Wing Brain メールマガジン 第498号
2021/03/28(日)発行



目次
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● 年齢と共に注意力低下 ロクスケ
● うっかりミス等の撲滅(164) なさ
● うっかりミス等の撲滅(165) なさ
● 連載 第464回 健康で生活するために 神経質になりすぎない ロクスケ
○ 編集後記




● 年齢と共に注意力低下
最近、あるスーパーで高齢夫婦がレジにいるのを見た。気になったのは、混雑時レジに並ぶのに夫婦が列を作っているが、支払いは一人だ。会計をしない夫は列に並ぶ必要は無いはずだし、買い物篭を運ぶだけならその時に行けばよいだけだろう。混んでいるとき並ぶ必要の無い人間が並ぶなど、他の客に迷惑をかけることだと思いつかないのだろうか。特に今コロナ感染が問題になっているときなどはなおさらのはずだ。無論全ての高齢者がそうであるわけはないし、若い人間でも請求金額を見てから財布を取り出して小銭を勘定する客がいたりする。大体の金額を計算して用意しておけば良いだろうと思うし、常連ならその店のカードを使えばそれもない筈だが、大体に於いて人間高齢になると注意が及ぶ範囲が狭くなる。また時間感覚がずれてくるとも言われている。

それが理由で道路を横断して車にはねられる、あるいは自分が運転していてはねるなどの事故起こしやすいとされる。車の運転とは、むろん常に前方だけではなく左右、ミラーで後、さらに離れた場所に割り込んでくる車などがないか等常に注意していなければならないし、子供などはいつ道路に飛び出してくるか分からない。つまり周辺に常にまんべんなく注意出来なければ車の運転は危ないのだが、それが出来ない人が事故を起こす率が高い。

被害に遭う方も、例えば道路を横断するとき、横断歩道があるか、信号はどうなっているかを確認し、例え信号が青でも突っ込んできそうな車がいないか、横断歩道がなくとも遠くにいる車が自分の渡りきる間に近くまで来る速度ではないか距離はあるかなどを判断して横断を始めるべきだし、なにより自分の脚でその安全を確保できる横断が出来るかなどが判断の範囲に入る。

狭いT字路で車が出て来ないか確認してから渡る、進入してくる車がないかを確認し、もし車がいたら停止したことを確認し、運転者の目を見て確認し手を挙げて渡るなどが安全のために何より必要なはずだ。いくら自分が注意しても相手が同じ注意をしているはずだなど思い込むのはとんでもないし、なにより自分が注意できているかどうかの確認も必要だろう。年齢を重ねるとどうしてもその面が衰えてくる。

私も人のことは言えないが、それを自覚しているからこそなお周辺に注意を広げるようにはしている。

by ロクスケ




● うっかりミス等の撲滅(164)
本記事は、うっかりミス、忘れっぽさ、勘違い・思い込み等の短所的特性、特にいわゆる認知の歪みに起因するエラー撲滅のために考察と実践を行うものである。これまでの経過・概要等については、434号記事(39)の前半を参照されたい。

今回も引き続き、425号で挙げたこなすべき8つの主要タスクについて、執筆日である3/21(日)時点の進捗状況を、定例的に個別・正直にありのままお伝えする。



「(A) 広告関係の下案作り」は、前回までに述べたように、後述(C)や(E')、(H)を優先しているため、引き続き保留中であり、今後の時間的制約から、(A)も(C)などとともに追加で外注化するための検討を始めている。前回、外注化の具体的な方法を少し考えたが、この2週間はその続きで外注先やそれによる今後の進行スケジュールを策定することができた。それにより、最速で7月ないし8月のお盆休み頃には全面完成させたいと考えている。

「(C) アプリ作成(プログラミング)」は、引き続き新タスク(H)にも絡めて、今年分の実施計画に沿い、開発を順次発注を進めている。前回までに発注した内容は開発が順調に進んでいることから、追加でさらに続きを発注し、今現在はそ開発が進んでいるところである。引き続き、全体の開発状況を注視しながら、少しずつ着実にさらに進めてゆきたい。

「(D) 業務日誌(引継ぎ資料)の仕上げ」は、引き続き効率的に進められている。前回までに、(D)の効率化を3月末には実現したいと述べた。ひとまずその実現のために関連する環境作りを3月末には実現できる予定だが、さらにもう一工夫しなければ、無理なく効率化を図ることはできないため、そのための時間作りを計画している。それにより、前回までに述べた通り、4〜5月頃には遅くとも効率化を実現できるようにしたい。

(E')は、引き続き(A)と同様に(C)・(D)・(H)を優先しているため、殆ど進められていない。前回までに、(A)と同様に一部外注化する検討を行ってきたが、それを踏まえて、少なくとも無理なく外注化できる点について外注先を選定するまでは進められた。今後、その業者への作業委託の準備を入念に進め、早ければ(D)と同様に4〜5月頃には外注部分のみでも実現したい。併せて、(E)についても、(E')とは別の形で外注化することとし、その発注先の選定なども検討を進めている。次回までに外注先を決め、(E')と同様に進めてゆきたい。

「(G) 睡眠時間の確保」については、特にこの2週間では残念ながら後退する結果となった。(H)の進展に伴い、資料作成や外注先とのやり取りに少なからぬ時間を取られた結果、深夜01:00前後に就寝する日が続き、慢性的な睡眠不足に陥ってしまった。朝はやむを得ず起床05:45を06:00に変更し、その上で昼間など僅かな時間に仮眠を摂るようにしてしのいでいる。あくまで一時的なやむを得ない状況と考えており、4月以降は山場を越えて元の生活リズムに戻せる見込である。その後は、当初目標とした23時就寝を目指して、改めて生活リズムを整えたい。

最後に、新タスク(H)は、引き続き追加で興す要素を中心に、最優先で時間を割いて精力的に進めている。今現在が一番の盛りではあるが、4月以降は(H)全体を軌道に乗せ、他のタスクや(G)睡眠に時間を少しずつ割くようにしてゆきたい。



(次の記事に続く)

by なさ




● うっかりミス等の撲滅(165)
今回も、445号記事(61)の感情モニタリングの手法に関する論述を続ける。

できるだけ早め早めに原稿を常に執筆するペースを維持するよう努めている。本シリーズ記事は原則として前号発行日に仕上げている。前々回はその前の495号発行日から一週間後と遅くなった反省から、前回からは意識的に早め早めに仕上げるようにしており、今回も前号497号発行日3/14(日)に仕上げられている。引き続き、前号発行日当日に仕上げるペースを維持してゆきたい。



繰返しの再掲になるが、これまでに感情モニタリング法を上手に実践するための試行錯誤を続け、458号記事(87)で述べたように感情モニタリングに関する独自の改良的方法を発見できたが、不快な気分に陥った際にまだ百発百中で鎮められるまでには至っていないため、成功頻度を高めるべく、更なる改良的方法を考案し、実践している。手前味噌ながら、少しずつだが着実に改善は進んでおり、日々その手応えを実感してはいるが、完全100%を目指してさらにブラッシュアップを続けている。

前年2020年中の感情モニタリング(を自己流にアレンジした方法)の考察・実践の取組み成果を踏まえ、490号記事から、次のステップに位置付けられる考察を始め、494号からは、従来の取組みをさらに補強すべく、新たにNLP(神経言語プログラミング)を勉強し始めている。前回までに、NLPの様々な手法の中で、当方の取組みに直接に必要な、有用性の高い2つの手法について重点的に触れた。特に前回からは2つ目として、「パート」、即ち自分の心の中の一部分と会話するという手法を掘り下げてきた。今回もその続きを述べる。



前回までに、「嫌な気分になっている自分」「お菓子を食べたがっている自分」など、自分自分の心のパートを細分化して捉えるようにしたと述べた。その上で、特にこの2週間は、それらの自分、特に嫌な気分になっている自分、イライラしている自分、落ち込んでいる自分など、マイナスな感情状態になっている自分に対して、気付いた範囲内で優しく語り掛けるように心掛けてみた。

その語り掛けは、できればイライラしたり、落ち込んだり、マイナスな気分になった瞬間にリアルタイムに語り掛けられるのが理想ではあるが、まだそこまでできるようには至っていないため、精神状態の良い時、つまりプラスな気分になっている時に気付いた範囲で、「イライラした時の自分、そりゃぁ嫌なことがあればイライラするよねぇ。でも、そこで平気で居られると良いんだよなぁ」などと語り掛けるようにしてみた。まだ数回程度しか出来ていないが、感情モニタリングのセルフチェックも最初はそれくらいの頻度から始まり、今はほぼ終日高頻度に出来るようになったことを踏まえると、今後少しずつ着実に頻度が上がっていくと確信している。

その語り掛けと併せて、これまでの感情モニタリング(を自己流にアレンジした方法)も精力的かつ高頻度に続けられている。そのおかげか、イライラした状態に陥った際、イライラしてはいるのだが、プラスな気分をもたらしてくれる特定イメージ画像をかなり高頻度に想起できていた上、もう一人の理性的な、いわば自分を眺める自分が、イライラしている自分を眺めて「今はイライラしているな」とモニタリングできていた。感情モニタリングという面でも、かなり進歩してきたと自負している。その点での今後の進歩も我ながら楽しみにしている。



今回はここまで。次の499号の記事(167)でも上述の話を続けたい。

by なさ




● 連載 第464回 健康で生活するために 神経質になりすぎない
人に指摘されたことがあるし、自覚もしているがわたしはある意味無神経なところがある。誰でも自分の価値観や生活習慣を基に様々な判断をしているはずだが、その価値観や生活習慣が周囲の人たちと同じであるわけがなく、結局自分の価値観判断基準と人のそれは違う事を考慮に入れて判断、特に人間関係のための判断をしなければならないとは思う。

が、誰でも自分の生活がある。人の判断基準を考慮するのは必要だとしてその為に自分の生活をどれだけ割けるか、犠牲に出来るかを考えなければ最悪自分の生活自体が破壊されてしまう。

ただ、わたしの場合は年齢や生活スタイルの為もあり、人のための判断基準をおそらく最低レベルにまで下げているとおもうし、わたしの生活が気に入らないならお付き合いは結構ですと割り切っている。人のために時間を割く、エネルギー を割く余裕は自分には無いと思うからだ。むろん、限度はあるが。

以前は仕事柄接待が多かったし、また職場での付き合いで飲みに行くなどがかなりあった。当時はそれが必要だったし、本音を言えば飲み食いは好きだった。自分でそれが好きすぎて自分の健康や時間をかなり犠牲にしたとの反省から、いまはそれを最低限というより、事実上ゼロにしている。なにしろ今は外食嫌いだし、酒も一滴も飲まない。タバコは喫わないが煙を吸わされるのもごめんと言うことで、今の生活がそれを必要としていない事もあってお断りしているわけだ。

その意味でご近所づきあいも最低限だが、わたし自身は別にそれで不自由もしていない。そのいみで、神経質になりすぎないとは人付き合いに対しての意味だが、案外自分で自分のルールを見直してみればかなり今まで自分に科していた物を捨てても不自由は無いようになってきている。わたし自身の変化の故だが、それで良いなら神経質になる理由が無いとも言える。なにしろ、人目を気にするなどは最低限(この基準を自分で決めるのだから結果の責任は自分でとるのだが)でよいと今は思っている。

by ロクスケ




○ 編集後記
■ 東京の人出はかなり増えてきているようです。確かにいろいろな店などでもマスクやアルコール消毒が義務化されていますけれど、それでもマスクを外して顔を近づけて話をしている人たちを時々見かけます。自分はともかく、周囲の人たちの想いも配慮してほしいものです。

■ コロナ肺炎は、自分がいくら注意しても感染する可能性はあります。結局みんなが協力しなければ感染拡大は抑えられません。日本は世界でも人口密度が高いのに感染率は極端に低い国です。やはり国民性の違いだと痛感します。
(この項までロクスケ)

■ この編集後記を執筆しているのは3/25(木)です。本号が発行される頃には3月もほぼ終わりという時期になります。年が明けたなと思ったら、気が付けばもう年度末。2021年の4分の1が終わってしまうことになります。しつこい程にいつも申し上げることですが、時間の経過の速さを痛感します。

■ ロクスケ委員長もおっしゃっているように、1都3県の緊急事態宣言も解除されたものの、明らかに人出が増えており、感染者数の再増大のリバウンドが懸念されています。その心配からすると、夏頃になるまでは気を緩めてはならないと改めて思い、自分自身に言い聞かせているところです。
(この項、なさ)



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