61系統
鳥浜町
(2007年12月12日撮影)
専用の折返しスペースはなく、工場の中の道路をループで折り返します。61系統は日中30分毎、土曜は日中1時間毎、休日は朝・夕のみの運行です。
※現在は入国管理局前まで延伸。この場所には停車しません。
鳥浜町中央
(2007年12月12日撮影)
車両は日産ディーゼルのノンステップ6台、日野のワンステップ6台でスタート。画像の車両は元は旧野庭〔営〕に配置されていた長尺のワンステップ車。
新杉田駅前
(2007年12月12日撮影)
画像は117系統。61系統共々通勤輸送がメインですが、特に117系統は日中は1時間毎、土曜日は4往復のみ、休日は運休になります。
リネツ金沢
(2006年12月21日撮影)
隣接する資源循環局金沢工場の発熱を利用した施設で、温水プールや浴場などがあるそうです。ここへの乗り入れは比較的最近だったはずですが、短期間で終わりました。
かつては富岡から金沢工業団地のエリアにかけては、61系統自身もたくさんの系統がありましたし、117・121・122・123系統もありました。金沢派出所が設けられていた事もあったほどですが、シーサイドラインの開通は市営バスにとっても大きな影響を与える事になりました。
2007年4月1日より、(4)のパターンを生かす形で、294系統として、
新杉田駅~(仮称)地区センター前~なぎさ団地〔循環〕)
いうルートで2年間、暫定運行されます。金沢工業団地・リネツ金沢への乗り入れはなくなります。
294系統は2年間の暫定運行期間が終了した現在も、運行が継続されています。
運行区間
(1)磯子駅~新杉田駅~鳥浜町
(2)新杉田駅~富岡バスターミナル~なぎさ団地~リネツ金沢
(3)新杉田駅~富岡バスターミナル~なぎさ団地~金沢工業団地〔循環〕
(4)新杉田駅~富岡バスターミナル~なぎさ団地〔循環〕
(このうち(2)(3)(4)の廃止を表明)
担当:磯子〔営〕
移譲と同時に117系統で新設された藤森工業前バス停。(三菱金沢会館~木材団地間。新杉田駅行のみ)
バス停そのものは横浜市営と同じスタイルですが、交通開発が運行する路線図が掲げられています。
新浜橋
(2008年3月27日撮影)
新杉田駅~杉田平和町間は往復でルートが異なり、この停留所は往路専用。横浜交通開発の車両は2008年になり、当時の在籍全車に市電保存館のラッピングがなされました。
三菱金沢工場
(2007年12月12日撮影)
一つ注意していただきたいのは、この右手は三菱の工場で、下手にカメラを向けてしまうと、守衛の方に注意を受けるという事です。
杉田平和町~昭和町間
(2007年12月12日撮影)
画像は117系統。工業地帯を控えているためか、平日はトラックを中心にかなりの交通量があります。
上の高架橋は首都高速湾岸線。
4月1日以降、61系統は磯子駅・新杉田駅~鳥浜町間の(1)のみの運行に縮小されましたが、12月9日より、横浜市100%出資の「横浜交通開発㈱」が引き継ぎ、運行する事になりました。
横浜交通開発は元々はビルや貸し店舗、駐車場や駐輪場の管理・運営を行なっていましたが、交通局の経費節減の一環として乗合バス事業に参入し、同じく新杉田駅を起点とする117系統と共に運行を開始したものです。
117系統は一連の市営バス再編成の対象ではありませんが、ここでは移譲後のシーンを61・117両系統一体でご覧頂きます。
(294系統は引き続き交通局の運行、ただし横浜交通開発に委託)
シーサイドライン開通まではいくつものパターンがあった61系統でしたが、その中には磯子駅~新杉田駅~鳥浜町(ここまでは存続)からさらに富岡バスターミナルまで運行される系統がありました。朝夕にほんの数便の運行だった記憶があります。
その数便だけが走る鳥浜町南(だったと思う)~木材港入口間を走る市営バスです。今はこの付近の右手は埋め立てられ、「横浜ベイサイドマリーナ」があります。夕暮れ時だったので行先表示が見づらいのは申し訳ありません。「61鳥浜町富岡バスターミナル」と書かれています。
金沢工業団地
(2006年11月30日撮影)
最盛期には終点として、中休みを取る市営バスの姿が何台か見られたものでした。バスの後ろに見える白の小屋が元乗務員の休憩所。敷地は完全に運送会社のものになっています。
福浦橋
(2006年11月30日撮影)
なぎさ団地前
(2006年11月30日撮影)
この付近はは元々123系統として開通、シーサイドライン開通で廃止になった後、61系統のバリエーションとして復活した経緯があります。