DIARY

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 とりとめもなく、いろいろと。私自身の覚え書きのようなものですが、
 お気の向かれた方、どうぞふらりとお立ち寄りください。
 絵にならない日々がならんでます・・・。

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2006年2月28日(火)

 明日は病院の日なので、あわてて、たまっている基礎体温の数値をグラフにかきかきする(かいてない時に限って基礎体温の事を訊かれるから)。この、いつも直前になって慌てる性格って、一生治らないんでしょう。子供が似たらどうしよう。きっと似るとおもうけど。
 さて、明日は3月1日。去年、紹介状を携えて、初めて今の病院の門をビクビクと叩いたのが3月3日だから、はやくも1年がつるっと経過してしまったことになる。(そういえばこのDIARYもその日からはじまっている)。
 長かったような、あっという間だったような。いろんなことがあったような、何にもなかったような。済んだことはいいとしても、この先の1年、私はどうなるんでしょうか?(人に訊いてどうする・・・。)
 なんか、感無量の今夜は眠れないかも。

2006年2月27日(月)

 フィギュアスケート女子銀メダルのサーシャ・コーエンさんって、かわいくて、ブライス人形に似てるよね〜。とか思っているうちに、ついブライスをGETしてしまったけれど、当然ながら説明書が英語なので読めにゃい。英語はからっきしダメな私には歯が立たない・・・しくしく。ど〜やって瞳の色を変えるの?手足はどのくらい折り曲げていいのか?雛祭りまでには、突っ立ってるだけの状態から解放してあげたい・・・。
 仕方あるまい、辞書でも引くか・・・。(ちなみに、我が家には、英語が得意と言えるような人はおりません。)

2006年2月25日(土)

 この2日間、結局全行程運転した・・・私を休養させようという趣旨ではなかったのね、さては。おかげで岩手県内・盛岡の道にもすこしは詳しくなったけどっ!そして体重。もちろん増えたですよ。
 田沢湖駅前の喫茶店でお茶(トイレ休憩)して帰るつもりが、出来心で御所野まで「ナルニア国」を観に行ってしまう。ロード・オブ・ザ・リングほどではなかったけど、まあ、お話しがシンプル過ぎるくらいシンプルなので仕方ないかと・・・。
 子供の頃「ここではないどこか別の世界」を夢見て、靴を履いては衣装だんすに入って叱られたのは、私だけではないはず。
 大人になった今、2,3年毎に「それまで全然知らなかった土地、知らなかった人」の中にある日から放り込まれる、いわば「衣装だんす」を手に入れた訳ですが(てんきんともいう)・・・。う〜ん。それは・・・何も言うまい・・・。

2006年2月24日(金)

 人間のテンションとはこういうものか、とテレビの前の誰もが感じたであろう名演技、荒川静香さん、おめでとうございます。
 「今日はテレビ、いつ点けてもずっとこれですよね〜、あと、紀子さまと。」と言いつつ、四季館彩冬のスタッフの方達も嬉しそう。いいニュースだ〜。
 こんないいニュースのある時に旅先に居て、よその人たちとも感動を分かち合えてとても嬉しい。旅に出てよかった。

2006年2月23日(木)

 歯科の待ち時間など利用して「言いたいことが言えない人」(MY FAVORITEにも掲出)を読む。なんとなくだけど、「言いたいことが言えない人」(シャイな人)って、大阪には少ないような気がする・・・。大阪人の「オレオレ詐欺引っかかり率」ってのも、ダントツですごく低いみたいだし。
 対して、今住んでいる秋田は、シャイな人が多いような気がする。いま県民の私としては、シャイな人のほうに肩入れしちゃうな。
 私ですか、言わなくていい事まで言っちゃう(で、あとで悶え苦しむの・・・)性格の私は、やはり大阪人のはしくれ。でもこの性格はきっと死ぬまで癒らないんで、このまま行きます・・・。で、覚悟して心ゆくまで悶え苦しむの。
 そして、明日は安比高原へ。ここ一週間ほどなぜかお腹がゆるくて、ウォシュレットでは飽き足りずトイレの後はいちいちお風呂場まで行っている私にとって、旅行はちょっと不安だけど。・・・と、また言わなくていい事まで言っちゃうんでした。
 毎度ながらびろうなるおはなしまでしてしまい、申し訳ありません・・・。

2006年2月22日(水)

 冬眠の数日間からよみがえってみると雪の嵩はだいぶ減って、かわりに豪雪の爪跡があちこちに。ショックはエアコンの室外機。
 秋田県南では去年も三十数年ぶりの豪雪といわれたけど、それでもエアコンの室外機が埋まる程ではなかった。間抜けなことに埋まってることに気付かずタイマー運転などしていた為に室内機の方も壊れてしまった。もうダメみたい。今までの居住先ではエアコンを取り付けられない住宅もあったため、まだそんなに使ってないのに。
 ほかのショックは物干し竿(台も)、ホースリール、ツワブキ(浮雲錦)、椿、そしてっ。70本近いバラたち。(私にとっては)貴重なオールドローズのコレクションが・・・。去年一年間あまり世話出来なくて弱っていたのが、これで止めを刺された雰囲気。札幌→東京→秋田と苦楽を共にしたのに・・・。でも、もうこのへんで私を楽にしてやろうと思ってくれたのかも。合掌。
 ポリタンク持って灯油買いに行き、洗車し、整備・点検をし、たまっている対外的な用事(皆様すみませんでした)と家の中の事をし、冬場の雪国の主婦には冬眠など贅沢な事だったと思い知りました。
 そして秋田自動車道も凍結・豪雪のなごりかボコボコに。隆起の場所を頭に入れといて、避けつつ走らないと危ないほど。それよりも「スピードを落とす」という発想を持ってほしいと夫は言うけれど・・・。はい、そうします。

2006年2月19日(日)

 「習慣流産に受精卵診断・大幅に制限緩和・一部に適用学会認める」(2006年2月19日朝日新聞より)
 う〜ん。おかげで朝から頭が混乱しっ放し。何というタイミング。昨日改めて「流産はもうイヤ」とべそをかいたばかりだ・・・。それにしても疑問はいろいろ。効果は。具体的に実際の運用はどんなで、いつから。秋からじゃ間に合わないかも。とか。
 とりあえず我が家のLHサージ問題は棚に上がっていってしまいました。
 このところ少しつかれているし、なんとなく混乱がおさまらない私は、冬眠します。
 しかし、ここまで来てもやっぱり「転座」じゃなきゃダメ?日本産科婦人科学会のケチ・・・。

2006年2月18日(土)

 夫に付き合って「PROMISE」をまたもや・・・。でも、ここだけの話「写楽」での共演者との事件・離婚以来、真田広之って、男の「崩れたさま」を表現させるとすごくウマイですよね。
 「あの人もなあ、もし、あのまま真っ当にちゃんとした家庭生活を送ってはったら、一生あの雰囲気は出されへんかったかもなあ・・・。」と夫。あのう、もしもし、いらんこと考えて私と離婚しなくていいんだからね!
 人様の事はとにかく、ウチの事。さしあたって昨日買ってきたドゥーテストLH、今日はマイナス反応だった。これは、挙児希望の方ならご存じの、LHサージ(津波(サージ)のように急激な黄体形成ホルモン(LH)の放出)を測定してくれるという有り難〜いおクスリ。いろいろ出てるけど、たいてい名前に「LH」の字が入っている排卵日検査薬。を、なんで今更買ってるのかって?
 それは・・・今周期することなくなった(治療方面では)なあ、と思っていたところ、「じゃあ、次は自然妊娠とか、目指してみる?」とにこにこ明るい夫の言葉に、ついほだされて・・・。でも明らかに、しばらくは体を休めた方がいいような気もするなあ。
 それに、やはり治療中の方ならお分かりと思うけど、自然妊娠なら「よい卵」で挑戦する訳ではないので、また流産しそうな気がして。同じ理由でAIHにも一抹の不安あり、やるならやはり体外ですか、とか思ったりもするし・・・。(それの流産率も低くはないけど)。
 そもそも、病院に行き始めた動機が、「もう流産したくない」だった私、ただ妊娠したいというよりはね。

 ちなみに、私は家でこれを使って陽性反応を見たことがない。そういう体質なのか?と思っていたけど、病院で測定してもらった時にははっきりプラスが出て感動してしまった。「記念にください」とも言えずに物欲しげに見守る目の前で、さくさくとカルテに貼り付けられてしまったのだった。思うに、惜しがって「明日から明日から」と先延ばしにしてるうちに排卵済んでしまい、それから使い始めて「あれれ〜」とか言ってるんでしょうね。
 そもそも、今の、こ〜んな顔アンパンマン状(昨日よりちっとはマシになったけど)の妻なんかで、「自然妊娠」とやらに挑戦する気になるのでしょうか、夫よ?ならないんでは・・・。
 「で??結局、プラス反応でたら、どうすんの?」「・・・。」「・・・。」
 おいおい、まずそれ決めとこうよ、これだって安くはない(7本入り¥3,150)んだからさ!

2006年2月17日(金)

 朝起きたら、顔が腫れてた・・・。
 今日は朝10時から横手のぼんでんが旭岡山神社に向かい、奉納される日。狭い参道の奪い合いなどで、システム上、絶対に喧嘩になるように出来てると聞いて「これは見なくては」とカレンダーにもマークし、夫に起こしてもらって出掛けたけれど、出初め式(これは壮観だった。一堂に会したところが見られて)の後出発したぼんでんに、付いて行く体力はもうなし。実はここんとこあまりよく眠れていない私は折からの吹雪に体温を奪われ車に逃げ帰り、「もはや強がりもこれまで。」と悟ったのだった・・・。
 たまには手の込んだゴハンでもつくることにし、グランマートで買い物して帰宅。ツルハで「ドゥーテストLH」も買ってしまう。これをどうするのかって?そ、そりは・・・私も、明日考えようかと・・・。
 とにかく、これを書いている夜10時現在、まだ顔がアンパンマンのように腫れていて、考えがまとまりませんことよ。

2006年2月16日(木)

 昨日のお酒が残ってだるいけど、頑張って早起きして横手のぼんでんコンクールへ。秋田の祭りって、「先になにか飾りのついた、持ちにくい長い棒」状の物を担ぎ上げることに情熱を燃やしているって気がする(竿燈とかね)。ぼんでん・・・あんなの担げにゃいって!物理的に!
 昼は横手やきそばを食べ、横手のユニクロ(秋田県内のユニクロでは、ここが一番充実してると私はおもう)に寄って1たん帰宅。
 7年ほど前、札幌ではじめてユニクロに行き始めたころ、主にLサイズを買っていた。秋田に来て少し締まり、Mサイズに。そして今日、Mがゆるい気がして試着してみたら、今の私はSがジャストサイズであることが判明。どこまでちぢむの、私?ちゃんと食べてるのになあ・・・。でも、現物の私をご存じの方にはお分かりかと思いますが、見た目は、別に全然ガリガリっぽくはないんですよ。不思議だ・・・。来週末はお食事充実の安比高原の温泉に泊まりに行くので、そこで肥育されてこよう。今日買ったSサイズがさっそく入らなくなるけど。
 夜は夜で改めて横手に行き、市役所前の「えんや」で一杯ひっかけてから横手のかまくらを堪能。

2006年2月15日(水)

 大曲・諏訪神社の鳥子舞、綱引き(市中練り歩き)を見たあと六郷のカマクラ行事・竹うちへ。
 私も大きな竹を1本持たせてもらい、天筆焼きに参加。「この火が大きく燃え上がると、成績が上がると言われておりまして・・・」。いまさら?「火は、悪いことや忘れたいこと、全てを燃やしてくれるのです・・・」。とりあえず今、忘れたい事なんて一つもないですから!でもよく燃えました。
 竹うちは勇猛な男の祭り、もうすでに酒が入っているのか、みんなエキサイトするする。ついには終了後取っ組み合いの喧嘩に突入、会本部の人がメガホンで「やめて下さい!仲良く別れて!それが竹うちのこころです!」などと絶叫するも効果なし。「やめてください!」の合間に、思い出したように「えーこの行事は古くは鎌倉時代より伝わりまして・・・。」と祭りの由来の話になったり、「回りで見ている人も、けしかけないで下さい!」と喧嘩の回りの人まで叱られたりするのが可笑しくて、観客みんなでげらげら笑う。
 それにしても、「ほらほらっ、けんかけんか」と喜んで駆け寄って写真まで撮ってるのって、私も含め、ほとんど女。女って、なんか男の殴り合い見るの好きですよね〜。エキサイトするっていうか。え、お嫌いですか?失礼しました。こんなところに、もと大阪ヤンキー娘の地が出てしまいました。
 帰り、なりゆきで、行きずりの初対面の人のお宅でいろいろお話ししたり、酌み交わしたりすることに。なんともたのしい(ありがとうございました)。地元の人と(私も一応地元の人だが)ディープにすごせば、秋田の祭りの夜はこんなにもすばらしい!

2006年2月14日(火)

 秋田の冬祭りシリーズを作成するべく始動。とりあえず今日は角館の火振りかまくらから始めよう。
 その前に、菓子工房オダシマ(大曲一おいしいケーキ屋さん。のみならず、東京に持って行ってもかなりおいしい方と思う)で昨日食べちゃった「本命チョコ」を買いなおし、バレンタインケーキも買って、それを軽く食べておく(夕食?)。すごいレべルのトリュフ・・・・おいしい。
 「おいおい、パンがないならケーキをお食べ、状態やなあ」
 「いたね、そんな人。ギロチンで首切られはってんなあ・・・ごめん、明日は何か作るわ」
 「いや、ええて。明日は六郷の竹うち、あさっては横手のかまくら、やから」
 そうでした。今週の私はマリー・アントワネットってことで。
 そして角館の火振りかまくら(火の付いた俵をぶんまわす祭り)に参加。実は昼間、映画「プロミス」(よかった。王妃がすごくキレイだったし・・・)を観てきた私は、真田広之が鎖つき鉄球をぶんまわすのを見て、「おお、参考になるなあ〜」とじっくり見て勉強し、家に帰ってから濡れタオルをぶんぶん回して練習して行ったのです。練習の甲斐あって、「あ、あの人うまい」とカメラを向けられるまでに・・・ふっふっふ。
 しかし、私以外に火付き俵を回していたのは、おもに大阪弁の観光客と紅毛碧眼の外人さんたち。
 そうか、これを回して喜んでいるうちは、まだまだ観光客に毛が生えた程度の県民でしかないって事なのか。
 去年の今日頃はまだ流産したばかりで暗く、根本的に病院で治療するってことも思いつかずにしんみりと暮らしていたことを思えば、よい一日を過ごせたとおもいます。

2006年2月13日(月)

 扉絵に描いたチョコ達を分ける。「はい、これ。一応本命」。夫「えっ、僕、そっちの義理っぽいのでええわ。」
 おいおい、夫よ、それじゃあこの「本命」は、どっかよそへ行ってもいいってことか?
 夫「ようあるハナシやん。まあ普通、そんなもんやろ、22年も経てば・・・。」
 渋い・・・渋すぎる人生観だ・・・。あまりに達観した人生観の前に、声を失った妻その1でした。(その2はべつにいない)
 本命チョコ?ぜんぶ食べたよ、自分で!

2006年2月12日(日)

 美容室ZENへ。いつもお願いする大坂さん、スタッフのみなさん、ありがとう。いつもこの時間を、たのしく過ごさせていただいてます。
 秋田では、私も入ったことのある温泉・鶴の湯で雪崩発生。雪の中での温泉はほんとうによいものですが、このようないたましいこととも背中合わせに、自然界の脅威をおもいます。
 世間ではオリンピックも始まり、紀子さまはご懐妊。選手陣も、紀子さまも、がんばれ〜。
 私はしずかに隠遁・・・。

2006年2月11日(土)

 同じような境遇にある(不妊系の治療をしている)ほかの人と話していても、私はほんとうに今行っている病院に不満がなくて有り難いことだとおもう・・・駐車場状況がキビシすぎることを除いてはっ!
 いや〜もうほんと、聞いてくださいよ〜、どんなに仁義なきサバイバルがくり広げられていることか・・・。もともと収容台数も不足ぎみなのに除雪状況面でも大変にキビシく、凹凸が激しすぎてとても駐車できないスペースあり、私のように雪に埋まったり(in12/22&26)穴ぼこにはまったりする車あり、と、なんでもあり・・・。
 列と列の間隔も狭いので、出るときにも切り返さないとちゃんと出られないのだけれど、それを省いちゃう人が多いようで、何度も鼻先をこすられていてカナシい思いを。でも、あれ、こすった方もショックじゃないのかなあ、大抵の人の車は私の車より新しく、ねだんも高そうだ・・・ひっひっひっ。
 でも、この1年弱の通院のおかげで車庫入れが鍛えられたわっ!入れやすいスペースを選んでる余裕なしっ!
 たとえもうこのまま子供が産まれなくても、車庫入れが出来るようになっただけでも、不妊治療の甲斐があったってモンですわっ!(負け惜しみ)

2006年2月10日(金)

 札幌ロフトで見た、バレンタインデーのコピーが、「告白されなかった思いはどこへ行く?」ってヤツで、うまいなあ、と思った。そう、告白されなかった思いは、どこへも行けない。行き場もなく、永遠にさまようの。
 で、ほんきん西武(県外の人〜、我が秋田では、西武百貨店はナゼかこのような名前で出ています)のコピーは「愛と勇気と冒険のバレンタイン−もう一度、初恋をしよう−」ってヤツで、これも考えたねえ。どっちのコピーも、じゃあチョコ買って、そして・・・、って気になるじゃないですか。(あ、ならないですか。そうですか)
 でも、お嬢さん方、ようく考えた方がいいですぜ。ロフトも西武も(私も)、あおるだけあおってますけど、誰も告白しちゃった後のことまで責任もってくれないんだからさ!
 思い切って告げてみて、こっぴどくフラれて玉砕しても、そのすぐ次の日からでも、顔を合わせた時にはフルスマイルで明るく挨拶できる根性のある人だけ、告白しましょう。

2006年2月9日(木)

 昨日ちょっとトーン低かったので、今日は秋田市内に出てガンガン飲んで浮上。
 そもそも、今日は朝からまたアッシー人生の日だったので、夕方までの空き時間に市内をくまなく巡り、フォーラスシネマパレ(もう、秋田の人にしか分からなくても仕方ないですね、地名とか)で映画も観る。
 映画は「博士の愛した数式」。吉岡秀隆の子供時代を演じた子役が、ほんとう〜に純(昔の「北の国から」の時の吉岡秀隆)にそっくりだったので笑えた・・・。子供の頃の純ってほんと可愛かったよね、ほっぺたとか、ぷっくりしちゃって。
 それにしても本当に、私ってば、いつどこで放ったらかしにされても一人で遊べる良い妻(?)だ・・・。引っ越しして全然知らない土地、知らない人ばっかりの中に突然一人放り出されたって、ばっちり、昼遊びから夜遊び(別にヘンなことはしてないですよ)までこなすもんなあ・・・シゴトの忙しい男の方々にはオススメの女かもよ。・・・って、ススメてどうする!
 などど、飲んでたのしく浮上したところで、今日の日はさようなら〜。

2006年2月8日(水)

 病院。月曜から出血した以上、もう判定日、とは言えない。「妊婦さん」はお預け。
 今回は卵の状態もあまりよくなかったと聞いて、心のどこかが、「やっぱり・・・」と妙に納得してしまった。前回(10月)、卵がピチピチだったことを聞いた時も、「やっぱり!」と思ったっけ。何となく、自分で、わかるね。
 「生殖医療」といえば、やはり最先端のコト、って感じがするし、こ〜んな設備の中でここまでして頂いていて、自分の状態がこれでは、医療に対する冒とくって気がしてしまう。ほんとうは休むべき。
 でも、どっちにしろしばらくは、注射注射、は出来ないので、細々と半分お休みのような状態(?)で自然周期でのAIHかタイミング、という中立的な予定になってしまった・・・。子宮内膜の検査の予約も結局入れてしまう。本当に秋田在住中でキメるつもりならば、ぜんぜん休めないはずなのだし。
 誠実な先生の真摯な瞳の前に、泣き言は言えなくなってしまった、今日の弱気な患者でした・・・。(いっつも弱気)。

2006年2月7日(火)

 このところの腹痛で、さすがに更新する気力なかったです〜心配してメール下さった方々、ありがとうございます!そして、すみませんでした。
 さて、扉絵も替え、かねてより、そろそろ替えろと言われていたプロフィール写真も差し替えました。この間温泉に行ったときの、雪中露天風呂での一枚です。当然ながら全裸の全身写真だったのですが・・・。
 私「ニカニカ笑ろてるからこれやな。3点モザイク処理するか?な〜んて。」
 夫「おいおい、石飛んで来るで・・・。おまけに一人も読者おらんようになっても知らんで。」
 私「そこまで言う?・・・やはしもう、そんなにヒドいモンになってるとでも・・・?」
 といったいきさつで、フォトショップで切り抜いたのでした。いや、当然切り抜くつもりだったけどね!当初から!

2006年2月3日(金)

 今日は歯科の日。歯医者さん行きはたのしい。行くたびに歯がキレイになるから。でも考えてみたら、歯科ってのもけっこう恥ずかしいよね。
 「ん〜、婦人科と、どっちがどうかなあ」。夫「誰もきいてないない」。「うん、総合評価で、歯医者さん行きの方がより恥ずかしいな。あれはまだまだ、日常生活の延長上にあるから。服とかもちゃんと着たままやしなあ。そこがかえって」。夫「そっ、そっ、そおゆうもんですか・・・そう・・・ですか・・・はい」。
 帰ってから豆まき。福は内。

2006年2月2日(木)

 明日は節分。秋田では、殻つきの落花生をまく、ってのが去年の驚きだった。
 今年はもうかなり秋田ナイズされている私でも、それだけは抵抗があって(なぜ?)、ひそかに煎り大豆を用意しました。

2006年2月1日(水)

 札幌でのパーティの時、明るくはしていたにもかかわらず、貫田シェフに「なんか東さん(私は札幌では東さん)、すごく「気」が落ちてる感じ?パワーが・・・」と言い当てられて驚くというより納得してしまう。そうなんですよ〜繁殖生活しててもいろいろありまして。自分が望んでしている日々なのにね。なんとかしましょう。結果はともかく。(ともかくじゃないけど)。
 そして月も替わってしまった・・・。一月は一体どこへ?一ヶ月なにをしていたんでしょう・・・?(繁殖だけ?)

2006年1月31日(火)

 私がよくつくるのが和食なので(好き嫌いはないけど)、わが家の食事って、メニューを書くと妙に貧しげ。貧しげではあるが「らでぃっしゅぼーや」を12年も続けているウチは、エンゲル係数は実は高い・・・これって最低・・・逆ならいいのに。でもこのおかげか、夫の健康診断の数値は、毎年、その年齢には見えない健康さで異常なし!
 と、いばってみたけど、単にもともと「無事これ名馬」系のヒトなんでした。べつに妻の功績でもなし。ぜんぜん。

2006年1月30日(月)

 病院。普段のスカートが入らないことは、ヤだったけど一応報告。「絶対に単なる食べ過ぎと思います。」と付け加えたおかげでその件はキッパリ無視してもらえたようだ・・・。
 この日は朝から笑えることあり、一日中、つい思い出し笑いの日。今回のタマゴの状態とか子宮内膜の厚さとか、訊くつもりのことはいっぱいあったのに、すべて頭から飛んでしまった・・・。んも〜。
 お昼は、「お菓子のくらた」の二階から、今や市民の雪捨て場と化した八橋運動公園を見ながら食べて帰ることにする。
 帰りに、知人にちょっと会う。知「あら、ナマ足」。私「そ〜なんですよ〜今日、病院、婦人科帰りで。タイツとか、からまってうっとうしいでしょう、急ぐ時。一応いまタイツ持ってるけど」。知「はあ〜それで。で、内診とか、済んだんですか?」私「ううん。内診は今日はなかった。」知「えー、それは残念でしたね〜」。私「い、いや、全然、残念とかって事は・・・そんな、べつに趣味って訳じゃないんやし!」知「そそ、それもそうですよね!」と二人で大笑い。今日はとにかく笑える一日だったようで。
 トイレのついでに、タイツはちゃんと穿いて帰りました!でもちょっと冷えたので夜はブリのアラで粕汁。

2006年1月29日(日)

 ありがとうございます!そしてごちそうさまでした、Wさん!
 1/28のパーティの後は、いつもの岩見沢のすてきな山荘に泊めていただく。そして毛ガニ(!)でさらに酒盛り。
 妊娠してるかも知れないってのに、パーティではビールでの乾杯に始まり、白ワイン、赤ワインと飲み進み、そして毛ガニの友は秋田の高清水(御所野蔵)で。この際、子宮内のことは忘れよう・・・。(本で調べたら、この時期はまだ大丈夫だって書いてあったし。)

 昨日1/28、秋田空港での比内鶏かゆセット(モーニング)を皮切りに、千歳空港でお茶、札幌の「本日はぷくぷく商店」でぷくぷく麺ランチ、煉瓦屋で「ふたくチーズ(二口大のチーズケーキ)」やプリンでお茶、札幌ファクトリーでもお茶してからパーティに臨んで完食、毛ガニ、数々のお菓子、と食べた私は、今日はもう、今までのスカートが入らない。
 病院でもらった書類を見ると、お腹周りがきつくなった時はそのことをきちんと報告することになっているけど(卵巣が腫れている可能性があるので)、こ〜んなにも明らかに食べ過ぎの時でも申告するべきなんだろうか?

2006年1月28日(土)

 西村先生、5周年おめでとうございます!と言うのが、実はメインの趣旨だったところの札幌のパーティ。会の運営に御尽力下さった方々、ありがとうございます!
 驚いた事には、何かメッセージを書くようには言われていたけど、私が「生徒代表」とは知らなかったよ〜加藤さん〜。何で私?それで、内容的になんとも間の抜けた、趣旨のズレたメッセージを読み上げることとなってしまい、実はすごく冷や汗でした!でも、かいた恥はすぐ忘れるのが私の武器!
 集合写真の次は、「まだ食べられる人は?」と訊かれて手を挙げる先生と私。踊っている訳ではありません。絵の具を前に(絵の具の!)色談義に熱中しまくる貫田シェフと私。これは他の生徒さんや先生をも巻き込んで、延々続いたのだった・・・。撮影係は夫。
 みなさま、本当にありがとうございました!これからも心を一つに(?)やっていきましょう!これからも、どうぞよろしく・・・。

2006年1月27日(金)

 あらら〜、治療中の前歯(今は仮歯)がすっぽりとれた〜。鏡に向かって「ニッ」としてみて、そのあまりのまぬけ面ぶりに、笑ってしまった。面白いから、笑いをとるのにつかうか・・・ってわけにもいかないので、歯医者さんへ。ついでに古い歯の土台で黒ずんだ歯ぐきを、レーザー治療してもらう。
 すると何と、跡が白っぽく浮いてしまうんですね〜。
 「こ、これって、どのぐらいでなおるんですか?」歯科衛生士さん「そうですね、1週間くらいですね。日焼けしたあとの、皮が剥けているような状態です。」とにっこり。
 がーん、明日の札幌でのパーティ、私は白い歯ぐきで・・・。かくなるうえは、歯ぐきを出さない程度に笑えばいいんだ!と考えてみたけど、私にそんなこと、できるはずなし。いっつも、歯ぐきまで出してニカニカ笑っちゃってるもんなあ・・・。
 どっちにしても、笑いをとっちゃう運命だったようです。

2006年1月26日(木)

 こういう、テンション低めの時の方が、タマゴも着床しやすかったりして。親たるこっちがやたら盛り上がってる時でなくて。
 さて、あさって(土)と(日)、また北海道。今回きっぱり、安静のことは考えないことにしているけど、この時期に飛行機乗って、いいのだろうか?24日(火)に訊こうかとも思ってたけど(当然ながら)ほかの先生にも1/14〜の札幌行きを知られていたのを知って、「また行くんですけど・・・」とは、言い出しにくかった、つまらない小心者の私だった・・・。叱られはしないだろうけど。ま、プールで泳いでもいいくらいなんだし(これは前回訊いた)。
 行くまでにやっておくことが、ほとんど手つかずでそのまま。この2週間、一体なにをやってたのかとおもってしまう。ほんとうに生きてたのか?とまで。
 おシリの注射の痕だけが、この2週間が夢でなかったことを物語っている・・・。

2006年1月25日(水)

 すごく久しぶりに通院なしの日となったのに・・・家の中の事なにもやる気が起きず、かといってゆったり休む気持ちにもなれず、結局徘徊。ほとんど不良(死語)。腹にはタマゴが居るというのに・・・。
 水曜は安いので、適当に目に付いた映画に入ったおかげで、ちょっと気分転換になったかな。MY FAVORITEも更新できたし。帰ってから洗濯機を回し、おふろを洗ってトリのしょうがやき。

2006年1月24日(火)

 胚移植。すごくあっさり終わった気がするのは、こっちが慣れたせいでしょう。先生と、とりとめもないことをおしゃべりしながらだったので、なごんじゃって緊張するひまもなかったし。(多分私をリラックスさせようと話をしていて下さったのだと思います)。
 今回は特記することもなし。
 そして、注射期間気を張っていたせいか、何のせいだか、終わったら気抜けしてしまった。
 とりあえずミスタードーナツで坐ったら、もう立ち上がれなかった・・・。
 微妙にテンションが下がっている。なんか悲しく・・・。

2006年1月23日(月)

 明日の来院のこともだけど、「その前に、今日、帰れるんでしょうか?」な天候の中、退院。まずは駐車場に一晩停めてあった車を雪の中から掘り出す。ね、熱あるのに・・・。もともと虚弱児なのに、もうそんなこと、誰が信じるだろう・・・。
 入り口まで行ったら、高速は吹雪のため通行止め。こうなったら気にせず、動いてる区間を選んで帰りました。もう、骨の髄まで東北人だ・・・。
 胃の調子に不安あり、夜は黒がれいの煮付けと菜の花のごま和え、青梗菜のおひたしであっさりと。

2006年1月22日(日)

 採卵直後はまだ麻酔が効いてて「ぜんぜん平気で〜す」みたいなノリだったけど・・・。夕方から発熱。(もともと少し風邪?ぎみ)。看護師さんが先生に問い合わせに行って下さるも、
 「ちょっと、まだ先生方に連絡つかなくて・・・ほら、今日センター試験で・・・。」
 私「ハア、ハア、セ、セ、センター試験が憎い・・・。」

2006年1月20日(金)

 白目が真っ赤に!我ながら自分の顔が怖い。とりあえず大学病院に出頭するも、眼科にも寄って診て頂く。治るんだって〜よかった!
 そしていよいよ卵胞十分。採卵に向け準備。今回は卵が少ないので「外来扱いでもできますよ。」と言われたけど・・・その場合は日帰りになるので麻酔は少なめとなり、そんなん怖すぎるぅ・・・。
 私がおびえまくっていたので、先生は笑って許して下さる。はい、私は恐がりの痛がりです・・・。
 ので、日曜は入院します。いろいろなこと、退院後となりますのでご了承ください。これをお読みの皆さま、応援して下さいね!(読者の方をムリヤリ応援団にするのでした。)

2006年1月19日(木)

 病院の日なのに今日も吹雪。しくしく。もう気にしないことにする。
 ところで、「病院遠くない?」と聞かれることあるけど、べつに。都市部でも、電車乗ったりして30〜40分はざらなので、車で行けちゃうぶん、都会人より楽させてもらってます。夏場ならドアTOドア30分ちょっと、てのもあったし(時速何キロで走ったのかは追及しないで・・・)。そのくせ、たまに、都合の悪い時は距離を言い訳にできるし・・・。(悪い事なのでもうしません)。
 冬場の最高記録は2時間半!忘れもしない、大曲I.Cまで行ったら吹雪の為通行止めになってて、呆然としつつ13号線の渋滞に突入した12/26。病院の電話番号を持ってなかった私は連絡もできずに、行ってみたら外来終わってたりして・・・とおびえた。この日が、混んでる系の曜日だった事を天に感謝!
 と、いろんな事がある、この程良い距離感を愛しているのです。治療生活の中には気持ちの弱る日もあり、その気持ちを家庭内に持ち込まないようにと思えば、この距離は必要かな。
 ありがた〜い秘密の癒しの場「ももさだカエルの公園」が雪に閉ざされてしまった今、私を癒してくれるのはこの距離・・・。

2006年1月18日(水)

 凍結卵あるのに、使わないの?というお声をポツポツいただくので、まとめて回答のようなものを・・・。
 いやー、自分でも年末には、子供(今は凍結卵状態だけど)を保育園(病院)に預けっぱなしのままクリスマスや年末年始を過ごすのか・・・みたいな気持ちがちょっとあったことは確かだし、その後のAIHだの、今回の採卵だのにあたって「これでうまく行ったら、あの子の運命は・・・?」と思ってしまって、どーも心境が複雑に・・・。
 でも、気になるのは、やはり、弱気にも年齢のことかな。
 前回の空振り後の診察時(11/14)、卵は良質の卵が採れていた、と先生から聞き、私がその時口走ったのは、「でも、いずれ遠くない将来、そんな卵が採れなくなるかもしれないので、今のうちに採れるものは採っときたいです・・・。」という欲深発言。ちょっと・・・いぢましかったかも。
 件の凍結卵も、分割のスピードの速い良い子だという事で、有望株であるだけになおさら、時間切れで万事休す、となった時(転勤や年齢で)に、その卵を使って上がれたら、海底撈月(ハイテイ)でツモった時のような嬉しさがあるんではないかと・・・。(麻雀しない人にはわからなくてすみません、簡単に言うと最後の牌であがることです。あれ、ホント、嬉しいんですよね。)
 ああ・・・あれこれ考えて心は千々に乱れる・・・。

2006年1月17日(火)

 フェリーを降りて、その足で病院へ。スカートとか、おとなしめの服を持って行ってなかったので、暴走族とヒッチハイカーを足して2で割ったようなミナリで・・・。でも、服装なんて、気にしてるのは、たいがい自分だけ。
 そんなことより卵胞、卵胞。今回はいまのところ3つで、それもまだ小さくて、一気にしゅんとなる私。思い余って「それって、今月は子宮とか卵巣とかの調子が良くないってことなんではないですよね・・・?」とおずおず訊いてみて、そういうわけではありません普通です、と言ってもらってほっとするも、またすぐ、「ホントに・・・?患者をなぐさめてるのではなくて・・・?」と不安になってみたり・・・。(いや、別に誰も慰めのことまでは考えてないだろう)。ああもう、病院での私って、弱気!まあ、そういうもんなのかも。皆さんそうかしら?
 ところで、今日の診察で、嬉しかった事が一つ。
 フェリーを降りたばっかりで、内診台に仰向けになっても、「な〜んかまだ天井が揺れてる・・・」状態だったせいか、いつもは痛がりの私が、ぜんぜん、普段にくらべれば平気だったこと。
 これからは、内診の前に、「少々お待ちください」とか言って先生を待たせて、くるくる回って目を回しておくといいのかも・・・。(よいこはマネしないように。)

2006年1月16日(月)

 Wさんありがとう!「ターシャ・チューダーの別荘」はますます素晴らしく、かわいらしく進化をつづけている!
 昨夜、おとなりT家のご主人が特大除雪機で、ものすごくパワフルに除雪してくださった。あれよあれよという間になくなっていく雪、私達は口をあんぐり開け、「しばれるから入ってていいよ」と言っていただきながら、とうとう最後まで見入ってしまったのだった・・・。
 札幌の「Hちゃん」さんも合流、カレーをいただいて(夜も朝も、そして昼のこのカレーもつくっていただいて・・・。)、解散。
 道央道をひた走る私は、途中、覆面パトカーにびったり貼り付かれるという身の毛もよだつ体験を経て、気がついたら白老にいた・・・。こんな冬場にポロトコタンでもあるまいに・・・。
 実は、覆面パトカーが逸れて行った苫小牧東JCTで、私もそっちへ行くべきだったのだ・・・。でも、恐怖のあまり手の平にじっとり冷たい汗をかいていた私には、そんなこと、思い付きもしませんでしたわっ。

2006年1月15日(日)

 4:10苫小牧に上陸。つまり3:30にはたたき起こされた訳で・・・生まれて初めて、これが「運転していて眠くなる」なのか、という感覚を体験する。「東京事変」のCD「教育」をかけていたせい?
 椎名林檎のアルバム「加爾基 精液 栗ノ花」を、入眠儀式としてイヤホンで聴きながらでないと眠れない、という時期を1年半ほども過ごした私(もちろん秋田に来る前)は、すっかりパブロフの犬化していて、林檎姫の歌声を聴くとなごみモードになるのだった。
 輪厚PAでCDを替えて札幌へ。
 そして、朝から晩までみっちりパソコンと格闘したこの日は、充実の一日だった・・・。いかに自分に解ってない事が多いか、って事が垣間見えて気が遠くなった一日でもあった・・・。
 主催、講師をつとめてくださったSさん、そしてHさん、本当にありがとうございました!
 夜、道央道を一路三笠ICへ。
 ありとあらゆる人におすすめします。1.冬の夜、2.雪の中、3.一人きりで、道央道を旭川方面に向けて走ってみることを。視界一杯の北の大地の地平線、黒い森などの中に、岩見沢の街の灯が左右に広がってまたたく辺りの風景は、どんな朴念仁をも泣かせるから!

2006年1月14日(土)

 朝一で病院。その足でフェリーに乗ることとする。時間をつぶすといっても秋田市内はけっこうな雨(これ以上雪降っても困るから許す)で、この機会にフォーラスを上から下までじっくり見ることに。
 何をかくそう、私はフォーラスが大好き。(またまた秋田の人しか解らなくてすみません、渋谷のパルコみたいのを想像していただければ)。いつもうるさい音楽がかかってるのも好き。
 8Fヴィレッジヴァンガード、6Fパナマボーイ、ボンバーで買い物。5Fのチェックポイントでは泥棒日記(http://www.dorobou-nikki.com)のジーンズを。原宿まで行かずとも!秋田でも買えるのよ。
 服飾品に関しては、おそらく同世代の大抵のご婦人よりはるかにおカネのかかってない私。ユニクロとファッションセンターしまむらさえあれば。そして、こうしてバーゲンシーズンにアルスのベネトンとフォーラス、御所野イオン1Fのスコットクラブがあれば。
 安上がりな女なのでした。

2006年1月13日(金)

 大曲に来て、私と、「笑い」のパターンやテンポがとても似ている人に出会ってしまった・・・。それはズバリZENの大坂さん。ついつい、自らの恥体験を暴露しては笑いをとってしまうところなんかも・・・。
 で、さっそく「バカ話で盛り上がるぞ同盟」を結成し、アドレス交換。大坂さん、見てる〜?何か面白い事あったら、北海道からメールしますね〜。
 ところで、私、明日より、北海道にまいります。1/17の07:45に土崎港に到着するまで、当然ながら更新(及び、激しく乱れたままのリンクページの修理)はお休みとなりますので、ご了承下さいませ。

2006年1月12日(木)

 今日のお伴を平原綾香のアルバム「ODYSSEY]にしたばっかりに・・・。「明日」って、泣ける・・・。紅白でも、平原綾香はこれだったっけ。名曲だと思う、確かに。この歌の主人公の人は、ホンマに、悲しいんやなあ、ということがよく伝わってきて、ついうっかり貰い泣きモードに。つられやすい私は、すっかり切ない気分になってしまった・・・。
 よく考えたら、体外受精の採卵用のタマゴをたくさん育てる為に毎日排卵誘発剤の注射を受けている身で、「もらい悲恋」で切なくなっている場合でしょうか??
 でも、同じ状況なら、誰でも泣いたとおもう、だって、28号岩見船岡線の堤敷の交差点から千秋城下町まで、2時間もかかったんですよ!(秋田の人しか解らなくてすみません)。その間、思いつきで「明日」をうっかりリピートしてしまった日にゃ・・・って、誰もそんな事しないってば。
 一人、「もらい悲恋」で切ながっていても仕方ないので、とっとと帰って、トリとごぼうの煮物、海藻サラダ、筍のおかか炒めなどで晩ご飯。
 しかし・・・この歌の主人公って、どんな街に住んでるんざんしょ。「きっとこの街なら どこかですれちがう」って、東京・大阪じゃありえない。札幌・仙台・名古屋・高松・福岡あたりでもムリムリ。でもあんまりすごくイナカでもなさそうな感じだし・・・おいおい、秋田か!?(違うだろう)。

2006年1月11日(水)

 どうにも待ちきれなくて10日の朝、妊娠検査薬を使ってみたけど、きっぱりマイナス。お腹も痛むし、これは、週末には、はじまるかも・・・と読んで、点鼻薬をもらいに行く。関西出身の先生と、「なんで今年に限ってこんなに雪〜?関西人には過酷ですよね〜」などとなごんで帰る、その帰り道で!はじまってしまった・・・。
 なんで、どうせなら、3時間早く始まれないのかなあ。
 で、今日も病院へ。1/15,16の分の紹介状を頂いて、札幌で注射をしてもらう手筈も整う。なんか、多大なお手間をかけさせてしまって、申し訳なし。こんな時にフラフラ一人で北海道まで出歩くなんて、さぞかしワガママな患者に見えていることだろう・・・その通りだけど。
 荷物が多いのでまた車で行くけど、フェリーが欠航したらどうしよう・・・。泳ぐか・・・車を頭に乗せて。

2006年1月10日(火)

* 今日の書簡より   「 Yちゃんへ。
 お〜、メールありがとう!そう、すごい雪。もう、「乗れへん」とか、ゆってられへんから、車乗りまくってるです。だって、公共交通、止まってるねんもん。
 ほとんど毎日見てくれてるなんて、有難う、は、恥ずかしいけど、知ってる人に見られるのは。やはし少しは。アホなことばっかし書いてるし。(夫に閲覧禁止してる位だ・・・)。
 いや、車の運転のこと、「セミプロなみ」なんてことは、じぇんじぇん、ないですってば!セミプロが、秋田市内、それも大っきい病院の駐車場で1日に2度も雪に埋まるだろうか・・・。
 秋田に来て1年ぐらいは、すごく集中して練習したかな。ふだん乗る時でも、「今日は安全確認を完璧にする日」とか、「速度一定で走る日」とか、「コーナーをキッチリ曲がる日」「無駄なハンドル操作をしない日」「道路の中での、走るラインに気を配る日」「滑らかにシフトチェンジする日」「合流練習の日」「車庫入れの日」「おとなしく走る日」「追い越しまくる日(!)」とかって感じで、自分で思いつくテーマを一日1コ設定したり、してた。(でも設定しただけに終わってたりして・・・)。それだけ。
 悪天候は、もともと、乗り始めた頃から、気にならないタチだったし。(ただのアホ)。この間の吹雪(in12/26)には、さすがにちょっと一瞬ひるんだけど。でも、もはや私は「スカした都会の女」ではなく「生活する農村の女」、四の五のゆってられないんでした。(要するに他に交通手段ないだけです。)
 ところで、妊婦姿を楽しみにしてもらってるというのに、すいません、年末のAIHは空振りしました。じゃあ、12/22,26,27の3日間を返して欲しいか、と聞かれたら、そうでもないけど。人生に、いろいろ起こる、ってことを愛しているので。
 さてさて、今日の本題(のはず)の、リンク。この話題を避けたくて、ムダ話してた感あり。ごめんなさい、あなたのブログとリンクした直後に、実はリンクページ壊れてしもてん。
 しかも、この週末は北海道に用(PhotoshopとIllustratorの完全制覇を目指す?会)あり、1/14〜1/17朝まで秋田を留守にするし、その準備も忙しく、当分直せそうにないねんけど、許して下さい〜。
 エラーメッセージは、「ビルダーの外で起こったエラーにより・・・」て事で、訳もわからず、まあ帰ったら、ページの構成要素が重なってないか、とかのチェックから地道に始めます。
 それでは、風邪など召されませぬように。
 この日記ページの場をかりまして、返信とさせていただきます・・・。 かすみ」

2006年1月8日(日)

 近隣5件で結託して頼み、屋根の雪下ろしに来ていただく。すごい・・・。あれほどの量の雪が屋根の上からなくなるとは。
 でも、その雪は家の周りにうずたかく積まれ、こ、これを私達はどうすれば・・・?
 正解は「春まで積んでおく」でした。家が見えなくなる日は近い。(古〜い平屋)。
 金目鯛を煮付けにして夕食に。

2006年1月7日(土)

 七草がゆ。
 今は秋田に身も心も捧げている私だけど、モト関西人なので、行事食には妙に情熱を燃やしてしまう。冬至のかぼちゃとか、そういうの。幸い、北前船のおかげで(古いハナシだ・・・)、秋田には上方の食習慣がけっこう伝わっているので、北海道に住んでいた時ほど驚かずに生きていけるかな。(驚くのも楽しい)。
 でも・・・・大曲に来て、お赤飯を食べた時、甘かったのには驚いた・・・・。関西の味も甘めだけど、か、勝てねえ・・・・。

2006年1月6日(金)

 いったい、なにごと!?この雪!よそさんでは、秋田より多く降ったところもあるとか。でも、主都市の交通のマヒは全国一かも!(自慢しても仕方ないけど)。そもそも、道路がすごいことに・・・なんか、車で、モーグリやってるみたいな。飛び跳ねるたびに車の方向性がかわるのが、なんとも怖い。そりゃ、バス便、危ないですよね。
 話は変わるけれど、自慢といえば、私には世界に(?)誇れることがあり、それは、ここ1年半くらい便秘知らず、ってこと。秘訣は、「行きたくなったら、すぐ行くこと」、これに尽きます。でも、これこそが、実行するのがすごく難しくて、状況によっては話の流れを止めちゃったり、恥ずかしかったり・・・。でも、ここをクリアすれば、あなたもお通じの女王(または王)に!
 もちろんプルーンも食べるし、カスピ海ヨーグルトも何年も続けています。特に最近、札幌宮の沢で頂いてきた菌のおかげで私のカスピちゃんパワーアップ。
 なお、行きたいときにトイレが近くにない、という点は、わりと克服できるもんです。「行きたい」という気持ちに心を集中し、その瞬間まで気を逸らさずにいれば!精進の甲斐あり、最近では、朝に決まってきて、やれやれ。
 そんな私でも、ガマンしちゃう状況が一つだけあり、それは、婦人科の診察前・・・。さすがに・・・なんか・・・落ち着かなくて・・・。でもある時、お腹を押されながら「ああ、少し、便秘されてますね。」と言われ、それはそれで恥ずかしかった・・・。
 そんなとき、普段のノリで「そうなんですよ〜もっと押しちゃってください〜」とか、軽口叩ければいいものを、なかなかそうはできないのでした・・・。
 (本日は、びろうなるお話しにて失礼を申し上げました・・・。)

2006年1月5日(木)

 帰秋。結局、全行程、乗ったような。ときどき叱られつつ。私は生まれつきプライドが欠落してるのか、腰の低い女だ・・・・。
 ・・・な〜んて書いたら、夫から文句が出そうだけど、大丈夫。夫は、私のHP、絵はともかくDIARYはあんまり見る気はないそうで(面倒、恥ずかしい等々)、私としても、そのほうが有り難いかも。
 見ないと言えば、私のメールボックスも、夫は昔から、まず絶対見ないなあ。なぜ?なにかを見つけてしまうのが怖い?ないってば、そんなの。・・・ないとおもう・・・。ちょっと・・・あるかも・・・。(だんだん声が小さく・・・)。いえ、冗談です。
 ところで、それどころじゃない、秋田の豪雪!
 人からも、「あんたの立ち回り先って、なんでいつもいつも・・・。」と感心され、ついには「お祓いしてもらったら?」とまで。それもいいかもねっ!特に、いま陸の孤島状態になってる秋田市の人がそれで救われるならっ。

2006年1月4日(水)

 山形県のかみのやま温泉へ。どうして豪雪地帯から豪雪地帯へと、わざわざ移動する?と言われても返す言葉もなく。よそさまの雪道も、また違った趣があるし。と、いうことで、アッシー人生はまだまだ続く・・・・。でもいいの。私は、運転してて眠くなった事というのが一度もなく、「もーイヤ」と感じたこともほとんどないので(05.11.14のみ別。あれは足がつったから)、苦にはならないです。それなら長距離トラックの世界に生きればよかった?いやいや、自慢じゃないけど、技術はないですからっ!
 山形の人にも「秋田、今年すごい(雪)ですね〜」と言われる。

2006年1月3日(火)

 吹雪をついて、関空から帰ってくる夫を迎えに秋田空港へひた走る。飛行機が降りる前後は吹雪が収まっててよかった。高速道は、その後広範囲にわたって通行止めとなってしまった。もちろん帰りも、我が家の雪道担当大臣たる私が運転。
 このクリスマス・正月の、夫における私の地位は、もう完璧「アッシー」じゃん。愛はどこへ・・・・。
 「22年目にもなって、そんなもんを期待されましても・・・・」(by夫)。そーですか。そうですよね。
 ところで、ここでっ!
 このほど私が開発した、完璧なるあんこの色のつくりかたをご披露しちゃいますわっ。
507   Perylene Maroon (ペリレーンマルーン)
548   Quinacridone Red(キナクリドンレッド)
733   Winsor Violet   (ウィンザーバイオレット)
430   Neutral Tint    (ニュートラルチント)
 全てウィンザー&ニュートン社製。これらを適当にねりねりするだけで、ほら、粒あんもこしあんも、もう思いのまま。お正月、節分、ひなまつりと、和菓子を描く機会も多くなるこれからの季節に、どうぞお役立て下さい。そして、もっといい作り方を発見された方、ぜひぜひ私にメールして教えてくださいませね。でも、きっと、使う黒に関しては、Neutral Tintが最高だと思う・・・・。

 明けましておめでとうございます。
 一人で過ごすお正月も2日目。昨日元旦は初詣のはしご、今日は買い物と、一人でお正月の雑踏の中に身を置いてみると、なんだか自分が透明人間になったような不思議な感覚があり、面白い。(負け惜しみ?)。
 もしくは、本当は存在しない人間であるとか。シュールだ・・・・。
 と思ったけど、こういうシチュエーションをどこかで見たぞ、と記憶を掘り起こしてみたら、ありました、「スカイハイ」。釈由美子主演の、あれね。何年か前、金曜P.M11時ごろからやってたドラマで、のちに映画にもなり、映画版は大沢たかおも出ていた、あれです。(といっても、見てない人にはわからないですね、すみません。でもすごく面白かったので、映画版だけでも観てほしい)。
 その中では、死んだ人というものは、なかなか自分では死んだことに気付かないものだ、という前提になってて、死んだばかりの人は生きてるつもりで街をふらふらするんだけど、誰も気付いてくれない・・・、といったシーンが毎週あり、その状況が今の私にちょっと似ている・・・・。ふと横を見たら、イズコ(釈由美子)が立ってたりしてね!んで、3つの中からムリヤリ選択させられるの。
 一見シュールな私の感想も、ネタがわれてしまえば、浅はかなもんでした。

 「秋田県一さびしい女」にメールのグリーティングカードを下さった方、メールや電話を下さった方、お正月早々リンクして下さった方、皆様ありがとうございました!うれし・・・。お陰様で自分の生存を確認できました。
 ところで、日記ページの仕組みがまだよく解ってなくて、(というかどのページの事も良く解ってない?)、リンク切れやデスクトップアイコンで開けなくなる事がコワくて、古い部分も結局「ページを分けて追加」キイでお茶を濁しただけ。年が改まったら破棄するって啖呵きったのに。お正月からいきなり弱気ですね。削除とかってなんか怖いし。(前科数犯あり)。で、当分そのままです・・・・。
 それにしても、しみじみしたお正月。
 もし今年中に「母」となったら、もう、半永久的に、こんな静かな一人きりのお正月は選べないと思うので(以外にすぐそうなったりして)、一刻一刻が貴重におもえる・・・(またまた負け惜しみかも)。
 これを見てくださっているあなたへ。
 本年もよろしくおねがいもうしあげます。

2006年1月2日(月)

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