ハナミズキの紅葉は地味だが美しい。秋の日を通した色は、落ち着いた実りの秋を連想させます。

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秋の日を 通してそよぐ ミズキの葉 脳耕房
ハナミズキ(花水木)は、明治45年当時東京市長の尾崎行雄がアメリカに桜の苗木を贈り、その返礼として贈られてきたのが日本に渡来した最初だといわれています。
北海道から雪の便りが届くころになり、紅葉の秋が本格化しています。庭の花水木が例年より早く色づきはじめ、柿色の葉を通した日差しは柔らかい日差しを届けています。
春は花、夏は日陰、秋は紅葉と庭のシンボルツリーにふさわしい役割りを果たしている。存在感のある木です。
霜降(10月23日)
東京の日の出/日の入りは5:54/16:56
太陽高度42.9°
秋の夜長、まさに読書の季節です。
霜 降
ハナミズキは、桜の花の後に葉に先立って花を咲かせます。葉が出る前に花をつけるのは、ソメイヨシノと同じです。
桜の後、再び、春の賑わいを告げてくれるように感じます。