より活気づける改装工事 にぎわい小路 (ぐっと山形 山形県観光物産会館)
カテゴリ:にぎわい小路 改装工事

コロナの影響は多くの人々や業界に及んでいます。
多くの観光客や地元のお客でにぎわっていた″ぐっと山形″(山形県観光物産会館)も日に日に来館者が減少し、15日から5月10日まで休館となっています。

 

昨年から計画を進めていた 同館内の一角にある″にぎわい小路″の改装工事を年に一回の休館日になる4月8,9日の二日間で休館間際でしたが予定通りに実施しました。

 

″にぎわい小路″は4つのテナントが店を並べる一角です。 その中の2店舗は私の事務所所のクライアントで同館のリニューアル時に設計監理を行っています。

この工事は″にぎわい小路″にさらに来館者を呼び込むことを第一の目的とし、フードコートへのお客様の流れをつくること、フードコート側にあるサブエントランス廻りのイメージアップを図ることを同時に目指しています。
もともと参道のコンセプトの〝にぎわい小路″ですが、床仕上げをさらに明るい石だたみを連想するデザイン貼りに替えて〝祭り″感を演出しています。

以前の窓の様子

 サブエントランスのホール床と連続させてフードコートへの流れをつくり、外からの来館者に、エントランスを印象づけるように計画しています。
入口ドアには″ぐっと山形″ ″フードコート″ ″にぎわい小路″のロゴサインを新たに明示し内外からエントランスをより印象が強まるように図っています。

また、オープンだったフードコートのテーブル席の一角をサイン入り衝立家具によって仕切り 落ち着いて座りたくなる コーナーを創り窓際の賑やかさを生み出す効果をきたいしています。

 

この工事はにぎわい小路の活性化と今後ぐっと山形全館のイメージアップにつながり、そして、なにより、コロナの一刻も早い終息を願い、また多くのお客様が足を運んで頂ける より活気あるぐっと山形 となるように願いながら工事にあたっています。

 

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