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This is a site where motorcyclists help each other to get their stolen motorcycles back.

CBX - Chasing your stolen Bikes to eXtremes
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(Since Aug 2, 1998: Moved from So-net to Biglobe Nov 16, 2006: Last updated June 6, 2016)

盗難バイク インターネット捜査網



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携帯で盗難車照合 [利用案内]
ケータイ用の検索ページは小さな画面に合わせて設計してありますが、パソコンのブラウザーでもご利用できます。以下がその検索窓です。「利用案内」を一読の上、お試しください。とくに登録をされている方は、ご自分のバイクが検索できるか、ご確認ください。


これは盗難車では?と思ったら

[ xrabbit ] option

あなたのホームページにこの検索フォームを


「X白バイ」に登録ください

 ケータイで検索できるのは、盗難バイクばかりではなく、捜査にご協力いただいている方々のバイクもヒットするようにしたいと思います。なんのため? ...続きはこちらへ

small rabbit
「Xうさぎ」の紹介: 

 当サイトのマスコット、ならびに『X白バイ』のシンボルとして「Xうさぎ」が誕生しました。作者は漫画家・イラストレーターの樹林さんです。高解像度の ステッカーバージョンはこちら。ファイルが開いたら、いったん保存して、画像ソフトで開いてプリントしてください。インクジエットプリンターでは、解像度200 - 300pixel/inch、幅が7 - 20cm のサイズ設定で充分写真品質の仕上がりになります。

ここは盗難に遭ったモーターサイクル捜索のページです

あなたのバイクが盗難にあったら、そのバイクに関する情報をEメールでお寄せください。ここに掲載いたします。掲載内容については「盗難バイクリスト」をご覧ください。(登録にはこの「登録フォーム」をどうぞ)

そしてあなたは、同じように被害にあった仲間のライダーのために、不審なバイク、放置されているバイク、中古バイク販売店で購入しようとするバイクが、ここに掲載されていないか、調べるお手伝いをしてください。

販売店は、持ち込まれたバイクが盗難車かどうかご確認ください。オークションや個人売買コーナーを提供する雑誌、ショップ、サイトは、車体・エンジン番号の提示を義務づけるようご配慮ください。税関の輸出審査官の方は、中古バイクの輸出申請にたいして、どうか貨物内容点検をお願い致します。

盗難登録バイクを発見されましたら、まず110番または最寄りの警察に、<届け出警察署名>と<届け出日>を添えて通報して下さい。また、こちらにもEメールでお知らせいただければ、登録者に連絡いたします。

盗まれたバイクを個人で捜し出すのは、まず不可能です。それに、盗難届を出しても、捜索されるわけではありません。でも、インターネットのおかげで、情報を交換できる環境ができました。バイクを盗まれて、泣き寝入りするだけの時代は終わったのです。どこまでも、犯人とあなたの盗まれた愛車を追いかけましょう。あなたがモーターサイクルを愛するなら。


バイクを見つけて下さった方へのお礼について

バイクを発見して下さった方にたいして持ち主の方は、拾得物の届け出のルールに準じて、発見時のバイクの価値(あくまで持ち主の主観と判断による)の10 - 20 %相当のお礼を考えていただけないでしょうか(現金、商品券、図書券など)。詳しくはこちらの提案をご覧下さい。

エンジン番号を控えていますか?

エンジンには製造番号が刻印されていますが、車検証には記載がありません。エンジン番号は車体番号と同様、所有者を特定できる情報ですし、またエンジンは載せ替えられる重要パーツですので、自身で刻印の位置を確かめるとともに記録しておきましょう。もちろん、車検証、登録書類はバイクに積んだままにしないで、常に携行すること。

法をこの手に

被害届だけではバイク盗難は無くならない。『刑事告訴』に訴えましょう。



ヘッドライト・テールライト

"I don't want a used ride. I want my motorcycle. It's an extention of my soul if there is such a thing."
「ほかの中古バイクなんか欲しくない。あれは私のバイク。私の一部のようなもの、心が繋がっているの」
- Dark Angel Episode #105 "411 on the DL" から -

Save Dark Angel
「Dark Angel に見るバイクのキャラクター」

特集1 台湾からバイクが戻ってきた

台湾からのバイク奪還記の前編を『バイクは海を渡った、そして再び海を渡って登録者の元に』【'04/8/21】に、後編を『コンテナの扉は歴史のページの開く音がした』 【'04/9/29】に掲載しました。3台はオーナーの手元に渡り、11月末現在で2台の登録完了の報告をいただいています。そのうちから、大阪のVTR-SP2 藤原さんの登録までの記録を紹介します。『返還したVTR-SP2の再登録レポート』【'05/2/26】 

また、12月に実現した第2次バイク引き取り訪台により、8台のバイクが戻ってきました。その記録を『台湾から第2次分の8台のバイクが帰還』【'05/2/19】に掲載しました。

大阪のVTR-SP2 藤原さんがバイクメカニックのHPを開設して、そこに『盗難の話』として詳細を語っています【'06/2/4】

共同通信社より取材を受けて配信された記事が The Japan Times に掲載されました。"Cyber-hunters go after stolen cycles" by Shigeki Wada, Kyodo News【'06/11/29】


特集2 バイクのIDはVIN

海外向け日本製バイクや日本に輸入される外国製バイクにはそのバイクの固有番号として17桁の英数字からなるVIN (Vehicle Identification Number) がフレームに刻印されています。これはフレーム番号ではなくて、車両のIDです。かたや日本市場向けの日本製バイクは登録証に「車台番号」が記入されます。これはVINとどこが同じで、どこが違うのか?『VINはワインの香り』【'04/10/24】、『VINは盗難を防ぐのではくて、転売をできなくする』【'04/11/29】、『ネットオークションの盗難バイクを追う』【'05/1/17】、『ネットオークションで分解したバイクのパーツを転売、1000万円の利益(神奈川での逮捕例)』【'05/8/16】、『ネットオークションに愛車が、犯人を逮捕(No.3'398 APE100)』【'05/8/19】


特集3 次はギリシャから

ギリシャで、日本からの盗難バイク50台が押収されています。取り戻す意思を表明している当サイトの登録者は現在2名です。警察から連絡を受けたが、どうしたらいいか分からない、というオーナーは直ちにご連絡を。回答しないでいると「引き取りの意思なし」として現地で処分される恐れがあります。『ギリシャに日本からの盗難バイクが50台』【'05/4/28】


特集4 二輪車ETC問題

ハイカを全廃するに当たり「二輪用ETCの導入が遅れたら代替措置をとる、それが実施されるまではハイカは廃止しない」と公団が公約したにもかかわらず、05年9月で販売終了、実質的に全廃となりました。二輪ETCはこの春からモニター走行が始まってはいますが、このモニター用車載器を見るかぎり、とても一般のバイクに装着できるものには見えません。価格も不明で本格導入のめどさえ立っていないのが現状です。どうしてこんなことになったのか?【'05/10.29】 ここで取り上げた問題点 - ハイカ廃止に伴う割引代替措置、四輪並の車載器の価格、四輪並のコンパクトな車載器 - に対応するように二輪ETCが実現しました。二輪ETC問題は何を残したのか。連載最終回でひと区切り。【07.6.30】
『二輪車ETC問題』 その 1 / 2 / 3 / ・・・ / 21 / 22 /
番外編『二輪ETCについてのアンケート調査報告』【05.11.6】
番外編『二輪車ETC問題とは何か』【05.11.15】
番外編『疑惑の二輪ETCモニター募集』【06.3.4】
番外編『二輪ETC装着状況から見えるもの - アンケート集計』【07.6.9】
最終回『二輪車ETC問題とは何だったのか?』【07.6.25】
追跡『再び 二輪車ETCは普及しているか?』【08.7.2/10.6.7】


特集5 ライダーが原発廃絶を願うわけ

理由はかんたん。いくらバイクがあっても、核汚染で、ツーリングで訪ねることのできる場所が、ライダーを歓迎してくれていた土地から人々が、消えてしまっては、意味がない。次の世代に、ツーリングの楽しさと行く先を残すために、そして、現在進行中の原発事故の意味を問うために、連載を続けます。【2011.5.21】

『福島原発事故独立検証委員会「調査・検証報告書」批判』(その1〜4)【2012.4.5】
『国会事故調』公開委員会 傍聴記
 第9回 深野弘行 原子力安全・保安院長 〜これが東大話法、これぞ法廷劇〜
 第12回 勝俣恒久 東電会長 〜敷地に到達する津波を想定しないことにした〜
 第13回 松永和夫 経産前事務次官 〜これが記者クラブの信仰する経産トップか〜
 第16回 菅直人 元総理 〜撤退問題は事実に依らずにマスコミがはしゃいだだけ〜
 第18回 清水正孝 東電前社長 〜ゲタを預ける責任回避癖が全面撤退の誤解を〜
 第20回 報告書発表 〜公開された報告書をマスコミ記者はそもそも読んだか?
福島原発事故の真実『たね蒔きジャーナル+小出裕章』8月22日放送分youtube
 〜 野田総理:2030年代前半で原発ゼロ実現を目指す??
  福島第一原発沖20キロでとれたアイナメから放射性セシウム〜

ドイツZDFテレビ『フクシマのうそ』2012 Dailymotionnew
 〜ZDFのハーノ記者が追ったフクシマの一年。ニッポンのメディアや
  事故検証報告が伝えない事実。字幕つき。字幕のテキストもあり。〜

チェルノブイリ原発事故の真実『ワレリー・レガソフ回想録 Part 1-4』new
 〜1988年4月 チェルノブイリ事故対策にあたった科学者ががモスクワ
  郊外の自宅で自殺しているのが発見された。彼が言い遺した真実とは?
  BBCのノーカットオリジナルは "Surviving Disaster - Chernobyl 2006"youtube

ドイツZDFテレビ『フクシマのうそ』2014 Dailymotionnew
 〜ZDFのハーノ記者が追った事故後3年目のフクシマ。ニッポンの
  メディアが伝えない事実。字幕つき。字幕のテキストもあり。〜




 (2016/5/10) 
CBXが”数百万円”とは!? 

おとといから昨日にかけてアクセスが急増していたので、さてはバイクの窃盗事件がニュースにでもなったか、とYahoo!ニュースで捜したら、やっぱり盗難事件でした。

最近では二輪窃盗事件は新聞やテレビのニュースにならないのですが、今回は中古バイクとはいえ相場が「300万円」相当というのでニュースになったようです。いまどき中古で100万円以上というモデルは数えるくらいしかありません。案の定、被害バイクはCBX400Fでした。

8日午前2時半前、八尾市の近畿道上り線で、男2人の乗った車が会社員の男性(22)が
運転するバイクに幅寄せしてきました。男性がバイクを路肩に止めたところ、助手席の
男が降りてきて「降りな、しばくぞ」と脅し、バイクを奪って車とともに逃げました。
奪われたのはホンダ製のCBX400Fと呼ばれるバイクで、今は造られておらず、中古市場
では数百万円で取り引きされているということです。
「降りな、しばくぞ」“数百万円”のバイク奪い逃走
テレビ朝日系(ANN) 5月8日(日)11時52分配信
犯行現場が高速道路上であることが、犯行の大胆さと、CBXの市場価値をを物語っています。ただ、日本の高速道路はNシステムあり、料金所に監視カメラあり、ETCの記録あり、ですから、警察が本気で捜査すれば簡単に犯人は捕まるように思います。もしもこれで犯人が挙げられなかったら、それは日本の警察はバイク盗難事件を捜査しない、という誤ったメッセージを窃盗グループに送ることにもなりかねません。


 (2016/4/27) 
新エンブレムと一緒に五輪も新名称に ― 東京モリンピック 

東京五輪の新エンブレム発表セレモニーの動画をご覧になった方は、きっとセレモニーが葬式のように沈んだ空気だったことに驚いたことでしょう。壇上で紹介されたA案の作者も、最終選考に漏れたほかの3名も、すこしも華やいだところがありません。王委員にいたっては、試合に惨敗した監督の表情です。

それにしても、なぜA案に決まったことが発表会の30分も前に漏れて報道されたのか、委員会に調査する気がないことが不思議でしかたがありません。しかもゴシップ系メディアではなくて、NHK、民放、通信社が報じたといいます。

(発表会に「ワクワク感」がなかった)もう一つの原因である漏えいは一体誰が
したのか。調査の有無を問うと組織委職員は「漏れたのすら知らなかったから、
コメントはない」と否定する。過去に新国立競技場のデザイン案が2つで争われ
たときに、一方の案に肩入れする発言をした森氏が漏らしたのか。
【東京五輪エンブレム】なぜ「組市松紋」 なぜ「発表前に漏えい」
東スポWeb 4月27日(水)6時0分配信
期限つきとはいえ「機密情報」が漏れたのに、犯人を特定するつもりがない当事者の態度からは、逆に黒幕が絞り込まれそうです。エンブレムどころじゃない、「東京五輪」も新名称が必要になるかも。


 (2016/4/26) 
やはり「A案ありき」だった ― 東京五輪エンブレム選考過程の「透明性」 

昨日、2020年東京五輪・パラリンピックの新しいエンブレムの発表セレモニーがありました。委員会が選んだのは、最終候補4点のうち「A案」と呼ばれていた市松模様の候補作。なんだ、やっぱり、と思った人も多かったはず。私もその一人です。

今月8日に最終候補の4作品が発表されたとき、Yahoo!ニュースが「A案ありきのプレゼンテーション」だとする論評にリンクをつけておりました。

1対3の構図 - 「A案」VS「BCD案」
HIRANO KEIKO’S OFFICIAL BLOG 2016.04.09 Saturday
私が4図案を見て感じたことそのままが書かれており、筆致もあざやかで同感することしきりだったのですが、ここまで見透かされてしまってはエンブレム委員会はどんな手が打てるのかしら、と興味津々でした。そして結果は、「けっしてブレない、けっして諦めない」根性スポーツ精神を委員会が発揮した形となりました。

とうぜん、記者会見では、選考プロセスの透明性について質問が集中しました。Yahoo!で見つかるニュースのなかでも THE PAGE が、

ただネット上など一部では、今回の選考について「A案ありきだったのでは」
と指摘する声もある。こうした見方に対して、エンブレム委員会の宮田亮平
委員長は「私どもは公明正大に審査してきた。最初から『A案ありき』という
考え方がまかれたときは腹立たしかった」と語気を強めて否定。
新エンブレム「A案ありき」の見方を否定 宮田委員長「腹立たしかった」
THE PAGE 4月25日(月)22時0分配信
さらに、結果発表の前に一部メディアによる報道があったことを伝えています。この発表セレモニーと記者会見の一部始終は、同じくTHE PAGE が YouTube で配信しています。
新五輪エンブレムに「組市松紋」のA案 宮田委員長と王貞治氏が発表
その実際の質疑応答の部分を見ると、透明性どころか、はじめから結果ありきの、形だけの委員会だったのか、とあきれるシーンが見られます。とりわけ最後の質問として日経記者が「選考のプロセスの中でいちばん苦労されたことは?」と質問したときの委員長の回答、
宮田委員長:(この委員会はスポーツ界、経済界、法曹界、
デザイン業界の委員から成っているので)
いろんな方(委員)からいろんなお話を聞くと
大体紛争します。
ネットに非常に強い人とか、いるわけですね。
かならずぶつかります。ほとんど
「反対。その意見には反対です」
というふうなことが、平気で言うような会議でした。
その中で、たまたま王さんがいるんでね、
これは、もう収拾つかないな、っていうときに
ちょっと王さんに振るんですよ。
そうすると、ホームランになるんですね。たった一言で。
それまでは、もうこんなんなって(手を前で振り回して)、
蜂の巣をつついているようなところを、ですね、
たった一言なんですけどね、
それがスパーって、場外に球が消えてゆくんですね。
そのような感じで委員会がまとまりました。
本人は自慢気ですが、あれれ、これ、自分で墓穴を掘っていませんか。「反対意見」も含め、議論することこそ委員会の目的として当たり前のことであって、初めから結論ありきで委員会を仕切ろうとしたのなら、委員会の存在意義がありません。それに、王委員だって、たんに反対意見を押さえ込むための番犬を演じたわけでもないでしょうに。

私は「A案」が、良いとか悪いとか、好きだとか嫌いだ、とか議論するつもりは全くありません。あくまで選考のプロセスを問題にしています。委員長は「透明性」と「参画」をキーワードにした委員会だ、と強調していましたが、その「参画」についても、各種メディアでの一般投票では「A案」は下位にありました。

上記のブログで HIRANO KEIKO氏は最後にこう付言しておりました。

すでにネット上ではどの案が良いという意見が出ていますが、注意しなければ
ならないのは、今回のコンペは国民投票で決まるのではありません。結果的に
エンブレム委員会が選ぶ以上、今回コンペも国民の総意ではないということだけ
は見誤らないようにしなければなりません。
では、どうしてこんな見え透いた手口を使ってまで、エンブレム委員会は国民の総意からかけ離れたデザインを選ぶことに固執したのでしょう?

私のたんなる想像ですが、きっと、組織委員会内の特定のだれかが「オレが決める」ということにこだわったのではないか。これも、ひょっとしたら業界関係者の間では、すでに周知のことかも。



 (2016/4/20) 
表現の自由に関する国連特別報告者の記者会見 

国連人権理事会が任命した特別報告者(表現の自由担当)のデビッド・ケイ米カリフォルニア大アーバイン校教授(David Kaye, U.N. special rapporteur on the promotion and protection of the right to freedom of opinion and expression)が19日、訪日調査を終え、外国特派員協会にて記者会見を行いました。その概要を、今朝の「羽鳥慎一 モーニングショー」が報じてくれました。しかし、主要メディアは小さく取り上げていただけでしたので、会見の動画をYouTubeで探すと、すでにアップされておりました。

デビッド・ケイ(「表現の自由」国連特別報告者)
〜外国特派員協会での会見を生中継&アーカイブス〜
JCC 2016/04/19 に公開
大手メディアの取り上げ方はどれも似たもので、たとえば時事通信の
日本の「表現の自由」の状況を調査するため来日した国連人権理事会の
デービッド・ケイ特別報告者は19日、放送局への停波命令の可能性に
触れた高市早苗総務相の発言などによって、日本のメディアの独立性が
脅かされているとの認識を示した。
放送法は「改正を」=対メディア圧力に懸念―国連報告者
時事通信 4月19日(火)19時28分配信
に代表されるように、政府によるメディア統制の懸念を見出しに使っております。

しかし、会見を実際に見れば分かるように、報告はニッポンメディアにたいしてもその責任を問うているのです。メディアが、政権の監視役になるどころか、政府に懐柔される、あるいは政府広報に堕する温床のひとつに「記者クラブ制度」があることはジャーナリズムに関心のある人には周知ですが、そのことをデビッド・ケイ氏も明確に指摘しておりました。ところが、その発言を報じたのは、私の見た限りでは、2紙だけでした。

ひとつは東京新聞。

記者クラブ制度についても「情報へのアクセスを弱体化させている。
廃止すべきだ」と述べた。
「特定秘密保護法は報道に重大な脅威」国連報告者が初調査
東京新聞 2016年4月20日 朝刊
もう一つは The Japan Times。会見を伝える記事の見出しそのものが、
U.N. rapporteur on freedom of expression slams Japan's 
"press club" system, government pressure
The Japan Times Apr 19, 2016
'press club' とカッコ付きなのは、これが日本「独特」の制度ということもありますが、そもそも、自由な報道をすべきメディアの一部が閉鎖的な「クラブ」を作って政権と接点を持つということ自体が、報道の自由を否定するものです。「記者クラブメディア」が今回のデービッド・ケイ氏の報告を大きく取り上げない理由も、見え隠れします。


 (2016/3/13) 
ネットの役割にメディアの監視も ― なでしこ「検証」記事を検証する 

3月8日のコラムで、なでしこバッシング記事の代表例として引用したスポニチ・アネックスの連載記事は

「<なでしこ落日>と題した全5回の緊急連載で、チーム内外にあった問題点を検証する」
とずいぶんな大上段な構えの書き出しで始まっていたのですが、2回目が翌日の9日に掲載された後は、「緊急連載」のはずが第3回目は12日になってやっと出たきり、今日も音沙汰なしです。記事に対する批判が大きかったのか、あるいは、最終戦の内容が予想とは外れたものになったので、後出し記事の原稿を修正しないとならなくなったか、のどちらか(または両方)なのでしょう。

そもそも、連載にしなければならないような長大記事でもなし、「特別取材班」とは執筆者の名を伏せた匿名記事という意味でしかないし、ほんとに自社記者による記事だったのか、という疑惑さえ生じさせます。

ヤフーの検索で見つかる記事のなかで私が見た限りでは、なでしこの問題点を真摯に分析した記事はこの署名入り記事だけでした。

【検証】消えたリオ五輪。なでしこに何が起きていたのか?
早草紀子 2016.03.11 webスポルティーバ
【検証】消えたリオ五輪。なでしこ立て直しに私たちができること
早草紀子 2016.03.12 webスポルティーバ
とくに、どのスポーツ新聞も書かなかった協会の問題点の指摘は、「どんな小さなキャンプでも、どんな僻地の遠征でも帯同してきた」ジャーナリストだからこそ書けるものでしょう。
「(協会は)抜本的な対策を打ちださなければならなかった。手詰まり感のあった
カナダワールドカップで問題点に気づかなかったとは思えない。それでも手を打たな
かったのであれば、慢心以外に表現が見つからない。どこかでなでしこジャパンは
オリンピックに出場して当然という過信がここにも存在していたのではないか」

「出場権が絶望的となった中国戦後に大仁邦彌会長が「このチームは古い」と言い捨
てた。まだ2戦を残している大会中に協会のトップが口にする言葉ではない」

「世界で活躍してくれれば万々歳だが、本気でサポートはしない。けれど、結果が
出なければいち早く切り捨てる。こう取られても仕方がないのが現状の協会の姿勢では
ないだろうか」
早草紀子 上掲 2016.03.12
この協会に対する言及は、注意深い読者なら、同時にスポーツ新聞によるバッシング記事をも念頭に置いていることが分かるはず。こうして、なでしこがリオ五輪出場を逃したというニュースよりも、それを日本メディアがどう報道評価したかが、ネット上で「検証」すべき対象である、と思います。


 (2016/3/10) 
なでしこ ― 総括の最終戦 

昨夜の対北朝鮮戦でなでしこは、雨で水のたまったピッチコンディションにもかかわらず、ドイツWCの決勝戦で見せてくれたような、なでしこらしい見応えのある試合をしてくれました。その試合の印象を特徴づけることがいくつかありました。

まず、冷たい雨の降るなかにもかかわらず、スタジアムに多くのサポーターと観客が集まったこと。11年のワールドカップで大活躍するなでしこの姿は、震災で打ちひしがれた日本にとって大きな励ましでした。そして今、苦しんでいるなでしこを、こんどは自分たちが応援する番だ、と会場に足を運んだ人たちや、この苦境の中、どんな戦いを見せてくれるのかを確かめにきた未来のなでしこたちがいたことでしょう。

試合の開始前、まだ雨の降るなか、コンディションを確かめるためにピッチを、なにやらことばを交わしながら歩き回る宮間と岩渕の姿がありました。そうして本番では、その宮間からのクロスを岩渕がヘッドでゴールに押し込むと、小さな体が宮間に抱きついておりました。岩渕のこの決勝点を、今度はあわやの失点をゴール前で体を張った宮間がヘッドでかわし、GKの山根は決定打を顔面でセーブするというプレーで守り抜きました。

試合終了の笛とともに号泣したのが山根。初戦のオーストラリア戦での失点を思う気持ちが溢れたのでしょう。同様に宮間と並んでサポーターに挨拶していた岩渕も涙を流していましたが、きっと彼女の脳裏にあったのは、4年前のロンドンオリンピックの決勝で、アメリカのGKソロと一対一で対峙した決定的チャンスにシュートを阻まれたことの苦い記憶ではなかったか。あのとき、自分が入れてさえいたら・・・という悔いをずっと抱えていたのではないか。それがようやく払拭されたことの涙のように見えました。

試合後の記者会見は放送されませんでしたが、佐々木監督がメディアの「ゴシップ記事」に苦言を呈していました。

「負けた時にゴシップのような記事の内容を書くのはスポーツ新聞じゃないと思う」
「僕の批判はいいんですけど、選手がこう言っているだ、ああ言っているだという、
なんか負けるとゴシップばかりが書かれて」
“退任会見”でなでしこ佐々木監督が苦言「ゴシップばかりが書かれて」
ゲキサカ 3月9日(水)23時18分配信
私の見る限り、このコメントを報道しているのはこのゲキサカだけで、もちろん「ゴシップ記事」を掲載した新聞は取り上げた様子がありません。私がおとといのコラムを書いたとき、はじめ「ゴシップ」と明言しようと思ったのですが、事実の確かめようがないので、敢えてこのことばを使うのは避けました。ゴシップというより「バッシング」ではないか、とも思いましたが。

「代表引退の意向」の筆頭にあがっていた宮間は、このことを聞かれて、

「代表チームは自分で行く、行かないというようなことを言う場所ではないと思います」
宮間あや「すぐには切り替えられない」…去就については明言せず
SOCCER KING 3月9日(水)23時47分配信
と、あっさりゴシップ記事を一蹴。

そう、試合を印象づけた最後のエピソードは、なでしこが北朝鮮に打ち勝っただけではなくて、自国メディアのバッシングをも結果とことばで斥けたこと、でした。



 (2016/3/8) 
なでしこ五輪予選敗退に大はしゃぎの日本メディア 

まだ明日の北朝鮮との最終戦が残っているというのに、スポーツ各紙が選手の「代表引退の意向」のニュースを造るわ、監督、ベテラン、若手の間の「溝」を物知り顔に明かすわ、日本メディアはなでしこの五輪予選敗退という結果の後追い記事作りにはりきっています。問題点を検証するのは、それはそれで結構。けれど、それは同時に日本メディアの問題点を自らさらけ出していることにもなります。例として、5回連続という以下の記事。

(ロンドン五輪で)初の銀メダル獲得に沸いたが、その直後に状況は暗転。同五輪で
勇退するはずの佐々木監督が一転、残留となった。そこから不協和音が流れ始めた。
なでしこ佐々木監督「俺をバカにしている」 ロンドン五輪後に求心力急降下
スポニチ・アネックス 2016年3月8日 09:35
ほかにも、同様に3回連続予定の記事を掲載しているところがあります。どうやら、こうしうた内幕記事というのは、他社に先を越されまいとする動機がはたらくのでしょうか、小出しにしてでも、明日の試合が終わるまで待てなかったと見えます。

上記の記事にたいして私は「さもありなん」の反応しかできません。ただ、あきれるのは、記者が問題点を把握したそのときに記事にしないで、後出しにしていること。反対に、明日の試合の結果も見た上で分析すべきところを、こんどは先出しにしていること。もっと言えば、監督の続投を決めた(要請した)のは協会と思うが、その責任に言及する覚悟があるのかないのか。

スポーツ報道全体がそうではないでしょうが、ジャーナリズムという自覚が欠けているように感じることがしばしばです。テレビでも、スポーツの国際試合で競技終了後に、インタビューアーの判で押したような質問にイライラします。
「先ず、今のお気持ちを聞かせてください」
  勝っていたら「うれしい」、負けていたら「口惜しい」に決まっているだろ。
「◯◯に向けての意気込みをお願いします」
  おいおい、意気込めってか!



 (2016/3/5) 
続 なでしこの不安材料は選手よりも監督 

このところ、テレビにしろ新聞にしろ「日替わり」ニュースにはコメントをする気が起きないで、月、年のスケールで世界の動きを観察するクセがついておりました。しかし、なでしこのリオ五輪出場が(ほぼ)消えたことについて、コメントしないわけにはいきません。それは、選手の責任ではなくて、監督、メディアの問題と思うからです。

それを象徴するのが、Yahoo!ジャパンのニュースのなかにあったこの記事、

(佐々木監督は)07年の就任から10年目を迎え、進まない世代交代や戦術の
マンネリ化はこれまでも問題視されていた。それでも11年W杯ドイツ大会で
優勝した後はロンドン五輪で準優勝、昨年のカナダW杯で準優勝。結果の裏に
隠れていた課題が一気に出た。
なでしこ佐々木監督退任へ 中国に敗れリオ五輪出場絶望的に
スポニチアネックス 3月5日(土)4時59分配信
「監督交替」は遅きに失したと私は思っていますが、はて「進まない世代交代や戦術のマンネリ化はこれまでも問題視されていた」って、いつ、どこで、誰が報道してたかしら? お前さん、それを記事にしたことあるの?ってつい執筆者に言いたくなります。まさかメディアの同業者仲間の酒の席での雑談のことを言っているのではないでしょう。

私はにわかサッカーファンでしかありませんが、あえて「なでしこの不安材料は選手よりも監督」にあると記事にしてきました。早めに交替してくれないかなあ、と願っていたのですが、選手には気の毒なことに、リオ五輪出場を逃さないと監督交替を決断できない日本のスポーツ界の体質が浮き彫りになりました。澤が現役を引退したのも、ひょっとしたら「自分が監督になるしかない」と女子サッカー界での役割を自覚したんじゃなかろうか、などと勝手な想像もしたものでした。どうやら次期監督の有力候補はU―20日本代表の高倉麻子監督とのことですが。

それと同時に、マスコミの記者、とくにスポーツ担当者の見識と意気地のなさにはあきれ返ります。「結果の裏に隠れていた課題」を指摘するのが担当記者の仕事だったでしょうに。記者たる者は、ちゃんと自分で分析、研究する能力がないとね。それとも、コピペの習慣と結果の後追い思考から抜け出せないか。もっとも、せっかく良い記事を書いても、その上のデスクのボスがボツにすることもあるでしょうけど。



 (2015/9/27) 
日本のいちばん短い日 

今年の夏に映画「日本のいちばん長い日」がリメークされて公開されましたが、私は見に行く余裕がありませんでした。が、こどものころ、この旧作を学校で見に行ったことを、その風変わりなタイトルとともに記憶しています。

印象に残った理由は、大きな疑問が残ったからでした。旧作か新作を見た方は、また見ていなくても、おおよそのストーリーをご存知と思いますが、無条件降伏受諾を天皇が肉声で臣民に伝える録音盤を、放送させまいとして、徹底抗戦派の軍の将校たちがレコードをぶんどろうと決起する話ですね。

疑問というのは、天皇って当時は「神聖にして侵すべからず」の絶対的存在かと思っていたのに、そうではなかったらしい、ということ。つまり皇軍とはいうものの、その中には平気で天皇に逆らう勢力があった、という事実がなにを意味するのか、分からなかった。

似た疑問は真珠湾攻撃の再現映画「トラ、トラ、トラ」を見たときにも残りました。奇襲攻撃は成功したけれど、最後のオチは、駐米大使がアメリカに宣戦布告を伝えたのが遅れた、というもの。宣戦布告と言っても、実際は外務省の日米交渉打ち切りの最後通牒であって、天皇の名での宣戦布告文書なんかではない。なぜだろう?

いったい、誰がいつどのようにアメリカとの開戦を決定したのか、その最高責任者が分からない。この映画、いわば「日本のいちばん短い日」。

「最後通牒」を届けるのが遅れて、「だまし討ちの真珠湾攻撃」となった原因を作ったとされる大使館の参事官、書記官は責任を問われるどころか、戦後は外務省の事務次官へと出世している。

どうやら戦争を遂行したのは、明治憲法下の法治国家ではなくて、立憲国家の下に生まれた、超法規的な軍指導部だった。「法的安定性」はどうでもよかった。憲法の上に自分を置く人たちによって国が滅びかけた。

憲法とはなんのためにあるのか、池上彰が解説していたのを聞いて、なるほどと思いました ― 「憲法は政府の行為を縛り監視するためにある」。そういえば、アメリカの大統領が就任宣誓をするときは、かならず、

I <name> do solemnly swear (or affirm) that I will faithfully execute the office of President of the United States, and will to the best of my ability, preserve, protect, and defend the Constitution of the United States.
(Wikipediaより)

私は合衆国大統領の職務を忠実に遂行し、全力を尽して合衆国憲法を維持、保護、擁護することを厳粛に誓う(もしくは確約する)。
(日本語訳 ウィキペディアより)
と誓っています。

政権が、憲法の解釈を勝手に変更したり、憲法に反する法律を作ることは、自分を憲法の上に置くようなもの。今回の安保法案、まずは憲法違反なのかどうか、また憲法に違反するということがどういうことなのか、がまず問われます。政権が憲法に反することに走ること、それが「国の存立危機」のはじまり。



 (2015/8/15) 
終戦70年目の証言と「談話」 

いつもなら、あまりテレビのヒロシマ・ナガサキそして終戦の特集に期待しないでいた私ですが、今年の報道は例年に比べるといい番組が多かったように思います。とくに、いままで語られてこなかった事実や体験を初めてテレビの前で証言する人たちが、いちように90歳を越えていることに、70年経たないと分からないこと、話せないことが、まだこんなにたくさんあるのか、と思い知らされます。

きっと、沖縄基地問題、安保法案、そして原発再稼働と、安倍政権の暴走ぶりに危機感を覚えたメディア人の中の良識派が、国民の間に広がるの反対運動に背中を押されて、とくべつの意気込みで番組の製作に取り組んだ結果ではないか、と想像しています。

その安倍総理大臣が前々から重大発表ででもあるかのごとく予告していた「戦後70年談話」が昨日読み上げられました。それを聴いていたら、ことばの選び方に作為性ばかりが耳につきました。しかも、「私たちは」「日本は」「我が国は」は何度も出てくるのに、「私は」は出てこない。動詞が主語を必要とする英語への翻訳でも、「I」が補われている動詞は、ざっと捜してみても、4つしか見つかりません。これが、「談話」とはいうものの、どこか責任感を感じさせない他人事のお話、という印象を与える理由なのでしょう。

ところで、2020年の東京オリンピックのロゴマーク。最初に発表されたとき、なんだかオリジナリティのないつまらんデザインだなあ、というのが第一印象でしたが、その後、ある劇場のロゴと似ている、というニュースがありました。似ているどころか、まんまぢゃない。盗作かどうか、著作権侵害かどうかの議論以前に、なによりオリジナリティを感じさせないデザインであることが最大の難点だと思います。

新国立競技場の問題といい、ロゴマークの盗作問題といい、どちらも決定・選定に当たった責任者が登場しない、そのプロセスや記録が公開されない、ということが共通しています。どこか、先の戦争に通じるところを感じ取ってしまいます。



 (2015/8/7) 
新国立工事費 ― コストがアップしたのではなくて、そもそもの見積り額が操作されていた 

当初予想の工事費1625億円が「資材コストの上昇のために」2520億円になる、と臆面も無く公表した下村博文文科相でしたが、見くびっていた国民の怒りが燎原の火に。

いままで、なんでこんなにずさんな見積もりだったのか、という疑問と疑念でニュースを聞いていたのですが、今日の毎日新聞は、なんとコストが上昇したのではなくて、そもそもの見積り1625億円がごまかしの減額予算だった、とすっぱ抜いています。

 JSCは昨年5月、基本設計を発表した。(中略)概算工事費は1625億円とした。
 関係者によると、昨年1月から本格化した基本設計の作業で、設計会社側は概算工事費を
約3000億円と試算した。
 しかし、JSCは「国家プロジェクトだから予算は後で何とかなる」と取り合わなかった。

『JSC:新国立工事費、「3000億円」設計会社提示無視』
毎日新聞 2015年08月07日 10時00分
費用を「後で何とかなる」と考える官僚感覚は、解釈は「後でどうにでもなる」余地満載の安保法案に通じる安倍政権カラーそのものか。


 (2015/7/22) 
新国立競技場も安保法案も原発も、みな根は同じ ― 責任中枢なき国家 

Yahoo! が ”「迷走」新国立競技場、責任はどこに” という特集を組んでいます。そこにアップされた主立ったニュースソースの中で、とりわけFNNの報道が急所を突いていました。

新国立競技場白紙撤回 責任の所在を探ります。
FNN 07/18 01:28
「関係者」の面々が、責任を「たらい回し」している事実が、映像からストレートに伝わってきます。なんと、新国立競技場建設の計画と予算を決めた関係者集団には、そもそも責任者がいないらしい。「関係者」とは言うものの、どうやら実態は、新国立競技場建設で甘い汁だけ吸おうという、ただの「利益享受」関係者だったのか、と読み取ることができます。だれが責任者なのか不明、関係者のだれも方針転換を言い出さず、だれも責任をとろうとしない無責任集団。そんな新国立競技場計画を「戦艦大和」になぞらえるのが、妙に現実味を帯びます。

福島第一原発の事故もまた同じ。国の存続に関わる大事故を引き起こしていながら、いまだ誰ひとり責任をとっていない。それのみか、事故原因の解明さえできていないのに、原発再稼働を進める安倍政権の姿勢は、先の戦争でミッドウェー海戦の大敗北の分析もせず、また総指揮官の責任も問わずにそのまま戦争を続けた73年前の日本軍の体質を、思い起こさせます。

そう見ると、安保法案も同じ。一見、安倍晋三首相が勝手に主導しているように見えますが、実態はどうでしょう。法案は国会で成立させることが目標なのだから、国会で決めることなら、賛成した個々の議員の責任は問われない。つまりは、これも責任をとる義務のない、無責任議員さんたちの「ニイタカヤマ、ミンナデノボレバコワクナイ」。



 (2015/4/29) 
ガレージのシャッターを破壊して盗み出す犯行 

No.5'255 CBX400Fさんは、自宅ガレージに保管していたところ、そのシャッターを破壊されて盗まれるという被害に遭われました。よほど念入りに計画しての犯行で、偏執的、というよりも変質者による犯行、という印象を拭えません。CBXに限らず、希少車が狙われるケースはこれからも増えることはあっても減ることはないでしょう。バイクの保管場所は、窃盗グループに知られているという前提で、自衛策だけでなく近隣住民との協力体制もはかりましょう。



 (2015/4/23) 
「スペードのクイーン」と二つの固定観念 

プーシキンの『スペードの女王』(Пиковая дама) は200年も前、活字印刷がメディアの中心であった時代に書かれました。今、メディアの中心がデジタル、つまりデジタルテキスト、動画、音声、そして通信ネットワークに移った時代に読むと、あらたに、プーシキンがこの作品にそっと埋め込んでいた秘密が見えてきます。メディアの発信側と視聴者との関係は、活字時代の著者と読者の関係にも似ています。この「スペードのクイーン」をメディア論として読むと、、、

本編はこちらでどうぞ。

==>> 『プーシキン「スペードの女王」の反語法』


 (2015/2/17) 
続・なんで今「中高年ライダー」の事故死件数が取りざたされる? ― ABS安全神話 

マスコミへの前流し情報のとおり、先月21日に自動二輪車にABS装備を義務づける省令が国交省より発表になりました。

二輪自動車への ABS(アンチロックブレーキシステム)の装備義務付け等に係る 関係法令の改正について
平成27年1月21日 国土交通省自動車局
義務化するにあたって、どういう理由付けをしているのか興味があったので、広報資料に目を通しました。がっかりしたのは、義務化の「背景」として
「交通事故死者数の削減のため」
というフレーズがあるだけでした。えーっ、たったこれだけ!

私のバイクは、古いモデルのせいもありますが、ABSは装備されてはいません。もしオプションで装着可能だとしても、わざわざ取り付けることはしないと思います。お金の問題よりも、故障や誤作動、メンテ性の低下になることと、ABSに頼らないとならないような走りを私はしないせいです。

もちろん、ABSが無用だとか、無駄だとか、言うつもりはありません。たぶん万が一のときには役立つことと思います。その意味では、これはバイク自体の性能や安全の向上ではなくて、四輪のエアバックみたいに、非常用装備でしかないと思っています。

というのも、ABSがもっとも必要とされるのは、高速での直進走行時のフルブレーキングだと思うからです。

サーキットを走行するライダーには、ABSはバイクの性能の一部のようなものになるでしょう。コーナー前のフルブレーキングの技術がもっともライダーに求められるからです。同様に、ドイツのアウトバーンのような高速(本当の意味の高速)道路では、走行レーン間の速度差が大きい。うっかり前の車を追い越そうとレーンを変更すると、後ろから速度差100キロで追突される危険性があります。だから、バイクが200キロで走っていれば一気に100キロまで減速しなければならないときがあります。

そういうヨーロッパでなぜABSの装着が義務化されたかというと、

その背景には2輪死亡事故の多発が社会問題化したことが挙げられ、
ドイツをはじめとする欧州諸国では早くから2輪用ABS義務化への
関心が高まっていました。
「バイクのABS義務化」は是か非か
THE PAGE 佐川健太郎 1月30日(金)19時18分配信
との指摘があります。ところが、昨年末に各新聞、NHKまでが広報に参加した、日本における「中高年ライダーの死亡事故倍増」について、いったいそれらがどのような事故だったのか、ABS装着車だったら死亡にまでは至らなかった可能性があるのかないのか、だれからも、どこからも、詳細の言及がありません。せめて、国交省の発表資料にはあるかと、期待していたのですが。

高速走行時以外で死亡事故につながりかねない事故、しかもABSで防げそうな事態って、ちょっと想像するに、右直事故かしら? 直進してくるバイクの前に右折車が道を塞ぎ、急制動で車輪ロックしたバイクが転倒、ライダーが投げ出され、車に激突・・・とか。

ただ、考えないとならないのは、私たちは教習所でみな急制動を訓練していること。限定解除の試験にも、もちろんありました。課題は時速40キロで急制動をかけて、11メートル以内で車輪ロックすることなく停止すること。ちなみに、11メートルとは時速40kmで1秒間に進む距離です。実際の状況にたとえると、11メートル先の危険に気づいて急ブレーキをかければ手前で止まることができるが、危険の察知が遅れると、11メートルを越えてしまう、ということ。

教習所ならともかく、実際の公道では、時速40キロとはずいぶんノロい速度です。40キロ制限はおもに住宅街、都内は幹線でも50キロが普通。60キロで走れるのは郊外の一般道くらいですが、実際は都内の交差点を60キロで通過するのは珍しくありません。では、60キロからの急制動って、どのくらいの距離で停止することになるのでしょう?

運動エネルギーは速度の二乗に比例するので、40キロ・11Mと同じGのかかる制動をかけたとすると、60キロでは制動距離は25M。ざっと2倍以上の距離が必要になります。交差点に60キロで進入しかけているバイクの25M先に右折車が立ちふさがったとき、ABSはたしかに命の恩人になるかも知れません。

それならば、「交通事故死者数の削減のため」というからには、そもそも自動二輪事故死の件数の中で、ABSがあったら助かっていたかも知れないケースがどれほどあったのか、ふつうは言及するはずと思うのです。

ネット上では、「バイクのABS義務化は是か非か」という議論が見受けられますが、おかしなことに、ABSで重大事故を免れたという事実の証言がほとんどありません(「転倒」ならあるかも)。さらに、自分は事故ったけれど、ABSを装着していれば事故にはならなかった、とABS装着を強く訴えるライダーもまったく見つかりません。まさか、天国から訴えている人ばかりとも思えません。

そう、だれもが、ABSは安全のために有効だから、という机上の議論で肯定しているのです。もちろんABSは安全補助装置ではあります。けれど、「安全」という錦の旗が掲げられると私たちはそこで思考停止するものだと、気づかされたばかりです。「安全神話」とは安全であると信じることでもありますが、それは原発に限った話。安全とは何なのか、危険とは何なのかを「考えなくなること」― それが安全神話だと思うのです。



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このコーナーのバックナンバーはこちらで。なお、本サイト宛てにいただくメッセージはプライバシーにかかわる部分、ならびに個人を特定できる内容を伏せて引用させていただくことがありますので、ご了承ください。



更新情報



バイク窃盗の実態と対策

以下はこれまでにいただいた貴重な情報から、盗難の実態と対策を要約したものです。


     組織的犯行の実態

    ● U字ロックでホイールが固定でも、数人がかりで(おそらくバーとロープで)担ぎ上げる。物音がしない。	
    ● 外から見えないワンボックスカーが犯行に使われる。
    ● 「このバイク買います」のステッカー・札は、ターゲット選定の下調べと警報装置のチェック 
    ● 警報器が頻繁に鳴るのは風による誤作動ではなくて、犯人がチェックしている。
    ● 密輸目的の盗難品はまず倉庫に隠匿、パーツに分解、コンテナに詰めて無検査の税関をパス。(00.5.10参照)
    ● とくに大型バイクの登録情報(ナンバー、所有者、保管場所住所)が漏れている可能性あり。
     目に付かないところに保管しているつもりでも、安全ではない。
    ● 窃盗犯は極度に人目を恐れて、犯行は深夜から未明。下調べが必ずあり、かつ見張りを置いて実行。
    ● 「不要のバイク買い取ります」の軽トラックがターゲットを捜して徘徊しています。
    ● 盗難バイクからフレーム番号、エンジン番号を削り取って、個人売買しているケースあり。
    ● パーツに分解してネットオークションで販売。出品者は必ずしも犯人ではなくて、他人やショップを経由。
     同じモデルのパーツが時間を置いて出てくる。製造番号のあるフレーム、エンジンは出ない。(02.7.9参照)
    ● わずかな時間の路上駐車を狙うあらたな手口。とくに人通りが多い場所が逆に安心感から無防備を狙われる。


     盗難対策のヒント

    ● ホイールにU字ロックを取り付けるほかに固定物にもロックする。
    ● ツーリングに出かけるときもU字、ワイヤロックを携帯する。
    ● 監視カメラの設置(目に付くタイプ。ダミーでも効果あり)。
    ● 監視カメラの設置(盗撮タイプの小型、省エネモデル)。
    ● 各種警報装置(振動感知、赤外感知、コードレス、チェーンを切断すると鳴るタイプなど)。
    ● 位置検索用の小型PHS専用端末ができました。 (99.11.3 参照) 
    ● パーツとして売りにくくするために、車体番号などを部品(の裏側)にペイント、彫刻する。
    ● ふだんから近所づきあいを心がけ、大勢の目が光っている脅威を犯行者に感じさせる。
    ● バイクにはカバーをかけて、めくられたらアラームが鳴るようにする。警告文を添える。
      例: = 警告 = このバイクは防犯装置が稼働中です。
         故意に触れたり、カバーをめくることのないよう願います。
         この装置を起動させる行為は、窃盗未遂かつ不法侵入と見做します。
    ● 雨や風の夜が狙われやすい。物音が聞こえにくい。アラームは誤作動を心配してオフにしないこと。
    ● 窃盗団も防犯グッズに詳しい。だから、各種の仕掛けを組み合わせることで犯人の手口の裏をかくこと。
    ● 集合住宅にお住まいの方は理事会に監視カメラの設置を提案しましょう。リースも安価になっています。new
      

     盗まれたら

    ● まず最寄りの警察に『被害届』を出す。盗難に遭って動顛してしまいますが、落ち着いて、
     まず犯人との対決はこの手続きから始まると思いましょう。
    ● その届け出の受理番号をもらうこと: 陸運局での廃車手続きに必要。
    ● 新聞配達の方に写真を渡して、目にしたら連絡をくれるようお願いする。(00.4.21参照)
    ● ビラを作って近所に配付、掲示して協力を呼びかける。
    ● 個人でもできる『刑事告訴』を活用しよう。
    ● ナンバーを外され、車体番号も削り取られた族車が、警察に押収されている場合があります。
     写真、エンジン番号、その他識別に役立つ特徴を添えて警察署に照会する。(02.3.20参照)
    ● バイク盗難でも、排気量にかかわらず雑損控除で国税が還付されることがあります。税務署に問い
     合わせを。通勤に使用していたことを証明する「通勤届け」のコピーで還付された実績あり。(02.7.5参照)	
    ● ホンダのお客様相談センターで、車体番号からそれに搭載されたエンジンの製造番号を調べてもらえた
     ケースがあります。(04/4/12参照)
    ● 任意保険には一時中断制度があります。すぐに次のバイクの予定がない場合、中断証明書を発行して
     もらえば、割引の等級が引き継がれます。有効期限については保険会社に確認を。new


     統計資料

    ● 二輪窃盗にかんする犯罪統計は『バイク盗難統計の10年 』('08.8.10) へ。

    ● 二輪新車販売にかんする統計は『成熟社会のバイク産業とバイク文化』('05.4.5)へ。

    ● 二輪車の県別保有台数の統計は『成熟社会のバイク所有率』('10.4.20)へ。

    ● 二輪車の盗難被害状況の統計は『盗難バイクリストの統計処理で見えてくるもの』('10.8.8)へ。





リンク情報


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yukky.bike.blog  http://yukky.txt-nifty.com/bikeblog/ 


BMWモーターサイクルオーナーズクラブ日本支部  NPO法人として盗難対策と二輪環境改善に先進的な取り組み。
Harley-Davidson Japan 「盗難車情報と対策」 ハーレーとBuellの盗難車情報を掲載。
HONDA バイク 「Hondaの盗難抑止システム」 メーカー標準装備、オプションの紹介。
HOBBY WORLD ハーレー盗難事例の報告と盗難防止対策の紹介。
キタコ 盗難防止ロックBMシリーズ 盗難被害にあったメーカー技術者が開発した最強のロック。

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The Japan Times   『The Japan times』 2006年11月29日付け「Cyber-hunters go after stolen cycles」

産経MOTO   『産経MOTO』 2006年11月「海外に消えたバイクを追え ネット通じ盗難車を奪還」

実用  WEBガイド  イエローページ  NHK教育  ヤフーガイド

モーターサイクル関連では、以下の各誌がバイク盗難特集を組んでおり、その中で当サイトを紹介いただきました。
『オートバイ』2000年3月号、 『モーターサイクリスト』2000年8月号、 2005年8月号2006年10月号『月刊バイクガイド』2001年1月号、 『クラブ・ハーレー』2002年12月号、 『別冊 MOTORCYCLIST』2003年4月号、 2007年6月号『ビッグマシン』2003年10月号、 『月刊ガルル』2004年1月号、 『Motorcycle Information』2004年3月号、 『タンデムスタイル』 2004年11月号『GOGGLE』2012年11月号、

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