ヘッドライト・テールライト

-25- (2005.5 - 2005.7 ) 


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 ('05/7/29) 
SUZUKAはそばなのに

今週初めから鈴鹿の近くに来ています。8耐のためだったら良かったのですが、出張滞在です。夜も時間がとれなくて、更新が思うようにできません。申し訳ありませんが、日曜まで更新ができないことをご了承ください。


 ('05/7/24) 
取説のフレーム号機

ホンダのHPでは「Digital Owner's Manual」という名で、取り扱い説明書をPDFでダウンロードできるようにしています。それをみると、各マニュアルの「フレーム号機」のページにはエンジン号機とともにその打刻位置が示されています。「フレーム号機」とは耳慣れない業界用語ですが、要するにフレーム番号、つまりVINです。20年前の私のCBX400Fの取説には、そんなページさえありませんでしたが、このpdfが提供されている最新モデルのマニュアルには、さらに注意書きがあり、車が盗難にあったときに捜す手がかりになります、という一文が添えられています。

昨年、台湾の高雄で、警察に押収されているバイクの「フレーム号機」を読み取っていたときに、GOLD WINGだけどこに番号があるのか見えませんでした。pdfのマニュアルで見ると、やはりフェアリングが邪魔して見づらい位置でした。


 ('05/7/14) 
それでシャトルは?

『ディープインパクト』からNASAのシャトルの安全性について話題を拡張する予定でしたが、韓国出張が入ってしまったのと、シャトルの打ち上げが延期になった後なので、とりあえず、コロンビア号の事故後のシャトルの安全性について独立評価委員会の報告のリンク紹介だけに。

ソウルは初めてでしたが、走っているバイクが極端に少ないのが意外でした。非常時には滑走路として使えそうな10車線もある広い一般道は、それでも車の渋滞。1時間半もかけて車で通勤しているという、訪問先の部長さんの話では、「渋滞で2時間かかることも」


 ('05/7/5) 
『ディープインパクト』映像

映画『ディープインパクト』を取り上げたついでに、NASAの彗星衝突実験の探査機『ディープインパクト』について。その衝突体が撮影したテンペル第一彗星にぶつかるまでの映像と、衝突の瞬間を探査機がとらえた映像が、ともに動画でNASAのホームページで公開されています。鮮明な画像にびっくりします。総製作費360億円の超短編映画というところか。

これによって分かることがあるのでしょうが、わざわざ独立記念日に合わせるところなど、ショー的要素も感じます。軍需産業が戦争を必要とするように、NASAも予算確保のために常に自分の存在理由をアピールしないとならないでしょう。映画の『アルマゲドン』も『ディープ・インパクト』も、ともにNASAが後援していたはずですが、そうすると、あの映画はまるで今回の「予告編」に思えてしまいます。今回の衝突実験で彗星の軌道が変わらないのか、とまず考えたものですが、それはなさそう。


 ('05/7/1) 
『モーターサイクリスト』誌の盗難特集

今日発売の『モーターサイクリスト』8月号にバイク盗難防止の特集記事があります。台湾から取り戻したYZF-R1の村上さんとスパイダーマンカラーのハヤブサのロバートさんに、編集部からのインタビューに応じていただきました。あらためてお二人にご協力感謝いたします。なお、MC誌の特集で初めて当サイトを訪問された読者の方は、短い記事では読み取れなかった詳細について、上記のリンクのページをご参照ください。


 ('05/6/26) 
模倣ビジネス

小惑星が地球に衝突して恐竜を絶滅させた、というほぼ事実と思われている学説をヒントに、同じような映画が同じ時期にふたつ作られました。1998年の『アルマゲドン』と『ディープインパクト』です。よりによって、似た映画が公開されるので、ちょっと首をかしげたものです。そして今、『スターウォーズ・エピソード3』が5月19日に本国で公開されるや、6月29日スピルバーグの『宇宙戦争』が世界同時公開される。興業成績をめぐってルーカス対スピルバーグの対決のように見るメディアもあるかも知れません。でも、そこには、映画ビジネスの一断面が顔をのぞかせています。

前回紹介した、浜野保樹著『模倣される日本』は、映画について多くのページを割いており、ヒットした映画やそのストーリーを独自にアレンジする手法を論じています。そのひとつの例として、スピルバーグのドリームワークス社の作品を挙げています。

 『アルマゲドン』のような、宇宙からの落下物が地球にぶつかるというストーリー
の大作が準備されていて、ヒットしそうだとわかると、『ディープ・インパクト』を
作る。『バグズ・ライフ』のような昆虫が主人公のフルCG映画が当たりそうだとな
ると、『アンツ』を作る。『シン・レッド・ライン』のようにリアルに戦争をえがい
て話題になりそうだとなると、『プライベート・ライアン』を作る。ドリームワーク
スの作品ではないが、スタンリー・キューブリック監督が『Aryan Papers』というホ
ロコーストの映画を準備中とわかると、『シンドラーのリスト』を完成させてしまう。
そしてキューブリックはあまりにもテーマが似ているとして『Aryan Papers』の企画
を放棄せざるをえなくなる。(中略)
 企画の開発費を押さえられる上に、他社が進めている企画の評判がマーケットリサ
ーチとなって、手堅いビジネスが可能になるのだ。最新のデジタル技術と職人芸で、
製作時間を短縮し、見た目にはまったく異なる作品に仕上げる。重要なのはストーリ
ーラインなのだ。 (89ページ)

模倣というと、とかく倫理や日本人のオリジナリティの有無にすぐに結びつける議論がありますが、「浮世絵が印象派の誕生を促し、西洋絵画の復活に寄与したものの、日本国内では衰退してしまった」(91ページ)ように、日本のアニメも戦略をしっかり立てないと、「第二の浮世絵」になりかねないという、模倣される側の危機感が本書の根底にあります。

 ('05/6/23) 
モノを大切にしていた文化

エッセーでしばしば引用言及させてもらっているメディア論のトップランナー、浜野保樹氏の近著『模倣される日本』(祥伝社 2005年)は、これが、メディアとコンテンツ論の延長にあることを知らずに手にする読者は、なにか偏狭的なニッポン文化賛美の書と勘違いしてしまうかも知れません。コンテンツビジネスが一国の文化にも関わってくるようになっている現在、自国の文化をこんなユニークな視点から見直すことは刺激的でもあります。たとえば、こんな一節があります。

 日本の様々な日用道具は、使い込まれて、使用する人の癖や私用方法がなじんでくる
経年変化が折り込み済みである。そのため使っている人にとっては、価値は減じるどこ
ろか、増してきて、ものを大切にし、長く愛用することになる。短期間に古びさせて、
捨てさせるという方法とは真逆の考え方だ。(中略) 
 生活様式の劇的な変化から、そういった愛用できるものが駆逐されていった。(中略)
結果的に愛着もわかない、安くて一見便利なものだけに取り囲まれていき、その反動と
して法外な値段のブランドものに「愛着」のはけ口を求めることになる。(149ページ)

バイクを消費財と見るか、道具と見るか、人により異なるでしょうが、当サイトに登録されているライダーにとっては「愛車」であったはずです。私たちはつい他のライダーもみなそうだろうと思いがちですが、実際はそう考える人が少数派であるのが今の日本の姿で、それは結局は、日本人が憧れの外国の生活様式を模倣しているからだ、と言えなくもないでしょう。

 ('05/6/14) 
霊長類が狙われる

Monkey Gorilla Ape の盗難が多く報告されています。今日の新規登録に3件もあります。改造やカスタムのベースになるモデルでもありますので、ひょっとしたら、パーツをネットオークションなどで売りさばこうとする目的かも知れません。No.3'477 福岡市のApe100さんから。

はじめまして。
買って2ヶ月のApe100を盗まれました。
まだほとんど乗っておらず、
これからという矢先の出来事で、
精神崩壊状態です。

昨日、AM2時頃会社から帰宅したところ
愛車のApe100が無くなっていました。
警察に連絡し、盗難届けを済ませたのですが、
警察の怠慢な態度に腹立たしさを覚え、
捜索は自力ですることにしました。

私なりに調べた結果、一昨日のPM9時半頃には
すでに盗まれていた模様でした。
手口からして、もしやプロなのではと不安を感じているのですが
どうにかして愛車を取り戻したいと思っています。

同じバイク好きの皆様にご協力いただきたいと思い、
メールしました。
なにとぞ登録の方、よろしくお願いします。


 ('05/6/12) 
バイクを降りたときも心が休まるように

登録番号は伏せますが、先日登録のUさんから。文中、防犯対策用品についても、窃盗団に手の内を明かすことはないので、これも伏せております。

登録内容を確認しました。ありがとうございます。

たった今(AM4時)バイクの方で物音がしたので
いつものように確認のために外に出てみると
20メートルほど離れた所に白いバネットが止まっていました。
何もない場所なのでいかにも怪しいと思い物陰から見ていると、
スライドドアを閉めて静かに去って行きました。
いつも夜中に仕事をしているので夜中の人の動きはよく知っていますが、
見た事のない車でした。よく見えませんでしたが、男が2人でした。

思い過ごしかも知れませんが、
僕のバイクを狙ってきた泥棒が僕を見てあきらめて帰ったように思います。
視力が悪いのでナンバーは見えませんでした。

今はXXXXXに乗っていますが、買った当初からカバーをめくられたり
アラームを鳴らされたりしているので2回目は必ず捕まえてやろうと
かすかな物音にも必ずすぐに出て行って確認するようにしていた所、
いたずらは止みましたが、安心はできません。

というか、バイクを降りている時には心が休まる事がありません。

玄関にはXXXXX用にXXXXXXとXXXXXX、
懐中電灯と大型のXXXXXを常備して族の来襲に備えています。
実家にいた頃はこんな物騒な心配とは無縁だったのに、
アパート暮らしはバイクの管理に一番神経を使いますね。

早くこういう事がなくなってくれる事を望みます。


 ('05/6/8) 
マンションは盗んだバイクの隠し場所

マンションの自転車置き場などは、時として盗難バイクの格好の隠し場所にもなります。これまでも住人のものではないバイクが置かれていると、発見に繋がったケースが何度もありました。今日の、No.3'138 小山市Dio CESTAさんからの「発見のお知らせ」をご覧ください。


 ('05/6/6) 
「All the President's Men」

当時のニクソン大統領を辞任に追い込んだウオーターゲート事件の情報源「ディープスロート」が、じつはFBI副長官だったことが30年ぶりに分かり、大きなニュースになっています。この事件を追った二人のワシントンポストの記者Carl BernsteinとBob Woodwardの著書「All the President's Men」はすぐに映画化されて、日本では『大統領の陰謀』というタイトルで公開されました。

この『大統領の陰謀』は、それまで映画ファンでなかった私が映画に関心を持つようになったきっかけとなったものです。ニュース記事では言及を控えているみたいですが、情報源の暗号コード「Deep Throat」とは当時知られたポルノ映画のタイトルでもありました。

そのときは、この『大統領の陰謀』の原題「All the President's Men」がなにを指すのか分からずにいましたが、ずっとあとになって、これはマザーグースHumpty DumptyのAll the King's Men のもじりと知りました。ずいぶんとユーモラスなタイトルだったわけです。

アメリカでは「陰謀」がもっともっとひしめいているでしょうが、こんなふうに、事実が暴れるオープンさというものも、また面白い現象です。我が国では、事実そのものを潰しにかかる陰謀と情報操作がふつうです。昨日付けの「中村正三郎のホットコーナー」は、朝日ニュースターで報道された番組「日本のタブー・検察ファシズムの闇」について取り上げています。タイトルに使えるちょうどいいわらべ歌は、はたして日本にありやなしや。


 ('05/5/30) 
同じ手口でまたも乗り逃げ

昨夜帰国しました。メルボルンのダウンタウンをトラムで走っていたら、「バイク横丁」とも言えそうな、ハーレーはじめメーカーの新車バイクショップが並ぶ通りが見えました。今回は仕事で忙殺されたので、外出したり写真をとっている暇もありませんでしたが、あんなにショップが並んでいる都市も珍しい。オーストラリアはもう晩秋です。

このコーナーの4月30日付けで「あらての手口」としてNo.3'423 田無市HORNET900を乗り逃げした被害をお伝えしました。なんとその犯人が、こんどは調布のバイク屋にHORNET900に乗って来て、同じ手口でCBR600RRに乗り換えて逃げたそうです。今日の「発見のお知らせ」をご覧ください。


 ('05/5/25) 
数十台の盗難バイクが解体屋で押収

今日の発見のお知らせのNo.3'426 横浜市のD-TRACKERさんによると、相模原警察署が盗難バイクを解体してパーツとして売りさばいていた業者を摘発したそうです。D-TRACKERは解体前でしたが、他に何十台ものバイクが押収されているとのこと。私は今週初めからメルボルンに来ており、詳しく調査できないでおりますが、日本でニュースになっていて、「もしかして自分のバイクも」と思われる方は、直接相模原警察署に問い合わせてみてはいかが。


 ('05/5/22) 
6月からスタートか「二輪車盗難照会システム」

『Motorcycle Information』の5月号に『盗難バイクか否かを二輪車販売店で検索 「二輪車盗難照会システム」が6月スタート』という記事があります。高速二人乗り解禁やATバイク免許制度のニュースの陰に隠れて、あまり話題になってはいなかったようです。

これは、全国二輪車安全普及協会が公安委員会から盗難被害届の情報開示をうけて、それを自社のサーバーに保存管理、全国の二輪車販売店が、持ち込まれたバイクが盗品かどうか、インターネットを通じてそのサーバーに照会して、回答を得る、というもの。協会のサイトの該当ページを見ると、概念図はあるものの、サーバーから回答される情報の詳しい内容はまだありません。

この背景には、最近のエッセーで触れましたが、すでに中古車販売台数が新車を大きく上回っている事実があります。これに個人売買を加えると、バイク市場とはすなわち中古車市場である、とも言えるほど、その比重は大きいものです。バイクショップは、新車販売だけでやっていけない状況にあり、むしろ中古車を積極的に扱う必要があろうかと思います。BMWは「認定中古車」という、中古のバイクを新品のようにレストアして、メーカー保証を付けて販売するシステムを持っています。そのコストと値段はともかくとして、まだまだ走れるバイクをそのように再生することは、ユーザーにとってありがたいことであると同時に、環境問題からも高く評価されるべきポリシーです。

さて、この「照会システム」は買い取ろうとするバイクが盗品かどうかチェックできるという意味では歓迎されるものです。当サイトの当初の目的そのものです。ただ、これは公安委員会の被害届情報を利用するというものであり、各省庁の縄張りを越えた、VINによる車両の統一的ID管理には、まだまだ遠い道のりがありそうです。


 ('05/5/21) 
ハヤブサよりモンキー

このページの盗難車リスト照合で「MONKEY」をキーワードにすると、ヒット件数120件、「GORILLA」は38件ヒットします。同じく今日の登録の「CBR1100XX」は登録台数が53台です。同様に窃盗団に「人気」のGSX1300R「HAYABUSA」は48台。No.3'450と3'451はそのハヤブサには目もくれず、モンキーとゴリラだけを狙った犯行です。

初めまして、2台まとめて盗まれてしまいました。

コンクリートにアイボルトを打ち込み、ワイヤーロックで固定していました。
手前にGSX1300Rが置いてあり、奥になっていました。
GSX-1300Rは無傷です。
最近、バイクカバーが破れて、付けていなかったので駄目だったと思います。
ワイヤーロックは発見できませんでした。


 ('05/5/18) 
路上に駐めた瞬間ターゲットに

しばらく大型高級バイクの窃盗が静まっていたのですが、ここにきて大阪と東京でハーレーやハヤブサなど、大型バイクの盗難被害が再発しています。その手口は先日紹介したように、わずか10分で犯行に及ぶこと、どうやら集団プレーで、路上に駐めたバイクのオーナーを監視して「ゆとりで」持ち去ること、オーナーのように振る舞う(したがって日本人でなければ中国系か)ことが特徴です。バイクを路上に駐めた瞬間にターゲットにされている、と心しましょう。No.3'444 MV AGUSTA F4S EVO3 さんの被害状況は以下のとおりです。

場所は、大阪のJR福島駅北へ約100mのココイチ(カレー屋)。
日時は05/05/08(日)PM3:30頃。
食事のため店前の路上にバイクを止めて入店、オーダー後、
店内禁煙のため外に出て一服(そのときはまだバイク有り)。
再入店後、食事(10〜15分)。
支払いを済ませて店外に出たときにはバイクがなくなっていた。
という状況です。


 ('05/5/15) 
滑りやすいSA/PAの二輪駐輪スペース

今日、大月方面に向けて中央高速を走行中、どしゃ降りのにわか雨に遭い、石川PAに逃げ込みました。PAやSAには屋根付きのバイク駐輪スペースが設けられているので、そこに入れようとしたら、バス旅行の乗客がそこに雨宿りしていて、入れず、やむなくその横で「自然洗車」をしてしまいました。

その駐輪スペースには先にMAJESTYとCBR1000RRが、同じように雨宿りしていたのですが、このスペースの路面はわざわざ色でペイントされています。この2台のオーナーと話していたら、じつはこのペイント(と二輪用という文字のペイント)が水で滑りやすいのだそうです。気の毒に、MAJESTYは滑って転倒してしまい、カウルとフェンダーを割ってしまったとのこと。それもショックですが、大勢の人が見ている前だったので、よけいです。

雨に降られて、あわてて屋根の下に逃げ込もうとすると、思わぬ落とし穴があります。お気をつけください。


 ('05/5/8) 
わずか10分で盗む手口

またもハヤブサがやられました。神田白山通りの路上で被害にあったNo.3'434の隼は目撃者がいました。

神田神保町2丁目(白山通り)にて午後3時20分~40分の短時間に被害に遭いました。
ハンドルロック&イモビアラームをセットしてありました。

目撃者の証言によると、革ジャンを着てヘルメットを被った男がアラームを鳴らした
ままの隼を押して反対車線の細い路地に入って行ったところで消息が途絶えました。
アラームのリモコンを押しながら周囲を探しましたが時すでに遅く、たぶん車に積ま
れて逃走したのでしょう。白昼の10分から15分の犯行です。本当に悔しくて眠れ
ません。

隼は、アラームを鳴らして助けを求めているのに当の本人は、ラーメンを食べていて
全然気がつかないのですから、本当に情けないオーナーです。なにか、情報が有りま
したらご協力よろしくお願い致します。

これまで、秋葉原電気街などの賑やかなところでの犯行が目立っていましたが、窃盗団は場所を変えてきているかも知れません。路上のバイクを狙う手口はいつものことですが、なぜものの10分で盗むことが可能かというと、その手口のひとつが、バイクを降りたライダーを、一味の1人が後をつけて、バイクから充分離れたところで携帯などでで仲間に連絡するとともに「監視」を続ける、というものです。ですので、ハンドルロックのみの路上バイクはターゲットになりますし、キーをこじられてエンジンのかかるバイクなら乗り逃げされます。ちょっとの駐輪にもU字ロックなどを必ず施錠しましょう。

 ('05/5/4) 
スパイダーマンの隼

No.3'429 世田谷区のハヤブサさんは、映画にも使えそうな、こんなユニークなペイントで防犯対策としておりました。確かに、こんなに目立つカラーリングなら、ちょっと手が出せないはずでした。

過去6年の間に3回盗難されており(ブラックバード1台、隼2台)、これで4度目です。

3回目の時はP−doco積んでて、1度だけ検索出来たんですが2度目は出ず
その付近を捜しましたが見つかりませんでした。
3週間後位に他の方がやはりPHSを搭載したまま盗難され、
その場所(私の検索場所から5分位の所)を突き止め逮捕となりました。
隠し場所には10台位の大型バイクがあったそうです。
私のバイクはもう輸出されてしまったようでした。

今回はそんな理由もあってこんな派手なペイントにし、これなら盗まないだろうと油断してました。
パーツなどをひとつずつ海外から購入して、とても可愛がっていたので諦め切れません。
よろしくお願いいたします。


 ('05/5/1) 
VINOは「所有物というよりも長い友達」

No.3'424 多摩市のVINOさんにとって、バイクはツーリングの友でした。

朝のズームインで「GWは泥棒さんのかき入れどきです」
というのを見てた矢先、まさに初日に盗られてしまいました。

「ほかの中古バイクなんか欲しくない・・・・」

原チャリとはいえ、東京−仙台間を往復したこともある
ツワモノです。つい先月も、東京−山梨間のまだ凍結した山道を
往復してきました。ちょっとだけハーレーの後ろについたりして。
次は長野県を目指してみようかなどと目論んでいた矢先でした。

買うときも、本当はお金がなくて「中古の3万ぐらいのでいいや」
と思ってバイク屋にふらふらと見にいったのに、見た瞬間に
一目ぼれして無理して買いました。毎年点検にもちゃんと出してました。

自転車を盗まれたときも頭にきましたが、このバイクは所有物という
よりも長い友達みたいなもので、もうその比ではないです。
「もうすぐ地球半周」ぐらいの距離をいっしょに走ってます。
ヤフオクでVinoの部品が大量に出されてるのを見ると、もしかしたら
こんなにされてるのかと思うとやりきれません。

犯人を憎むと同時に、U字ロックさえしてなかった自分にも情けなくなります。
(ロックしてても盗まれた人はたくさんいるようですが)
となりにあったVinoは3年ぐらい動かした形跡がなく、「持ち主
ひどいよなー。たまには乗ってあげないとなー」と思ってたのに、
U字ロックのおかげかどうか、盗難のターゲットにならず今も
駐輪場に置かれてます。

こんな盗難をする人たちを簡単に許したくもないので、
他の人のでも、怪しげなバイクを見かけたらこのサイトで検索
しようとおもいます。




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