2003-033
SIN NOTICIAS DE DIOS
清浄なる魂の不足により、天国は存続の危機にあった。
逆に地獄では過剰人員によるパニック寸前。
そんな状況の中、ボクサーのマニの魂を得ようと、天国側は人気歌手リナ(ビクトリア・アブリル)を派遣した。
これに対し地獄側もカルメン(ペネロペ・クルス)を派遣し、マニの魂を狙う。
目的の全く違う二人が、あの手この手でマニに善行・悪行を行わせようとする。
ペネロペ・クルスの悪魔は大成功だ。
彼女には「誘惑」という単語がよく似合う。
だが、残念ながらそれだけ。
面白くなるファクターはいくらもあるのに、消化不良なのだ。
2003年3月2日 シネセゾン渋谷