楽会
サラリーマンの等身大として
「秩父の散歩道」・・・フォトギャラリー(H.17.6以降)
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2005.4.2 春の訪れ・・・・
誰が被せたのか、お地蔵様の赤い帽子とよだれ掛け、今年も法善寺の枝垂れ桜が咲きました。
4/1 長瀞町井戸 法善寺にて
 北斜面の雑木林に群生して咲くカタクリの花、普通は紫色ですが、純白の一株、
今年も
私の来るの待っていてくれたかの様に咲いていました。白の花はなかなか
見られません。
4/2 皆野町親鼻地内の雑木林にて
2005.10.9  吉田の龍勢まつり

小雨降る曇り空の中、9日、吉田の椋神社・龍勢まつりが行われました。吉田町は今年から秩父市に合併し、新秩父市が誕生しました。祭りも盛大に行われましたが、生憎の空模様で見物客はいまいちでした。色とりどりのパラソルの見物客が見守る中、空高く舞う龍の姿はとても素晴らしかったです。
小雨降る中、芦田山から昇天する龍の舞
 龍勢の打ち上げに大成功の上蹴翔舞流の頭、Tさんに「成功おめでとう」と言ったら
こんな最高の微笑を見せてくれた。今年も苦労した甲斐がありましたね!。素人作りの
龍勢は火薬に点火と同時に櫓で爆発して仕舞うもの、見事に高く上がるもの有
りで、今
年もたくさん眺めて来ました。
2005.10.1 岩棚のキンモクセイ
彼岸も過ぎ、早10月の声、あちこちからモクセイの香りが漂っています。
秩父札所2番真福寺への巡礼道を登って行く途中に、県の天然記念物に指定されたキンモクセイの巨木が有り、いま金色の花を付け香りを放っています。巡礼姿の人も暫し立ち止まり見入って居ました

樹齢500年以上と言われる岩棚のキンモクセイ
キンモクセイ(モクセイ科) ツリフネソウ(ツリフネソウ科) ツマグロヒョウモン(♀)  
まわりの杉林の中や谷間に、紫の「ツリフネソウ」がいっぱい可憐な花を咲かせています。 道端に咲いているキバナコスモスを眺めていたら、こんな蝶が飛んで来て花に止まった。
2005.9.16 やっと涼しくなりました!
 暑さ続きだったのがやっと昨日あたりから、秋の気配に変わって来ました。昨年の今時分は彼岸花が満開に咲いていたのに、今年は暑さの影響でしょうか、やっとあちこちに咲き始めました。季節はもう秋の彼岸ですね。
 暑いさなかでの朝の散歩は休んでいましたが、涼しい朝の空気の中しばらくぶりに歩いていたら、軒下に吊るして有る沢山のトウモロコシを見かけた。。鶏の餌にでもするのでしょうか?。
 私の子供の頃はこんな光景はどこでも見られましたが、近頃では珍しいです。農家育ちの私は、トウモロコシを見ると思い出します。この粒を粉にして小麦粉に混ぜ餡子を入れた「モロコシ饅頭」。囲炉裏の灰の中で狐色に焼いた饅頭の味、とても香ばしかった味が忘れられません。
2005.9.10 懐かしい草履
  何んと珍しい手作りのゾウリ(草履)、昔懐かしい品物です。 こんな逸品を古老の方が作って わざわざ私のところに持って来てくれました。久しぶりに素足で履いてみたらとても感触も良く 懐かしさが蘇って来ました。
 このゾウりは古布で作ってありますが、昔は原料は藁(ワラ)でした。私もこんなゾウリを履いていたのを思い出します。靴のあまり無かった、戦前の人たちにとっては生活の必需品でした。自分たちで夜なべ仕事にでも作ったのでしょうね。こんなゾウリを履いていたら水虫や外反母趾の人などいなかったでしょう。最近は靴が安価に手に入りますが、 こんな草履を履いて学校に通ったとか、遠足に行った等昔の懐かしい日の思い出話が有りましたらお便りを下さい。お待ちしています。
2005.9.8 ヒルガオ科の花

アサガオ

ヒルガオ

ヨルガオ
大型の台風14号が各地に大雨と被害をもたらして遠ざかり、今日は朝から雲ひとつ無い澄み切った大空をトンボの群れが飛び舞っています。
 
  朝が来て 昼が来て また夜がやって来る
     朝には朝の花 昼には昼の花 暗くなる頃には夜の花が咲く

アサガオ、ヒルガオ、ヨルガオはヒルガオ科ですが、ユウガオはウリ科の植物で
干瓢(かんぴょう)を取るのに使います。
 
 我が家のまわりに咲いている花々です。こんな花を眺め平凡な一日が過ぎて行きます。

2005.9.5 おわら風の盆
 二百十日の9月1日、富山市八尾町の「おわら風の盆」を見物に行ってきました。
 この時季は毎年台風や雷雨で踊りが中止になる事も多いので控えていましたが、今年は運を天に任せて出掛けて行きました。運よく好天に恵まれ、身動きも出来ぬ程の見物客の中、汗びっしょりで流し踊りに見入りました。
古い家並みの続く夕暮れの「日本の道百選」の諏訪町本通り。 

この通りも雪洞に灯が点り、踊りの頃には人でいっぱいです。
三味線と胡弓の音に編笠の女性と法被姿の男性の踊りは、幻想的な雰囲気
を醸し出している。

11町内の人たちがそれぞれの町内で流し踊りを披露。
編笠を被った若い女性の顔は見えないが後ろ姿はとても魅力的。

大型の台風14号が接近し大雨が予想されます。暑いの寒いのと言いながら一日いちにちが過ぎて行きます。晩夏の思い出に残る楽しい一日でした。
2005.9.3 赤とんぼ
暑い〜アツイ〜と過ごしていたらもう9月です。日中は暑くても朝晩はすっかり涼しくなりました。 夜になると野外から虫の音が聴こえます。明日はお天気も下り坂らしく、今日は暑さの中庭園を耕し大根のタネを蒔きました。 まわりにはいっぱい赤トンボが飛んでいます。
  「赤トンボ 赤トンボ 羽を取ったら唐辛子」
    幼稚な私は畑の唐辛子と豆の房でこんなトンボを作って楽しんでいます。
2005.8.19向日葵(ヒマワリ)

残暑お見舞い申し上げます
           ” 残暑厳しき折柄お元気でお過ごし下さい ”

2005.8.18「立沢の虫おくり(町無形民族文化財)

 秩父地方には四季を通じて珍しい年中行事が今も続いています。
皆野町上日野沢の「立沢の虫おくり」が8月のお盆(16日)に行われました。
 送り盆に行われる精霊送りを「虫おくり」と呼んでいます。精霊とは悪霊と考えられ、無縁仏とも理解されているようです。悪霊のたたりがないように、農作物の防虫害、疫病、厄や天災地変までも虫として送り出すのです。竿の上端に切紙の雄虫雌虫をつけたそれぞれの梵天を鉦や太鼓で送ります。
 かつては山間の傾斜に点在する集落の家々は養蚕を主力に自給自足の生活でした。現在は若者たちは生活に便利な場所に仕事を見つけ出て行き、残るのは年取った人たちです。こんな中に昔からの行事を続けていくのも大変なようです。まつりの行列を眺めながら歩いていたら、黍(キミ・キビ)畑があり実を付けていました。私が子供の頃は黍を赤飯に入れたり餅にして食べたとても懐かしい作物です。緑の谷間から遠く武甲山が見え、お盆に故郷に帰って来た都会の人たちには空気も澄んだこの地は別天地でしょうね。
2005.8.7 「立秋の真夏日」

 茹だるような暑さが続いていますが暦の上では立秋です。この暑さももう峠でしょう!広島や長崎に原子爆弾が投下され終戦となり、60年もの歳月が流れました。毎日世の中にはいろいろな出来事が繰り返されていますが、あの戦争の惨さを思うと、戦争の無い平和の有り難さが感じられます。 
 暑さの中、散歩がてら美の山々頂に辿り着いたら、公園にはアジサイが終わり、夏の花、ヤマユリやギボシの白い花がいっぱい咲いていました。全身が流れる汗でびっしょりでしたが、野咲く可憐な花々を眺めていると疲れも忘れます。緑の植え込みの中に秩父音頭の家元、故金子伊昔紅先生の銅像と歌碑があり、まわりに山百合が見事に咲いていました。
 14日は月遅れのお盆様、皆野では秩父音頭まつりです。、故郷への帰省客や先祖のお墓参りの人で賑わうことでしょう。
              ヤマユリ(美の山公園にて)
    ギボシの花                   街中にこんなポスターが
                        見られる時季になりました。
 
2005.7.20 「EL4重連の臨時列車」

 今日は秩父神社の川瀬祭りです。昨晩は道の駅で花火大会行がわれました。夏の夜空に広がる尺玉の花火は迫力がありとても素晴らしかったです。
 
 いつもならSLが牽引する客車を本日はEL4重連が牽引した臨時列車が熊谷・秩父間を走りました。こんな光景はなかなか見られません。
      横瀬川橋梁を渡るEL4重連の臨時列車〔和銅大橋にて撮影)
 
    暑さ厳しき折、くれぐれもご自愛下さい。

2005.7.18 「夏本番です・・・」

暑中お見舞い申し上げます
 
 梅雨が明け、いよいよ夏本番です。お身体に気を付けてお過ごしください。
            7/18 涼しさを求め親鼻の川瀬で遊ぶ子どもたち
 
    近くの天然氷を使ったかき氷屋さんは大繁盛
                   天然のかき氷(各500円)
 地元の人はそれ程気にも留めませんが、新聞やテレビで見るとこの通り連日の猛暑の中でもご覧のような長蛇の列、都会の人は珍しいものには待つ事なんて平気なんでしょうか。小さな子連れの人は可愛そう・・・・
2005.6.25 「枇杷(びわ)の思い出」

 近くに野良仕事に来たおばちゃんから畑の畦で黄色に熟した小さな昔ながらの枇杷を頂いた。かみさんは早速上手に絵手紙に描き、私は良く眺めてから味わった。
 甘みは少なく、種が大きくて食べる部分は少ないが、甘酸っぱい味が懐かしい。今ではもっと美味しいお菓子が沢山あるので、子どもたちはこんなものは見向きもしない。
 背戸の山の大きな枇杷の木に弟と二人で登って、腹一杯食べた子どもの頃を思い出す。
 最近は山から猿の大群が出て来て食べてしまうそうですが・・・。
 ひと昔前の今頃は、農家ではお蚕、麦刈りなど・・・猫の手も借りたい程の忙しさでした。最近は養蚕農家もすっかり姿を消してしまい、後継ぎは町場へ銭取りに出て行き、残った年寄りが自家用の野菜を作る程度です。

 蚕を飼わなくなった今は桑も老木となり、いっぱい「ドドメ」が生っている。ドドメを食べた話をする人も少なくなった。紫色に熟したドドメは甘くてとても旨かった。こんな自然のものを食べて居た時代は生活習慣病など無かったでしょうね・・・。
2005.6.28 「美の山のアジサイ」

 今年の美の山のアジサイを暑さの中眺めて来ました。
花が少ないのでこれからかと思ったら花芽が少ないのです。昨年の咲いた後の手入れ(剪定)が遅かったのでしょうか・・・?。
数年前は斜面が花で埋め尽くされた事もあったのですが。

(6/28)  今年のアジサイはこんなところです。
 我が家から美の山の山頂まで私の足で約60分です。日頃の私の散歩コースですが今日の暑さの中での山登りは疲れました。
2005.6.27 「ラベンダー咲く公園」

ラベンダーと言えば北海道の富良野の広大なラベンダー畑を思い出すが、規模は小さいが近くの小鹿野町にも沢山咲いている。

ラベンダーはシソ科の穂状に青紫の花を付ける芳香の良い植物です。
小鹿野町般若から24年前、1500万年前に生息されていたと言う謎の奇獣の骨格化石が発見され、産出された学術的にも有名な場所です。

この奇獣がパレオパラドキシアと命名され、公園に模型が飾られています。
上中央が町営の
「 クアパレスおがの 」
まだ梅雨の最中だと言うのに連日茹だる様な馬鹿陽気、24、25日と町のラベンダーまつりが開催され賑わっていた。綺麗に咲いたラベンダーの花を見ながら山頂に辿り着いたら、汗がドット流れ蒸し暑い中にも仄かな風にのりラベンダーの強い香りが漂っていた。

 蛇行しながら流れる赤平川、地層の露出した「ようばけ」などが眺められ、昔は秩
父盆地が海底だったなんて不思議な気がした。
2005.6.21 「NHKテレビ放映・・・」

私の退職後始めた趣味の面作りも5年になりました。毎週金曜日の夜2時間程仲間が集まって神楽面作りに励んでいます。 今年もお盆に行われる秩父音頭の流し踊りには自作のお面を付け参加します。今はその面作り中です。
 
 昨日(20日)、NHK浦和支局よりこの様子を取材に来て、朝から夕方まで撮影して行きました。放送は23日(木)のAM11:05から11:55のNHK総合テレビ”こんにちはいっと6けん”の番組の中で放送の予定です。
面作りの様子をリポーター(右の女性)が取材しているところ
  椋神社の神楽を取材撮影            リポーターの井田さん
長時間撮影したのが編集してどんな番組になるでしょうか。興味が有りましたら見て下さい。
(5/19 大滝の大陽寺にて)
2005.6.15 「閻魔様が見ている・・・」

 「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」と言われ、子ども心にも閻魔様って怖い神様だと思いました。あの眉毛がつり上がって赤い顔をした・・・・
 人間は亡くなると閻魔大王のもとで裁きにあい、生前の罪の重さによって六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の何れかに生まれ変わると信じていました。 傍に倶生神(くしょうじん)と言う神様がいて生前の善悪の行為を良く記録しておいて閻魔様に報告するのだそうです。倶生神様の言っていることはでたらめだ身に覚えがないと言うと、閻魔様は生前の行い全てを映しだす鏡に映しだし、真実を見せられ鬩(せめ)にあいます。
こんな話を笑う人もいるようですがそうも言い切れない様な気がします。
(6/8 信州の布引観音に
 て)
 石楠花や参道に白いシャガの花がいっぱい咲いていた頃、大血川の大陽寺に行って見たら境内の閻魔堂には鍵がかかり中を覗くだけだった。檀家の方の話では無住寺となり、時々賽銭を盗られたり、壊されたりするからだそうです。こんな悪いことをする人は閻魔様の存在を知らない人の仕業だろう。

 岩かげに並んだ六地蔵と閻魔様、左のは倶生神様でしょうか。
毎日々々テレビや新聞で多くの事件や悪事が報道されますが、我々も日頃の生活の中の行いを見ると、考えさせられる事があるようです。
2005.6.10 「花咲く牧場にて・・・」

今日、関東甲信地方の梅雨入りが発表されました。しばらく雨の鬱陶しい天気が続くで
しょう。小雨降る中、近くの高原牧場に咲くポピーを眺めて来ました。
いつも乳牛が放牧されている柵の中に一面に咲いています。

薄い色紙のような花弁が雨に濡れて・・・
 お天気の良い日に撮ったポピーの花です。見に行くなら晴れた日に見れば最高ですね。

 花の咲いている場所は県営「秩父高原牧場」に皆野町三沢から登る途中です。