院して人生の洗濯をしているような気がします。

by MUSICA


 私も23,4のころ1年間入院していたのですが、最初は非常に落ち込んでいました。なにしろこれからと言うときにどうなるかわからない病気で入院し、いつ出られるか、あるいは出られないか、もしかしたら死ぬかも知れないという状況でした。
 
 落ち着いて余裕が出てきたのは3ヶ月目くらいでしたでしょうか。症状も落ち着きすぐにどうこうと言うことはないようだと医師に言われ、それでもいつ出られるかはわからない、長期戦になるとも言われたときです。
 
 最初ひどい状態で重症患者専用の部屋に入れられていましたが、1ヶ月一寸でそこを出て大部屋に移り、3ヶ月目くらいに余裕が出てきて改めて周りを見回したわけです。そこは長期入院患者ばかりの部屋で、私が一番年下、一番年輩の人はおそらく60過ぎくらいで、もう二,三十年その部屋にいると言うことでした。他の人も短い人で5,6年でしたから自分だけが病気なのではないと初めて気が付いたわけです。
 
 他の部屋の人たちとも交流するようになり、ベッドに固定されて一生動けない人や、栄養をすべて点滴でしかとれない女性などがいて、それでも明るく振る舞い落ち込みを見せないその人達に接している内に、たしかに私の中の生命観も変わったようです。その人達は明るく振る舞っていても心の奥底には確かに苦痛を抱えているのですが、それを人に見せないし、同じような境遇にあればその苦痛はわかりますが、それでもいたわり合える気持ちになるようです。
 
 結局、私は当初考えていたより回復が進み、1年で出られましたが、その時の経験が今に至るまで私自身に影響を与えてくれているようです。
 
 退院してもその後さらに2,3年はまともな体力もなく普通に働けませんでしたが、その間に非常に沢山の本を読み、体力を付けるために田舎の野山を歩き回り、草花や小動物、虫などを身近に感じたこともまた大きく私を変えたようです。
 
 社会に出て順調なスタートをするべき時期を数年間棒に振ったか、あるいは貴重な経験をしたか簡単に判断出来ませんが、すくなくともその時期に失ったものと得たものを考えたとき、相当多くのものを得たのではないかと考えています。
 
 確かに病気入院はしない方が良いのですが、不幸にして入院してしまったら、それはそれで日頃考えないことを考え、見ないものを見る良い機会だと考えた方が得ではないかとおもいます。

from ロクスケ




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 働くこと


 私は働くことはとてもすきなんです。でも、体があまり強くありません。とても頑強そうにみえるのですが、今回2月からずっとハードスケジュールで、4月の体重と比して12キロ痩せてしまいました。本当はあと4キロ減ると標準体重なんですがね・・・。しかし、仕事に過集中することで痩せてしまうほどになると、心は前向きなのに、体がもうへたってしまいます。

 ここで、心身のアンバランスが生じて、ドクターストップがかかりました。でも、上司に「まだ大丈夫よね。第一、あなたが見つけた不正なんだから、最後までやらなくちゃね。」と叱咤激励されて、「もう、だめです」と言っても「大丈夫よ。1日くらい休んでみたら?温泉でも行ってくれば」など、いろいろな言葉で引き止められました。本当はそれはとても光栄なことな訳です。だから、私も上司の期待にこたえようと思う・・・でも、最後のあたりは「時々、あなた何言っているのかわからないわ。主語がないんだもの。」など言われたり、「原本が間違っているのでは、どうしようもないわ!」と言われる始末。ドクターストップの診断書は上司の席の中。それが期限切れるころになって、自分の力ではどうしても起きられない、どうしても仕事にいけない行き詰まりを感じました。

 それから1週間、有休や夏休でお休みしましたが、なにしろ、子供が二人とも男の子、高校生で遊びたい盛り。上の階のトイレにいくことがやっとだった私は、ご飯もろくに食べられないし、第一食欲がありません。

 このままでは、治らない。入院しよう。そして入院しました。初めのころは、寝てばかりでした。ドクターは、診断書に「3ヶ月の入院加療を要す」と書きました。上司にも少し反省してもらわないとねっと言って。

 でも、上司は一度も見舞いにも来ません。たまに連絡があると、仕事のことでわからないことについての問い合わせです。それに「あなた、鬱じゃないの?じゃあ、あなたが悪いんじゃない!」と言われることに・・・・。まだ、39歳の才女には、管理職の重さがわかっていないようです。

 これは、本当は労災だと私は思っています。組合がどう対応するか、退院してからのことになると思いますが、やはり皆さんがアドヴァイスしてくれたように、切り捨てられるんですね・・・。組織とは非常なものです。

 過集中で、のめりこむ体質の私には、いい勉強になりました。

 また、ここに入院している間に、かかりつけの病院にて、耳鼻科の検査を受け、手術が必要なことがわかりました。消化器もかなり、具合が悪いのですが、こちらは精神的なものかもしれません。結果は26日にでます。耳鼻科のほうは、こちらの病院のベッドをキープして(つまり差額ベッド代だけ払って)かかりつけの病院に1週間入院します。かかりつけの病院は、差額べッド料が高いことで有名ですが、耳鼻科は平等意識が強く、無料の部屋と差額のある部屋を3〜4日で交替するそうです。手術台は15万。

 今回は、とてもお金がかかりました。かかりつけ病院で入院を拒まれ、いわば精神病院に任意入院したわけですし、個室にしたため、9000円の差額ベッド代がかかります。そして、まわりは変わった人ばかり。私を全く無視していると思うと、私が通り過ぎると「バイバイキン」などという人もいて、どちらがおかしいのか、自分でもよくわからなくなります。でも、ドクターは「ここはおかしい人ばっかりなの。だから、仲良くしようなんて考えなくていいんだよ。いじめられるようだったら、ナースか僕に言ってください。」とのこと。実際、3階から来た女の子は、女性数名に抑えられて胸を触られたり、ベッドに男の患者が入ってきたりして、余計病状が悪化して4階に移ってきた子もいます。

 私は、ピアノを弾いたり、パソコンをしたり、自分の世界を構築しなくてはなりません。ここは避難場所には向かなかったとしか、思えません。なにせ、4年半も入院している人がいる世界ですからね・・・・。

 まあ、鼻の手術が終わって、痛みも取れたらゆっくり復帰しようと思います。もちろん、ボーナスは下がり、定期昇給は延期になり、不利益はすべて自分がかぶるわけですが。あ、胃が痛くなってきました。それではー。

 
by MUSICA



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鍼治療

  肩こりがひどいので鍼治療に行った。
 
  渋谷の駅から歩いて5分のビルにある小さな診療所だ。マンションの一室を改造したような造りだ。
 
  僕が入ると入れ替わりに、中年の女性が終わるところで「ありがとうございました」と、院長にあいさつしていた。
 
  窓口でクリップボードを渡されて、これに必要事項を記入してくださいといわれた。住所、氏名、年齢、電話番号など基本項目のほかに、病歴や服用している薬物、アレルギーの有無など記入する欄もあったが、ここは書かなくてもいいといわれた。あとで、いろいろ調べたり面倒なことがあるのだろう。
 
  しばらくして治療室に通された。真ん中にベッドが一つある。ビニール貼りのベッドは、頭部にまるい穴があいていて、うつぶせになっても呼吸が楽にできるようになっている。心地よいヒーリング音楽が流れ、空調の音がかすかに聞こえる。全体に白っぽい壁の装飾もない簡素な部屋だった。
 
  Tシャツとパンツだけになって仰向けになってくださいといわれた。少々恥ずかしかったが治療のためだからやむをえない。院長は白衣を着用してマスクをつけ、めがねをかけていた。なぜだか知り合いにはマスクをした医者が多い。この診療所は一人でやっているらしく、看護婦の姿もみえなかった。
 
  院長は隅の戸棚のところに行き、何本か鍼を出してきて、治療を開始した。手首の脈を取り、腹や胸のつぼを触診し、また手首の脈を取りのくりかえしである。鍼はいつ刺すのかと気になっていたが、このときすでにツボに刺していたらしく、ほとんど痛みを感じなかったため、鍼を刺したのがわからなかった。どうやら刺したり抜いたり頻繁におこなっていたらしい。
 
  うつぶせになってください、と言われたので背中を見せると、背骨にそって触診がはじまった。「どこが痛いですか」と聞かれたので、「背中の右側、それと首にかけて凝っています」と答えた。院長は背中の筋肉にそって軽く押すようなかんじで数回上下にマッサージをして、また手首の脈を取り、「今度は右を向いてください」「左を向いてください」と腕を取り、しばしば体の向きを変えさせた。この指で押したときに鍼も刺していたらしい。
 
  「さあ、今度はこちらに向いて腰掛けてください」そう言われたのでからだを起こした。「肩を回してください。どうですか、軽くなったでしょう」確かに多少楽になった気がする。
 
  「今日はこれで終わりです、今回は準備段階のようなものです。最初から完璧に直すとかえって悪くなります。体を徐々に変えていく必要があります」そんなことを言われた。
 
  ベッドに横になってから約10分あまり、僕は拍子抜けがしてしまった。いつ鍼を刺したの?「大橋さん、内臓がだいぶ弱っていますね。冷たいものの取りすぎです。あと冷房の利いた部屋に長時間いるため、体全体の新陳代謝が低下しています。運動して汗を流すなりして血流を改善するといいでしょう」
 
  そんなことはわかっている。でも部屋にいるときは腹巻きでもして内臓を冷やさないようにしようか、そう思った。
 
  「定期的に通わないとよくならないんでしょうか?」「そうですね、できたら週二回くらいは来てもらわないと、効果が実感できないかと思います」むこうも商売、都合のいいことを言う。「今日は初診料2100円と治療代4100円、合計6200円です。次回から治療代4100円のみでけっこうです。」「では来週の同じ時間に」「お大事に」「ありがとうございました」予約させられてしまった。
 
  釈然としない気持ちで診療所を出た。まあ確かに肩は若干軽くなった気がする。足取りも軽くなったようだ。でもこれから毎週通うとなると月に16400円、交通費が2320円合計2万円弱が飛ぶことになる。それだけの価値があるのだろうか。悩む。
 
 
by mogurin

たしかに、お金がかかりますね。内蔵を暖めても財布が冷えるのでは逆効果かも知れない。まあ、それはさておき、鍼治療は効くときは結構効くようです。私も昔ぎっくり腰をやりしばらくは家で寝ている状態が続いてから、整骨院に行きました。本当は整形外科に行くんでしょうが、私は昔からこんな場合は整骨院に行きます。

 そこに1ヶ月殆ど毎日通い、何とか楽になってから、根本的に治さないと癖になっていて繰り返す人に言われ、鍼治療に通い出しました。mogurinさんは痛くないと言ってますが、私の場合はやたらに痛くて話に聞いていたのとはかなり違うと思ってました。
 
 そこの若い先生は昔サラリーマンで、事故で怪我をした後鍼治療をしたら全く後遺症が消えたので自分でもやろうと思い、学校に通って資格を取ったのだそうです。話好きの先生でとにかく治療をしながらしゃべりまくり、ついうなずいたり顔を向けると、動くんじゃないと叱られる始末。
 
 学校では生徒同士が鍼の練習台になるそうで、中には30センチくらいの鍼も使うとのこと。実際に色々な鍼を見せてくれましたが、本当におっそろしく長いのがあり、あんなのを腹に刺したら背中に突き抜けそうだと言ったら、皮に沿って刺すからそんなことはないと言ってました。
 
 イヌにも鍼は効くそうで、毎日散歩に連れ出すイヌが年でばてるので鍼を打ってやったら元気になったと言ってましたが、イヌは何も言わないですからね、気の毒なことです。
 
 散々痛い思いをして鍼治療に通ったのですが、あまり効いたという実感はなく、むしろ遠い鍼治療院までほぼ毎日歩いて通った運動が効いたような気がします。
 
 おかげさまでいまはぎっくり腰は出ません。
 
 mogurinさん、お互い運動をするように心がけましょう。
 
from ロクスケ



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医者との相性




 私は本当に病気の問屋だ。喘息に始まり、甲状腺機能低下症、アレルギー性結膜炎、アレルギー性鼻炎、ひどい肩こりと腰痛症、目はメガネがないと道も歩けないし、しかも飛蚊症と白内障(軽度)があり、おまけに最近判明した脳の発達障害まである。AD/HDだけで済んで幸いだという感じの脳の形状らしい。そして、今度、鼻の鼻中隔彎曲症の矯正術と下鼻甲介粘膜切除術を受ける。 実は恥ずかしながら、子供を生んでから2回も痔の手術も受けている。痔は大体、イボ痔だと3箇所できやすいところがあるそうだ。もう二度と手術になりたくないが、腸の調子はあまりよろしくない。過敏性腸症候群だそうだ。これは心身症である。また、時に疲れ果てて鬱になる。

 だから、お付き合いしていただいているドクターだけでも常時7人くらいいるのだ。

 外科とか耳鼻科の先生は、どちらかというと「切るのが仕事」で、さっぱりしていらっしゃる。今回も「あのー。この状態はですね、手術しないと治らないんですけど・・・」とドクターに言われて、私は内心(これでいびきが治ったら。鼻づまりが治ったら生活ももっと快適になるよ)と思って、「はい、じゃあお願いします。」と言ったら、なんかとてもうれしそうで「といっても、えー、耳鼻科の手術日は限られていて今でも約1ヶ月待ちなんですがいいですか?」と目をきらきらして聞いてくる。腕が鳴るのかもしれない。でも、誠実そうにインフォームドコンセントをしてくれれば、特に心の交流は必要ない。あとは、先生の腕が頼りなだけだ。もっとも、その間には麻酔科の先生も入る。私の場合、いろいろな病気があるので、結構麻酔科の先生も慎重である。忌避薬については、特にくわしく説明しておかないといけない。

  喘息の先生などは、長い長いお付き合いになるのだが、今は最高級の呼吸器の名医にかかっているので、かなり安心だ。そういう先生は、研修医に言わせると「結構、薬の処方間違えるんだよねえ・・。」と愚痴られるが、そういうのを管理してくれる優秀な研修医がいるから、大丈夫。それに、今は外来だけだし、処方が違っていると自分で気が付くので、その場で直してもらう。

 前に入院していたとある病院では、他人様の点滴を2回もされてしまった。しかし、謝罪は一切なし。同じ病棟にそういう人が何人かいた。看護婦呼びつけて(怒)。なんのために点滴に名前が書いてあるのよ!しかも、点滴管理は全然しない。だから、たとえば1日3回で8時間置きに新しい点滴にならないといけないのに、30分前に50%以上残っていることもざら。だから、患者が適当に点滴を操作して時間通りに終わるようにしているのだ。 しかも、その病院では、ドクターが「僕をあなたの主治医から下ろしてください。」という有様。それが医長で、後残っているのは、研修医にけがはえた若い医師ばかり。だから、とうとう他の病院に移った。そうしたら、すぐに治った。そんな医者とは相性がいいわけない。

 今の主治医は名声だけでなく、人間性もすばらしくいいのだ。とてもやさしい。聞けば、きちんと説明してくれるし、今減薬してたのだが、激務だと聞くと「リスクファクターがあるから、減薬はしばらく中止しよう。」と慎重だ。この先生は、私は大好きで、もうファンに近い。

 甲状腺の先生は最近わかって診て頂いているが、ひどい鬱だったのが「甲状腺ホルモンが全然出ていなかったからよ。辛かったでしょう。」と手を握り締めてくれた。また、院長は、経営が儲かるからか、毎月患者を診なさいというが、「あなたのようにこの量飲んでいれば全然問題ない人に、毎月来てもらう必要ないわ」、と何か月分か出してくれる。そして、時々受診するときは、その前の週に血液検査をしておいて、翌週にホルモン値を診て「やっぱり、この量がベストだわ!」とまた、お薬をくれるのだ。

  だが、一番難しいのが、心療内科医、神経科医、精神科医だ。これほど、相性に左右されるものはない。たとえその道の重鎮だろうが、世間が「名医だ」と言おうが、自分との相性は必ずしもいいとは限らない。他の人にとって、ばっちり相性が合うこともあるだろう。でも、自分にとっては、この分野だけは、人に譲れないのだ。どうしても、最悪の相性だったときは、病気は確実に悪化してしまう。また、怒りで心が開けなくなる。言葉がでなくなることさえある。 始めてそういう分野の先生にかかったとき、恐らく、私とは「最悪」の相性だった先生に違いない。いつも診療のあと、くたびれてしまうのだ。その先生が転勤されて、新しい先生になったとき「ああ、こんなにやさしいのか、お医者さんって!」と実感した。その先生は大好きだった。ものすごく楽しくて、落ち込んでいる私に暖かい言葉をたくさんくれたと思う。そして、始めて医者とは相性があるのだ、と知った私だった。

 でも、その先生も転勤していく。だから、転勤のない開業医で私と相性のよさそうな先生を探して歩いた。これは、いわゆる「ドクターショッピング」とは違うのだが、開業医も三機関回って、今の先生が一番合うと思ったので、ここで決めた。

 そんなわけで、精神科や神経科、心療内科におかかりの皆さんは、「この先生ってちょっとなあ」と思ったら、2ヶ月くらい通ってみて、同じ思いしかしないなら、他を探すことをお勧めする。こちらが相性悪いなあと思っている場合は、たいてい、向うも「苦手な患者だなあ」と思っていると思う。

by MUSICA


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将来の計画



 先日行ったコーチングでのセッションの会話です。
「ナオニャムさん、人生の計画と週末の計画はどう立ててますか?」とコーチに聞かれました。

 この質問内容は、とても自分を明るくさせるものでした。
週末の予定は短期的にしなければならないこと、
今の自分が出来る範囲のしたいこと。を行動するように、
平日勤務中空いた時間に私は考えます。
人生の計画は漠然としていることに気づかされました。

 人生の計画は、自分がたとえば10年後どうしていたいか、そのためには5年後の私はどうしていればよいか、5年後の理想の私に近づくためには3年後どうしていればよいか。
どんどん近い未来を想像していくと、1年後、半年後、3ヵ月後、週末することも、もっと自分の理想の自分になるための行動がしていけます。今の想像している10年後の自分は、その都度修正をしていけばよいのです。少しずつ生活を含めた自分の精神が回復していくのが私の目標です。

by ナオニャム

 結局、人生のタイムテーブルを作ると言うことでしょうね。計画には短期計画、中期計画、長期計画があります。長期になればなるほど動かない目標を立て、短期、中期はそれを成し遂げるための手段と考えればイメージが湧くとおもいます。
 
from ロクスケ


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充電中                 MUSICA
(少し古い記事になったが、MUSICAさんが入院に至る前の出来事)

今年の2月から、実にハードな仕事だった。本当はまだ、解決していない部分もたくさんあるのだけれども、2億と言うお金をめぐって、業者ともやりとりしたが全然反省の色なく、結局1/3の額を支払った。業者は、実にずるがしこい。いざとなると、廃業してしまう。また、その業界の会長らとの話し合いの席でも「私らの生活もあるし」と言われたので、「申し訳ありませんが、私たちは、業者の方の生活を考えて仕事していません。適切な制度に基づいて、正当な支払いをすることしか考えていません。」と突っぱねた。業者仲間では、私は「鬼」と言われているらしい。あいつさえ居なければ、「こんなことにならなかった」ということらしい。一時は、殺されるかと思ったほど緊張関係が続いた。

 毎日、毎日残業が続いた。4月になって、私の経常業務をやってくれる人を付けてくれた。でも、ちっとも楽にならない。前例がないから、何事も手探りだ。法律の類もすべからく目を通した。4月から上級庁のキャリア組みの課長が転任してきて、私より年下なのだが「この人は仕事できるぞ」と思った。課長と私がこの問題に取り組んでいることが他の職員の妬みを招いたりした。女の多い職場は得てしてそうである。課長にも「みんな、課長に自分のこと見てもらいたいんですよ。だから、なるべく私も課長とはパソコンでのやり取りを主体にと思っています。みんなの目を引きますからね。」と言った。

 だが、そのうち、とうとう庶務のお局様に「徹底的に」意地悪をされるようになってしまった。もう、精神的にも肉体的にも限界に来ていて、休日出勤の代休は認めないの、出張へ行けば「そんな1日かかる仕事なんですか」と言われてしまうわで、とことん疲れてしまった。ここまで、露骨にやる人も少ない。そもそも、課長の命令がなければ、休日出勤も出張もいけないのだから、何の文句があるのだろう。

 さすがの私もへこんだ。同じ職場で、しかも縁の下の力持ちのはずの庶務に、抵抗勢力がいるのは、本当に仕事がやりにくい。

 この仕事は告訴や訴訟になりかねない問題だった。だから、私も必死だった。でも、業者が逃げている現段階ではもう襟首をつかんで警察に突き出すしかないのかもしれない。子供たちにも、多大な迷惑をかけた。毎日残業で3食職場で食べていたからだ。

 でも、とうとう私の中の電池がなくなってしまった。血圧が普段より30も下がり、十二指腸潰瘍になっていると思われ、鬱がすすんで、医者から言わせると「今にも自殺しそう」と言うことで、4週間休めと診断書を出された。

 でも、そんなに休んではいられない。ワーカーホリックだと言われようが、自分で発見した不正は最後まで自分で処理したい。次の人にはこんな思いはさせたくないのだ。そのために、いろいろと整備していかなくてはならない。課長もかなり勉強してくれているが、私の頭の中のデーターベースには追いつかない。課長はいろいろなほかの仕事もあるからだ。私がやらなくては、誰がやる??

 あと半年、ですべての制度的なことや、不正の調査などを行い、今年いっぱいで終わらせようと思っている。

 今は少しだけ充電期間だ。充電が終わったら、またフル稼働になるが、仕方がない。私は、仕事には「おしゃれでありたい」のだ。ただ、言われたことや従来のことをそのまま繰り返していたのでは、不正は横行する。

 by MUSICA
 
 
 


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開放病院の恐怖

 AD/HDによる過集中により、半年にわたって月々50ー100時間も残業し、ダウンしてあちこちとたらい回されて、ある精神科開放病棟に5ヶ月おりました。

 開放病棟では、突っ張り棒は、本人の治療より不必要なものだったらしく、あとで、外しておいたのに、気が付かないばかりか、そのために、強制退院となりました。

 ついでにAD/HDということで、きちんとした知識もなく、退院云々の話が出てから、看護師長から「あなたの部屋(個室)時々臭いのよね。」との発言があり、これは、私の人格を傷つけました。「どんなにおいですか?」と聞くと「納豆の腐ったようなにおい」・・・・。「あのー、私納豆食べてますけど。今度からビニールに包んで捨てます。」要するに、「納豆か何か食べた?」と聞かないところを見ると、私が何かを腐らせていると初めから先入観をもって話しているわけです。

 AD/HDの私の大の苦手とする片付けも、私としては、このくらいで何とかいいんじゃないかと思っていましたが、看護師たちの毎日の「片付けろ攻撃」、看護師長の「AD/HDと聞いたから、一緒に片付けましょう。」が面白くなく、当然のことですが、顔が暗くなってしまうことにより「あなたって、時々ぷいと顔を背けるのよね。そうすると、看護婦だって人間だから、あなたに対して、不愉快な思いをするのは当然ですよ。」と、私のせいになる。
 
 洋服を買ってくると、「物を買ってこない」「捨てなさい」「物が多すぎるから部屋が片付かないのよ」といろんな看護師に毎日のように脅迫的に言われる。
師長に「こんな汚くちゃ、生活衛生上とても許せないわ。退院してもらうほかないわ」

 仕方がない、じゃあ、洋服を突っ張り棒でハンガーでつろうと突っ張り棒を取り付けると、看護師長が、真っ赤な顔で怒鳴り込んできて「あんた!!何考えてんの!!ここはあんたの自宅じゃないんだからね。こんな、勝手なことしてもらっちゃあ、こまるのよ。なにこれ!あたしはここに14年勤めているけれども、こんな患者初めてだわ。これを取らないかぎり退院だわ」私も「あんた」呼ばわりした看護婦は初めてですわ。

 ということで、先生は特に取れとも言わなかったけど、「師長に病棟の管理は任せてある」と言っただけ。だから、師長にそういう権限があるならお任せします。」と言ったら、次の面談で私の方から退院を申し出たところ「私は師長の言っていることが正しいと思います。」とのこと。所詮、医師など病棟の師長と喧嘩をしたら、損なわけで。

 で、「十分な看護ができずに申し訳ない。」と謝っておきながら「退院はいつ?」と聞くと「いつでも」と言うので、散々考えた挙句に「今日退院します」というと、看護師が「あのー、もう先生帰っちゃったので、先生と面談しないで退院って訳には行かないので、明日一番に先生と会えるようにしますから。明日退院にしてください。」「今日の面談でもう退院は許可されました。明日までいると言うことは、部屋代の9450円また払うと言うことですよね。嫌です。任意入院であり、主治医の退院の許可もあり、そちらの都合で多くのお金を払いたくありません。」と無理やりに退院。どうせ強制退院のようなものですからね。「でも、会計が・・・」何は忘れても金は忘れない。「そんなもの、払いに来ればいいでしょう。」

 と、いうわけで、今日自転車を取りに行き方々、会計を預かり金から返してもらって(預かり金以下だった)、4階病棟に行くと、主治医に遭遇。私のことは無視。主治医に、AD/HDはこういうことで、セルフエスティームが落ちる、従って、看護師長がやっていたことは、鬱の患者に対して、「がんばれー」と声援していることと同じ、精神的には、ここの入院はマイナスになった。ここの病院は、開放とはいえ、精神病院だから、看護婦達が上から患者を見下ろして、ああしろ、こうしろ、という構図になっており、たいへん非近代的な治療であるとしたためた手紙と、保険同人誌にのった「おとなのAD/HDーA44枚」を主治医と看護婦に渡す。

 主治医が無視したことで、やはり看護師長をなんとか上級機関から指導させることを決意。

保険屋から、AD/HDは精神疾患だから保険は一切出ないとの連絡あり。

精神科開放病棟はかように怖いところでございました。

by MUSICA

 大変な目に遭いましたね。わたしの持論ですが、病院という場所は病人にとって最悪の環境であり、そのもっとも悪しき例がMUSICAさんの体験ではっきりしたと思います。
 
 それにしても保険屋の「AD/HDは精神疾患だから」というのは大変なことです。一般の認識とはこんな物だとつくづく思いました。AD/HDは精神疾患ではなく、脳の機能障害です。いわば、脚が悪い、目が見えないようなものです。
 
 折から発達障害者支援法が国会を通過しました。まだまだ不完全で、これから充実してゆくことを望みますが、基本的に発達障害についての知識の普及にもっと力を注いで欲しいと考えます。
 
from ロクスケ



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セロトニン

 心の高ぶりを鎮め、「ホッ」と落ちつかせ、安らぐ気持ちを作り出す嬉しい脳内ホルモンがセロトニンですね。AD/HDはこのセロトニンの分泌が低いと聞きます。
 
 セロトニンは、精神安定剤とよく似た分子構造です。脳に増えると、興奮や不快感を鎮める働きがあります。よって脳にセロトニンが分泌されます。その時「ホッ」と落ち着いたり、「あ〜、癒されるぅ〜ε=(´・`) 」という気持ちになるのです。セロトニンが不足すると、心にブレーキがかからなくなってしまいます。
 
 このセロトニン不足の影響は心だけでなく、全身に及びます。セロトニンを作り、送り出しているのは、「ほう線核」です。「ほう線核」は、減ったセロトニンを補充するだけでなく。実は身体機能を司る中枢にも分泌、その働きを調節する命令を出してします。つまりセロトニンは、身体の働きを調節する命令の伝達役なのです。しかしほう線核の働きが低下すると、一日中セロトニン分泌が少なくなってしまいます。  

 すると、身体機能調節の命令が伝われず、様々な異常が起こる恐れがあるのです。実は、ほう線核は、呼吸中にセロトニンを送って呼吸量を命令してます。「ほう線核」は、「1秒に2回」という「一定のリズム」で、セロトニンを生成し、分泌しています。それを司っているのが、ほう線核の中にある「ペースメーカー細胞」。この細胞が、ほう線核に一定のリズムを崩さず働くよう指示しています。
 
 この細胞に、リズムの刺激を与えると、ほう線核が活発化するそうです。ペースメーカー細胞は、5分以上、同じリズムが続くと反応し、活性化します。例えば、日常生活の反復的な運動を「1秒に2回」のリズムで、「5分以上」行う。それだけで、セロトニンを増やすことができるそうです。
 
 さらに、生活の中にほう線核を活発化させる方法が、「光」です。明るい昼間にたくさん分泌されるセロトニン。ほう線核は、光を感知する目の網膜と、神経がダイレクトにつながっています。網膜から光の信号が5分以上伝わると、今、身体を動かすべき時間だと判断活動を活発化し、生成量を増やすのです。
 
 でも、蛍光灯の光ではほとんど増えません2500ルクス以上の光が必要です。つまりほう線核の活動を高めるの太陽の下!と言うことになります。1秒に2回のリズムで5分以上で、太陽の下..これが最もセロトニンを増やす効果的な方法なのです!となるとぉ..ウォーキング!  

 また、セロトニンの原料は「トリプトファン」と言う必須アミノ酸です。このトリプトファンがほう線核に入らない限りセロトニンは生まれません。でも、トリプトファンは体内では作れません。食品で摂るしかないのです。ほう線核で「ビタミンB6」と、「トリプトファン」が合成され、初めてセロトニンになるのです。
 
 両方が多く含まれる食品は「カツオ」「マグロ」「牛肉の赤身」「豚肉の脂なし」「乳製品」などです。これらの食品を食べる事により少しでも症状を安定させることができるなら摂るようにしたいですね。また、女性はセロトニンが不足すると排卵が遅れたりするそうです。摂らねば!歩かねば!!
 
 
みゆき


 ADHDとセロトニン不足は関連づけられており、セロトニンをどうすれば多く作り出せるかの方法が昔から言われています。このみゆきさんの記事は非常に参考になります。光を浴び、身体を動かすことで精神的にも活発になることはみなさん経験していると思いますが、単に気のせいなのではなく、きちんとした生理学的な裏付けがあることが分かります。
 
 いずれにせよ、散歩、ガーデニングなどで光を浴び体を動かすことを習慣づけると得なことが色々ありますよ。なんならスケッチブックやデジカメ、虫眼鏡などを持って出かけるともっと楽しいですしね。
 
 暖めたミルクを飲むと安眠出来ると昔から言われています。含まれているL-トリプトファンに穏やかな睡眠導入作用があるからで、これはまた確かにセロトニンの原料になるとも言われています。たしか、大豆製品、それも発酵食品である味噌、納豆なども非常に良いと言われてますし、納豆はこれからひきやすくなる風邪予防にも効くと言いますしね。

 ミルクに納豆を入れて呑むと良いかも知れません。(私は別々に摂りますが)
 
from ロクスケ



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人をだめにする病院
人をだめにする病院


今回5ヶ月も入院した神経・精神病院は、結局私をよい道に導くことができなかった。ひとつには、看護師(今回は全員女性)の妬みもあるように思うし、また、ほかの患者に対してはやはり「精神病者=自分より駄目人間」というもってはならない医療倫理を看護の側でもっていることである。

これは、明らかに人権侵害であろうし、また人格無視等不作為の不法行為といわざるを得ない。しかも、これらは得てして密室で行われることが多い。

しかし、古い精神科ではまだこういうことが、まかり通っていると言うことが、私には信じられないのである。

また、医者も看護師長にだけは逆らえないという事実がやはり白い巨頭ではないが現存している。このことが、看護師長の鼻をピノキオのように、長く長く伸ばせてしまうのではないだろうか。

すくなくとも、「規則です」、と言われて「それはどこに」「明文化したものはない」では、法治国家の病院とはいえないのである。看護師長が「規則」なら、笑ってしまう。でも態度はあくまでそうだ。「規則?文句ある?私が規則よ」と言わんばかりだ。

いろんな病院に入院したものだが、この病院が最悪だった。

やはり、医師と患者の信頼関係が築けない場合には、お互いの相性もあるだろうし、回りの環境も大いに影響する。医師の腕ということもあるし、話術ということもある。患者によい印象を与えようとする医師はそれなりに工夫するし、「あいつは馬鹿だ」と患者のことを思っていれば,ことさらに親切にはしないだろう。医師によって、命を落とすことさえある。

所詮患者など、医師次第だ。医師は患者を選べない代わりにいくらでも意地悪をすることができる。

その点、最近お金はかかるが、患者本位の病院も増えてきている。患者様と呼ぶ必要はないだろうが、よく気のつく医師が増えている。専門馬鹿も相変わらずいるが、最近は結構あちこちの科を回るなり、勉強するなりして、ある程度の全体的なレベルアップが個人の努力なのか病院の方針なのかはわからないが、あがっていると思う。

by MUSICA

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家での静養



 病院は静養どころでなかった。で、その後出勤したら、課長が人事に怒られていて、八つ当たりが私に来た。で、医者は「休んで仕事をしないこともまたストレスになりうるが、全く休む必要があるときもある。このバランスが、管理職と私のコントロールの元、うまくできれば復帰はうまくいくし、だめなら再度休みということになるだろう」と課長に言ったのだが、課長はそうは受け取らなかった。「あなたの意思で復帰するなら、やるっきゃないってことよ。」と言われた。ああ、解釈とはこれほども雲泥の差があるものか。

 当然、復帰後の私は叩かれた。人事に怒られた課長は私には触れないようにした。そして、また新しい仕事をわたしにやるよう命じた。係長に係長を抜かしての直命はやめてほしいと今回の件で係長に課長と協議するよう申し入れたが、わかったと言っただけで、返事はなかった。

 しかたない。課長に申し入れた。これは、上級庁といっしょでないとできないしごとなんですと。1年間ほったらかしにして、いいんですかと。課長はあわてた。

 もう、いい。自分でなにもかもやろうなんて、金輪際思わない。人事とも話した。人事も「なぜ、あなただけがこんなに背負い込んでしまったのですか?あなたしかできない仕事なんて信じられません。」と言われ「私だって信じられません。でも課長は誰もつけてくれませんでした。本来チームでやるべき仕事だと思います。ただ、この仕事は日本で初めての仕事といっていい仕事だったと思います。だから、ある意味で暗中模索でもありました。」というと「わかりました。あなたが必要だったことは認めましょう。でもほかに人をつけるべきだったと私は思います。」と言うので「そうですね。私もずっとつけてほしいと思ってきました。こんな、倒れるまで一人で抱え込みたいと誰が思うでしょう。」と言いました。

 その後、1日出ては2日倒れる中、でも少しでも職場に行きたいと思いつつ、課長とのいざこざがあまりにも多発して私自身精神的に行き詰まり、1月に入ってから最後の病欠を取りました。

 家では、誰もご飯を作ってくれません。たまに体調のよいときに、近くのコンビニのようなところで買い物をして、料理は1日1回だけ作ります。一日中寝ています。お相撲さんのように、日に一回ご飯をたべて食っちゃあ寝しているので、体重はあっという間に戻りました。

 散らかった家を片付けようと思うのですが、これは決心がなかなかつかない。ベッドの上から眺めて「これぞごみ屋敷」とため息をつく。

 今日は階段と流しを掃除しました。洗濯だけは毎日しています。

 家での静養は、この掃除との戦いだと最近思うようになりました。体が思うようでない中、先延ばし癖の片づけが下手なADHDにとっては本当に地獄です。

 うつですねえ・・・。

by MUSICA


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最近自分がやっている心の体操




 最近やっている自分の心の体操は、とりあえず、お金とか日にちとか年齢や立場を全く無視して、やりたいことをリストアップしていきます。

 これが意外にも、自分をわくわくさせてくれます。

 たとえば、見たかった映画を時間なんてな―んにも気にしないで見まくる。なんか週末本当に出来そうです。ふかふかのソファーの上で読みたかった本を読みまくる。自分が作りたかった洋服や小さいものを作りまくる。もう、自分の家族には変な期待を寄せない。自分の力で強くなれると自信をつけてみるとか。

 これを思っているだけでなく、実際に書き出すとすぐじゃなくても出来るような気がしてきます。そしてさらに、確実に実行できそうな感じです。本当に無意識のうちに実際出来るかもしれない。近いものとして実行できたら万々歳ではないでしょうか?思うだけで、うじうじしてないで本当に実行をするという行動は自分に自信をつけるという行為でもあります。行動するって結構勇気が必要な場合がありますものね。

 とりあえず私はリストアップして28個出てきました。気が付いたら実行できていたら素敵ですね。

 1ずつ出来ている自分を想像するだけでも元気が出てきます。良い心の体操です
 
by ナオニャム


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今日の楽しいできごと



 今日は、一週間ぶりにペインクリニックでした。先週は院長でもあり、教授でとても腕のいい先生が診察でした。久しぶりだったので、初めての診察のように丁寧に見てくださり、脈を診ながら頭を回転させて、左が脈が弱くなりますね、なにか左に疾患があるのかもしれませんね、とおっしゃられました。
 
 でも、実は私はその教授は診察よりも、処置をしてくださるほうがうれしい。つまり、処置をするときには、もう一度先生は診察の先生と違う目で見てから注射を打つわけですから安心でしょう?それに、なんといっても、腕が良いので、ぴったりのところに注射が入るのです。ものすごく良く効く。
 
 でも、その日、だれが処置をするのかはかかれていませんから行き当たりばったりになってしまいます。 さて、今日行ったら、違う人がその教授の名札をつけて診察をしていました。「うううううーーーんん?」と思ったのですが、どうやら今日教授が診察日と聞いてわざわざ予約して来た患者さんがいるらしいのです。でも、そんなのっていずればれてしまうこと。しかも、医局ぐるみで「教授」と呼んでいるので、さすがに笑ってしまいました。
 
 でも、これってまずいんじゃないかなあと思ったりして。だってカルテにも「教授」の名前を押していましたから。 その病院は、ペインクリニックの質が高く評価されていて、ある程度の経験をつんだ先生なら、医員でも十分に信頼の置けるところ。だから、どうやら今日は「教授の日」と思ってきている人に「教授の診察はいいんですが、私は診察はともかく、教授に処置をしてもらいたいなあっていつも思うんですよ。ここの先生方はみな優秀でいらっしゃるから。信頼なさっていいと思いますよ。」と言っておきました。
 
 先週の話をしたら、同じことをやって、「おや?右も左ほどではないけれど同じ症状があるね」と言われました。年配の方なので、その人も「教授」なのかもしれませんが! なんだか、私はもう何年か通っているので慣れていて不安はないので、笑ってしまいました。それで、部長先生にも久々にお目にかかったので「こんにちは!」と声をかけたら「おや、久しぶりだねえ(笑)」と返してくれて、不安そうな患者さんが「あら、アットホームなんですね。」と少し安心したみたいでした。よかった。

 by MUSICA

 その教授の名札を付けていた先生が本当に教授ならかまわないでしょうけれど、もし患者さんのための”偽”教授なら大いに問題が有るんじゃないかなぁ。仮にも医療だし、万が一投薬ミス事故などが起きた場合、責任はどうなるんでしょう。それ以前に経歴詐称になるんじゃないかと思います。
 
from WBU 狭授 ロクスケ


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体験的ADHDの発達と後退



 息子達は、小学生のときからずっと心理テスト、Wisc-R、Wisc-V→Wais-Rととり続けてきた。心理検査の結果と、本人の有り様というのは不思議なものだが(本当は当然なのかもしれないが)相関している。

 たとえば、長男は小学生の低学年のときは、書字障害があって書くことや読むことに往生した。そのせいで、国語力というのが非常に遅れていた。だからIPTAなどをとっても言語性の遅れと言うのがあったし、Wisc-Rでもあきらかに動作性が優位だったのである。しかし、その後あるきっかけでジュニア文庫にはまって、それ以来ものすごい読書家になり、月に何十冊と本を読むようになってからは知識もふえ、言語量も増え、しゃべるにも満足でなかったことが不思議なくらい解消されて、Wais-Rのころには、やや動作性が優位であるものの、IQとしてはほとんど言語性と等しいくらいに改善されている。

 また、次男にいたっては、小学校1年生で本当に言語性>動作性で、その差(ディスクレパンシー)が32もあったが、今は動作性が上がり、逆に言語性が歳相応になってきて(前は天才的に良かった)両者の関係は、ほぼ同じくらい、やはり多少言語性が高いが、長男と同じようにIQとしては優位に差があるとは言えないくらいになってきた。

 こうした現象は、彼らが成長するにつけて身に付けていったものである。衝動性や短期記憶など、弱いところはいまだに弱い部分ではあっても、以前ほど全体の中で目立って駄目なものではなくなってきている。

 これを、ワタシは「成長」と呼びたい。

 さて、ワタシと言えば、最近は記憶力がめっきりと弱り、特に短期記憶が本当に駄目になってきている。今、さっき、たった今、あっという間に過ぎ去った過去のことが思い出せなかったり、わからなくなってしまったりする。聞き漏らしが多く、再三聞き返してしまう。おかげで、子供達からは「耳が遠い」と言われてしまうが、聴力検査ではなんともないと言われる。

 また、衝動性も抑えることができない。特に衝動買いが前よりもひどくなっている。それも多額のものだ。実際にあとから考えると「大丈夫だろうか!?」と自問してしまうのだが、こらえられないのだ。

 さらに、鬱になりやすくなっている。もともと内因性の鬱をもちやすいADHDだが、老化してくると余計成りやすいように思う。
これをワタシは「後退」と呼ぶ。

 もちろん人によっては後退などしないで一生を終える人もいるだろう。ずっと進歩しつづける超人もいるに違いない。皆さんはどうであろうか?
 
by MUSICA

 それこそ人それぞれでしょうね。何を持って後退というかも判断が難しいところですが、例えば記憶力などは目立つ機能ですから、それが衰えることで自分が衰えたと思うのかも知れません。しかし、記憶力が年齢と共に衰えるのは万人共通であり、他の機能が伸びてくるためだとも言えます。
 
 病的な物はともかく、脳は鍛えればちゃんと機能が向上する器官ですし、それほど気にすることはないかと思います。
 
from ロクスケ


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自閉症スペクトルについて学習を始めました


 今まで、LDやAD/HDにばかり目が行って来た私ですが、ここに来て、ようやく数的にも多い自閉症スペクトル障害についても勉強しようと思い立ちました。それは、最近いろいろな説が現れて、自閉症スペクトルとLD,ADHDは連続体であるとか、一部のアスペルガー症候群などと動作性LDとの類似などを検討する動きがあること、また自閉症は今までAD/HDは含まれているものとして併記していなかったが、敢えて違う軸で存在するとして併記する医師もでてきていることなど、いろいろな理由がある。

 また、アスペルガー症候群(AS)とAD/HDには似ている点も多く、よく観察すると違うのはわかるのだが、一見AD/HDと思えることが良くある。その方の、WAIS-Rを見せていただくと、あ、やはりASの特徴を呈していると合点してしまうことを何回か経験してきた。

 この際だからと、わかりやすいブックレットから始めて、だんだんと厚みのある本に変えて読み進んでいるところである。

 以前、積極的に音楽療法をやっていたころは、自閉症が音楽療法の適応症でもあったことから、多くの事例を見てきた。しかし、自閉症スペクトラムとして考えると、比較的IQが高いケースの場合は音楽療法は馴染まないことが多いのではないだろうか。セルフエスティーム向上のための療法としては良いかもしれないが・・・。

 いずれにしても、軽度発達障害は奥が深い。また私の部屋は、自閉症の本でごった返しているのであった。

by musica





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