子育て日記101-110


101☆★☆ かつてないカミナリ落ちる
友恵が片づけをしないので、メガトン級の雷が2回も落ちた。私の声が大きくなっても無視。強く言うと大泣きするだけ。私がキレて胸ぐらを掴んで怒鳴り散らす。虐待寸前?それでもやらない。優希が顔面蒼白で友恵の玩具を片づける。遂に友恵の玩具を外に捨てた。ところが友恵は知らん顔。「いいもん。優希の玩具借りるから」目が点になった。私の怒りは何?私ってバカみたい?疲れて風呂に入ると余計に疲れた。放心状態の私の横を「元気100倍アンパンマ〜ン!」と嬉しそうに叫びながら、裸の友恵が走り回る。叱られたダメージはまるでない

102☆★☆ 無駄な怒り
優希が「母さんが友恵を怒らないお守り」と言って、自分が大切にしているバラのクリスタルをくれた。優希の優しさと、小さな心を痛めているのかと思うと涙が出た。叱り過ぎると、こんな小さな子供相手に…と情けなくて自分を責める。寝る時に落ち着いて、友恵に片づけが大切と言う話をした。ところが、友恵は指の第2関節までハナクソをホジリながら「ハァ〓?」と間抜けな返事をした。この一言に父ちゃんも笑い出して「無駄だな、もう寝よう」と言った。

103☆★☆ 友恵超人伝説
子供達(特に友恵)があまりにもお片付けをしないので、玩具の強制撤去となった。しかも自分達の手でゴミ袋に。最初優希は、玩具を捨てる真似だと思ったらしく、やたら積極的にやっていたが、本当とわかって淋しそうだった。ところが張本人の友恵は、今まで見たこともない位、楽しそうにせっせと玩具をゴミ袋に詰め込んでいる。その上信じがたいセリフが。「何だか楽しい気分になってきた!」私は今まで我が子ながら、友恵の事を変人だと思っていたが、間違っていた。超人だ。玩具の詰まったゴミ袋に、優希が悲しそうにサヨナラを言った。

104☆★☆ 友恵超人伝説・その2
玩具は一週間母屋の2階で保管する事に。遅く帰宅した父と麻由に、一部始終を話すとあまりもの友恵の言動に、あきれを通り越して「さすが友恵だ!」と称賛していた。翌朝、空っぽの玩具箱を見た優希は「お母さん、玩具返して」と言うが「君達がもっとお母さんの言う事を聞くまでは返さない!」と言うと「じゃあ高知に送ったんだ」と勘違いしていたので、そういう事にした。それを聞いた友恵は「だって友恵にはパショコン(パソコン)あるから平気だよ」とヘラヘラ顔。父にプレゼントされたポストペットは、不覚にも充電中で健在であった。

105☆★☆ 友恵超人伝説・その3
優希が「友恵、高知に行ったら玩具がいっぱいあるからね。夏になったら高知へ行こうね。早く高知へ行きたいなぁ!」とけなげな事を言っていた。ところで優希は幼稚園の玩具で遊べるが、無職の友恵はさすがに遊ぶ物がないと困るだろうと、その様子を楽しみにしていた。ところが友恵には困った様子が、カケラもない。そこらへんにある物で適当に遊んでいる。なんと、空っぽの玩具箱に体をスッポリ入れて「あ〜ぁ、気持ちいいねぇ」と風呂に入る真似をしていた。「お前は一体どこの星から来た奴だ 」思わずつぶやく母であった。

106☆★☆ 欠番


107☆★☆ 玩具撤去の効果
玩具撤去2日目、部屋の隅や物の間から出てきた玩具に、子供達は大興奮。普段なら気にもしない玩具だが、今は貴重な品なので大事に遊ぶ。3日目、空き箱や空容器でママゴト。4日目は折り紙や色紙でママゴトの食べ物や器具を作って遊び始める。ついでにテレビやビデオもあまりつけなくしてみた。姉妹で話したり、歌ったり踊ったりして遊ぶ時間が増えた。その姿が可愛らしいので、親も一緒に遊ぶようになった。玩具もテレビも余り無いのに、子供達は「楽しかった」と喜ぶ。改めて今までの生活のあり方を考える貴重な経験になっている。

108☆★☆ 玩具撤去・その後
優希の誕生プレゼントの子供用包丁を買いにトイザらスへ行った。友恵は目に止まる玩具を片っ端から「お母さん、これ買ってよー」とねだる。母に「買わない!見るだけ!」と拒否されるが「おうちに無いんだから、いいじゃんよー!」と大きな声で怒る。貧乏で玩具の買えない親子の様で恥ずかしい。優希を探すと、人形売場で美しく着飾ったジェニーやバービー人形を、貼り付くように眺めている。しかも優希の横顔が超暗〜い。華やかな売場と対照的で、妙に哀しい。ちょっと可哀想になったが心を鬼にして、もう少し子供達の様子を見る事にした

109☆★☆ 日曜日の朝
日曜日の朝、友恵はいつも通り起きて、私の横で一人で喋りまくるので嫌でも目が覚める。「友恵ファンヒーター付けて」と頼むと「だってチビッこいからできない」と言う。さすがヘリクツ女王友恵様。何でもイッチョマエなくせに、こんな時ばかり小さい事を盾にしやがって。「お願いだから」と頼むと「だっていつもは、お母さんがやってるじゃん!」とゴロゴロ。「いつもやってるから、今日位やってくれてもいいじゃん!」と言うと「優希に頼めばいいじゃん!」と粘る。親子で粘り合った末、友恵が起きて冷蔵庫を物色中の嫌な音がしている。

110☆★☆ 友恵ワールドへようこそ!
私が優希を叱っていると、玩具が入っていた箱を頭にスッポリとかぶった友恵が、優希の後を通り過ぎる。しかも透明なビニールの面から、友恵のクソ真面目な顔が見えるのが、余りにも面白過ぎる。「子供を叱る時は真面目に叱らないと効果がない!」と父ちゃんに言われた事を思い出して、気を取り直して叱る。叱られてうなだれる優希の後ろを、箱かぶりのアホクサイ友恵が何度も往復する。ついに私が「こんなアホ丸出しの友恵がいて、真剣に叱れるか〓!」とキレる相手は、友恵でも優希でもなく、会社で残業中の父ちゃんに向かってである。

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