レポートの体裁

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レポートの標準的(ひょうじゅんてき)な体裁(ていさい)

レポートには標準的(ひょうじゅんてき)な体裁(ていさい)がある。

レポートを書(か)くときに、体裁(ていさい)について指示(しじ)がある場合(ばあい)は、その指示(しじ)に従(したが)う。特(とく)に指示(しじ)のないときには、標準的(ひょうじゅんてき)な体裁(ていさい)で作成(さくせい)しなければならない。

体裁(ていさい)が整(ととの)えられていないレポートは受理(じゅり)されないこともあるので注意(ちゅうい)すること。

以下に、標準的(ひょうじゅんてき)な書式(しょしき)と標準的(ひょうじゅんてき)な用紙(ようし)について説明(せつめい)する。

標準的(ひょうじゅんてき)な書式(しょしき)

書字方向(しょじほうこう)

コンピュータで作成(さくせい)する場合(ばあい)も手書(てが)きの場合(ばあい)も、レポートの書字方向(しょじほうこう)は横書(よこが)き(左(ひだり)→右(みぎ))が標準(ひょうじゅん)である。

縦書(たてが)きを特(とく)に指定(してい)された場合(ばあい)以外(いがい)は、横書(よこが)きにするべきである。

文字(もじ)と文字(もじ)サイズ

レポートをコンピュータで作成(さくせい)する場合(ばあい)、文字(もじ)と文字(もじ)サイズは次(つぎ)のようにする。

  1. 本文(ほんぶん)の文字(もじ)は10〜12ポイントの明朝体(みんちょうたい)にする
  2. タイトル(題名(だいめい))や見出(みだ)しは、大(おお)きめの文字(もじ)にする
  3. 文字(もじ)の色(いろ)は、すべて黒(くろ)にする

日本語(にほんご)の場合(ばあい)、レポート本文(ほんぶん)の文字(もじ)(フォント)は明朝体(みんちょうたい)が基本(きほん)である。タイトル(題名(だいめい))や見出(みだ)しにゴシック体(たい)を使(つか)うことがあるが、それ以外(いがい)の文字(もじ)(フォント)は使(つか)わないのが標準(ひょうじゅん)である。

タイトル、見出(みだ)し、本文(ほんぶん)の文字(もじ)は、それぞれ次(つぎ)のように設定(せってい)すればよいだろう。

文字(もじ)サイズの設定(せってい)の例(れい):

見本:
哈日ブームと新外来語
—新外来語の成立背景について—

鍾 季儒


1.なぜ外来語が必要なのか

文法と音声に比べて、語彙は言語の中で一番変化に応じて変わる部分だと言われている。魏永紅・魏永佳(1996: 51)が「歴史の発展、社会の変化、地域間の差異などの変化はすべて語彙によって反映するようになっている」と述べているように、語彙の変化は色々な分野の変貌を物語っている。

世界諸言語には多かれ少なかれ、その言語における外来語がある。外来語は世界各国の文化交流につき、必ず生じる現象である。(以下略)

手書(てが)きの場合(ばあい)は、レポート用紙(ようし)の罫線(けいせん)に合(あ)った大(おお)きさで書(か)けばよい。

字間(じかん)と行間(ぎょうかん)

コンピュータで作成(さくせい)する場合(ばあい)は、字間(じかん)と行間(ぎょうかん)が詰(つ)まりすぎたり、空(あ)きすぎたりしないようにする。基本的(きほんてき)には、ワープロソフトの標準設定(ひょうじゅんせってい)を使(つか)えばよいだろう。

手書(てが)きの場合(ばあい)は、レポート用紙(ようし)の罫線(けいせん)に従(したが)えばよい。

余白(よはく)

コンピュータで作成(さくせい)する場合(ばあい)は、余白(よはく)を適切(てきせつ)な大(おお)きさに設定(せってい)する。上(うえ)の余白(よはく)より下(した)の余白(よはく)を少(すこ)し大(おお)きくするのが、見(み)やすくするポイントである。

A4サイズの場合(ばあい)、次(つぎ)のように設定(せってい)すればよいだろう。

A4サイズでの余白(よはく)の設定(せってい)の例(れい):

手書(てが)きの場合(ばあい)は、レポート用紙(ようし)の罫線(けいせん)に従(したが)えばよい。

題名(だいめい)と表紙(ひょうし)

レポートには表紙(ひょうし)をつけた方(ほう)がよい。表紙(ひょうし)には、次(つぎ)のような内容(ないよう)を記(しる)す。なお、表紙(ひょうし)にイラストや写真(しゃしん)などは不要(ふよう)である。

題名(だいめい)、科目名(かもくめい)(担当者(たんとうしゃ))、所属(しょぞく)、学籍番号(がくせきばんごう)、氏名(しめい)、提出日(ていしゅつび)または作成日(さくせいび)

表紙(ひょうし)の書(か)き方(かた)に特別(とくべつ)なきまりはないので、必要(ひつよう)な項目(こうもく)をわかりやすく(見(み)やすいように)書(か)けばよい。

 
表紙(左)と1ページ目(右)の書き方の例

図版(ずはん)

表(ひょう)、グラフ、イラスト、写真(しゃしん)、地図(ちず)など、視覚的(しかくてき)に情報(じょうほう)を表現(ひょうげん)するものをまとめて「図版(ずはん)」という。図版(ずはん)は、文字(もじ)(文章(ぶんしょう))では表(あら)わしにくい内容(ないよう)を効果的(こうかてき)に表現(ひょうげん)することができる。

なお、レポートでは文字(もじ)の色(いろ)は、すべて黒(くろ)にするが、図版(ずはん)はカラーでも構(かま)わない。

ただし、レポートでは、論述(ろんじゅつ)や説明(せつめい)のために必要(ひつよう)な図版(ずはん)だけを使(つか)うようにする。レポートの内容(ないよう)と関係(かんけい)のないイラストなどを載(の)せてはいけない。

レポートで図版(ずはん)を使(とき)うときには、必(かなら)ず種類(しゅるい)ごとの通(とお)し番号(ばんごう)をつけるようにする。

通し番号の付け方(例)

グラフ1 → グラフ2 → グラフ3
表1 → 表2 → 表3
図1 → 図2 → 図3
写真1 → 写真2 → 写真3

また、それぞれの図版(ずはん)には、通(とお)し番号(ばんごう)だけでなくタイトルをつけた方(ほう)がよい。タイトルは、表(ひょう)やグラフの場合(ばあい)は上(うえ)に、写真(しゃしん)や図(ず)の場合(ばあい)は下(した)に書(か)くことが多(おお)い。

レポートの本文(ほんぶん)では、通(とお)し番号(ばんごう)で指(さ)すようにし、図版(ずはん)が何(なに)を示(しめ)しているのかもできるだけ本文(ほんぶん)で説明(せつめい)した方(ほう)がよい。たとえば、次(つぎ)のように書(か)けばよい。

参考文献(さんこうぶんけん)

レポートの末尾(まつび)には、参考文献(さんこうぶんけん)リストをつけなければならない。

参考文献(さんこうぶんけん)リストには、レポートを書(か)くときに参考(さんこう)にした文献(ぶんけん)(書籍(しょせき)や雑誌(ざっし))や資料(しりょう)(新聞(しんぶん)やウェブサイト)、レポート本文(ほんぶん)で引用(いんよう)した文献(ぶんけん)や資料(しりょう)をすべて書(か)かなければならない。

参考文献(さんこうぶんけん)リストには、一定(いってい)の書式(しょしき)がある。

  1. 著者名(ちょしゃめい)のアイウエオ順(じゅん)に並(なら)べる
  2. 著者名(ちょしゃめい)・発行年(はっこうねん)・タイトル・出版社(しゅっぱんしゃ)を書(か)く
  3. 書籍名(しょせきめい)は二重(にじゅう)カギカッコ(『』)でくくる
  4. 論文名(ろんぶんめい)はカギカッコ(「」)でくくる

参考文献(さんこうぶんけん)リストは、次(つぎ)のように書(か)けばよいだろう。

参考文献

参考文献(さんこうぶんけん)リストの書(か)き方(かた)について、より詳(くわ)しいことは「参考文献(さんこうぶんけん)の書(か)き方(かた)」を参照(さんしょう)。

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標準的(ひょうじゅんてき)な用紙(ようし)

使(つか)える紙(かみ)と使(つか)えない紙(かみ)

コンピュータで作成(さくせい)する場合(ばあい)は、A4サイズの白色(はくしょく)プリンタ用紙(ようし)(共用紙(きょうようし))を使(つか)う。

手書(てが)きの場合(ばあい)は、専用(せんよう)のレポート用紙(ようし)を使(つか)う。

レポートに使(つか)える紙(かみ)
  • A4サイズ・白・プリンタ用紙(ようし)
  • A4サイズ・白・レポート用紙(ようし)
レポートに使(つか)えない紙(かみ)
  • カラーのもの
  • キャラクターなどのイラストがあるもの
  • ノートを切(き)ったもの
  • メモ用紙(ようし)
  • 裏紙(うらがみ)(プリントされた紙(かみ)の裏面(りめん))
  • 穴(あな)のあるもの(ファイリング用紙(ようし)、ルーズリーフ)
  • 大(おお)きさが変則的(へんそくてき)なもの
  • 厚(あつ)すぎたり薄(うす)すぎるもの
  • 汚(きたな)いもの

プリント・文字(もじ)の品質(ひんしつ)

コンピュータで作成(さくせい)する場合(ばあい)は、標準(ひょうじゅん)モード以上(いじょう)の品質(ひんしつ)でプリントする。

手書(てが)きの場合(ばあい)は、黒(くろ)のペンかボールペンを使(つか)う。ブルーブラックの万年筆(まんねんひつ)は使(つか)ってもよいが、青色(あおいろ)のボールペンなどは避(さ)ける。鉛筆(えんぴつ)やシャープペンシルは使(つか)わない。また、文字(もじ)はできるだけていねいに書(か)く。

紙(かみ)の綴(と)じ方(かた)

複数枚(ふくすうまい)のレポートでは、バラバラにならないように用紙(ようし)を留(と)めなければならない。左上(ひだりうえ)をホチキス(ステイプル)で(2カ所(かしょ))留(と)めるのがよい。角(かど)を折(お)っただけでは、留(と)めたことにならない。

クリップ(ゼムクリップ、V型(がた)ゼムクリップ、ワニクリップ[ガチャ玉(だま)ともいう]、ターンクリップ、サイドレバークリップなど)で留(と)めてもよいが、ホチキスで留(と)めた方(ほう)が確実(かくじつ)である。

なお、クリアフォルダ(クリヤーホルダ)を使(つか)うときは、レールクリアフォルダ(レール式(しき)クリヤーホルダー)にする。レール式(しき)でないクリアフォルダ(ふつうのクリアフォルダ)を使(つか)うときには、左上(ひだりうえ)をホチキス(ステイプル)などで留(と)める。

ページ番号(ばんごう)

複数枚(ふくすうまい)のレポートでは、右上(みぎうえ)か下(した)(右(みぎ)か中央(ちゅうおう))の余白(よはく)にページ番号(ばんごう)を記(しる)す(プリントした後(あと)で手書(てが)きで加(くわ)えてもよい)。ページ番号(ばんごう)は、算用数字(さんようすうじ)がふつうだが、ローマ数字(すうじ)でもよい。なお、『ページ数(すう)/総(そう)ページ数(すう)』の形(かたち)でもよい。

電子文書(でんしぶんしょ)の場合(ばあい)

紙(かみ)にプリントせず、電子(てんし)メールなどで電子文書(でんしぶんしょ)として提出(ていしゅつ)する場合(ばあい)は、次(つぎ)のようにする。

  1. PDF形式(けいしき)(.pdf)にする(MS word形式(けいしき)にしないこと。台湾(たいわん)ではあまり多(おお)く利用(りよう)されていないが、電子文書(でんしぶんしょ)の国際的(こくさいてき)な事実上(じじつじょう)の標準(ひょうじゅん) de facto standard はPDF形式(けいしき)である)
  2. 文字(もじ)サイズなどの書式(しょしき)は紙(かみ)にプリント場合(ばあい)と同(おなじ)じにする
  3. 表紙(ひょうし)も紙(かみ)にプリント場合(ばあい)と同(おなじ)じにする
  4. ページ番号(ばんごう)をつけた方(ほう)がよい(評価者(ひょうかしゃ)がコメントがしやすくなる)
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