@ A
・筒湯小学校跡。(京子の勤める小学校)


ラストシーン近くで登場する、末娘の京子の勤める小学校からのシーン。

子供達の歌う小学校唱歌が聞こえる中、小学校の脇の坂道を下る人・・・・。

東京へ帰る原 節子の乗る汽車を校舎の窓から見送る香川。

映画のラストを飾る哀愁のある印象的なシーンです。


しかし、ここで鯨江堂はミスをしました、@の写真ですが、これは正しくありません。(爆)

正しくはこの坂道の奥・・・・こちらから見ると下りの部分の場所が撮影ポイントでした・・・・・。

そうなんです、映画の中では・・・あの坂道は・・・・・下り・・・・・でした。(爆)

何十回見た映画でも、人間の記憶と言うのはその程度のもんです・・・って自分が馬鹿なだけでしょうか?(爆)

Aが現在廃校となった筒湯小学校です、近代的なコンクリート造りで当時の木造の物から2代目だと思われます。

当時は、校舎の位置もこの坂道に面して建っていましたが、その場所は今は運動場になっています。


ところで、最近知ったのですがこのシーンで流れる小学校唱歌ですが、あれは実は舶来製らしいです。

原曲を「主人は冷たい土の中に」スティーヴン・フォスター作、だそうです。


余りに尾道の風景にマッチしていて国産だと思っておりました。