Cultivation & Communication

2 文書力を上げるための講座

 文書は、書いて出せば終わりではありません。文書の目的を達成することが大切です。文書目的が達成できないと、仕事も先に進まないのです。
 仕事は、必要な情報が手に入らないとうまく実施することができません。そして、その情報は他の人から与えられることが多いのです。文書は一方通行ではなく、他の人とのやり取りが交わされる双方向なのです。そういう意味で、当事務所では、文書コミュニケーションという視点で文書を考えています。
 「情報」という文字は、“  情けに報いる”と読むことができます。文書に込められた情報は、相手の心に通じ、報いてくれるのです。

Cultivation & Communication

文書の書き方教育

 明日の企業を支える最大の経営課題は、「役に立つ優秀な人材(人財)を、いかにして確保するか」ということです。しかし、仕事の基本スキルの育成に関して、従来行われてきた先輩によるマンツーマン方式のサポート体制(OJT)を維持することは難しい情勢下にあります。
 そこで、当事務所は、技術士(Professional Engineer)としてのキャリアを活かし、若い技術者に仕事の基本スキルをOFF−JTを通して習得して貰おうと、以下の教育カリキュラムを用意しております。いずれも経験から生み出した方法であり、実践によって裏付けられた内容です。OJTを補完する仕掛けとして、是非貴社の教育プログラムに組み入れてはどうでしょうか。

企業の教育企画担当者の皆様へ

 計画されカリキュラムに従い、教材を作成いたします。但し、上記標準的なカリキュラムに関しては、教材開発の費用は発生いたしません。
 副教材として著作(市販本)を併用する事も出来ます。

3.教育実施形態

2.教育教材開発

 記カリキュラムは、標準的な内容を示しております。皆様のご要望に合わせ、内容の追加や新たなカリキュラムを提案させて頂きたいと思います。

1.教育計画支援 
   

(1)対面教育
 ・貴社で教育会場、プロジェクターを用意いただき、教育計画に従い講師を派遣し実施し  ます

(2)オンライン教育 
 ・貴社でオンライン教育環境を整え、講師はゲストの立場で実施します
 ・コミュニケーションツ―ルは、貴社で使用しているもので結構です
          Zoom, Terms 等いずれのツールも対応します



 皆様のご予算に合うように、ご相談のうえ決めさせて頂いております。当事務所は人材育成に対して皆様を支援することを事業の根幹としておりますので、適正価格で対応させていただいております。研修を検討されている方、お気軽
にご相談ください。
 御手数ですがメールをお送りください。 

 文書の書き方講座
  講座名称
  リーダーのための 文書添削と指導法(1日) 
  学習目標
       
 
 部下の書いた文書の悪い点を添削(論理的に指摘)し、改善のための指導をするための方法を身につける。

  内 容 
       
T 文書作成技法の振り返り
  先ず、指導者自身の文書力を振返り足りないところを補う(理論武装)。
 1.文書の役割と文書作成法の考え方
  ・文書の種類と目的 ・文書作成手順と技法
 2.文書作成手順と技法   
  2.1 文書コミュニケーション分析
  ・文書コミュニケーション仕様(文書の設計図)の作成
  2.2 文書構造デザイン
  ・文書の型 ・理解しやすい展開
  3.3 文章表現(パラグラフライティング)
  ・パラグラフの役割と構造 ・説明の論理パターン ・章立て
U 文書添削と指導法
  次に、文書の種類ごとに悪い事例を基に添削のポイントを身に着ける。
1.文書力向上のための要件
  ・文書の指導項目 ・添削のための判断基準(文書目的と判断基準)
2.提案文書の添削と指導ポイント
  ・提案文書の要件 ・提案(問題解決)の発想技法 ・説得のストーリ ・3.報告文書の添削と指導ポイント
  ・報告/議事録の要件 ・報告内容の ・報告のパフォーマンス分析
4.論文添削と指導ポイント
  @論文の要 ・A章立て(構造とストーリ ・B論文の評価項目・   ・
  教育実績  ・「リーダのための文書添削と指導法研修(1日)」
  H電気機器製造会社(2009年から)
3 文書教育計画と講師派遣
  講座名称   
             論文の書き方 
  (講義1日、論文作成:1か月、添削;1週間)
 学習目標
 業務上直面した問題・課題事項について分析・検討・実施し た結果について、「お客様の価値」向上の視点から論理構成を考え、技術論文又は提案レポートとしてまとめる技法を修得する。

  内 容   
     
1.論文構成デザイン
  ・ 論文の型 ・技術論文の論理構成 
2.文書コミュニケーション分析
  ・ 論文のコミュニケーション分析 ・論文の設計図の作成 【演習1】
3.論文のストーリー作成
  ・テーマから解決策への発想ロジックと事例分析 
  ・論文ストーリーの作成 【演習2】

 【発表と気づき 講師アドバイス】 
4.文章作成(パラグラフライティング)
  ・パラグラフの構造と論理パターン 
   ・ 章立てと展開の作成 【演習3】
 【発表と気づき 講師アドバイス】
5.課題ミニ論文作成について
  ・後課題演習の進め方と日程確認
  演習実施
 パターン
 

演習実施方式は、次の2つのパターンン中から選んでいただきます。
◆パターン1
 @研修 →A事後課題/添削
 @先ず研修で論文の書き方を修得する。
  B事後課題の添削結果から自己の文書力レベルを認識する。
  添削結果から改善点を把握し修正する。

◆パターン2
 
@事前課題/添削 →A研修 →B事後課題/添削
 
@事前課題野添削結果から研修前の自己の文書力レベルを認識する。
  A研修を受けながら自己の弱点を補強する。
  B事後課題の添削結果と@から改善度合いと文書力レベルを認識する。
  更に、改善点を把握し補強する。

  教育実績  ・ 「論文の書き方−伝わる文書の論理構成と表現技法ー研修(1日)」
  H食品製造会社(2017年から)
演習実施パターン
・「技術論文の執筆技法研修(1日)」
   A空調機器製造会社(2017年から)演習実施パターン
・「伝わる文書の論理構成と表現技法研修(1日)
  S電子機器保守会社(2017年から)演習実施パターン2

  
 
  講座名称      ビジネス文書の作成技法(1日)
  学習目標
・ビジネス文書に必要な文書要件と文書作成手順と技法を習得する。
・理解しやすい文書構成と納得してもらえる文章表現技法を習得する。

  内 容    
1.文書の役割と文書作成技法
 ・文書の種類と目的 ・文書コミュニケーション ・文書作成手順
2 文書作成手順と技法
 2.1 文書コミュニケーション分析
 ・文書コミュニケーション仕様(設計図 ・設計図による文書作成
 2.2 文書構成デザイン
 ・文書の型 ・ビジネス文書の表記  
 2.3 文章作成(パラグラフライティング)
 ・パラグラフの役割と構造 ・説得の論理パターン
3 社外文書の書き方とポイント
 ・社交文書  ・業務用社外文書 
4 社内文書の書き方とポイント
 ・お願いする文書 ・報告する文書 
5 伝わる文書表現のまとめ
 ・正確性 ・分かりやすさ
6 文書取扱いルールとマナー
 ・文書の受発信  ・機密文書 ・電子メール
 オプション 
 ◆事後課題作成と文書添削
  研修後、課題に対して文書を作成し、講師による添削を受けることができます。これにより次の効果が期待できます。
 @受講者:添削により自己のレベルが把握し、弱点の補強ができる。
 A教育主催者:教育効果を把握することができます。
  教育実績 ・「新入社員のための文書作成実践研修(1日)」
   O電子機器製造会社(2005年から)
・「ビジネス文書の論理構成と文書力向上技法(1日)」
   T化学会社(2020年から)

・「日本語ビジネス文書作成技法(オンライン公開講座 3時間x2回)」
 東京外国語センター(2022年から)

・「ビジネス文書の論理構成と文書力向上技法(1日)」
  Y電機会社(2022年から)

・「日本語ビジネス文書作成技法(社内オンライン講座 3時間)」
  T特許事務所(2022年から)

書力は、作成手順と作成技術を身に着け、
それを繰り返し繰り返し実践することにより
少しずつ着実に向上します。

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1 文書力とは
 文書力を上げるための講座
 ・ ビジネス文書の作成技法講座
 ・ 文書力向上トレーニング講座
 
論文の書き方講座
 ・ リーダーのための文書指導法講座
 文書教育計画と講師派遣

  講座名称
文書力向上トレーニング
(講義2日、演習+添削+添削の期間;4週間)
  学習目標
・ 仕事文書に必要な要件並びに文書作成手順と技法の取得と実践
・ 理解しやすい文書構成法と納得してもらえる文章表現技法の習得と実践 
 本講座は、講義だけでなく講師による文書添削のフィードバックによる気づきを基に、主体的に文書力向上を行うものです。よって、文書作成演習と添削を必須とします。
 
 
  内 容  
◆ 1日目

1 文書の役割と文書作成法の考え方

 ・文書の役割 ・文書コミュニケーションの目的 ・文書作成手順と技法 
2 文書の作成手順と技法
 2.1 文書のコミュニケーション分析  
 ・文書要件と設計図 ・設計図に基づいた文書作成技法
 2.2 文書構造デザイン
 ・文書の型 ・文書の論理構成 ・電子メールの構成
 2.3 文章作成(パラグラフライティング)
 ・パラグラフの役割と構造 ・解説文の論理構成
 【宿題レポート作成1】 「職場に於ける私の役割」の文書作成
  1週間後提出→講師添削→添削結果の返却

2日目
 
2.4 宿題レポートの振り返り
  ・添削結果のフィードバック
 2.5 伝わる文章ひゅげんの纏め
  。正しく伝える ・適切な文章の論理構成
3 報告文書の書き方とポイント
  ・報告文書の要件と論理構成 ・A事例分析と文書化ポント
  ・議事録の事例分析と文書化ポイント 
4 提案文書の書き方とポイント
  ・提案文書の要件と問題解決の発想技法 ・提案ストーリーの作成と論理構成
  ・提案ストーリー事例分析とステップアップ
 【宿題レポート作成2.】 「業務改善提案書」の文書作成
  1週間後提出→講師添削→添削結果の返却
  宿題レポート
  について
◆宿題レポートと添削による効果 
@受講者:添削により自己のレベルが把握し、弱点の補強ができる。
A教育主催者:教育効果を把握することができます。
   教育実績  ・「ビジネス日本文の論理構成力向上研修(2日)」
 講義、演習、添削を含め約1か月の期間 N無線機器製造会社(2016年から)

4.費 用

 文書は、何のために書くのでしょうか。

文書は、相手を説得し、行動させるために書くのです。相手に動いてもらうためには、動かす動機付けが必要です。説得するためには、説得材料を論理的に提示し、理解できる形で表現する必要があります。このためには、次のスキルが必要です。

(1)    相手を動かす動機付け要素を探し出し、説得する材料を見つけ出すスキル
(2)    正しく効率よく理解してもらうための文書構成スキル
(3)    分かりやすく相手に伝え、納得してもらえる文章表現スキル
文書作成技法講座は、この3つのスキルを体系化し、各レベルに合わせた講座を用意しています。更に、管理者の方には、文書添削の方法や文書指導の仕方について講座を用意しています。

1.1.文書によるコミュニケーション

1 文書力とは

1.2 文書作成に必要なスキル

 れまでに多くの会社で実施実績のある講座をご紹介します。
また、これ以外の内容もご相談に応じます。