季節のたより

24節気

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 大原の赤紫蘇畑を見ながら帰路へ

 門を入り、客殿の縁側で一休み、抹茶をいただく。池を中心とした聚碧園の光景は、心落ち着く。

 

    

                   


 ゼミの鳴き声がちらほら聞こえる様になりました。世の中は、戦争やコロナ蔓延拡大で重苦しい日が続いています。たまには、静かな時を持ちたいもののです。
 ここ三千院はいつも静かで厳かな冷気に包まれた空間です。今年は行けませんが、記憶をたどることにします。

7月22日 東京の日の出 4:42 日の入り 18:53 太陽角度74.5度

大 暑

 往生極楽院前の「わらべ地蔵」

 出口から往生極楽院を望む

 紫蘇畑を経て、竹林を流れる小さな川沿いを上る。

 宸殿を出て往生極楽院に向かう小道に広がる苔庭。杉苔がしっとりと迎えてくれる。

三千院

 やがて茶店、土産物が軒を連ねる小道を曲がり三千院の門に到着した。約15分の道のりである。汗が噴き出る。

 今年は行くことがかなわないが、これまでの記憶をたどり京都大原の三千院を訪ねる。梅雨の合い間、京都駅から市営地下鉄で20分、終点の国際会館からバスに乗り換え20分、幸運にも大原は時折日差しがあった。参道を歩き始めて最初に出会った風景は紫蘇畑だ。青紫蘇と赤紫蘇が畝が続く。