HARIBOTE6 〜第六世代型特殊用途自作機〜

 ここでは、現在のメインマシンである『HARIBOTE6』について適当な紹介をいたします。
 もし貴方が自作でハマった場合や新しいデバイスを買う場合に、もしかして参考になることがあるかも知れません。ですので暇つぶしに眺めてみるのも一興でしょう。
 ただし、ここに書かれていることは管理人のおうちで発生した事象であり、それらの動作を貴方のおうちで再現出来るとは限りませんので、その辺ご了承下さいね?

まず最初…歴史。

 HARIBOTE6 無計画に爆誕

 ただただ、DisplayPort(DP)で30bitカラーを出したかったという理由で、BIOS表示が中々DPに出てくれないASUS GTX670-DC2-2GD5に代わりGIGABYTE GV-N970G1 GAMING-4GDを買った。FLEX DISPLAYという機能をだましだまし使えば、DVIよりもDPを優先してBIOS表示出来るかも知れないと思ったからだ。そしていつも通り、淀みなく、既定路線で思惑は外れることとなる。
 確かにDP接続したモニタにBIOS表示を出すことは出来た。しかし、DPでモニタを繋げると、POSTが途中でハングってWindowsが起動しやしない。そして30bitカラーも、Quadroでないと出ないのを後で知った。そこまで世界に嫌われているのか、俺は……。
 5万円も出して買ったビデオカードが、今までのと全く同じ使い方しか出来ないのは極めて不満であった(DVIのみ繋げば、動く事は動く)。そもそも自分がビデオカードの3D機能を使う事など、『ゆめりあベンチ』『タイムリープ ブートベンチ』しかないし、そんなのGeforce GTX670から970に変えても、フレームレートなどほとんど変化は無い(そして変化があってもメリットなぞ何一つ無い。既に十分速いから、これ以上フレームレートが上がっても意味が無い)。
 そしてこれもいつも通りにビデオカードを売っちまおうかと自棄になったところで、そもそもCore i7 965 Extreme Editionという、ある意味自分を縛り付けているこのCPUが、今のご時世でどの程度の性能を持つ物なのかを、一度調べて見ることにした。そしたら、省電力版を除く一番しょっぱいCore-i5(Haswell-E)よりも性能が低かった……………。
 なんてコトだろう?! 12万円もしたCPUだぞ!?!? そして何でそれが高々4スレのCore-i5よりも遅いのだ?? しかし……6年前のCPUだからなぁ……! 6年前といえば、我々の業界では3世紀前と同じだし……。
 そしてこの凄惨な有様を職場の同僚に相談したら、「もう諦めろ、いい加減限界超えてる」だそーで。しかしそれでもまだちゃんと使えるしなぁ? PCのスピード自体に不満は無いし……。
 けど、UEFI積んでないし、SATAのコネクタがラッチ付きでないからケーブルが外れやすいし、何かCMOSの内容が保存されないし、SATAのコネクタが足りなくて増設カード載せてるし、USB3.0も無いから増設カード載せてるし、速いSSD使っててもSATAが6Gbpsじゃ無いからいまいちスピード出てないし、PCI ExpressもGen2だからビデオカードもたぶん実力出てないし、もしかするとPhotoshopがたまにもっさりするのはやっぱり……うん、やっぱもう諦めた方が良いのかも知れない。というか、一晩寝て落ち着いた後に、しっかり諦めた。
 新しいPCを組むこととして、コンセプトは「自棄になった人間が何をしでかすか、見せてやるわ!」である。前機のPCを組んだ理由は、AMD機のツブシの効かなさ(自分自身の使い方では)にいい加減辟易していたので、とにかく安定・起動の速いインテル機が欲しかったという事であり、ある意味ちゃんとした”前のマシンを捨てる”理由があった。しかし今回、ちらっと書いたように、数多くの不満はあっても捨てる理由は無かったのだ。それをわざわざ組み替えるならば、相当ぶっ飛んだ性能にしなければ高いお金を出す価値が全く無くなってしまう。だからこそ、買えるだけの高性能パーツを突っ込むしか無かったのだ。費用対効果? そんな物、我が辞書には無い!
 ちなみに前機は使いもしないのにメモリを48GB積んでいたため、新しいマシンはそれ以上積む必要があった。具体的には64GBだ。使わなくても絶対必要なのだ。となると、チップセットはX99しかない(さすがにサーバ用とかは勘弁してください)。しかしLGA2011のCore-i7は面白いのが無い。すると適当なXEONを選ぶ事になる。わーいXEONだ、人生初めて! ステキステキ!! そしてSSDは、ここまで来たらPCIe接続のでもカマして、SATAの限界を超えるしか無い。
 ……ロクなもんじゃない。またもや今まで持ってるのと全然規格が違うパーツで組むことになる。初期不良があったとき、一体どうやって調べればいいのだろう……。(どうせパーツ毎に一番安いお店で買うので、初期不良があっても面倒見てくれる所が無い)
 かくして、どう考えても自分自身の使い方からしてオーバースペックなマシンを組むことにした。きっと、ゴリゴリの3Dゲームやっても速いのだろうなぁ。でもそれくらいのスペックにしないと、自分自身、新しいPCを組むモチベーションをねつ造出来そうも無い。

 青画面とか出るし……

HARIBOTE6の仮組時の写真
仮組中のHARIBOTE6

 パーツを集めて1週間ほど、バラックで組んでMemtest86+をぶん回してパーツをエージングしていた。運の良かったことに、メモリがたまに16GB程認識しない程度でメモリエラーは無く、他のパーツもちゃんと動いてくれた。ところでソケットに全部メモリ突っ込んだらマトモに動かんのは仕様か?
 なので早速Windows7をインストールしようとしたが、インストーラーが起動した直後に「ドライバがありませーん」とかいってちっとも処理が進みやしない。Intel 750のドライバを入れても認識してくれず、色々のたうち回って750用ドライバとNVMeのホットフィックスを入れた、NVMeネイティブ対応インストールディスクまで作ったのに相変わらずインストール出来ない。
 しかしWindows8.1のインストールディスクを使うとサクッとインストールが進む。これは「どうせならOSも最新のWindows8.1を使っちゃえば?」という神の啓示か、などと考えるも、しかしやっぱりちっとも納得いかず。タッチパネルの無いPCで、Windows8.1など誰が使うか! という趣である。はっきり言って、感性を迸らなければならないPhotoshopを使うPCで、センスの欠片も感じられないふざけたUIのOSなど使えるはずも無い。生産性がダダ落ちである。下手な絵が余計に下手くなる。
 そして Windows7がインストール出来無い事象の結論から書くと、インストール先のストレージ(Intel 750)では無く、DVDドライブが繋がっているSATA I/F(ASMediaのコントローラ)のドライバが無かっただけであった。普通は、コントローラが違う奴はコネクタの色が違う物だが、マザーのX99-Deluxeは2階建てのSATA Expressのコネクタの上はX99、下はASMediaのコントローラに接続されている。そして自分は、取説もろくすっぽ読まずに、DVDドライブに繋いだSATAケーブルのもう片方を、適当にSATA Expressの下の方に接続したのだった。
 知ったかぶりせず真摯な気持ちで取説を確認するか、インストーラのエラーメッセージを声に出してしっかり読めば良かったのだ。「必要なCD/DVDドライブのデバイスドライバがありません。」ってちゃんとモニタに表示されていたのに。半可通はこれだから困る。Windows7はIntel 750のインボックスドライバを持ってないから、インストール先を選ぶ直前でデバイスドライバを要求してくることばかりに目が行って、そもそもインストール元のDVDドライブ(この場合はASMediaのコントローラ)のデバイスドライバが要求されていることに全く気がつかなかったのだ。
 では結局、何故ASMediaのコントローラのデバイスドライバを要求されているのに気がついたのかと言えば、インストーラがInel 750を認識出来無いのならば、一旦普通のSSDにOSをインストールして、後にIntel 750にコピーしようとしたのだ。そしてIntel 750をマザーから外してSATAのSSDを接続後にインストーラーを起動しても同じエラーが出るので、今一度モニタの文字をじっくり読んだのだった。それで自分の愚かさを悟り、DVDドライブを繋いだSATAケーブルを隣のコネクタに刺したら、サクッとインストールが始まったというわけだ。
 何年自作やってんだと、つくづく凹む。つーかこういうデバイス盛り盛りのマザーは色々難しい……。SATAッぽいのは全部X99から出てると思ってたんだけどなぁ。
 さて、Windows7もある程度ちゃんと動き始めたので、前機と箱を詰め替え、他に買ったパーツなどを組み付けた。そしたら、Windows7が起動中にMCE(Machine Check Exception)を出して止まる様になった。
 ああ、本当に淀みないな。給料一ヶ月分以上出して買ったパーツでこれだよ、PCとは常に人生を楽しませてくれる。もういい加減死にたくなった。
 微妙なUSBデバイス(とは言いつつ、普通のメディアリーダーのOWL-CR6U3)を付けているのが悪いのか、ATAPIのMOドライブをSATA変換基板をカマしてマザーのSATAコネクタに付けているのが悪いのか、原因や普段の行いの悪さが多すぎてよく分からない。メモリが認識されないのが悪いと思い、クリプトンの接点改質剤SETTEN Proをメモリに塗ったくってマザーに刺し直した。そしたらそれっきりメモリを誤認識する事は無くなったが、しかしMCEが出る頻度は全く変わらず。

 何とか安定

 いい加減マザーを初期不良交換しようかと思ったが、まずはUSBデバイスとMOドライブを取っ払って様子を見ることにした。結果、状況は変わらず。
 ちゃんと起動するときは、MCEが出る直後にSATAデバイスの初期化を行っている様だった。つまり、何かしらの原因でSATA関連の初期化に失敗してMCEが出ているようであり、試しにBIOSの設定(BOOT→Fast Boot→SATA Support)をHard Drive OnlyかBoot Drive OnlyからAll Devicesに変えたらMCEが出なくなった。
 BIOSは適当に弄らず、デフォルト設定で使うのが良い様だ。何を今更といったところであるが。

 モニタ(中古)を新調

 いつも通りにヲクを徘徊していたときのこと。現状メインモニタとして使っているLCD-PA301Wが複数出品されていて、しかも価格は1万円程度。びっくりだ。使い始めてから6年程以上経っているが、今でもこのモニタは最高に使い心地が良いと信じ切っている。もちろん世間の最新モニタは4KだのAdobeRGBカバー率99.8%だのだいぶ高性能になってはいるが、自分の使い方ではPA301Wでも十分宝の持ち腐れ状態である。それにカラーマネジメントの4Kモニタとか、値段がいい感じに高くて買えやしない。
 というか、6年前に新品で16万円出して買った物が1万円である。なんと値段が下がったことだろうか。だいたい冷静に考えても、今でもこのモニターと同等のちゃんとした物は絶対に10万円以上はする。万が一数万円で落とせたならかなりお買い得だ。
 という事で、置き場所が無いのに狩った。送料込みで15,300円である。バカ安いにも程がある。
 ちなみに管理人がシコシコ入札していたときはPA301Wは3つ出品されていて、2つがアキバにある中古屋さんで、残りが個人出品であった。中古屋さんの物は商品説明に「明るさにややムラがある、色がやや薄い」とあったため入札はあまりされておらず、個人出品の物は3年使ってあとは放置とあったので、それに集中していた(何となく使用時間が短そう。最終的には43,000円+送料。デカいから送料は相当掛かったと思われる)。管理人は中古屋さんの片方を落札した。
 さて、ここで一番気になるのはムラと色が薄いということだ。外見には汚れ・擦り傷があるとのことで(写真は綺麗に見えるのだけれど)、それなりに企業かどこかコキ使われている事が予想され、液晶やバックライトが相当焼けている事が想像できる。腐っても絵描きに使うものだし、カラーキャリブレーションしてもどうにもならないくらいに画質が劣化しているのだとすると、1.5万円払ってゴミを買ったことになる(管理人はヘタ絵描きの分際でColorMunkiとSpectraViewIIを使ってちゃんとハードウェアキャリブレーションしています)。まともな色を出せないのならば、家族用の麻雀PCのモニタにでもするしかない。
 なので『残り物には福がある』と自分を散々言い聞かせ、モニタが家に届くまでドキドキだった(実はヲクの実績ではこの『残り物には福がある』は結構当たっている)。
 さて、早速家に届いた超デカい箱を開けてモニタを引きずり出すと、何か知らんがやたらと綺麗だった。傷も全く付いていないし、プラスチックも全く黄ばんでいない。はっきり言って自分が使っているモニタの方がよっぽど汚い。
 そして電源を入れて色々弄くった結果、商品説明と全然合ってないことが分かった。
 だいたい外見は擦り傷も汚れも全く無い、新品同様の状態だった。そして一番気になる液晶パネルの状況であるが、色ムラはこのデカい液晶パネルでは当たり前のレベル(端がちょっと暗い)だし、色も薄いのに関しては、想像だが良くあるその辺の安物なんちゃって広色域モニターのギラギラした色に比べたら大人しい発色(=つまりまともな色を出している)なので薄いと感じただけなのだろう。つまり明るさのムラは無いに等しいし、色も全く問題無く綺麗に出る(キャリブレーションしたら、綺麗なガンマカーブを描く)。バックライトも光量は落ちていなく、スペック通り350cd/m2は出る。またドット欠けも常時点灯も全く無い。ちなみに使用時間は3,000時間弱で、ぶっちゃけ自分のモニタの1/3しか動いていない。(明るさのムラなんて自分のモニタの方がよっぽどヒドかった)
 たぶんこの状況をちゃんと書いて出品したら、間違い無く入札が集まって4万円は超える。超絶お買い得な買い物だった。
 取りあえずこのモニターは、今までサブで使っていたLCD2690WUXiと交換した。2690はsRGBをちゃんと表示出来無いとか明るくなるまでやたら時間が掛かるとかで色々メンドウな事が多かったが、同じモニターになったのでメイン・サブとも全く同じ表示が出来るようになった。CG描いたりするときにとても楽だ。縦にしているので、見上げる感じで見なければならない事が多いけど。
 ちなみに2690は9801とかいじる専用にした。PA301Wはアナログ入力が無いので、2690も部屋に置いておかないと古いPCが使えない。
 おかげでますます部屋が狭くなった(涙)

 LOUPEDECK CT買ったった

LOUPEDECK CTの写真
LOUPEDECK CT

 最近はPC-98関連のジャンクばかり漁っていてちっとも未来を感じさせない今日この頃、少しは未来を感じさせるガジェットに散在してみようと、そんな中でも尖りすぎて潰しの効かないLOUPEDECK CTを買った。この手のデバイスは、まずまともに動かない(使い勝手が悪いとか言うレベルでは無く、繋ぐといきなり青画面が出るとか、マザーが燃えるとかがデフォ)という我が家のジンクス?を見事突き破り、今の所はそれなりに説明書通りに動いている。
 日本語のMac環境だとちょっと動作が渋いなどのレビューが散見されるが、Windowsだとあまり変な動作はしない模様。写真の通り、日本語も表示出来るし、なかなか完成度は高いと思われる。試しにMPC-BE向けにカスタムでプロファイルを作ってみたけど、特にキョドる訳でも無くしっかり動いている。
 ちなみに説明書の読み込みが浅すぎるのかも知れないけど、こいつを使って好きなアプリを起動することは、現時点では出来無い模様(設定アプリで定義されている一部アプリは起動できる)。コンセプト自体も、マウスやキーボードとまんま入れ替わる物ではなく、あくまでいわゆる「左手デバイス」なので、マウスやキーボードで普通に出来る事をいちいちこのデバイスで代行するような物ではないのだろう。
 ところで管理人は、今のところPhotoshopでしかマトモにコキ使っていないので後で感想が変わるかも知れないが、若干動作がモッサリしているし意図しない設定が変わったりとかで、例えばブラシの大きさや流量をちゃっちゃと変えてガリガリお絵かき、にはちょっと使えない感じ。他の人が皆Premiereばっかりレビューをしているのも、その辺の完成度?に関係があるのかも。
 なので7万円くらいするデバイスとして考えると、現状では全くコストパフォーマンスに合っていないが、しかし全然買って後悔はしていない。このデバイスは、コキ使ってナンボというより、所有する事自体を楽しむデバイスなのかも知れない。
 昨今では中華製の面白いガジェットが溢れかえっているが、それらの大半は良くも悪くも「安かろうそこそこ良かろう」であって、所有することに意義を持たせる絶対的な高級感というのは、ちょっと求めるところが違うと思う(決して中華ガジェットをディスっているわけでは無いので勘違い無きよう。管理人もそういうのをいっぱい買って色々役立てているのでリスペクトしてます)。
 LOUPEDECK CTは最近のPCデバイスとしては珍しく筐体や大きいダイアルがアルミで出来ていたりと、なかなかに高級感があるし、作りもチャチっぽいところが全くない。もちろん値段が値段なのだから、形が歪んでるプラスチック製とかあり得ないレベルのデバイスであるが、弄くっていて不満に思うところが無いハードウェアは最近の買い物ではなかなか無かったので、ある意味新鮮な体験になった。
 にしてもこれで唯一心配なところと言えば、果たしていつまでサポートしてくれるのか、というところだろう。
 今まで色々なガジェットに投資してきたが、OSのバージョンが変わるとそれに合わせて使えなくなるデバイスの多い事多い事(涙)
 それにLOUPEDECK CTは、OSだけではなくAdobeのアプリでも対応が必要だ。四六時中ワケの分からんアップデートをして、その度に定番デバイスのワコムのペンタブですら調教?するのに偉い苦労するのに(現状でもWindowsXP時代の使い勝手に追いついていない)、こんな超マニアックなデバイスがいつまでサポートして貰えるのか甚だ疑問である。たった一回買ったくらいでウン十年も面倒見ろというのも資本主義に対する冒涜であるのはよく分かってはいるのだが、貧乏市民としては1年そこらで使えなくなったらさすがに泣きが入る。値段なりに、せめて5年はがっつりコキ使いたいのだが、果たしてどうなることやら……。

追記(2021/9/10)
 Photoshopとの連携は、ドライバのバージョンが上がったらPhotohopに専用のプラグインを入れる形に変わり、それで動作がサクサクになりました。地味に進化していて凄いですねぇ。ただし、ダイアルを弄ると選択中のブラシが勝手に変わるとかがあるので、その辺もうすこし手直しが必要ですけど。

 Intuos Proに変えた

 前に使っていたIntuos5 Touch(Large) 。
 まだまだ新しい方やんけ!と思っていたら、なぜかWac○mのサポートから外されている事実に今更気が付いた。まぁ何となく失敗作っぽいから早々に黒歴史にしたかったのだろうが、それにしても製品寿命が短かったな……。
 さて、エラくディスっているIntuos5であるが、これは戯言でも文句を書いているとおり、同一のペン(まぁ普通の人はペンは一本しか持ってないもんだ。オイラは3本使ってるけど)で、ペン先と消しゴムを切り替えると、8割の確率で誤認識(ドライバが新しくなればなるほど誤認識率?が増えていった)して、例えばペン先→消しゴムと切り替えた場合、消しゴムで消したつもりでも入力はペン先のままなので無駄な線を描き、消しゴム→ペン先と切り替えた場合は線を描いたつもりが無駄に消し、というのを延々繰り替えることになる。
 ちなみに管理人のように腕がまともに動かないド素人の場合、何度も線を描いたり消したりを繰り返すので、

期待する操作(当たり前の事)
線を描く→(ズレたので修正したい)→ペンを持ち替えて消しゴムにする→消す→ペンを持ち替えてペン先にする→新たに線を描く
現実の操作
線を描く→(ズレたので修正したい)→ペンを持ち替えて消しゴムにする→消そうとするも、誤認識して余計に線が描かれる→Ctrl+z→いったんペンを持ち上げて1秒待ち、もう一度消しゴムで消す→消える→ペンを持ち替えてペン先にする→線を描こうとするも、誤認識して余計に消される→Ctrl+z→いったんペンを持ち上げて1秒待ち、もう一度描く→ようやく線が描かれる(そして最初に戻る)

…なんてことをだいたい毎回行っている。もちろん線画を描く工程だけで無く、色塗りもほぼ毎回。
 さすがにキレますわな。おかげでペンを殴りつけてへし折った回数は2回。もちろん初期不良かと疑ったけど、メーカーでも認識している”仕様”だそーで、公式見解として「ペンを切り替える際は2〜3秒間待ってから」とのこと。
 無茶を言うなと。
 サラリーマンが、会社から帰ってからとか土日とか在宅勤務の余暇で一筆一筆2〜3秒ごとに心を込めて?描けとか、そんな優雅な時間の使い方が出来るわけ無いだろうと。そもそもアゲた気分でノリノリで絵ェ描くのに、ちょっと消しゴムで消したいだけにウェイトを入れさせるなど、全てのクリエーターに対する冒涜だ!
 ということで、もうこのままIntuos5を使っていてもちっともお絵かきが面白く無いので、「実はタブを新しくしても症状は変わらないのでは無いか?」という恐怖も感じつつ、なんだかんだ言っても評価の高いIntuos Proに変えてみたわけだ。だいたいIntuos5の余所様のレビューを見ていても、管理人に様に誤認識するという書き込みはほとんど無い。それならば管理人宅固有の事象なのかと言えば、先にも書いたとおりメーカーでも認識している事象であるのは間違い無いので、他のユーザはよっぽどゆっくりペンを切り替えているのだろうか……
 ちなみに管理人、ペンを格好良くくるりと回せない人なので、ぶっちゃけモタモタ持ち替えてるだけなのですが(だいたい1秒でペンをひっくり返す程度)。
 そしてにwktkしながら取っ替えたIntuos Proは、それこそ大昔のArtPadや初代Intuos、Intuos3と全く変わらず、誤認識は全然ない。
 というか、これが最低限の動作だよなとつくづく思うが、なぜIntuos5でも一番高いヤツ(タッチ付きLarge)を買ってこんな有様だったのだろうか。ワケの分からんメーカーのワケの分からん安物でワケの分からんキョドり方をするならある程度納得もいこうが……。
 つくづく人生が回り道過ぎる。道具に恵まれない人生だ。
 ところでPhotoshopを使っていて盤面に手を載せながらペンを持ち変えると、タッチ機能が誤動作?してクリック動作してしまうことがある。ブラシモードだと画面に点が入ったり消しゴムでごそっと消されたりするのでイラつくわけだが、ペンタブのドライバはアプリによって機能を入り切り出来るのでPhotoshopだけ1指タップでクリックするのを止めてみたが、全くいうことを聞かない。全てのアプリでクリックを止めればもちろんPhotoshopでもクリックが効かなくなるが、これだとアプリ毎に設定出来る意味が全く無いじゃないか……。
 いつまで経ってもドライバの完成度が低い。まぁWac○mにしてみたら、液タブ以外はもうどうでもイイのだろう。机がもう少し広ければ、気張って液タブを買うという選択肢も見え隠れするが、管理人如きのヘタクソが使うデバイスでも無いしなぁ。せめてもっと絵が上手くて仕事で使うなら買うのもやぶさかでは無いが、現状では到底減価償却出来ない。つーか余計にヘタクソと笑われる。実力が全然ないクセに、使いこなせもしない道具ばかり買い込むヤツは下品なことこの上ない。まぁ管理人はプロ用の道具ばかり買い込むバカタレなので、今更ではあるのだが……。
 あ、ちなみにIntuos Proは「面白いほどペン先が減る」なんて言われているが、管理人は初めから色々諦めているのでペンはIntuos5の頃のをそのまま使い、かつ、盤面には初っぱなから紙を貼り付けた。管理人の使い方ではこれで十分だし、要は「大きめの盤面で、ペン先と消しゴムが誤認識しなくて、Photoshopでしっかり動くペンタブ」が欲しいだけで、選ぶべき製品はIntuos Pro Largeしかないといった理屈なのだ。ペンのフィーリングとかもうどうでもいい。それ以前の話だ。
 つくづく道具に恵まれない人生だ……。

 SSDを交換

 PC-9821Ap3にささるSSDは、東芝のがイケるらしい。
 そんな情報を入手し、試しに手持ちの東芝SSDをAp3に付けてみたら、今まで全然上手く行かなかったSATA-IDE変換機経由でのSATA SSDがサクッと認識。ちょっと小躍りしてみる。
 これは東芝がというよりも、SSDを容量クリップした後、その容量と全く同一の容量をCHS方式のコマンドでも返すものならば、4.3GBの壁があるAp3でも使える、ということである。一般的なSSDやHDDは、LBAではクリップした容量を返すが、CHSだと8.4GB固定で返すのが多い。古いAT機のBIOSでも(最悪8.4GBのストレージとして)動く様にする為の便利機能なのだけど、せめてクリップ後の容量が8.4GB未満ならCHSでもクリップ後の容量で返してくれれば良いのに。
 という事で、将来的なAp3の保守のために(どうせそんな将来は来やしないのは重々分かっているのだが)小容量の東芝のSSDでもいくつか漁っておこうと思っていたら、市場には全く東芝のSSDは無く。そしてヲクでも新品よりも高い値段(別にプレミアが付いているのでは無く、最近のSSDの価格が爆下がりしているのでそれに追いついていないだけ)ばかり付いていて絶望してみる。
 確かに東芝メモリはKIOXIAになったからなぁと思っていたのだが、最近はいつも気が付けば「ちょっと前に普通に売っていた物が製造終了して全く買えない」ということばかりで、若干ウンザリしている。(例えばモレックスのペリフェラルコネクタ(昔のHDDの電源)を、ペリフェラルとFDDの電源に分岐するケーブル、昔は秋葉のジャンク屋でゴミのように売ってたのに、最近じゃメーカーがほとんど作ってないから全然手に入らない事になっていたり)
 今更ヲクで、数万時間コキ使った東芝SSDを新品よりも高い値段で買うのは甚だ馬鹿馬鹿しいし、だいたい自分家で使っている東芝SSDの方が全然使用時間が短い。
 仕方ないので、今使っている東芝SSDを退役させてAp3向けの予備とし、新しくSSDを買うこととした。
 そしてどうせ買うならKIOXIAのSSDだ!という事で、速さ・容量ともに全然困ってないSSDを取り替えるモチベーションを得る為に、取りあえず最大容量(960GB)を二つ買った。1つ11,480円。SSDも安くなったもんだ。というか、960GBのSSDで最安がKIOXIAのだった。いいのか、国内メーカーなのに……。
 ちなみにRAID0にして使っているけど、元々200GB程度しか使ってなかったから全くPCの使用感など変わるわけも無く。
 まぁ何かの役にたつでしょう、いつかは。
 ところでKIOXIAのSSDはブランド名?がEXCERIAとなっているけど、なんでAurexじゃないんだろうね? これじゃあアイワじゃん!なんてオッサンは思うわけですよ。どうでも良いけど。

 ビデオカードを交換

 レイトレーシング。
 ある一定の年代よりも上のオトコノコにとって、微妙に魂をくすぐられる言葉である。
 まだパソコンが16色しか出せなかった頃、フレームバッファ(現代のナウでヤング(死語)な人にはなんと説明したら良いんだ……VRAMをたくさん載せてフルカラーCGを表示する専用のビデオカードみたいなの。Windows向けのグラフィックアクセラレータカード(これも古いな……)と違って、特段の描画支援機能は付いてない。ただただ、フルカラーで表示するのみなので、描画自体はクソ遅い)を積んだ98で、表面がつるんとした球の絵がモニタに映っているだけで激しくワクワクしたものだ。
 そんな時代から幾星霜、当時のハイレゾを超える解像度で3Dグラフィックスが数百fpsでグリグリ動くのが当たり前の現代、改めてレイトレーシング出来ますなんて言われたら、もう買うしか無いじゃないか!!(落ち着け)
 という事で、いつも通りに”何となく”という理由でビデオカードを交換した。ちなみに管理人、ご存じの通り3D機能なんてほぼ使わない人なのでそんな高級なものは必要無く、サチった性能(GefoRTX2080S)の7割辺りを狙い、2070Sを積んだASUSのDUAL-RTX2070S-O8G-EVOをチョイスしてみた。これの2倍くらいお金を出して2080Sとか買っても、間違い無くGPUの稼働率が100%行くことなど無いし。
 このカードはどちらかというとワークステーション向けなのか、メーカーサイトでの売り?が工場でのエージングが140時間とのこと。たまに耐久性を求めてゲーム向けのパーツを買うが、同じチップのゲーム向きよりも根性がありそうだ。なんて管理人向けの良い製品なのだろうか。
 そして早速取り付けたところ、特に何の異常も無く普通に動く。
 素晴らしい!! 大概は初期不良を疑うようなキョドり方をして、夜も寝られなくなるのが定例作業なのに!
 ということで、早速NVIDIAからレイトレーシングのデモとかダウンロードして見てみたけど、もう役者さんとかイラネんじゃね? なんて思うほどに自然に見えるなCGであった。というか、最初はアプリのオープニングとして、事前に撮った動画データを流してるだけでしょ?とか思っていたのだけど、最初からリアルタイムで描画していると。末恐ろしい時代になったもんだ……。
 さて、3Dのデモもちゃんと動いたから機械的には問題無いのだろうし、今後はサクサク2Dの絵ェをしっかり表示して貰えればと。
 え? だってこのPCはPhotoshop専用機ですから、3Dなんてほとんど表示しませんが何か?←アホ

 デジカメ購入

 ウチはデジカメはPCの周辺機機扱いなので、取りあえずここでご報告。
 2002年にFinePixS602を買って18年あまり。ISO400でもノイズだらけだし手ぶれ補正なんて全く無いしファインダーの解像度が低くて手ぶれしているのも全然分からないし絞ると暗くなってシャッタースピードが1秒とかになるしなどとダメなところを挙げればキリが無く、もう色々限界(写真を撮る度にカメラを床に叩きつけたくなるほどむかつく)だったので新しいのにしようと決意を固めた。(本当は5年前から欲しかったのだが、色々邪魔が入って買えなかった。だから今回思い切って買ったった。後悔は手ぶれした後だ!)
 ちなみにS602はオートフォーカスの速度はそれなりに速いので、明るい外に持ち出して適当に使うには楽しめる機械なのかも知れないけど、ウチみたく室内でCPUやらジャンクの写真を撮る用途では、毎回同じ写真を5枚くらい撮って、たまたまマグレで撮れた手ぶれが(すく)無い1枚を選ぶ行為は苦痛以外の何物でもなかった。
 という事で、色々と機種や性能を吟味して、中古のα7RIIIに、タムロンの28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD(こっちは新品)を組み合わせてみた。
 まだまだ全然使いこなせていないが、まるでプロが撮ったようなCPUの写真が撮れたのでとても喜ばしい。
 今後はこのWebのジャンク写真も少しは綺麗になるだろう……。それが人類の平和にとってどれだけ役に立つことか微妙ではあるが。

 ジャンク液タブ買ったった

Cintiq Pro 16の写真
Cintiq Pro 16

 板タブを使ってお絵かきの練習をしている時、はたして液タブを使ったらこの線を何度も描き直す動作はどう変わるのか? というしょうもない疑問で脳がいっぱいになり、寒くなった頃にまだ諦めきれなかったら、その時は色々諦めて液タブでも買おうかと血迷っていたある日。
 ヲクを見ていたら、画面が乱れる液タブ(Cintiq Pro 16)がいくつか出品されていた。
 そしてご存じの方は既知であるが(当たり前)、この機種はすぐにぶっ壊れるだの画面に星が瞬くだのバックライトがチラつくだのと、なかなかに大絶賛なデバイスである。この駄文を書いた頃では、新品で買うならざっくり17万円する。そんな超高額デバイスが、買ってすぐに星が瞬いたりバックライトがチラついたりだのと新機能を獲得する事を考えると、ヒヤヒヤして夜も寝られない。このところ熱帯夜だし。
 ということで、17万円も出してぶっ壊れるのを待つくらいなら、最初っからぶっ壊れている奴を安く買って徹底的にぶっ壊せば良いじゃんよと、これもまたロクでもないことを思いついた。そもそも管理人はまともな板タブ持ってるし、ぶっちゃけ液タブには「線画を描くときだけ画面の一部分でもまともに映ってりゃあええ。あとは板タブでやるし」などと非常にハードルが低め(?)な要求しかないものだから、画面に星が瞬こうがバックライトがチラつこうが画面の一部が真っ白になろうがぶっちゃけどうでもイイのだ。さすがにペンが使えなくなるような酷い故障は聞かないし、画面がおかしい程度の液タブでも十分使えるよね、と。特に色塗りなんかは30インチのカラーマネジメントモニタ2台使ってんだからそっちでやれば良いし、液タブで色塗れなくても全く困らない。
 そんな、メーカーにとったら侮辱・暴言も等しいことを考えつつヲクを見ていると、画面に異常があってついでにWACOM LINKのUSBコネクタがぶっ壊れているジャンクが4万円で放置されていた。
 画面ではチラついたり星が瞬くのに飽き足らず、タブが起動時にバグって画面の一部が真っ白になる特殊機能付き。そしてコネクタ破損となかなかに奢った商品で、まぁこんなの誰も入札しないよねーな感じであったが、管理人的には全然無問題なので取りあえずポチ。無事落札出来ましたよ、と。
 で、wktkしながらぶっ壊れた画面を期待しつつ色々いじっていても、ごくごく稀に起動時のみ画面の一部が白くなるだけで(放っておいたらすぐに正常になる)、星も出ないし本体はほとんど傷らしい傷も無く触るのに神経を使う様な有様だし(汚れてたので磨いたら本当に綺麗になった……)、USBコネクタぶっ壊れたWACOM LINKは4K映らないからどうせWACOM LINK PLUSに買い換え必要だしと、何か拍子抜けするほどまともな液タブとして動く様になった。ペンは無かったけど、個人的にプロペン2嫌いだから要らねーし。(板タブに付いてきたのも使ってない。基本はグリップペンか、たまにプロペン)
 まぁそのうち余計にぶっ壊れるかも知れないけど、管理人が液タブというデバイスを試用するにはちょうど良い買い物だったと思う。さすがにこの機種を4万円で手に入れることは出来ないし。
 取りあえず、WACOM LINK PLUSと紙やすり型の表面保護シートと中古の純正スタンドとケースを買って、総額およそ6万円程度でボチボチな環境が整いましたよ。
 そして問題は、こんなもん買ってどの程度絵が上手くなるか、である。多分なにも変わらないのだろうなぁ……(涙)
 ところで我が家の場合、液タブを使うときも下に敷いた板タブのホイールを多用するので(わざわざExpressKey Remoteなんて買わん)、4K入力に対応したUSBポートから生えているケーブルが毎度毎度手にぶつかって腹立たしい事この上なしであった。世の諸先輩方はL字型のアダプタなど挿してしのいでおられるが、ぶっちゃけ接触不良が怖いのでもともとL字のコネクタになったケーブルを挿すことを考えた。
 さてこのタブ、ご存じの方は既知であるが(だから当たり前)、ACアダプタから20Vあたりで給電されているらしいし、DisplayPortの信号まで流している。ということは、それなりに気合いの入ったUSBケーブルじゃ無いとまともに映らない事が考えられるので、その辺に安く売ってるケーブルじゃまともに使えない事は想像に難くない。という事で、たまたま?家に転がっていたUSBケーブルチェッカー(BitTradeOne ADUSBCIM USB CABLE CHECKER 2)で、ケーブルの素性を確かめてみることにした。初めて役に立ったよ、ケーブルチェッカー!
 という事でタブについてきた純正USBケーブルを調べたら、eMaker入りの物だった。もちろんUSB 3.2用の結線は全てされている。もしUSBケーブルを取っ替える場合は、USB 3.2にしっかり準拠しているもので、USB PDで45W以上、DisplayPort Alternate Mode使用可能なものが最低限のスペックだと考えられる。ちなみにGen1か2か2x2は何とも言えないので、どうせ値段も大して変わらないからGen 2くらいのものにしておけば問題無い様な気がする。管理人はGen1Gen2のケーブルを買ってみたけど、取りあえず両方普通に使えた。とりあえずご参考で。

<2023/8/26追記>
 さて上記のCintiq Pro 16ですが、2年間くらいコキ使っていたら画面の一部が白くなる新機能がずっと発動したままになり、さすがに便利が悪すぎるので新しいのに買い換えました。
 せめて液晶の異常が画面の端ならば我慢して使っていたでしょうが、ちょうど真ん中なので余りにも使い辛く。
 ええ、上では画面がおかしくても板タブ使えばええなんて書いてましたけど、もう液タブになれてしまったので中途半端に映る液タブはダメです……。堕落してしまったんです。
 ちなみに新しいのといっても、結局はヲクで本体のみ3.5万円で出ていたのでそれをポチ。
 ウチは本体以外の周辺機器は全部揃っているので(当たり前だ)、本体だけで全く問題無し。
 取りあえずコキ使ってみましたが、排熱のファンがうるさい程度で、液タブとしての機能には全く問題無し。いつも通りタップの誤検知やペンの頭とおしりの誤検知が頻発する程度の、仕様通りの動きをしてくれます。良きですね。
 結局本体は買い換えとなりましたが、それでも新品で買うよりもまだまだ安く済んでいるので良しとしましょう。

 マウス変えた

 今まで使っていたPrecision Mouseは手に合っていてお気に入りだったのだけど、どうもPCの(HARIBOTE6もLM100も)Bluetoothの調子が悪く、5分に一回マウスを動かさないとカーソルが動かなくなったりBTの接続が外れたりと、地味に使いづらい有様だった。
 それにこのマウス、マルチペアリングなので簡単に複数のPCを切り替えられるのだけれど、でもいちいちマウス裏面の小さいボタンを押して接続先のPCを切り替えるのも甚だ面倒で、もうストレスが溜まってどうにもならない感じであった。
 PCとの接続がBluetoothではなく、独自の無線ドングルが付いているマウスがモニタのUSBハブ機能とも連携できて甚だ便利な訳なのだけど、個人的にWindowsと相性が一番良いと思っているM$のマウスにはそういうのが無く。
 仕方ないので、良さ気なマウスの代名詞?のLogicoolあたりでそこそこイカした物は無いかとネットを漁り、Precision Mouseと形が似ていたMX Master 3というのをポチ。
 他の人のレビューだと、重いとかコロコロ(ホイール)の動きがおかしいとか色々あったが、個人的にはそれらも含めて運用カバー出来るので全く無問題。良いマウスを買えた。ちなみにボタンのマイクロスイッチが軽快な音を立てるのでそれも気に入った。実際押し心地も良いし。
 なお、接続に関しては途中で切れる事も無いし、PCの切替も普通に出来るしと、今までマウスで面倒だと思っていたことが全部解決出来た。良かった良かった。
 まぁPCのデバイスなんて、こういう「Webに書いてあること」が問題無く動いてナンボなんだけど、なぜか我が家の環境ではそういう機能が……どころでなく、基本的な部分で異常が出る事が多いので、こんな異常も何も無く普通に動くデバイスは普通に感動できる。
 もちろんメーカーのフラグシップ機に対する感想では無いのは間違い無いが、ウチは何か呪われているのでこんな評価しか無いのです。

 キーボード変えた

 ネットの記事をぼーっと見ていたら、なにやら東プレがアイボリー色のキーボード(R3HA52 Ivory Limited Edition)を出して話題になったとのこと。
 分かります。
 管理人みたいなロートルは、如何にも昭和の時代みたいな色(まぁ実際には平成の色ですけど。昭和の色と言ったらVMやらVXみたいな明るいベージュ)が落ち着くのですよ。あと、今まで使っていた108UG-HiProは色が黒でウチのPCやら周辺機器と微妙に色が合ってなかったのが気になるし、キーに寿命が来る前にキートップが鏡面仕上げになってテカテカになって目がチカチカするのも気になるし、それに最近の東プレのキーボードってやたら多機能になっているからそういうのも触ってみたいしと、取りあえずいつも通りに「何となく」という根源的な理由で取っ替えるに至りました。
 キータッチは、昔使っていたUSB最初期の東プレのキーボードに似た感じですかね? 108UG-HiProのキータッチが他のと余りにも違うってこともあるかも知れませんが。
 取りあえず今のところUSB接続でキョドる事無く動いているので(無線は昔死ぬほど苦労したので使わない。コレで値段の半分が無駄なのはいつも通り)、キーの検知加重とか弄って使いやすくして参ります。まぁあまりコテコテにカスタマイズすると他のキーボードが使えなくなるので、ほどほどにしておくのがキモなのですが。
 という事で、また10年近く使うだろうから、故障せずに動いて貰いたいもんですにゃ。
 ちなみに108UG-HiProはざっくり11年使いました。

 BDドライブ変えたった

 今まで使っていたBDR-S03J-Wがディスクの読みが悪くなったので、仕方ないので新しいの(BDR-S13JBK)に変えた。ベゼルの色が黒なのが気に入らん……。とはいっても、他のドライブとかはほぼ全部黒なのである意味統一感が出たのか?
 もちろん新しいドライブなので、今までので読まなかったディスクもちゃんと読む。まぁそれが当たり前なのだけど。
 そしてこの記事を読んで改めて気が付いたけど、ドライブ変えたからといって特に何も感想は無いな……。
 そもそもたまにCDをリップするくらいにしか使っていなかったし、単に経年劣化でレーザーダイオードがヘタレただけなのでしょう。しかし前のは買ったの2009年なのか……。もう15年経てばそりゃ調子が悪くなるよね(汗)

 マイク変えたった

AT2020 CWHの写真
AT2020 CWHとその仲間たち

 管理人が在宅勤務を勤しむときに、Web会議で使うマイクは机につけた1,000円のマイクスタンドに拾ってきたカラオケマイクをくくりつけ、それをUSBオーディオインタフェース(Roland Rubix24)でPCに繋げたものを利用しておりました。
 所がたまに「キサマの声が聞こえねーぞゴルァ!」と指摘される事があり、いまいちシステムとして調子が良くありませんでした。そもそもマイクのゲインが低くて、音声レベルが低かったようですし。
 さてそんな折、PC WA○CHの提灯記事を見ていたら、オーディオテクニカのAT2020 CWHという真っ白なマイクが新発売とのこと。今まで真っ白な机に黒いマイクで余り気分がよろしくなかったのですが(基本、ウチは白にしているので!)、もうコレは買っちまえ!という神の啓示であると一人でいつも通りに勘違いし、ロクにWebの説明も読まずにポチ。写真を見ると、何かアームとケーブルも白いのが付いててクリエーター向けとかチャラいことが書いてあるからUSBで接続出来ると思い込んでおりました。
 で、キャンペーンで1割引(19,800円税込み送料込み)だやふーい!と喜んでいたわけでありますが、実際にブツ物が届いてドン引き。マイクしか入ってねーじゃねーか………………。
 もちろん欠品じゃないのです。製品紹介のWebをじっくり見れば、アームもケーブルも別売りと書いてあります。何てこった、この世に神も仏もいないのか……。追加でポチりましたよ計13,600円でアームと白いケーブル(共にオーテク純正)。
 合計して33,000円超えてんじゃん、そもそもこんな値段だったら買わねーし! Web会議用マイクにこんな高級品必要ねーよ!!(号泣)
 しかもUSBだと勘違いしていたから机周りがスッキリすると思っていたら、XLRじゃん! ファンタム電源いるじゃん!! こんなのないよ、あんまりだよ! こんなの絶対おかしいよっ!! まぁRubix24そのまま使えば問題無いけどさっ!!!!!(血飛沫)
 エラい踏んだり蹴ったりになりました。どうせストリーミングなんてしねーし、それに管理人、コロんでからずっとのどに痰が絡まってロクに声が出ないし! マジ意味がねー。
 という事で、今後分不相応なマイクで不必要に高音質でWeb会議やって参ります。マジ意味がねー………。(音声レベルが上がったので、声を張り上げなくて済むというメリットは有れど、3万円出す事案じゃない)


 以上が管理人とHARIBOTE6と共に歩んできた歴史をざっとまとめてみたものです。
 では、最新のHARIBOTE6の環境について、簡単な説明を。

次…HARIBOTE6の構成

 HARIBOTE6に入っているデバイスの一覧です。

ジャンルモノの名前モノの説明
CPUIntel Xeon E5-1650 v3
メモリCrucial BLS4K8G4D240FSA (DDR4-2400)64GBytes
マザーASUS X99-DELUXE
ビデオASUS DUAL-RTX2070S-O8G-EVO (GeForceRTX2070S)
SSD 1Intel SSDPEDMW400G401※1
SSD 2KIOXIA SSD-CK960S/N 960GB2発でRAID 0
BD-REPioneer BDR-S13JBK
BD-ROMLiteOn iHOS104
MO富士通 MCR3230AP
外部音源maranz HD-DAC1
メインモニタNEC PA301W
サブモニタNEC PA301W
キーボード東プレ Realforce R3 KEYBOARD/R3HA52 Ivory Limited Edition
マウスLogicool MX Master 3
ケースSOLDAM MT-PRO 3000IIΩ
ペンタブレットWACOM Intuos Pro Large
液晶タブレットWACOM Cintiq Pro 16
複合機EPSON EW-M873T
UPSAPC SmartUPS1000J
電源Seasonic SS-760XP2S
マルチパネルサイズ SCKMPN-3100
メディアリーダーOwltech OWL-CR6U3(B)/BOX

 上記のようなデバイスがHARIBOTE6にはくっついています。
 こいつらをちゃんと動かすには、それなりに苦労と工夫がいったもんです。"モノの説明"にリンクが貼ってあるので、もし興味があればのぞいてみてください。

Intel 750ネイティブ対応インストールディスクの作成方法

 Intel 750に限らず、ホットフィックス(Windows Update)やインボックスドライバとして入っていないデバイスドライバを追加したインストールディスクを作る方法は、マイクロソフトのWebページ(KB2990941)にその方法が書かれています。
 しかし翻訳はグダグダ、文字化けも激しく、もとの英語のページを見てもコマンドラインがあちこち間違っていて、しかも説明を端折り過ぎていて意味が分からないといった有様です。
 なので実験がてら作り方を纏めましたので、適当にご参考下さい。
 なお、そもそもNVMeをブートドライブで使えるのは実質的に64bitOSだけなので、以下の説明は全て64bitのWindows7用のファイルを用意してください。

必要な物

Windows AIK(自動インストールキット)の中に入っているoscdimg.exe
ダウンロード出来るISOイメージから、oscdimg.exeファイルを抽出します。(適当に仮想CDソフトでマウントしてルートに入っているwaikamd64.msiを取り出し、そのmsiファイルを解凍ソフトなどで中を開き、その中のNeutral.cabに入っているF3_oscdimgの名前をoscdimg.exeに変更します)
Intel 750用デバイスドライバ
間違わずに、64bit用ドライバをダウンロードしてください。
KB2990941のページで提供されている修正プログラム(Hotfix)
メールアドレスを登録すると、ダウンロード用のアドレスが送られてきます。自己解凍形式のファイル(実行すると、中で圧縮されていたファイルが指定したフォルダに解凍される)がダウンロードされるので、一旦実行して中身のmusファイルを取りだしておいてください。ちなみに解凍先のフォルダはC:\では無くデスクトップがお勧めです。C:\に解凍すると、たぶんVirtual Storeの方(%localappdata%\VirtualStore)に解凍されて、探すのが面倒です。
Windows7のセットアップディスク
64bitのものを。
10GB以上の空き容量
速いドライブを使うと快適。
やる気
とても大切です。

作業用フォルダの作成

 場所はどこでも良いのですが、ここではKB2990941のページに合わせ、以下の作業フォルダを作ります。

 管理者権限でコマンド プロンプトを起動し、以下のバッチファイルを作って実行するか、文字列をコピーしてコマンド プロンプト上で貼り付けを行うと、ほぼ自動でフォルダが生成されます。

MD C:\temp\src
MD C:\temp\mount
MD C:\temp\winremount
MD C:\temp\hotfix
MD C:\temp\drivers
MD C:\temp\expandedfiles
MD C:\temp\expandedfiles\expandedfiles2

 コマンド プロンプトは後でも使うので、開いたままにしておきましょう。

作業用ファイルの準備

Windows7セットアップディスク

 C:\temp\srcに、Windows7のセットアップディスクの中身を全部コピーします。

修正プログラム

 C:\temp\hotfixに、マイクロソフトから送られて来たメールでダウンロード出来る修正プログラム(解凍後のWindows6.1-KB2990941-v3-x64.msu)をコピーします。

デバイスドライバ

 C:\temp\driversに、デバイスドライバーのファイルをコピーします。例えばIntel 750の場合、Driver64フォルダに入っているファイル全てをC:\temp\driversの中にコピーします。

インストール環境用ファイルの更新

 管理者権限でコマンド プロンプトを起動し、以下のバッチファイルを作って実行するか、文字列をコピーしてコマンド プロンプト上で貼り付けを行います。

dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\src\sources\boot.wim /Index:1 /MountDir:c:\temp\mount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /Commit
dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\src\sources\boot.wim /Index:2 /MountDir:c:\temp\mount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse

 上記の処理が終わったら、エクスプローラでフォルダC:\temp\mount\sourcesを開きます。
 そこで更新日時でソートを行い、更新されたファイル(更新日時が、上記dismコマンドを操作した時間になっている)を、手動でC:\temp\src\sourcesに上書きコピーします。
 コピーが終わったら、必ずフォルダC:\temp\mount\sourcesのウィンドウを閉じて下さい。閉じないと、以下のコマンド実行で失敗して先に進めなくなります。
 フォルダC:\temp\mount\sourcesのウィンドウが閉じられたのを確認してから、以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行してください。

dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /commit

 もしフォルダC:\temp\mount\sourcesのウィンドウが閉じずに上記コマンドを実行した場合、マウントの解除が出来無い旨のエラーが表示されます。その時は、ちゃんとウィンドウを閉じてから以下のコマンドを打ってみてください。

dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /discard

 マウント解除が正常に成功したら、以下のコマンドをコマンドプロンプトで実行してください。

dism /Get-WimInfo /WimFile:c:\temp\src\sources\install.wim

 上記のコマンドを実行すると、Windows7のインストールディスクに含まれる各エディション用の情報が出てきます。例えば自分のUltimateのディスクでは、BASICからULTIMATEの4つの情報(インデックス: 1〜インデックス: 4)が表示されました。
 ここで、出てきた情報(インデックス)全てに修正プログラムとデバイスドライバを追加します。
 なお、5行目のコマンドに含まれる/Index:1は全てのインデックス向けで1なので要注意です。

dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\src\sources\install.wim /Index:1 /MountDir:c:\temp\mount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\mount\windows\system32\recovery\winre.wim /Index:1 /MountDir:c:\temp\winremount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\winremount /Commit
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /Commit

dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\src\sources\install.wim /Index:2 /MountDir:c:\temp\mount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\mount\windows\system32\recovery\winre.wim /Index:1 /MountDir:c:\temp\winremount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\winremount /Commit
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /Commit

dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\src\sources\install.wim /Index:3 /MountDir:c:\temp\mount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\mount\windows\system32\recovery\winre.wim /Index:1 /MountDir:c:\temp\winremount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\winremount /Commit
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /Commit

dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\src\sources\install.wim /Index:4 /MountDir:c:\temp\mount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Mount-Wim /WimFile:c:\temp\mount\windows\system32\recovery\winre.wim /Index:1 /MountDir:c:\temp\winremount
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Package /PackagePath:c:\temp\hotfix
dism /Image:C:\temp\mount /Add-Driver /Driver:c:\temp\drivers /Recurse
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\winremount /Commit
dism /Unmount-Wim /MountDir:C:\temp\mount /Commit

修正ファイルの置き換え

 この処理を行う必要性があるのか微妙に謎(英語版の説明には無く、日本語や中国語の翻訳ページには書かれている)ですが、自分の環境ではこれでセットアップが無事終了したので載せておきます。
 先程手に入れた修正プログラム(Windows6.1-KB2990941-v3-x64.msu)からHwcompat.txtを抽出し、C:\Temp\src\sourcesの同名ファイルに上書きします。
 以下のコマンドを実行してください。なお、最後のCOPY以降は1行のコマンドです。表示の関係で途中で自動的に改行されているのでご注意ください。
 コマンドを実行すると、最後に「上書きしますか?」と聞かれるので、"y"を押して上書きしてください。

C:\temp\hotfix\Windows6.1-KB2990941-v3-x64.msu /extract:c:\temp\expandedfiles
EXPAND C:\Temp\expandedfiles\Windows6.1-KB2990941-v3-x64.cab -f:* c:\temp\expandedfiles\expandedfiles2
COPY C:\Temp\expandedfiles\expandedfiles2\amd64_microsoft-windows-imagebasedsetup-media_31bf3856ad364e35_6.1.7601.18615_none_ce34c7a79d7b1986\Hwcompat.txt C:\Temp\src\sources\

インストールディスクのISOイメージ作成

 Windows AIKから抽出したoscdimg.exeファイルを使って、ISOイメージを作成します。
 oscdimg.exeをC:\tempフォルダにコピーして(oscdimg.exeがパスが通っている所にあるなら、わざわざコピーする必要はありません)、以下のコマンドを実行します。
 このコマンドも1行です。実際にコマンドプロンプトで打つときは、途中で改行せずに1行で打ってください。

oscdimg -LTEST -m -u2 -bootdata:2#p0,e,bC:\temp\src\boot\etfsboot.com#pEF,e,bC:\temp\src\efi\microsoft\boot\efisys.bin C:\temp\src C:\temp\Win7.NVME.ISO

 上記コマンドを実行すると、C:\tempフォルダにWin7.NVME.ISOというISOイメージファイルが出来上がりますので、それを普通にDVDに焼いて、以降今まで通りにそのディスクをUEFIモードで起動して、Windows7のセットアップを行います。

 という事で、HARIBOTE6のお話はここまで。
 今のところはここで終わりですが、またネタが出来たら更新するかもしれません。