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詩的な建築
感動すること
感動は年齢と共に増えるのでしょうか、
減ってゆくのでしょうか。
初めての勤め先の所長が(先生でもある)42才の当時
私は、22歳のころでしたが、
所長は、「人は年齢と共に感動は減ってゆくのに」と言いながら。
「段々と感動が増えてきた」と言っていたのをいまでも覚えています。
感動は、何かに関心を抱くことと大きく関わっていて、
日常に新鮮な場面や、出会いが不可欠だと思います。
そして、観察すること。
同じことの繰り返しの日々、その中にあっても感動を得ながらであれば生きがいともなります。
感動が歳と共に増えるような人生はとても素敵なことだと思います。
何かを創り出すとき、この感動するという感性は不可欠です。
私にとって心象風景とは、原点の景色とも言えるもので、自分らしさの
映像と言えるかもしれません。
その心象風景は枯渇や、濁りなく年齢にも左右されずにいつも新鮮なもの
として、浮かび上がり感動を呼び覚ます。



