★目次 ★ ■ 元夫が引っ越してくれて musica ■ むかっ!と来たときの対策 ナオニャム ■ 多重債務の処理方法 T (投稿) アンジェラ ■ 「コミュニケーション」って?いったい… はるか ■ アレルギー (NHKの番組より) ロクスケ ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ---------------------------------------------------------------------------- ■ 元夫が引っ越してくれて 私は夫とは、3年前に別れた。夫は半年間居座ったあげく、家から30秒のアパートに移り住んだ。そして、何日か大酒を浴びるように飲んだ挙句、私の友人にプロポーズしたのだった。彼女は、私たちの息子と同級生の娘さんのお母さんで、長いこと母子家庭をやっていた。私は婚姻中から、彼女が夫に好意を抱いていることは女の感でわかっていた。だから、彼がアパートを借りるときも、引越しのときも手伝いに来たそうである。そして、アルバイトと称して、1Kのベッドが大半を占めているようなアパートに足しげく通っていれば、どうなるかは誰が考えても同じであろう。彼女はもちろんOKした。 それから、約2年、通い妻をつづけていた。といっても籍はまだいれていない。すぐに結婚しなかったのは、娘の関係もあったし、お金もなかったとみえる。毎晩、彼女は20分の距離を通ってきた。高校生になったばかりの娘は、夜はずっと一人だった。恋する母は、もう娘のことは眼中になかったのだ。日曜日は朝から通ってきた。道路でばったり会ったことも何度かある。 あまりに近いので、友人たちも彼や彼女に「元妻のところのそばから引っ越すよう」忠告してくれたが、知らん顔だった。 それが、この春やっと引っ越していった。彼と彼女と彼女の娘の奇妙な同棲が始まった。娘は母親似で、高校3年生。くれぐれも、元夫が目移りしないことを祈るばかりである。娘は、同級生で小学校からずっといっしょだった私の息子と兄弟になるのを嫌がっている。だから、母親は結婚をしないで同棲の道を選んだのだ。 私も元夫とは昔半年同棲した。同棲のころはいい人だった。いい人だと思って結婚したら、とたんに、どうしようもない男に変身してしまった。彼はLDだったと思われる。 のしをつけて、くれてやる。早く別れたい。とずっと思っていた。彼らの引越しは気持ちの上で、整理がついて私もすっかり落ち着いた。 沈丁花のかおりがうっすらとにおってくるような気がする。桜の花が目に鮮やかだ。鳥の声が耳にやさしい。空気がとてもおいしい。私にも、春がやってきた。 by musica ----------------------------------------------------------------------------- ■ むかっ!と来たときの対策 私は以前に比べるとだいぶ感情のコントロールが出来るになったのでは?とようやく最近思うようになって来ました。ようやくです。 だいぶ前、私のコーチ(ライフコーチ)にむかあ!と来る様な言葉を言われてしまった時、 「そのまま、こっちもカー!っとなるのではなく、どうして相手はそのような気持ちになったのかを、考えてみること。また、自分はどういう気持ちでいるかを考えてみること。 そうすると、今までと違った反応が出来るようになりますよ。」と言われていました。 そして、最近それがほんの少しだけ出来てきたのでは?と思えるようになりました。分かりやすい例えで言うと、自分の乗っている電車が止まってしまって、大事なお客との約束の時間に合わなくなる。アナウンスが流れない、先方にも、ただ、遅れるとしか言いようが無い。誰でも、イライラしませんか?ただ、このとき、人によって反応はさまざまですよね。このイライラを他人にぶつけてしまうのか、自分の中で消化するのか。気持ちよく自分の不満を相手に話して解決するのか。(ちなみに、この時 一方的に自分だけがすっきりして、不満を言われた相手が不快では解決策の結果は失敗です。) 自分が、怒っている、不快に思っているそのことに気が付いて原因を理解することによって、その不満を解消するためのより良い行動がだんだんと出来てくるのではないのでしょうか?原因を知って、とっても小さな不満だってことに気が付いて、どーでもよくなってしまったり。 とか、言う私自身もまだまだ修行が足りないなぁ。今日も、少しフクれた瞬間がありました。最初と言っていることが、チグハグですね。でも、前に比べたらずっと良くなっていますね。 by ナオニャム ---------------------------------------------------------------------------- ■ 多重債務の処理方法 T 私は今、まったく自分の責任だけで多重債務者となり、支払い不能な状態に陥りました。現在、債務者の自助グループのようなものに入り、その処理に追われているのですが、何回かに分けて、この処理の模様をメルマガにて発表していこうと思います。 とりあえず、何故、このメルマガ原稿を書こうと思ったのか。それは、多重債務がADHDにとって、割合に身近なことだからです。多重債務とは、ようするに色んなところからの借金が重なっている状態のこと。これは金銭管理が上手くできないこともその特徴の一つに上げられる、ADHDが陥りやすい罠だといえます。そして、この多重債務が生む二次被害は日常を蝕み、鬱や引きこもりを引き起こします。自分を責めたり、あまりの辛さに、死んだ方がマシだ、とさえ思うようになります。しかし、ここでその気持ちや恐怖(支払いが滞ると、電話がかかってきたり呼び出されたり、精神的に辛い状態になることが多くなります)に負けてはいけません。何故なら、解決策はあるからです。 ご存じの方も多いかもしれません。でも、知らない方のために。破産・民事再生・調停・任意整理の4つです。 それぞれ、メリット・デメリットがあり、また、自分一人ではできないものも多いのですが、私は、調停という方法を選択しました。その理由は、 1つ目は、自己破産が、両親が家を持っているため難しいということ。2つ目は、借りた分くらいは返さんとなーという自己反省。3つ目は、調停以外の方法は、やはり弁護士さんの力を借りた方が良く、そのためには20万から50万の費用がかかるということ。 これははらえん!となってから、市の法律相談センターに行って話を聞いてもらったのですが、破産するなら、自分でもできるけど、普通は弁護士に頼んで、費用はこれくらいかかるね。という、かるーいお返事でした。お金が無くて払えないから破産しよかー言うて相談に行ってんのに、そんなに払えるかっちゅーねん。という憤りは胸にしまいまして、次に、そういった債務を抱える人たちをボランティアで支えてくれる団体、自助グループのようなものに相談に行ったわけです。そこで、相談に乗ってもらい、破産以外の方法を教えてもらい(ちなみに法律相談の時は教えてもらえなかった)何とか、一人ででもできる調停という方法をとることにしました。 しかし、ここで落とし穴。この調停、ADHD族には非常にきつい(><)。裁判所に提出する書類として、上申書を書かなければならないのですが。そもそも明日払うものの振り込み用紙をなくす人が、数年前の契約書やら振り込み証明やら置いてあると思います!?(自慢するな)何とか記憶をたどり、上申書を書いているのですが、かなり厳しいです。実際それらのものが証拠として絶対に必要な訳ではないのですが、記憶と事実の齟齬があると、いろいろと突っ込まれるようです。 ただいま、私はこの上申書を仕上げるのに必死です。しかし、この手の相談を行っていて、今手続き準備中ということを伝えると、大手金融はしばらくは電話をかけてきたりしなくなります。一時だけですが、心の平穏(苦笑)。この後、まだまだ大変なのですが、経過は、また、お伝えしたいと思います。 次回は、調停の具体的な方法など、書きたいと思います。もし、苦しんでいる人がいれば、ぜひ、一度、相談されることをお勧めします。ほんとに、気持ちも楽になります。はい。 by アンジェラ ---------------------------------------------------------------------------- ■ 「コミュニケーション」って?いったい… ある話し合いの際に感じたこと。『君は、他人が話しているときなど。聞かねばならぬときに発言しようとしている。問題ではないのか?』ということを周囲のものからも注意されており、それがなかなか直らずにいるため、やむなく発言を止めていたら、今度は『やる気が見られない』と言われる始末です。話のアウラがつかめずに言いたいことが言えなくなっているため、やむなく正直にADHDのことを話したのですが、『そんなものはお前の精神がたるんどるからだ』といわれ、へこんでいます。 ADHD(私の場合はこれだけではないのですが)などの問題として、相手の感情の機微が読めないというのがあるのですが、今回は、足をすくわれたような格好です。 なお、その後、相手にはADHDは精神の問題ではなく、脳の『器質的問題』であるいうことも話したのですが、『そんな訳のわからない病気をもつ人が本当に仕事できるの?』と話を切られ、そこで話が終わってしまいました。 それからというもの、話し合いの席では、根本的な問題の解決にはならないのですが、当座は黙っていて先に相手の話を聞くようにと、できるだけ心がけたのですが、私にとっては難しいのでしょうか、なかなか成果は上がりません。 いままで、(意識的に)話を聞いたり、したりすることがこんなに大変だとは露ほどにも思いませんでしたもので。 逆にそれだけ注意が出来ていなかったことを思い知った今回の一件でした。 周りは、話を聞いたり、したりするのって当たり前にしているけど、私にとっては、「他愛のない」日常会話が難しいんだなあと、改めて思いました。 by はるか ---------------------------------------------------------------------------- ■ アレルギー (NHKの番組より) 最近の十代、二十代の人たちのアレルギーが非常に問題となっており、とくに普通に食べられている食品、たとえば米、蕎麦、小麦などの主食や卵、牛乳など、また様々な果物などに激しいアレルギーを持っている人が多くなってきたと、前々から言われていた。 確かに、花粉症に苦しむ人も昔はあまり聞いたことがなかったが、この20年くらいで急に増えてきたような気がする。一説によると、10〜30代の90パーセントの人たちが何らかのアレルギーを持っているとさえ言われている。 近年アレルギーで苦しむ人が増えてきた原因は様々言われており、昔に比べてストレスが増えた、化学薬品が食品に使われ、それが体質を変えている、車の排気ガスが原因などなど言われており、それぞれがもっともらしく思えたし、多分そうなのだろうと考えていた。ちなみに、途上国では日本ほどアレルギーが問題になっていないらしい。ただ、現在の途上国は今の日本以上に食品は化学薬品が使われ、公害もひどく、各種のストレスも激しい。それなのに、確かに日本ほどアレルギーが問題になっていないようだから、ここに揚げた要因は、アレルギーが増えた原因ではないらしい。 ところで、何という先生だか忘れたが、寄生虫を研究している科学者が、今の日本人は全く寄生虫が居ないのでそれが花粉症の増えた原因だと言っていた。どうだかなぁ、なと思っていたのだが、(ここから本題)先日NHKの番組で目から鱗が落ちる思いがした。 なんと、生活があまりに清潔になったため、体に病原菌やウィルスが入ることが無くなり、暇になった免疫細胞がなんでもない異物を過剰に攻撃する体質になってしまったのが原因だというのだ。そのような体質が決定するのは生後一,二年のことだという。つまり、赤ん坊の時にあまり病原菌やウィルスから遠ざけると、その後アレルギーを持つようになるという。 確かに言われてみれば、私の子供の頃は、今では想像もつかないほど無頓着だった。赤ん坊が居るうちでも平気で犬猫を飼い赤ん坊が猫のしっぽを引っ張ったり引っかかれたりしていた。外で私たちはどろんこ遊びをし、犬猫の排泄物の混じった砂場で転げ回り、山の中では木の実などをそのまま食べていた。 日頃から、今の日本人の潔癖症は異常だと思っていた。確かに、汚いのはよくない。だが、少し考え直してみてはどうだろうか。人間には自然の免疫システムがあり、健康でさえあれば、多少の病原菌やウィルスに曝されても問題にはならない。しかし、その免疫システムを弱めてしまえば、簡単に腹をこわしたり風邪をひいたりする。 日本では清潔な生活が普及したため、乳幼児の死亡率も下がったし、細菌性ウィルス性の病気が蔓延することもなくなった。これは非常によいことで、清潔を保つのはむろん大切だ。どうじに、あまりに神経質に清潔清潔と血眼になるもの考え物だと思う。私と同年輩の知人たちでアレルギーに苦しむ人間はほとんど見聞きしない。花粉症の人はいるが、それでも若い人に比べて桁違いに少ないようだ。子供の頃のバッチィ生活のたまものなのだろう。 とはいえ、今10代、20代になっている人は、今のレベルは保った方がよいと思う。レベルを落とすと、免疫力が無いから一発でやられる可能性もあるだろうからだ。自分に子供ができたら、免疫力を付けてやるのも親の義務ではないだろうか。 by ロクスケ ---------------------------------------------------------------------------- ■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■ ★編集後記★ ■ 早いものですねぇ、今年ももう三分の一が終わってしますたよ。年輩になってから特に時間の経過が非常に早く感じられるようになりました。一日などあっという間にすぎてしまうし、五年、十年も振り返ってみると一瞬のようです。 ■ 時間の経つのが早いというのは、印象に残るようなことをやっていないということです。子供の頃は毎日毎日が新しい経験の連続であり、一つ一つが深く印象づけられます。だから、時間の経過を非常に長く感じます。これは誰でも同じことで、年を経るに従って時間の経つのを早く感じるようになります。 ■ それでも、その時間の感じ方には大きな個人差があります。時間をゆっくり感じている人は、それだけ充実した人生を送っていると言って大きな間違いではないようです。また、別の言葉で言えば、自己をより強く感じているということでもあります。 ■ 最近、どうも精神的にも停滞していたこともあり、今年に入って特に時間の経過を早く感じているのでしょう。つまり酔生夢死の状態だったわけで、こりゃいかん、と思ったわけです。とくに、ADHDの場合時間管理が苦手ですが、こんな面でも人生上の時間管理が苦手になっているかもしれないと改めて思った次第です。 『WING BRAIN 第32号』でまたお会いしましょう♪ 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