学生の頃手ごろなヘッドホンアンプが無かったので自分で作ろうと思ったのが最初で
今回の製作は前回製作した物から電源基板、アンプ基板を新規に製作し、ヘッドホン
プラグの金メッキ化を行った。シャーシ、トランスは前回と同じ物を再利用した。
アンプの回路は前回製作した物とほぼ同じ内容ですがトランジスタ、リレー等廃品に
なった物など多少変更を行った。
この回路の基本はDC−DCにする、調整は簡単にできるようにという方針で
作成した。それは最初に製作したヘッドホンアンプから行ってきた。
前回製作したヘッドホンアンプ
[特徴]
・完全DC−DC。
・回路を簡単するためOPアンプ使用。
・調整は電源電圧とアイドル電流の2つだけ。(テスタのみで製作可)
・オフセットはスーパーサーボ方式(カットオフ周波数は約2Hz)で数mV以下。
・電源ON時のノイズを除くためリレーによってディレイONする。
・予算は2万円程度。
[補足]
基本はDC−DCを目指すということでFET入力のOPアンプ(OPA2604 BB)を使用しDC直流分を抑えるために1979年のラジオ技術に黒田さんが「スーパーサーボ方式ステレオ・プリの設計と製作」という記事を参考にして設計した。基板は電源部とアンプ部の2枚である。