コスモス便り
良 い 世 に な れ よ
ようこそ、コスモスへ
あたたかくなりましたねぇと、珍しい春の訪問者。
出かけようとして外に出ると、じっとこちらを見ているお友達、あれっと思って、こちらも見つめ返したのですが、
彼は驚きもせず、珍しそうに私達を見ている。犬ではないし、どうみても「かもしか君」でした。
春の陽気と新しい芽吹きに誘われて、心うきうき、ついつい里まで下りてきてしまったのでしょう。
はじめて人間を見るような若いかもしか君でした。
なるほどこれが人間の棲家か、人間とは狭苦しいところに住んでいるものだ、と納得したように、
しばしの学習を終えて、かもしか君は西山の方に帰っていきました。
さて今年はどうなんでしょう、雪が少なかった影響はどう現れているのでしょうか。
山の動物達の食べ物は充分なのでしょうか。
北斗七星と大熊小熊
春の夜空に輝く七つ星、北斗七星を私達は「ひしゃく」の形に見たのですが、ギリシャでは「熊のしっぽ」と見て
これを大熊、北極星を含む小さなしっぽを小熊と名づけたのでした。
全てを司る大神ゼウスは妻がありながら若い娘カリストと不倫をしてしまい、男の子アルカスが生まれます。
嫉妬に狂った妻はその娘カリストに呪いをかけ熊に変え、森に追いやってしまうのです。
やがて男の子は成長して立派な青年狩人となる。ある日、彼は狩に出かけ、森の中でその熊に出会います。
母熊は自分の息子に会いたくて青年に近寄りますが、自分の母親だとは知らない青年はその熊に弓矢を向けます。
天からこれを見ていたゼウスは、青年に母親殺しをさせないように、青年をも熊に変えてしまうのです。
それから、母熊(大熊)と小熊は森の中で仲良く暮らしたかどうか、本には書いてありません。
ともかく、あの七つ星、どう見ても熊には見えませんが、昔の人たちの想像力には驚くばかりです。
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ご希望の方、おっしゃって下さい。