2003-156
無間道
マフィアに潜入捜査官として入り込んだヤン(トニー・レオン)。
警察内部にマフィアの手先として乗り込んだラウ(アンディ・ラウ)。
互いのことを知らずに、情報を流しあう。
警察・マフィア共にスパイに気づき内部の調査を始めたことにより、ヤンとラウは窮地に立たされる。
自分が何者なのか、守るべきものは何なのか、自分を見つめながら、二人は生き抜こうとする。
ハリウッドがリメイク権を取得したのも納得のデキだ。
「漢」と書いて「おとこ」と読ませたくなる、義の魂が力強く描かれる。
ぜひ日本でもリメイクしてほしいが、残念ながら予算の関係で権利が買えないだろう。
いい脚本といい役者の幸運な出会い、観て損なし。
2003年10月25日 新宿東急