【故事成語(こじせいご)】 傾城 |
【読み方】 けいせい |
【意 味】 絶世の美女のこと |
【由 来】 国王の心をまどわせて、城や国を傾かせ、滅ぼしてしまうほどの 美女のことから、この語ができた。唐(とう)の国の白居易(はく きょい)の「長恨歌(ちょうごんか)」の中に出てくる言葉。 長恨歌(ちょうごんか)は唐の皇帝の玄宗(げんそう)と世界の 三大美女と言われた楊貴妃(ようきひ)の愛の実話を詩にした もの |
【備 考】 白居易(はくきょい)(772〜846) 唐(とう)の詩人、唐(とう)の皇帝の玄宗(げんそう)と楊貴妃 (ようきひ)の恋愛を長恨歌(ちょうごんか)という詩にした。 地方の役人としてとばされたが、やがて都の洛陽(らくよう)に 呼びもどされ、皇子の先生という役職についた。「白氏文集 (はくしもんじゅう)」などの詩集をつくった。 |