の「長距離逓減制」を参照ください。
100キロを超える走行距離全体に適用になる割引は3割の深夜割引がありますが、私が利用する関越道の湯沢ー所沢間には土日祭日の渋滞対策割引(5割)が社会実験として実施されています。(詳しくは、http://www.go-etc.jp/waribiki/waribiki.htmlの ETC割引ガイドブック、及び「休日渋滞ポイントにおける時間帯割引」をご覧ください)
走行距離が100キロを超えたばかりに、または時間帯から数分はみ出したたために、5割引の対象の除外とならぬよう、ETCを装着された方は割引の権利の享受をお忘れなく。
高速料金問題と国交省による意見募集高速料金問題をとりあげたエッセーについて、Hさんよりいただいたメールを紹介します。全文引用するのは「援護射撃」してもらう意味もありますが、それに加えて、追伸にある国交省による有料道路のあり方についての意見募集をお伝えするためでもあります。
国土交通省道路局有料道路課の意見募集についてお知らせいただきありがとうございます。さっそくPDFをダウンロードして、「ご意見募集」のページもめくってみました。意見募集のはずが、最初に年齢やら高速利用度などのアンケート項目があり、なんだこれは?意見募集じゃなくてアンケート調査か、と思わせる手続きでしたが、やっと出てきた質問事項は以下の3つでした。CBX 管理人様 以前に一度メールを差し上げたことがあります、[H]と申します。 今回の「高速料金Vsガソリン価格」のコラム、興味深く拝見しました。 高速道路(自動車専用道路も含めて)の通行料金の割高さに、私はいつも不快な思い をしています。 周知の事実ですが、本来ならば東名は償却期間は終了しているので無料で通行できる はずですが、「プール制」というワケのわからない理屈で、今後も永久的に有料です。 私は民主党が言うような「全面的に無料」などと絵空事を言う気はありませんが、高 速道路等の世界一高額な道路通行料が、どれほど日本国内の経済力輸送力を弱めてい るのか、阻害しているかが想像できるだけに、いつも料金所を通るたびにツーリング の楽しい気分に水を差されてます。 休日の都内自宅から箱根の往復。距離にして総200キロメートルにも満たないこの 区間をツーリングするだけで、帰宅した私の財布にはバサバサと音を立てる「通行料 金領収書」の束が出来上がっています。こんな国は先進国で日本だけです。恥を知れ! と言いたいですね。 しかも値段は「軽自動車」。 ETCで通行料金の再設定なんてこれから簡単に出来ますから、オートバイの車両重量 と路面占有率を考えて、私は軽自動車の半分以下が妥当な料金だと考えます。 -------------- 追伸 バイクユーザーサイトの掲示板に下記のようなリンクが貼ってありました。 国土交通省道路局有料道路課が実施する、中間報告書に対する利用者へのアンケート です。その中で通行料金についても触れています。 PDFファイルで、しかも内容を理解するのに根気を要する素っ気なさですが、バイ クユーザーが声を上げられる、数少ない機会と思います。 (それにしても、国民の多数に関係する事案を「ほとんど誰の目にも触れないであろ う」という可能性の高いこうした告知方法を取るところが、いかにも役所です・・・) 「新たな課題に対応した今後の有料道路のあり方について」(中間とりまとめ) 国土交通省道路局有料道路課 http://www.jmar.biz/torimatome/ 募集期間 平成19年9月3日(月)〜9月18日(火)(17時まで) 以上乱文にて失礼いたしました。 貴サイトを影ながら応援しております。意見募集なんだから、最初に質問項目を提示して、回答の後にアンケート項目を並べるのが常識だと理解しますけどね。それはともかく、Hさんのいうように「バイクユーザーが声を上げられる、数少ない機会」ではあります。「中間とりまとめ」に目を通してから、私も意見しようと思います。せっかくHPを開設しているのですから、公開投稿にします。*Q-010. 高速道路の料金を引き下げて、一般道路から高速道路へ利用の転換を図るなど、 料金によって交通を誘導し、高速道路ネットワークの有効活用を図ることについて、どの ように思いますか。(自由回答) *Q-011. 高速道路をより利用しやすく安全なものにするための施策について、どのよう に思いますか。(自由回答) *Q-012. その他、「新たな課題に対応した今後の有料道路のあり方について」(中間とり まとめ)に関して、ご意見がありましたらお書き下さい。(自由回答)
R1150GSの連続被害BMW R1150GSが連続して被害にあっています。犯行の手口に共通項があります。No.4'164 豊島区のR1150GSさんは
池袋の西口で、(8月14日の)夜の10時ころ、1時間くらいの隙にやられました。No.4'165 台東区のR1150GSさんのケースは、平成19年8月17日19:20分頃着替えのため一時帰宅し自宅前路上に駐車。 同30分頃、エンジン音を聞き窓から外を見ると自分のバイクとホンダフ リーウエイ(シルバー若しくはグレー、250ccスクーター)の二台が並 んで急発進していきました。これは、犯人が待ち受けていたか、後をつけてきたか、どちらかとしか思えません。明らかにR1150GSをターゲットにしているところを見ると、キーなしのエンジンのかけかたを熟知した上での犯行と思われます。
刈羽原発「損傷は予想以下」って?お盆で実家の柏崎に戻っていたときは晴天続きで、海も波はなく、澄んでいたので、例年のようにスキンダイビングに出かけました。いつもは磯遊びで混雑しているスポットですが、まるでプライベートビーチのように静かで、サザエも小振りながら充分採れました。 海水浴客が少ないのは、土砂崩れなどで海水浴場へのアクセスが限られていたせいと思いましたが、原発事故の影響もあったようです。
その柏崎刈羽原発を視察したIAEAの調査結果を報じるニュースの見出しが「損傷は予想以下」でした。それは結構だが、いったい、予想以下とはなんとう報告でしょう。事実に基づいた調査結果を出すべきなのに、「お前さんの予想との比較なんてどうでもいいでしょ」と毒づきたいところですが、見出しは編集者の管轄でしょうから、これは暗に皮肉を込めたものか?
記事には
IAEA筋は「調査団の視認では損傷がほとんどない。ただ、最終的な判断は、機器の計測など保安院の調査結果を待ちたい」と述べた。とあります。視認というのは、うわべを見ただけのような限界がありそうです。同じく15日のニュースに、
<IAEA>柏崎刈羽原発の調査発表 「損傷は予想以下」(8月15日)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070815-00000025-mai-soci
<柏崎刈羽原発>報道陣に公開 原子炉内部の被害は依然不明があり、そこに
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070815-00000095-mai-soci地震で破損した排気ダクト周辺では足場が組まれるなど修理が進められているが、安全上もっとも重要な原子炉内部の被害状況は依然として判明しておらず、高橋明男所長は「運転再開については議論できる状況ではない」と述べた。とあるように、まだまだ原発事故をめぐる不透明さはそのままです。そこには、東京電力による事実隠ぺいと情報操作の体質が濃い陰を落としています。とくに首をひねるのは放射能漏れについての広報文書の以下の説明。
放射性物質の放出量を議論しているときに、なぜシーベルトという被曝量の単位が出てくるのか。上記のりくつだと、今回放出された1.2m3の10億倍、12億トンの放射能汚染水を海に放出しても「健康への影響はありません」ということになるか?または、この水を張ったプールで泳いでも大丈夫という意味か?今回の地震に際して、放射性物質を含む約1.2m3の水が 6号機の放水口を通じて海に放出されました。現在、放出は止まっております。 この放出された水に含まれる放射性物質による影響を計算すると、 約0.000000002ミリシーベルトとなります。 これは、日常生活で1年間に自然界から受ける 放射線の量の約10億分の1であり、 健康への影響はありません。 (東京電力 http://www.tepco.co.jp/ のHP掲載のpdfから。アンダーラインはそのまま)
クルマ離れ?数日前のYahoo! Newsで、トヨタが若者向けに小型スポーツカーを富士重工と共同で開発しているという記事がありました。その背景が
「国内の自動車販売台数が減少を続ける中、特に「クルマ離れ」が進んでいる若者の関心を引きつけ、市場を活性化させる狙いがある」(時事通信)というもの。2年ほど前に、バイク産業について分析した際に、新車販売台数、保有台数、輸出比率などの推移をグラフ化しました。クルマについても、バイクと似た傾向を示すと予想しますが、ひとつ違うのは、クルマは、かつては所有することがステータスであったものの、現在では実用本位になっているように見えることでしょうか。そうすると、現在若者のクルマ離れとは、まずは、経済的事情が大きく作用しているものでしょう。雇用が安定して、経済的ゆとりができれば、趣味性の強いクルマももっと売れるはずでしょう。
ただ、クルマも昔と違っていまや電子制御機器の塊になってしまい、どれだけ「人が運転する楽しみ」が残っているのか、疑問でもあります。
大都市ではそもそも公共交通機関が整備されているので、多くの人にはクルマは必ずしも必需品ではありません。その点、地方のほうが、クルマなしでは生活できないくらい、その依存度が高くなっています。依存度が高いといっても、とくに高齢者はだれもがクルマを持ち、運転しているわけではありません。震災以来、柏崎に帰るたびに、救援物資の集配所へ行くにも、自衛隊の救援部隊が用意してくれた入浴サービスを受けるにも、クルマがないために思うように利用できないでいた高齢者世帯が多いことに、新ためて気づきました。
クルマ社会と言われる今日の生活様式を考えると、たんに新車の売れ行きがどうだというメーカー側の発想からではなくて、クルマ社会はいかにあるべきかという市民住民の側からのジャーナリズムが求められています。
こんな警察官もいるということ6月30日に「発見のお知らせ」を掲載したNo.4'111 市川市の CB750FB BOLD'OR2さんのケースは、新潟県の上越市で、「ナンバー無し、フレームNo.も削られて」いる状態で発見されたものです。どうして警察がオーナーにたどり着くことができたのか、不思議でしたが、ようやく昨日上越市まで引き取りに赴くことができたBOLD'OR2さんから、くわしくお話をいただきました。
それによると、市内の国道沿いのゲームセンターに駐車中の、125cc用のプレートをつけたナナハンを警察が発見。そのナンバーは半年以上前に上越市内で盗難にあったもの。数日警察が監視していたものの、使用者は現れず警察が没収。ナンバーも車体番号も分からないため、警察がメーカーに問い合わせてエンジン番号から車体番号を割り出して、被害届を出していたBOLD'OR2さんに繋がった、とのこと。
削られたフレームナンバーを警察がエンジン番号から突き止めてくれたケースは初めて耳にします。不審なナンバープレートに気づいたことといい、使用者を待ちかまえていたことといい、さらにメーカーに問い合わせればエンジン番号から車体番号を聞きだすことができることを知っていたことなど、担当の警察官もきっとバイクに詳しくて、バイク乗りだったのかも知れません。大都市では、明らかに放置バイクと分かるのに、素通りする警官が多い中、地方にはライダーの味方の警察官もいらっしゃるようです。
ホンダの「お客様相談センター」は車体番号から、搭載されたエンジン番号を調べてくれることがある、と当サイトで紹介しておりますが、それにしても、CB750FB BOLD'OR2って20年以上も前のモデルのはず。よくぞホンダはその製造記録を保存しているものよ、と感心します。