(1)については神奈中バスの〔鶴04〕系統(横浜駅西口~鶴間駅)系統が並行しています。若葉台中央発着は比較的最近になって亀甲山発着を立て替える形で設定されました。
 (2)はズーラシアへのアクセス系統。
 (3)は出入庫系統。

 2008年2月12日、(1)の横浜駅西口~若葉台中央間と(2)が、115系統共々神奈川中央交通に移譲されました。(3)は引き続き市営バスとして運行されていますが、他系統の出入庫系統の性格が強くなっています。

5系統
運行区間
(1)横浜駅西口~洪福寺~和田町~梅ノ木~鶴ヶ峰駅~今宿~亀甲山・若葉台中央
(2)鶴ヶ峰駅~今宿~よこはま動物園
(3)横浜駅西口~保土ヶ谷車庫
担当:保土ヶ谷〔営〕・若葉台〔営〕
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(2008年3月2日撮影)
大和営業所・中山操車場(横浜神奈交バス中山営業所)
大和営業所・中山操車場
 2008年2月12日、(1)の若葉台発着系統と(2)が神奈中バスに移譲されました。なお、(1)の亀甲山発着系統は、大貫橋~亀甲山一区間以外は若葉台系統と重複する事、既に神奈中で〔横04〕系統などが運行されていた事があるのか、移譲はなされませんでした。
 なお、これに合わせてその〔横04〕系統や〔横52〕系統も含めた総合的なダイヤ改正が行なわれ、横浜駅西口~川井宿間は日中15分間隔になるように調整されています。
担当は5系統及び〔横52〕系統は大和〔営〕中山操車場、〔横04〕系統は引き続き大和〔営〕本体が運行しています。
保土ヶ谷車庫
よこはま動物園
(2007年3月25日撮影)
この系統は市営バス単独運行で、これも移譲対象なのかどうか、当時は解りませんでした。
(すぐ近くに中山操車場がある)
若葉台近隣公園前~東中学校前
(2007年3月31日撮影)
若葉台中央発着系統は115系統と重複していますが、横浜駅西口から来るのが5系統、鶴ヶ峰駅始発が115系統。
4月1日より東中学校は若葉台中学校と改称。ニュータウンにも少子化の波が押し寄せています。
 ここで、横浜市営バスからの系統移譲で存在感を増す、神奈川中央交通大和〔営〕中山操車場をご覧いただきましょう。

 もともと、横浜市北部の路線を担当させるため、緑区寺山町に造成されていたもので、早くから車両の留置が行なわれていましたが、2005年4月に正式に大和〔営〕配下の操車場としてスタートしました。本体が大和市にあるので相模ナンバーなのに対してこちらは横浜ナンバーなので、同じ「や」がつく社号でも容易に区別がつきます。

 担当路線は今の所
①元々大和〔営〕本体が運行していた路線
②舞岡〔営〕から移管された路線
 
(これらはさらに、昔は横浜〔営〕笹下車庫が運行していて、笹下車庫跡地の複合施設建設により暫定的に舞岡〔営〕が運行していた。なお62系統のダイヤの一部は相模鉄道からの譲渡)
③横浜市交通局から移譲された路線
に分けられ、操車場独自の系統は今の所存在しないようです。

 操車場は横浜市営及び相鉄バスの境バス停に隣接していますが、今の所神奈中車は全て回送で出入しています。隣の長坂谷スポーツ公園から遠望する限り、本格的な整備の設備がないようです。鶴間の本体の車庫まで回送して行なうのでしょうか。拡張の余地はまだあるようなので、いずれ本格的な整備部門が整備され、営業所に格上げされるのかもしれません。

 車両は三菱ふそう・エアロスター及びいすず・エルガが中心ですが、本体から移籍したいすず・キュービックが異色です。当然横浜ナンバーをつけていますが、これまで横浜市内にある横浜〔営〕・舞岡〔営〕・戸塚〔営〕では、いすず車の配置はあってもキュービックの配置はありませんでした。ですから横浜ナンバーのキュービックは地元ファンの目には新鮮に映ります。置き換えも近いかもしれませんが、もう一頑張りを期待しましょう。

※現在は全て横浜神奈交バス(中山〔営〕)に運行を委託

※ 2017年1月1日、組織再編により神奈川中央交通中山〔営〕となった。営業所地謡は旭区白根町に移転済みだった。
保土ヶ谷中学校前
(2008年3月2日撮影)
〔横04〕系統(横浜駅西口~鶴間駅)は引き続き大和〔営〕本体が運行していますが、日中は60分毎と削減されてしまいました。(残りの約半数は鶴ヶ峰駅~鶴間駅間に短縮)
 ところで、このバス停は引き続き市営バス83系統と119系統が停車します。ところが、83系統は平日の朝1本のみ、119系統(神奈中と共同運行)も休日は運休です。急行の62系統と92系統は停車しません。つまりここは市営バスのバス停でありながら、休日は市営バスは目の前を通過はするのに1本も停車しない事になります。
(杉山神社前、西谷妙福寺前も同じ)
よこはま動物園
(2008年3月2日撮影)
これまで横浜市営バス5系統と136系統、そして相鉄バスが乗り入れていたよこはま動物園のバスターミナルですが、神奈中バスは近くの中山操車場への出入の回送車が中原街道を頻繁に出入しながら、動物園への輸送には全く無縁でした。
後方の市営バスは第2駐車場への無料シャトルで、いくつかの営業所の分担で運行されているようです。
かなり前ですが、以前は横浜駅西口から一旦亀甲山を過ぎ、瀬谷区にある卸センター内を循環してから亀甲山に到着する(あるいはその逆)という便がありました。平日・土曜それぞれ一日数便という規模では乗客はほとんどおらず、やがて廃止されました。卸センターへは現在三ツ境駅・十日市場駅などから送迎バスが運行されています。
亀甲山
若葉台近隣公園前~東中学校前間
保土ヶ谷中学校前
よこはま動物園
卸センター
保土ヶ谷車庫
(2007年3月7日撮影)
早朝の保土ヶ谷車庫始発数便は峰小学校を経由しますが、他はダイレクトに宮田町の方へ出て行きます。
よこはま動物園
亀甲山
(2007年3月25日撮影)

5系統の終点で、中休の運用もあります。保土ヶ谷バイパスの上川井インターのすぐそばです。 
宮の下
(2007年3月25日撮影)
宮の下