今年も後二日で新年を迎える。一年が早いと女房と話をしている内に、「歌いおさめ」で「歌謡スタジオつかさ」に出掛けることになった。「いらっしゃい」と大きな声で迎えてくれるのは大変嬉しい。今日も村田英雄の唄から入る。「嫁ぐ日よ」「天下の夢」「男の友情」「男の祈り」とつづく。来年2月の祭典に出演するのを又の楽しみで練習する。顔なじみの仲間の人たちも夫々自前の唄を楽しんでいる。こんな穏やかな一時を過ごす。私の声には似合わないが「赤と黒のブルース」を歌ってみる。「村田浩二」だと声がかかる。最後に、「瞼の母」を絶唱。暮れの街は昔ほど賑わいもなく静かにひとしきり寒さが身にしむ。月も年も重ねつつ穏やかな新春であるよう祈る。
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