季節のたより

 寒の入り、凛と張り詰めた空気に大地が清められる気がします。
 1月6日東京の日の出/日の入りは6:51/16:44、太陽の角度32.0度 冬至より昼が6分長くなりました。また、太陽の角度が約1度高くなりました。しかし、寒さはこれからが厳しくなります。
 風邪などひかぬよう、注意しましょう。

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24節気

小寒

青空に 凛と顔向け 冬牡丹  脳耕房


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   藁囲い 腰かがめ見る 寒牡丹
      

冬牡丹

春に咲く牡丹と冬に咲く牡丹、それに寒牡丹もあります。どう違うのか、図鑑の言葉を添えます。

春牡丹は、4〜5月に開花する一般的な品種。

冬牡丹は、春牡丹と同じ品種を1〜2月に開花するよう、特に手間をかけて調整したもの。寒牡丹と混同されることが多いが、これは放置すると春咲きに戻ってしまう。


寒牡丹は、春と秋に花をつける二季咲きの変種。通常は、春にできる蕾は摘み取り、秋にできる蕾のみを残し10月下旬〜1月に開花させる。

 正月の今頃咲く牡丹に出会った。藁の霜よけの中に、冬牡丹が凛として咲いていました。繊細ながらボリュームのある花びらは、透明感のある見事な色合いをかもし出しています。品格のある姿だと思います。
  
                 名古屋市 徳川園にて