自己紹介の表現
自己紹介には、基本的な型がある。
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- 例1:
はじめまして。黄其正と申します。台湾から参りました。わたしは大学の近くの苺荘というアパートに住んでいます。日本は初めてなのでまだ何もわかりませんが、よろしくお願いします。
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- 例2:
みなさん、はじめまして。内山といいます。北国の新潟から来ました。趣味は料理と競馬です。早く中国語を覚えてみなさんと話しができるようになりたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
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- 例3:
こんにちは。はじめまして。山田太郎です。ぼくは、南国 宮崎の出身です。大学では、経営学を専攻していました。カラオケが好きなので、みなさんぜひいっしょにいきましょう。どうぞよろしく。
您好。初次見面。我是山田太郎。我出身於南國宮崎。大學時、唸的是經營學。因為喜歡卡拉OK、大家務必一起去吧。請多多指教。
- A[自分の名前]と申します。(もうします)※動詞「申す」は「言う」の謙譲語
- A[地名]から参りました。(まいりました)※動詞「参る」は「来る」の謙譲語
- A[名詞:名前・具体例]というB[名詞:種類]
→ 例:台湾という国/レンブーという果物
- アパート【名詞】(アパート〔2〕)[外来語]apartment house
- A[自分の名前]といいます。
- 北国【名詞】(きたぐに〔2〕)
- 新潟【地名】(にいがた〔0〕)/新潟県(にいがたけん)
- 趣味【名詞】(しゅみ〔1〕)
- 料理【名詞】(りょうり〔1〕)
- 競馬【名詞】(けいば〔0〕)
- 覚える【2類動詞】(おぼえる〔3〕)※「憶える」とも書く
- 南国【名詞】(なんごく〔0〕)
- 宮崎【地名】(みやざき〔2〕)/宮崎県(みやざきけん)
- A[地名]の出身(だ)(しゅっしん〔0〕)
- 経営学【名詞】(けいえいがく〔4〕)
- A[学問/学科]を専攻する(せんこうする〔0〕)
- カラオケ【名詞】(カラオケ〔0〕)※空のオーケストラorchestraの意味。
- ぜひ[是非]【副詞】(ぜひ〔1〕)
- いっしょ[一緒]【名詞】(いっしょ〔0〕)
- 最初に「はじめまして。」とあいさつを述べる。「みなさん、はじめまして。」「先生、はじめまして。」のように相手に呼びかけたり、「はじめまして。」の前に「おはようございます。」や「こんにちは。」ということもある。
- 自分の名前を言うときには「(わたしは)〜と申します。」「〜といいます。」「〜です。」と言う。「わたしの名前は〜です。」は間違いではないが、不自然な表現である。姓名を名乗るのが正式だが、軽いあいさつでは姓だけの場合も多い。【→名前について】
- 自分のことは「わたし」という。男性なら「ぼく」といってもよい。
- 出身地をいうときは「〜から参りました。」「〜から来ました。」「〜の出身です。」という。
- 最後に「(どうぞ)よろしくお願いします。」とあいさつを述べる。軽いあいさつでは「どうぞよろしく。」でも良い。