トップ 電源が入らない場合 ウィンドウズが起動しない場合 CD/DVDの調子がおかしい場合 動作が不安定な場合 修理用語 PCメーカLINK パーツメーカLINK |
動作が不安定な場合
|
|
起動や動作が遅い、フリーズするなどの症状が出ていますか? 切り分けスタート パソコン本体から異音がしますか? 起動後10〜30分程度で電源が落ちますか? Windows起動後動作が遅いですか? アプリケーションの動作中突然パソコンが再起動しますか? デスクトップの起動が遅いですか? フリーズしますか? エラーメッセージが表示されますか? ? パソコン本体から異音がする場合 パソコン本体から異音がする場合異音の種類や発生箇所を特定し以下の点を確認してください。 カチンカチンという音がしますか? ジーという音がしますか? カシャカシャという音がしますか? パソコンから異音がする場合、多くのケースはハードウェア的な故障が考えられますがそうでない場合もあります。特定のアプリケーションの仕様やWindowsの仕様によるケースも考えられます。 カチンカチンと異音がする場合 一般にハードディスクの故障が考えられます。ハードディスクのチェックツールで検査してみてください。また異音が発生し始めているときはハードディスクの寿命近いものと思われます。データのバックアップを行いいざというときに備えてください。 ジーという異音がする場合 この異音の場合いくつかの原因が考えられます。CPUファンからの異音の場合、電源ユニットのファンからの異音の場合など冷却ファンから発せられる場合が多いです。冷却ファンからの異音の場合、ファンの寿命が近いことが考えられます。交換可能なファンの場合(ケースファンなど)は早めに交換してください。交換不可能な場合(電源ファンやメーカ製パソコンの場合)はファンを含むユニットごと交換するかメーカのサポートに相談してください。冷却ファンが機能しないと熱暴走の原因となり最悪の場合ICなどの部品が故障し致命傷を負うことになります。 カシャカシャという異音がする場合 この手の異音の発生箇所として考えられるのはフロッピーディスクドライブです。フロッピーディスクドライブの場合は一概に故障と判断することができません。なぜならマイクロソフトオフィスなどを使用している場合データの保存にフロッピーディスクを使用すると次回起動時などにディスクを探しにいってしまう場合があります。他にもセキュリティソフトの仕様によりWindows終了時にフロッピーディスクにアクセスしようとする場合があるからです。フロッピーディスクドライブ自体に故障がある場合は交換すれば解消しますがそうでない場合はWindowsのシステム不具合やその他アプリケーションの故障、マザーボードの故障などが考えられます。 戻る 起動後10〜30分程度で電源が落ちてしまう場合 パソコンの使用中に突然電源が落ちてしまう場合、以下の点を確認してください。 電源ファンは回っていますか? パソコン本体内部に大量の埃が溜まっていませんか? 電源ユニットの規定量を超えた増設機器などが取り付けられていませんか? 使用中に突然電源が落ちてしまう場合一番考えられるのは電源ユニットのファンが回転していないことです。メーカパソコンの場合電源ファンで全てのパソコン本体の冷却を行う場合が多いので電源ファンが回転しないと本体内部に熱がこもり熱暴走してしまいます。そのため電源が落ちてしまいます。電源ユニットのファン部分の埃を掃除機で吸い取るなど日々の手入れが必要です。ファンが完全に止まっている場合交換が必要です。 電源ファンが回転していても本体内部に大量の埃が溜まっていて通気孔がふさがってしまっている場合やはり本体内部に熱がこもってしまいます。掃除機で埃を吸い取るほかできるだけ埃の出ない環境で使用してください。 自作パソコンやタワー型のケースの場合光学ドライブやハードディスクなどを増設する場合が考えられます。ただし電源ユニットから供給される電力にも限界があるため規定量を超える場合、家庭でブレーカが飛ぶことと同じ現象が発生します。一時的に電圧が下がってしまった場合、電源が落ちて再起動してしまいます。その場合増設機器などを一旦外して動作確認し余分なものを取り外しておきましょう。最悪の場合、電源内部のヒューズが切れて以後電源が入らなくなることもあります。そのときは電源ユニット交換となります。 電源ユニットの規定量を超えていなくてもOAタップなどを使用している場合、タコ足配線になって電圧が下がり再起動してしまうことがあります。レーザプリンタやスキャナなど一時的にでも大量に電力消費する機器は別のコンセントからとってください。電子レンジやホットプレートなどもっての他です。 戻る Windows起動後の動作が遅い場合 Windowsは起動するがその後の動作が遅い場合、以下の点を確認してください。 Cドライブに十分な空き容量はありますか? メモリの容量は十分にありますか? 不必要な常駐ソフトが起動していませんか? セキュリティ対策はされていますか? Windowsの動作が遅い場合ハードウェア的な故障とソフトウェア的な故障の二通りの原因が考えられます。ハードウェア的な故障の原因としてはハードディスクの故障が一般的です。ハードディスクの検査ツールでチェックしてみてください。それ以外にはメモリの故障や増設機器の故障が考えられます。メモリの場合はメモリ用の検査ツールで確認してください。増設機器の場合はそれぞれの機器を取り外して動作確認します。 ハードウェア的な原因は故障以外にCドライブの空き容量不足やメモリの容量不足が考えられます。一般的にWindowsのインストール先はCドライブですがその空き容量が約1GBをきると大抵の場合動作が不安定になります。ワード文書やエクセルブックなどのアプリケーションデータはできるだけCドライブ以外のドライブに保存するようにしてください。 Windowsや各種アプリケーションが推奨する環境にパソコンのスペックが満たない状態で使用すると動作が不安定になります。例えば推奨環境がメモリ256MBを要求しているのにもかかわらず64MBで使用すれば当然動作が遅くなったり最悪の場合動作しなくなります。また十分なスペックを持っていても常駐アプリケーションやデスクトップに大量のデータが貼り付けられている場合常時大量にメモリ容量を消費していることになります。結果的に推奨環境を満たさないことになります。常駐アプリケーションはできるだけ減らし、デスクトップにはショートカットを置くようにしてください。 ソフトウェア的な原因はまず第一にウィルス感染が考えられます。MSBALSTなどに代表されるウィルスは感染すると動作が極端に遅くなってしまいます。セキュリティ環境を見直してください。特にWindowsの再インストールなどを行うときは要注意です。再インストール直後は無防備な状態ですのでインターネット経由で感染するタイプのウィルスには格好の標的となってしまいます。面倒ですが必ずインターネットから遮断された状態でWindowsの再インストールを行い、セキュリティ対策を行った後インターネットに接続しましょう。 ソフトウェア的な原因の第二はWindowsやアプリケーションの故障が考えられます。アプリケーションの故障の場合は疑わしいアプリケーションを一旦アンインストールして動作確認を行いその後再インストールを行って動作確認してください。またメーカなどに確認を取りパッチファイルなどアプリケーションのアップデートが可能かどうか確認することも必要です。アプリケーションを削除しても動作が遅かったり不安定な場合はWindows自体の故障が考えられます。その場合はWindowsの再インストールをする必要があります。 戻る パソコンの動作中突然再起動してしまう場合 アプリケーションの使用中やWindows起動時などに突然パソコンが再起動してしまう場合、以下の点を確認してください。 特定のアプリケーションで再起動しますか? Windows起動時に再起動しますか? 直前に何か増設機器の取り付けを行いましたか? 直前に何か周辺機器の接続を行いましたか? 直前に何かアプリケーションインストールを行いましたか? 電源ユニットの冷却ファンは回っていますか? タコ足配線になっていませんか? 一瞬でもブルースクリーンになりましたか? 突然パソコンが再起動してしまう症状についてはハードウェア的な故障とソフトウェア的な故障の二通りの原因が考えられます。 ハードウェア的な故障の原因としてはハードディスクの故障やメモリの故障など直接的な故障以外にパソコン本体内部の冷却がうまくいかず再起動してしまう場合が考えられます。電源ユニットの冷却ファンや本体ケースの冷却ファンが回っているか確認しさらに本体ケースの通気孔が埃などで詰まっていないか確認してください。 冷却以外の原因ではタコ足配線の状態でスキャナなど大量に電力を消費する機器を使用したときに急激な電圧降下が発生し再起動してしまう場合が考えられます。電源周りの確認をしてください。 周辺機器の接続や増設機器の取り付け後に発生する場合接続した機器に原因がある場合や増設機器を取り付けた際に他の基板などが接触不具合を起こしたケースも考えられます。一旦周辺機器や増設機器を取り外すか組み直しを行ってください。基板などを取り付ける際には接点部分を素手で触らないように注意してください。接点などが腐食して接触不具合を起こすこともあります。 ソフトウェア的な原因はWindowsの故障やアプリケーションの故障が考えられます。セーフモードで起動できる場合には症状が発生する直前にインストールやアップデートを行ったアプリケーションを一旦削除して動作確認を行ってください。 Windows自体の故障の場合は再インストールを行ってください。 WindowsXPや2000の場合ストップエラーの画面が一瞬見えるときがあります。その場合も上記の確認を行って故障の原因を特定してください。 戻る デスクトップ画面の表示が遅い場合 Windowsは起動するがデスクトップ画面の表示完了までに時間がかかる場合、以下の点を確認してください。 常駐アプリケーションがたくさん設定されていますか? セキュリティ設定はされていますか? 何か周辺機器や増設機器を取り付けましたか? パソコンのスペックは十分ですか? よくある原因としてははやりハードディスクの故障やメモリの故障が考えられます。 周辺機器や増設機器がたくさん接続されている場合それらのドライバソフトの読み込みに時間がかかる場合があります。使用しない周辺機器などは取り外しておいたほうが良いでしょう。 常駐アプリケーションがたくさん設定されている場合もアプリケーションの起動や設定に時間がかかりデスクトップの表示が遅くなる場合があります。 ウィルス感染の可能性も考えられます。 戻る フリーズしてしまう場合 パソコンを起動後フリーズ(マウスカーソルが動かないなど)が発生する場合、以下の点を確認してください。。 メモリの容量は十分ですか? ハードディスクのアクセスランプは点灯しっぱなしですか? アプリケーションを複数起動していませんか? ハードディスクの空き容量は十分にありますか? 直前に何かアプリケーションのインストールを行いませんでしたか? 直前に何か周辺機器の接続、増設機器の取り付けを行いませんでしたか? セキュリティ対策はされていますか? 現在使用しているOSに見合ったメモリの容量がないとどうしても動作が遅くなってしまいます。さらにアプリケーションを起動・動作させるためにもメモリは必要です。OSやアプリケーションに見合ったスペックを確保していただければフリーズは発生しなくなります。 ハードディスクのアクセスランプが点灯しっぱなしの場合、ハードディスクが壊れている可能性があります。ハードウェア的な故障以外にもファイルシステムやデータが壊れて読み込みに時間がかかる場合もあります。ハードウェア的な故障の場合はハードディスクの交換が必要になります。ソフトウェア的な故障の場合、チェックディスクやスキャンディスクを試してみてください。 ハードディスクに十分な空き容量が無い場合、特にOSのインストールされているシステム領域の空きが1GBをきっている場合Windowsでは動作が遅くなったりフリーズを頻発してしまいます。Windowsではメモリのほかに仮想メモリとしてハードディスク上にメモリ代わりの領域を確保して利用しています。この領域が確保できないとフリーズなどの症状が発生します。ハードディスクの使用方法を再検討してみてください。データなどはできるだけ他のドライブやパーテーションに保存しCドライブ(通常OSがインストールされるドライブ)の空き容量を最低でも1GB確保してください。 フリーズが発生しやすくなる直前にアプリケーションのインストールや増設機器、周辺機器の取り付け、接続を行っている場合は新たに組み込まれた機器やアプリケーションを疑ってみてください。アプリケーションの場合にはアンインストールを行い、ハードウェアの場合は取り外して試してみてください。 ウィルス感染によるフリーズ発生も考えられます。セキュリティソフトをお持ちの場合にはウィルスのパターンファイルを最新のものに更新してウィルスチェックを行ってください。セキュリティソフトをお持ちでない場合にはセキュリティソフトのメーカホームページよりオンラインスキャンを行ってください。 これら以外に原因として考えられることはマザーボードの故障やCPUの故障、メモリの故障などハードウェアの故障があげられます。最小構成で動作確認を行うか予備のメモリなどがある場合にはそれらにひとつずつ交換して動作確認を行ってください。メーカ製パソコンの場合はサポートに対応してもらうこともひとつの方法です。 戻る 戻る 戻る |