「アーカイヴ」（Ａｒｃｈｉｖｅｓ）…「公文書、古文書」と私の英和辞典にありますが、ここはそんな大げさなものではなく、私の古いアルバムから引っぺがした古い写真を画像化してご覧頂こうという所です。気に入っていただけるかどうか分かりませんが、よければご覧になっていって下さい。
　なお、スナップ的な写真ばかりなのと、写真自体の劣化によって、より見苦しい画像になっているかもしれませんが、ご了承下さい。

　さて、神奈中編ではでは３つのパートに分けてあります。

営業所別最長路線編
２０年ほど前に乗り歩いた、営業所別最長路線のスナップ。

車両編
たった４枚ですが…。（「日野・波型塗装」「三菱ふそう・特定車＆カナちゃん号」「いすず貸切車」）

高速バスチラシ編
夜行高速バス　ブームの1980年代後半、相次いで開通した神奈中の夜行高速路線のチラシを並べてみました。

　１９８７年の新車は、それまでのイメージは残しながらも、ついにあの波型模様が廃止された、直線的なデザインが採用されました。そして、この年に限って、今とは少し異なる部分が見られました。具体的には中央オレンジ帯の上の赤い部分が太い事、社号が飾り文字になっている事です。
　記憶が正しければ、確か窓の上もかなりの面積が赤く塗られていました。ただ、最初に見た時ははっきり言って、非常に評判が悪かったあの都営バスの「黄色＋赤帯」塗装よりも更にドギツク思えたものです。やはり一般にも評判が悪かったのでしょう。この部分はすぐに改められたようです。
　このタイプのデザインを採用した理由は解りません。何かの記念だったのでしょうか。それとも試験的な意味が込められていたのでしょうか。結局帯の太さも今のサイズに収まり、社号の飾り文字も普通の書き込み文字に改められ（神奈中は営業所間の異動が多いから…）、現在のデザインに落ち着く事になります。
　当時の神奈中は現在ほど三菱ふそう一辺倒でもなく、４メーカーを公平に導入していたようです。で、他の同カラー採用の車両も撮影しているのですが、ほとんどが見るに耐えないものですから、ここでは比較的良い出来のいすず（ＦＨＩ）の画像をご覧頂く事にします。町田〔営〕所属の〔ま１０８〕号、Ｐ－ＬＶ３１４Ｎです。１９８０年代後半の関東地方はまだどこも冷房化途上で、神奈中ではペンギンを描いた「冷房車」のマークを掲げていました（夏場だけ）。町田市内の山崎団地センターでの撮影です。