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熊本県清和村は、江戸時代から続く人形芝居で知られて
います。演じ手は、日頃農作業に精を出す村の人たち。そ
の”文楽の里”を、東京から著名な人形遣いの方が訪れま
した。出された野菜があまりにも美味しかったので、どうい
うものか尋ねると、どれも村人が丹精込めて作ったもので
した。
我が家では清和村のお節セットを取り寄せたことがありま
す。山里の素朴な食材を使い、作った人の顔が見えるよう
な品でした。九州におばあちゃんがいて、孫のためにわざ
わざ送ってくれたような気がしました。。
「分土火」(ぶんどか)はオーガニック食材にこだわったレス
トラン。店先で、清和村を野菜を買うことができます。玉ね
ぎなどの身近な野菜が、つましやかに、でもちょっと誇らし
い感じで並んでいます。どういう経緯でここにやってきたの
でしょうか?
前を通るたびに、天文台もあるという清和村をいつか訪ね
て、文楽を見ながら芝居弁当を食べてみたいと思います。
「お鶴弁当」「お弓弁当」「お里弁当」「初菊弁当」「時姫弁
当」・・・ う〜ん、迷っちゃう!
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