論文作成の意義 | |
仕事の結果を整理すること | 知的財産を伝えること |
◆各人の文書力の向上 ・情報の整理技法 ・問題解決ストーリの論理展開技法 ・情報の構造化力 ・文章力 ◆組織の一体感の醸成 ・上司/部下のコミュニケーション機会の増大 ・他部署とのコミュニケーション機会の増大 |
◆知的財産の記録 ・研究/プロジェクト終了時の報告書作成風土の醸成 ・知的財産の蓄積による組織力の向上 ◆文書による技術伝承風土の醸成 ・世代交代による技術力低下の防止 |
Cultivation & Communication
企業にとって「役に立つ人材(人財)を、いかにして育成するか」ということは、重要な経営課題です。そこで「論文作成」の場を「人材育成施策」につなげることを考えてみませんか。
人の考えを正確に伝える、いちばん確かな方法が文章です。
考えを文章にする過程で必要とされるスキルは、
・論理力
・問題解決力
・「誰に」「何を」伝えるかという文書コミュニケーション力
です。
論文を作成する過程には、仕事力を支えるすべてのスキルが集約されているのです。。
より効果を上げるための施策 | |
社内のプロモーション策 | 社外のプロモーションの活用 |
◆論文の作成過程に上司がアドバイス役として介入する。 ⇒論文作成過程を通し上司/部下の一体感の醸成ができる。 ◆全社論文発表の場を設け、他部署との意見交換をする。 ⇒論文作成の場を通した社内の一体感の醸成ができる。 |
◆外部に論文添削をしてもらう。 ⇒自社では気が付かないアドバイスが得られる。 ◆外部の論文募集に応募する。 ⇒自社のレベルが把握できる。 ⇒入賞したときの喜びの共有ができる。 ⇒社名公開による宣伝効果がある。 |
論文作成を活かすための人材育成施策 | |
各人の論文作成スキル向上施策 | 論文を通しての組織力向上施策 |
学術研究は別として一般に求められる論文スキルは、直面した問題に対して「どの様に解決したか」という問題解決策を論述することが多い。そのため、次に示す技法を修得する場を設定し、継続的な育成が効果を発揮する。 ◆問題解決技法 ・問題の整理・分析手法 ・価値ある解決策の発想法 ◆論文作成力 ・論文への向き合い方(文書コミュニケーション技法) ・情報の構造化技法(論文の書式、目次作成の技法) ・パラグラフを基本とする文章作成技法 (パラグラフライティング技法) |
人の考えを正確に伝える一番確かな方法が文章です。与えられたタスクを遂行するうえで直面した問題を、どのように解決してきたか、それを論文としてまとめ発表する場を設けることは意義のあることだと思います。 資格取得試験に於いても、小論文の作成が義務付けられていることからもお分かり頂けると思います。 事例として次のような取り組みがあります。 ◆昇格審査の一環としての論文作成制度 ◆新入社員研修の一環として論文作成研修と社外制度への応募 (日刊工業新聞 フレッシャーズ産業論文コンクール) ◆若手技術者の論文力育成のための社外制度への応募(日立ITユーザ会論文募集) |
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