高知の料理といえば、皿鉢料理が有名ですが、実は皿鉢料理は、料理と言いながら作り方というものが有りません。というのも大皿に旬を美しく盛り込めばそれが皿鉢料理だからです。
もともと皿鉢料理は、本膳の後に出される酒宴用の大皿料理がその起源となります。大きなお皿に溢れるほどいろいろな料理を盛り、後はそれを大勢で囲んで、自分の食べたいものを自由に小皿に取り、大いに酒を楽しむ料理なのです。
そんな皿鉢料理にも基本となる3種類の皿鉢があります。
1皿目は刺身。これも刺身の盛り合わせでも、鰹のタタキでも、活き作りでもOKです。
2皿目は寿司。これにもサバやカマスの姿寿司を初めにぎりや巻物など数種類の寿司が盛られています。
3皿目は組もの。これは煮物、揚げ物、和え物、焼き物から果物や羊羹といった甘いものまでが一緒に盛られたものです。皿鉢料理と聞いて最もイメージするのがこの組皿鉢かも知れません。
これらが高知では、歓送迎会や忘年会さらには冠婚葬祭まで人が集まる席にはかならずといってもいいくらいに用意されます。
当グループでは1つの皿に刺身・寿司・組み物を盛り付けた皿鉢(3〜5名さま向け)、刺身とタタキを盛り付けた刺タタキ皿鉢(3〜5名さま向け)の他にお一人様向けの一人皿鉢や2・3名さま向けのミニ皿鉢、さらには、お一人様向け皿鉢まで各店毎に趣向を凝らした皿鉢をご用意しております。詳しくは各店のメニューのページをご覧ください。
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