季節のたより

24節気

処 暑

 残暑が続き日本列島はこの夏、沢山の熱エネルギーを受けた。蝉の鳴き声も盛りを過ぎ鳴き声も弱弱しく聞こえるが、百日紅の花は元気だ。青空に向かって次々に新しい花びらをつけていく。早く、酷暑が収まってほしい。そして、米どころ新潟地方に雨を降らせてほしい。

8月23日 東京の日の出5:06 日の入り 18:21
     太陽角度65.7度

さるすべりの花(百日紅の花)

 
 炎天の 地上花あり 百日紅    高浜虚子
 


  百日紅という名の由来は、約3ヵ月間、夏から秋まで咲き続けることからきた。実際には、一度咲いた枝先から再度芽が出てきて花を付けるため、咲き続けているように見える。花はフリルの様な形で、白もある。木の肌がスベスベで、”猿も登れない”ところから「猿滑」と読む。
 

<< HOME

 夏空に向かって咲いている花を見つけた。近くの公園でさるすべり(百日紅)が、赤い花を咲かせている。真夏の空に向かってどんどん枝を伸ばし花を咲かせている。強い木だ、エネルギーを感じる木である。

<< Top