【故事成語(こじせいご)】 温故知新 |
【読み方】 おんこちしん |
【意 味】 @ 古いことを十分に覚えて、しかも新しいこともわきまえて知る ということ A 古いことを大切にし研究することで、新しいことを発見すると いうこと |
【由 来】 孔子(こうし)が弟子たちに言った言葉からこの語ができた。 「故き(ふるき)を温めて(あたため)新しきを知る」 (論語) |
【備 考】 孔子(こうし)(紀元前551〜紀元前479) 儒教(じゅきょう)を起こした。 魯(ろ)の国の大司空(だいしくう 法務大臣)になり魯(ろ)の政治 改革を行うが、貴族の反対にあい失敗する。やがて、弟子を集め 放浪(ほうろう)の旅を続けながら教育活動を続けた。 春秋時代(しゅんじゅうじだい)の社会の混乱の中で、礼(れい 人間が従うべき慣習のこと)の復活をめざす。国が人民を治める ためには人徳(仁、孝など)が必要であると唱えた。 |