DIARY

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 とりとめもなく、いろいろと。私自身の覚え書きのようなものですが、
 お気の向かれた方、どうぞふらりとお立ち寄りください。
 絵にならない日々がならんでます・・・。

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2006年4月30日(日)
能代凧を買いに行く

 待ちに待った能代凧揚げ大会の日。空にはためく姿はまた格別!会場で聞き込みをして、皆さんに教えて頂いた情報をもとに職人さんの工房(お家)北萬さんにお邪魔し、いろいろ拝見。目がくらむ感激・・・。女べらぼう・男べらぼう・旗べらぼうを頂く。いつまでもお元気で・・・。美しい能代凧を作り続けて下さい!もう一軒の所では竜王太郎が刀剣をくわえている図柄の能代凧を。早起きして能代まで走ってきてよかった!
 ついでに青森県に一歩踏み込んで、海岸沿いで干しいかなど焼いたのを食べる。このお店「福寿草」かなんかだっけ・・・とにかく北の方に来たら、ここに寄らずには帰れないです。秋のエビ焼きもおいしかったし。
 ハタハタ館のお風呂はあまりにも人が多くて入れなかったけど、この日は一気に千秋公園のお花見まで堪能して帰宅。

2006年4月29日(土)

 お花見したがる夫を連れて(連れて、って言い方が失礼ぎみ?)、北上・盛岡など岩手県を走り回る。自分だけ遊んだから今日は家に・・・って訳にも行かないし、気温25℃の快晴で桜もぐんぐん開くし。
 甲府の岡部さんが無数の付箋を貼ってくれた「るるぶ岩手」を持ち、「オカベいちおし付箋」の所を重点的に攻める。
 ありがとう、岡部さん!食道園の平壌冷麺もおいしかったよ!コーヒー豆のいいのも買えた。一茶寮も地震に負けずにいつまでも建っていて欲しい。白沢せんべい店の南部せんべいには、もう中毒です・・・。
 「森の風鶯宿」で温泉に入り、道の駅雫石あねっこで買い物して帰宅。
 忙しいけど、明日はずうっと楽しみにしてきた能代凧の凧揚げ大会の日。たとえ何があっても、這ってでも行く!
 待ってろ、「能代べらぼう凧」!

2006年4月28日(金)

 角館〜西木村〜横手とまわったので、さすがの私も今日はゴハン作りには燃えられなかった。上質のお総菜に助けられる。
 ありがとうございます、「Kimoto」さん!お総菜の事だけでなく、いろいろと!
 そして横手の樋渡人形さんにも!よい物って、人を元気にするのですね。
 この日、体は疲れても、心は元気に。

2006年4月27日(木)

 朝7:40、秋田港に到着するも、陸はピンクとは程遠い・・・。どうやら私が北海道にいたあいだ低温続きで、桜の開花はばったりフリーズしたままとか。
 それはさておき、思ってたよりずっと、あっというまだった北海道での日々。一緒の時間を過ごせた人々にスペシャルなサンクス(コンビニではない)を・・・。
 みんなありがとう。私もここで、キチンと生きていきます。
 フェリーから直接、秋田県立博物館へ(土崎から金足なので近いけど。・・・って秋田の人にしか解んないけど)。書庫にて資料整理の力仕事をする日だったので、なんとか。
 その後、よせばいいのに「どれどれ・・・」と気温8℃の雨の中、千秋公園お花見に(バカ)。
 桜が咲いてないぶん見晴らしは良くて、御隅櫓の最上階からの眺めは素敵だった。負け惜しみ?いいえっ!
 帰って、いきなりゴハン作りに燃え、千歳みやげの「糖度10」のトマトに、夫とともに大感激。ありがとう、岩見沢のターシャ!ちょっと常軌を逸したおいしさです・・・。
 食後はさすがに燃え尽きて、荷ほどきもせずに倒れて終わり。

2006年4月22日(土)

 仙台往復。くじらを食べ(さすが太平洋側)、今年初めてのお花見をする。桜とは、よいもの。
 そして。数時間の仮眠の後、23日朝7:00のフェリーにて北海道へ出掛けます(忙しすぎ?)。もし来月にも「妊婦さん」となったら、こんなこと出来るの、これが最後かも知れないし(これ、いつも言ってますね、懲りないというか・・・)。
 なので更新は27日までお休みとなります。27日の朝、土崎に入港予定なので。
 たぶん27日の朝、近づく秋田の岸が桜のピンクにおおわれていて、感激することでしょう。昨年12月の、同じパターンで北海道から帰ってきた朝は、太平山が真っ白になっていて驚き、感激したものです。季節はかわる・・・。

2006年4月21日(金)

 絵が完成したので、モデルとしてお借りしていた土人形・土鈴たちを返しがてらランチは「陶彩サエラ」さんへ。今日もいろいろお世話になってしまいました・・・。
 そして、当HPのリンクページに入っていただくことに!みなさま、ぜひご覧下さい!
 この6月には私もミニ個展をさせていただくことになりそうです。詳細はGW明けにでもお知らせ出来ると思います。
 ちなみに「陶彩サエラ」さんでは、私の絵のハガキを置いていただいています。¥150/枚です。

2006年4月20日(木)

 大陸より黄砂襲来。うちの駐車スペースは屋根なしなので、愛車ターセル坊は泥をかぶったようになり、仕方なく昨日は洗車。火曜の庭仕事・水曜の洗車、のせいか風邪をひいてしまう。少しでも起きれる限りは雑用しなくては。元気な時は出掛けてしまうことも多いので、用がたまる・・・。
 でもこの日、外は積雪ぼたん雪。高速道が次々に通行止めになる中、出掛けなくて正解だったかも。来週私が北海道を走るので、うちの車はまだ冬タイヤはいてるけど。ふっふ。

2006年4月19日(水)

 避けようもなく、時々は舞い込む「へんてこめーる」。ウチはチェック部隊が働き者で実害のあるものは入れないけれど、それでもへんなメールって、世にあるもの。主に「求む援交」系。あれって本当に笑えますよね!
 「リッチな女性の愛人になりませんか。ID××××の女性会員様から貴男様に肉体関係(!)をベースにしたお付き合いのお申し込みがありました!一晩なら\50,000愛人契約なら\300,000/月。現在の生活を変える必要はまったくありません都合のつく時間だけのお付き合いです。○月○日迄にご返信がない場合は第二候補の男性さまに移行となります(つまりここで、今アンタは第一候補なんだよ、って恩に着せてる)のでご了承下さい。」
 ・・・・。そ、そんな都合のいい話が・・・。こういうのとは違ったパターンで、女性会員様が直接メールして来てる、って体裁のもあり。
 「こんにちは。○○○○と申します。見ず知らずの私からのメールで驚かれていると思いますが、私の話を聞いてみて下さい。28歳の専業主婦で(大体20代後半の専業主婦だっ)主人とはお見合い結婚し(これも大体お見合いだっ)普通に暮らしています(大体ふつう)。」
 と始まり、最近夫に浮気のそぶりがあること(ふむふむ)。最近は私に関心がないようなので私は「欲求不満(実際はもっと直接的な表現だった)」であること。今まで一途に主人を愛し信じてきた自分が馬鹿みたいに思え(ナゼそいう話の流れに?)、やりきれないこと。などが切々と綴られ、
 「誰か秘密厳守で気持ちを割り切れる方を探しています(探すなっ!)。急にこんなメールをしてしまっているので(!)、できる限り、ご要望には応えたいと思っています。どうか良い返事よろしくお願いします・・。」と結ぶ(延々と引用させてもらったけど、まさか著作権の文句は言ってくるまい)。
 う〜ん。一見ありがちだけど、あちこちに論理のほころびがあるし。引っかかる人がいるのだとすれば、その人は、こういうヒトヅマが普通にごろごろいると思ってらっしゃるのでしょう(いや、まあ、ごろごろいるかも)。そしてわざわざこんなことして「相手」を探していると?出会って付き合えばヒトヅマの悩みは雲散霧消し、自分には得で楽しい事だけあると?(いや、まあ、確かに得で楽しいかも)。
 今のところ100%がこちらを「男性」と仮定してのものばかりで、私を認識してのメールは一通もないので、まあいいけど。
 どれもこれも、「女性(会員)の数の方が多くて女性が余って困っている、男性は貴重なので求む男性」という設定なのもアヤシすぎ。そして女性はすべてリッチな「高級女性(って何なんだよ〜)」で、「逆援交OK」なんですね〜。
 笑える〜。なにやら悲しいときでも、パソコンを開いてこういうのが入ってると、一気に気分転換できて、膝を叩いて笑い転げられるので好き。
 でもなんか、そのあとでしんみりするけど。
 ちなみに我が夫に「高級女性、ってどういう女性やろ?」と聞いてみたところ、少し考えて
 「ん〜たとえばエステ行って、ぴーりんぐ、とか永久脱毛とかしてる人?」
 という、わけのわからないジャンル分けが成されたのであった・・・。

2006年4月18日(火)

 ・・・とは、いうものの、ほんとうに眠ってしまう訳にもいかず(すみません、断りもなく昨日の続き)、一日がかりで薔薇の剪定。チョキチョキ。
 東北以南の方にはピンとこないかも知れませんが、北海道や、わが秋田などの寒く雪多き地域では剪定は春です。バラに関しては、私は「ローズガーデン アルバ」(NPO バラ文化研究所)の弟子。
 東京時代は、寒い冬場(今から思うと大した寒さじゃなかった)に中野坂上から千葉県佐倉市までせっせとバラ修行に通ったことが思い出される・・・懐かしいスタッフの方々・・・会いたいよう。
 その「アルバ」(http://business4.plala.or.jp/albarose/)も、移転の為のお休みを終え、2006.4.29、「草ぶえの丘バラ園」として佐倉草ぶえの丘内にオープン!というお葉書を頂く。その日は行けないけれど、それは近々駆けつけなければ!
 首都圏の方で興味のある方は、ぜひいらして下さい。バラのカリスマ鈴木省三氏直伝の、すばらしいバラ園です!

2006年4月17日(月)

 「汗管腫」というものに、なってしまった!いちおう腫瘍ですよ!大ショック。しかも顔、しかも目のすぐ下。が〜ん。
 事の起こりは2ヶ月ほど前、目の下の袋の部分に粟粒のようなブツブツを発見したこと。いつもの肌荒れと思い、放っておいたところ、治らない、これが。肌そのものに凹凸が出来た訳だから、化粧で隠そうにも、かえって化粧浮き・粉浮きしちゃってより目立つし。鏡を見ると目の下が黒ずんだ感じでモロにクマ。疲れた雰囲気だ・・・。
 で、ついに「このままではマズイんでは・・・。」と皮膚科へ出頭。すると、前述の「汗管腫」と診断がついてしまったわけです。汗の出る管が、腫瘍状のモノで詰まってしまったのだとか。
 それはいいんだけど(よくないけど)ショックなことには、これといった治療法がないこと。そもそも、なんでそうなるのか判ってないので、予防法とか、これ以上ヒドくしないように気を付ける術とか、何もなしっ。
 先生「レーザー当てるってのも一応あるんですけどね・・・ちょっと待っててね。」と分厚い本を持って来て下さり、
 「ほらほら、この写真。こ〜うだったのが(before)、こ〜うレーザー当てて(すごくコワい)、こ〜うなった(after)だけ!ですからね〜ぇ。あんまり・・・、ねぇ。」
 う〜ん。もう、このまま・・・このまま生きていくしかないのか。そろそろと、「女」の看板の下げ時がちらつく・・・いいんだけどっ、別にもう!
 やがて「お母さん」ってものになったら、そんなん、気にもならないんだろうし(・・って、ホントになれるんだろうか・・・弱気が・・・)。
 先生「睡眠不足は、良くないみたいですよ。あと、ストレスと。」
 睡眠不足とストレス。どっちも思い当たる節あり、深くうなだれる私。
 ああ、ほんとうにもう、明日から10年ぐらい眠ってしまいたい!
 このところ、遠目からチラチラと私を窺っていた「弱気の波」がここで一気に押し寄せ、波に呑まれて溺れてしまった今日でした・・・。ちゃんちゃん。

2006年4月16日(日)

 「病院に通信簿」(2006年4月16日朝日新聞1面より)。全国42の全ての国立大学病院に「通信簿」ができることになったみたい。診療領域別の手術件数から患者の満足度(・・・って何?)に至るまで約400項目の報告をまとめ、項目ごとの順位や偏差値を出すという・・・。はあ〜。目指すところは分かるけど。術後31日以内の死亡患者数・副作用報告件数・院内感染や医療事故の件数なんかも含まれるとか。ますます誰も難しい手術や思い切ったコトはしたくないカンジだ・・・。
 世の中がより良くなる為の事なら何でもいいんですけど。私にはよくわかんないし。でも、これをきっかけに、ますます医療従事者の精神的・肉体的ストレスが増大しないことを祈るばかりです・・・。

2006年4月14日(金)

 NHKの新番組「こんぱす東北の課題」、初回の今日は「どうする医師不足」。それも特に産婦人科が・・・。いきなり日常生活(いまの私の)に直結の話で、つい最後まで見てしまう。
 なり手不足らしいけど、そりゃそうだと思います。ちょっと考えただけでも。出産関係にしても、生殖医療関係にしても、カラダは曜日お構いなしだし。診察には手間かかる(だろうと思う)し。注射も、採卵も胚移植も、いつも土日もやってもらってるし。普段から、皆さん一体いつ休んでらっしゃるの?と思ってしまう。休めるときはゆっくり休んで頂きたいものです・・・とか言いつつ、私も日曜の夜なんかに救急で行ってしまった事あり、しみじみ反省。せめてこれからは、手のかからない良い患者さんでいよう・・・。
 討論の間、TV画面の下にFAXやメールで届いた視聴者のご意見が紹介されていて、いろいろ、な〜るほど〜、なご意見もあり、パネリストの話を聞くのも忘れてみっちり読み込んでしまった。
 山形大学だったか、「難しい手術には特別手当を出す」案が話し合われていて、それにもすごく感心してしまった(大阪人はこういう話好き)。そ〜よね〜、スグ「医療過誤」だ何だって訴えられちゃう(かもしれない)時代に、誰が、難しい処置のリスクを負ってくれるって言うんでしょうか。それ相応のコトは、何かしないと、日本から(その前にまず東北から)お医者さん居なくなっちゃうって!
 でも医学部の入試が、あんっっっなに難しいということは、やっぱりなりたい人も沢山いるってコトなんだろうに・・・。就任地域とか、専攻する科とかの偏り、およびミスマッチ?難しいものですね。
 大学病院内にタリーズコーヒーだのドトールだのコンビニだのが出来る話は単純に羨ましかった・・・。いいなあ。私は我が県の大学病院に、スターバックスかミスタードーナツがほしいよう。エクセルシオールでもいい。(誰も私の希望は聞いてないって)。

2006年4月13日(木)

 暑かった昨日の秋田市内、25度もあったとはっ。これで一気に桜の蕾がふくらんでくれると嬉しい。
 今日は一人で仙台へ。今、夫婦でハマっているバリ音楽のCDを泉区のJーWOODで買い込み、そのあと仙台駅前付近に車を放り込んで食事や用事。
 ところでっ!マーブルロードおおまちから4号線を渡ってクリスロードに入ってすぐの阿部蒲鉾店先で100円で買える「ひょうたん串」はとてもおいしい。蒲鉾を芯に、フレンチドッグ状の衣を付けて揚げてあって、まん丸のを2ツ串に刺してある。私が店先に仁王立ちになってむさぼり食っていたら、女子高生グループとか幼児を連れたおかあさんとか、ステキなマダムまで、わらわらと寄ってたかってそれぞれに食べ始める。私・・・そんっっっなに幸せそうに食べてました?ほとんどサクラ。阿部蒲鉾店から何かもらわなきゃ。
 阿部蒲鉾店、中に入ると、やはりお客が自分で笹カマを炙って食べるコーナーがあり、ここのディスプレイにはしっかり「見本品」(!)の札がでかでかと付いていた。
 「先月松島海岸店で、ディスプレイを炙ろうとした危ないお客(私です)がいたらしい・・・。」と、言い伝えられているのかも。

2006年4月12日(水)

 朝から病院。
 すごく久しぶりだったことや、ドクターの異動も関係しているのか、なんか、初めて行く場所のような不思議な気がした。物珍しそうに周りを見回す私、限りなく初診患者っぽかったかも。
 そしてやはり来月の周期で体外受精することに!この間のバーゲンでもつい、70%OFFのマタニティ服を買ってしまった(あほです)私は、もう、このへんで決める!そして、採卵数が増やせるかも、の期待を込めて、今回は薬を飲むことになる。いわゆるピル、なので、自分で飲み始める時期を決めて、来月の周期をコントロールできるんですね〜。
 「日数分お出ししておきますので、ご自分で逆算して飲み始め日決めて、生理、いつに持ってくるかコントロールして下さいね。」
 と下駄を預けられちゃったので、これを書いてる今も、も〜悩む悩む。五月の終わりごろには予定があるので早めに終えておきたいし。かといって、ゴールデンウィークに生理ってなんかイヤです・・・。理想は、GW終わった時点ですぐ生理。だけどそんなにうまくいくんでしょうか?
 「一年前に飲んだとき、ドオルトン飲み終わってから何日で生理来たっけ・・・。」
 とここで初めて、この、やくたいもないDIARYが実用の役にたったのでした!
 さて、明日は仙台日帰り往復の日なので(もちろん一人で)、悩んでないでもう寝なくては走れない。結局昨夜はほとんど一睡もできなかったし。病院の前の日って、なんだか眠れない私はチョ〜小心者です・・・。

2006年4月11日(火)

 頭がひどいことになっていたので(外がわの事ですよ、頭の外側!)大曲はイーストモールの美容室ZENへ。今日は忙しかったようで、大坂さんは、いつ見ても走っていた・・・こんな日に来てしまってごめんなさい!
 夜は夫の職場の歓迎会。飲み会に参加する。や〜、こういうのって、無条件に好き。いつどんなシチュエーションでも、どんな人とでも、話をしたりお酒を一緒に飲むのは好いものです。
 でも明日は朝から病院。泣く泣く、深酒は慎む(当然です)。酒臭いうえに高齢の妊娠希望患者・・・そんなヤツ、私がお医者さんだったら診たくないものね!
 1ヶ月分溜まっている基礎体温表をつけて就寝。

2006年4月10日(月)

 ただいま!でも、さすがにしんどい・・・。片付けて、掃除洗濯してゴハンをつくった以外は一日寝てしまう(こんだけやれば十分?)。灯油は買いに行けなかった。

2006年4月9日(日)

 旅行前から微熱のあった私は、借りたレンタカーがキライなオートマチック車だった(いまどき当然だろっ!)せいもあって、ほとんどの時間を助手席で過ごす。このパターンが懐かしく(かつて私はペーパードライバー)、本当に札幌時代に戻ったような気がする私達夫婦。しかし、お互いの顔に、確実にシワとシミは増えているのだった・・・。合掌。
 着いていきなり悲しい思いをした反動で、遊びまくってしまった。富良野も行ったし(「歩人」も「木のいいなかま」も相変わらず美味しかった!)。すすきので明け方まで飲んだり。
 そうして、帰りの飛行機内で出血。く〜、今回の試みも失敗に終わったか〜。仕方ない、また頑張ります!

2006年4月8日(土)

 今回の旅のメインイベントとなった事、それは、札幌時代に亡くした猫「ユリちゃん」のお墓参りだった・・・。
 真駒内のペット火葬場はあの日と同じように寒く、今日も煙突から薄く煙がたちのぼる。私達より少し年輩の中年のご夫婦が、ハンカチを顔に当て、嗚咽しながらそれを見守っていらした。あの日の私達の姿が重なる・・・。
 運転してそこから立ち去りながら、夫はもらい泣きしていた(私も)。あの時も、猫を火葬場に運ぶ車を運転しながら、夫はぐしゃぐしゃに泣いていたっけ。私は「今この人、絶対、前見えてないよな・・・。」と気が気ではなく、落ち着いて泣いていられないほどだった。
 生活・転勤を共に過ごしてきたペットの死と、流産と、どっちがより悲しかったかを夫と語り合ってみるも、結論は出なかった(当然)。ま、別に結論出さなくていいんだけど。
 悲しい事って、ときどきあるのね。われわれ人間には、避けようもないので、仕方ないです。

2006年4月7日(金)

 なんと!驚いたことに、アメリカでは体外受精の後は絶対安静だとか?ハワイで成功した人の手記にも、「アメリカでは48時間安静は常識なのにナゼ日本人は平気でひょこひょこ出歩くんだ!」と書いてあったらしい。いや〜お国違えば、ですなあ。
 その情報をもたらしてくれた人によると、彼女の前の病院(日本国内。最近転院された)でも、判定までの2週間の安静には細かな指示があり、禁止事項としては、
 「@飲酒A階段の上り下りB布団の上げ下ろしC便秘D運動E必要以外の外出」
 などがあり、しっかり念押しもされたとか。
 私・・・反省すべき?私が判定日までの間に行ったこと
 「@ボコンボコンの雪道を終日運転A除雪B飛行機に乗って北海道に行って、しかも宴会・飲酒C重い荷物を持って空港の階段上り下りまくりDヒマな日は毎日水泳E言いにくいけど・・・数回の・・・」
 一応D水泳とE夫婦生活に関しては、先生に訊いて、「いいでしょう」ということだったんだけど(そう!訊いたんですよ、勇気を出して)、Bについては訊かなかったし・・・。
 でも、私の性格だと「安静にしてろ」って言われたら辛かっただろうなあ、今の病院でよかった!「安静と妊娠率には相関はないといわれていますが、過度な労働や不規則な生活は避けてください。」とあるプリントが私の強〜い味方。過度でも不規則生活でもなければいいよね、なんて。
 その人と二人で、「次の移植後はどう過ごそうか」みたいなことを語り合う。治療生活はいろいろやねえ。私はさすがに、もうちっと安静を心がけます・・・。
 ところで、私達夫婦もなんとか入籍一周年。初めての結婚記念日。今日これから出掛けて、3日間雲隠れします。完全水入らずで。どこでって?北の大地の某所で・・・。

2006年4月6日(木)

 今日は秋田県立博物館と土崎港。
 そしてそのあと、知り合って日は浅いけれど、とても鋭いある人と(不妊)治療の話をしていて、「この間、ちょっと、あきらめかけてたでしょう。」と図星をさされる。
 うっ・・・わかりました?ちょっとフラフラと・・・。
 でも産むとしたらラストチャンスだもんね、いま、ここで、ってのが。そうですね、考え込んでる余地なしっ!私には選択権はないようなもの。
 とても心に滲みるいいお言葉をいろいろいただいて帰る。ありがとうございました。頂いたものはそれだけではないけれど、そのお話しは、また改めて・・・。

2006年4月4日(火)

 つくづく思う。PL学園、4/3日長崎・清峰に負けるなら4/2日の秋田商業に負けてくれてたらと・・・。どうせならと・・・。でも選手はどこの選手も、毎日一生懸命やってるんだものね、勝手なこと言ってごめんね。もと大阪人で現・秋田県民の小さなつぶやきでした・・・。
 ところで先週、旅行から帰って新聞まとめ読みしたときに、新聞(さきがけだったかな?)で「受精卵診断」を巡る議論が特集されていて、例の、除名されつつも一人で実施されている神戸のお医者さまの論も載っていた。
 「そうですねん〜もう、もっとゆうて下さいよ〜ゆうてゆうて。」
 とか思ってしまう。ニュートラルな立場でないのはわかっているけど、まさに流産を繰り返している身でニュートラルになれるだろうか、いや、なれない(反語)。
 あ〜、もう何も考えたくないっ。昏々と眠って、目が覚めたとき10年経ってたら、いっそラクかも。いや、それはそれでやっぱりショックか・・・。
 仕方ない・・・また元気に病院通いしますか。

2006年4月3日(月)

 今だから言えるけれど、振り返ってみれば2月・3月は、実は壊滅的に調子が悪かったと言えるかも。なのに結構、無理もしてしまった。
 4月になって心機一転・・・出来たのかなあ?DIARYの日付欄の色を変えただけ、って気もします。とりあえず桜の色に。乾杯。

2006年4月2日(日)

 昨日仙台フォーラスに行って、今日また秋田フォーラスに行った私はあほです・・・。
 ところで昨日、前沢S.A.のモニターで秋田商業vsPL学園の試合をやっていて少し見たけど、残念ながらPLには勝てなかった。それでもPL相手になかなか頑張っていた事を、周りで見ていた人達にはもっと評価して欲しかったわ!まあ宮城県人と岩手県人がほとんどだったようなので許すけれど。そんなこと言ってる自分自身、PLの校歌は歌えても秋田商業の校歌は歌えないのだった・・・。
 昨日J−WOODで買い込んだバリ音楽CDのおかげで、家の中はほとんどバリ〜(ちょっとうそです)。

2006年4月1日(土)

 仙台へ。いつも、途中のS.A.前沢では前沢牛丼と盛岡冷麺のセットを頼むことにしていて、今日も長距離ドライバー並みの量を完食(なおかつまだ空腹で、仙台でも食べた)。ここのって、美味しいと思う。長者原より前沢、かな、私は。
 先週ホテル海風土で教えてもらった、泉区のバリ雑貨や家具(など)のお店「JーWOOD」に行く。なんとも、いいお店を教えて頂いたことよ!物を見て、想像した値段よりだいたい安いし。海風土で聞いて秋田から来たと言うと驚かれてしまった・・・。好きなテーブルセットに坐っていただくバリコーヒーがおいしい、ごちそうさまでした!
 その後もあちこち行くも、仙台市内の道は車線が多く、交通量も多い・・・ちゃんと計画的に走らないと、曲がりたい所で曲がれない事になると判っていながら、今日も何度か失敗する秋田県民でした・・・。

2006年3月30日(木)

 甲子園にまで雪が降ったという昨日と今日、吹雪の中を、色々な用の為、2日連続で秋田市に出向く。その用たちは別の日でもよかったのだけれど、家の窓から吹雪を見ていると、なんかじっとしてられなくて。この、吹雪に接してむらむらと血が騒ぐ性格をなんとかしたい・・・。これも、今冬、雪に痛めつけられすぎたための一種のトラウマなのかも。(今冬の豪雪は「平成一八年豪雪」と命名され、秋田魁新報からは写真集「18あきた豪雪」まで出版されてしまった・・・。)
 でも悪天候のあまりか、道路も出先も、どこもかしこも空いていて快適。これからも、悪天候の日はねらい目だなっ。夫はもう諦めていて、「まあ、せいぜい気ィつけてな・・・。」と見送るのみ。ありがとう。
 ついでにフォーラス5Fのチェックポイントの人に、仙台の「泥棒日記」ほか和柄物の情報を伝達。「すっごくよかったよ!」と自慢げに・・・私の出した店でもないくせに。失礼しました。
 ところで甲子園、秋田商業は愛媛の今治北に勝利!(愛媛には親友がいる。リコ、ごめんね。)なんとまあ。PM3:40ごろ、たまたま居合わせたグランマート手形店で、そのへんの人たちとモニター画面に見入り、決まった瞬間思わず少年ども(大学生か?)とハイタッチ。校歌を歌えるおじさんがいるのでおどろく。
 「・・・秀麗の山鳥海・・・滔々の川雄物・・・清浄たりや矢留城。」
 とかって。た、ただものじゃないな・・・。

2006年3月29日(水)

 ありがとうございます。このDIARY(の繁殖作戦)を見て下さったある方から、「水泳がとてもいい」という内容のアドバイスを頂く。その方の妹さんは、10年間の「繁殖計画」、体外受精もされたけどだめで、もう諦めて水泳をしていたら自然に、しかも2年続けてお子様に恵まれたのだとか。
 そういえば、そもそも私も、大曲に来てから、近く・車で行けて・いつも空いているプール(ペアーレ大曲)を見つけて有頂天になって通っていたら、思いがけずに妊娠していたのだった・・・。
 去年、人工授精で妊娠した時も、よく泳いでいたし。
 水泳と妊娠しやすさとの間には相関関係があると、この際言い切っちゃいましょう!そうか、このところ不調で子宮内膜も薄かったのは、泳ぐ頻度が減っていたせいに違いない!
 「塩素で髪が傷む」「肌も傷んでシワが増える」ことをつい警戒してしまったけど、もう今更お肌のことなんて・・・。
 これから、心を入れ替えて泳ぎ、歩き、課題が山積みでも夜はたっぷり寝て、甘い物は控えて健康的に食事し、ヨガorピラティスを毎日続け、整体に定期的に通って、からだを立て直して出直そう!と固く決意。そう言えば、うっかり(?)妊娠した時って、これ全部やってたような気がする。
 ・・・けど、これだけホントに実行したら、絵はいつ描くのだろう・・・。どこにパソコンをさわる時間が?(ムダな事してる時間を削ればいいんだよっ!)
 人生の時間は有限。なのに、優先順位をつけることも何かを切り捨てることも、凡婦には難しいのでした・・・。煩悩は多し。

2006年3月28日(火)

 歯医者さんの日。思い切って、奥歯、上下二本を一気に直し、噛み合わせを調整することにする。今日は腰を据え、じっくり三時間ちかくも治療していただく。ありがとうございます。
 上下に仮歯が入った段階で、すでに今までより断然すばらしい噛みごこち!これで歯ぎしり癖も直るかもっ!
 そうです。またまた恥を暴露するようですが、私は、時々歯ぎしりしながら寝ているひとです・・・。

2006年3月27日(月)

 大阪在住のとある友人は、私の前回の旅行の宿泊先「四季館彩冬」を知っていた・・・おそろしい・・・。完璧に東北じゃらん圏外のヒトなのに。彼女は二十数年前からアソびにかけてはなかなかのつわものだったっけ。今回の「海風土」も知ってたりして・・・コワ〜(しかし今日、私が勝手に遊び人みたく書いたから怒ってるかも知れない・・・)。
 今回も完全に全行程運転した可哀相な私は、今日はさすがに大曲からは出ないで過ごす。

2006年3月26日(日)

 鶴岡で寄った喫茶店には、奥に焼き物のコーナーもあり、印判のお皿などの掘り出し物もっ。もちろん一気に目の色変わったはしたない私・・・。こういう物がなにげにあるところに、「鶴岡」を感じる。
 昨日おとつい、松島海岸はガンッガンの快晴。日本海側に来ると少しどんより。そして、日本海沿い7号線を秋田に向けて北上するにつれポツリポツリと雨。秋田に入ると象潟のへんから、も〜、凄いどしゃ降りで前が見えないくらい。何だったっけ、
 「松島は笑ってるみたいで、象潟は恨んでるみたい」
 そのまんまでした。芭蕉はエライ!
 秋田市内の用事であちこち回る。
 「いやー標識とか看板とかに、秋田〜とか、いちいち秋田って地名が付いてるの見ると、帰ってきたなあ、って気がしてなごみますねぇ。」
 「ならなぜ出掛ける・・・。」
 そして秋田市から内陸へ、大曲に向かうにつれ、大雨は大雪へと変わるのであった・・・。高速の追い越し車線が使えないほどだ・・・(使ったけど)。
 松島海岸と、もう、季節そのものが違うんですけどっ!まったく!

2006年3月25日(土)

 3月24日から25日にかけて泊まったホテル海風土は、とてもよかった・・・。口コミで「いい」とは聞いていたけど、確かに。リピーターが多いというのも納得。今まで仙台は日帰りが当然と思ってきたけど(大曲から片道2時間ほど)、つい泊まっちゃいそう・・・って、なかなかそんな余裕もないんだけど。
 なんといっても、芭蕉もよろこんだ、あの天下の松島海岸の島々を見ながらおフロに入れるんだから!近くでかもめが鳴き飛び交うし、すぐ下の小屋では牡蠣がむかれているし。日の出は見れるし(ら抜き言葉)。アロマエステもよかった・・・Hさんありがとう。教えてもらった仙台市泉のJ−WOODも行ってみます。
 瑞巌寺を出た所で笹カマを自分で焼いて食す店あり、私が、
 「二本いただきま〜す。」
 と串を二本手にとって炙ろうとしたら、お店の人が大慌てで飛んでこられる・・・な、何?
 どうやら私、ディスプレイのを焼こうとしていたらしい。あれ(多分プラスチック?)を焼いていたらどうなってたんだろう・・・くわばらくわばら。
 焼く前でよかった・・・阿部蒲鉾店さん、すみません、おさわがせ致しました。
 あとは一気に東北横断し月山を抜け、山形・湯野浜へ。

2006年3月24日(金)

 少し留守にいたします。今日これから出発、2泊3日で。秋田を出て1泊目は仙台松島、2泊目は山形の湯野浜。なんか、東北地方を横断しまくる行程って感じ。 きっとまた私が全行程、乗ることになるんでしょう。いいんだ、もう、どうせ、アッシーで。
 関係ないけど「ローハイド」はなごむ・・・。つい見てしまう。古い物の、いいのって、ほんとにいいですね。
 県内は各地で雪どけがすすみ、13号線の登坂車線も使えるように復活(うれしい)。我が家もなんとか、窓が雪で割れることなく済んでよかった・・・。白鳥はだいたい帰って行ってしまった。また、来年!

2006年3月21日(火)

 仙台へ。こんなに沢山の人間を一度に見たのは久しぶり・・・。仙台でなければ済まない用を済ませたのち、藤崎7Fで「わたせせいぞうの世界展」。
 おそるべし、原画の威力。ガラスにくっついて見てしまった。しかも長時間にわたって・・・。「すべては輪郭線からはじまる」ことを、改めて強く感じて会場を後にする。
 そしてもちろん、牛タンを食べて帰る。
 東北道は暴風のあまり50キロ制限になっていたけど、そういう時って、時速何キロ以上で監視カメラに写されてしまうのでしょう?いずれにせよ、仙台宮城ICから北上JCTまでの距離で2カ所もあるのは、ちょっとイヤかも。
 WBC(ワールドベースボール)は日本優勝。仙台マーブルロードおおまちで、ぎゅうぎゅうの人混みの中でモニターを見る。いいニュースのある時って、偶然ながらいつも外にいて、沢山のよその人々とも感動を分かち合えている。私って、わりと幸せ。

2006年3月20日(月)

 朝から歯医者さんに。これでもう5回も連続して、予約取れたのが月曜の午前中だった。
 く〜月曜は朝からプール(ペアーレ大曲)が開放されてる貴重な日なのに・・・。こうして今日も泳ぎそびれる。
 外は春一番なのか台風並みのすごい風。

2006年3月19日(日)

 秋田西武(本金西武はこのような名前に変身)のオープニング企画、マンガ「あさきゆめみし」の原画展に。すごくキレイで、よかった・・・。思ってたよりも。
 小島麻由美のチケットを引き替えに行ったりして帰る。3月15日発売のCD「Swingin' Caravan!」を買ったら特別先行予約のお知らせが入っていたので、うっかりGETしてしまった。
 7月1日東京九段会館。もしその頃「妊婦さん」だったらどうなるのか・・・(また懲りずに言ってます)。胎教にいいとも思えないが・・・。そのとき考えよう。

2006年3月18日(土)

 秋田県立博物館に出頭した後、大潟村の産直センター「潟の店」へ。数は少ないけれど、アザミ、スノハ、こごみ、ふきのとうなどの山菜がちらほら出ているので嬉しい。それにしても大潟村って広い・・・走っても走っても大潟村って感じ。聞くところによると東京山手線内より広いのだとか(ホント?)。
 道の駅ことおか、道の駅五城目、ブルーメッセあきた、セリオンタワー、を経てアルスでも少し買い物(県内の固有名詞連発ですみません)。
 今日は大曲ファミリースキー場で大曲の冬花火(新作花火コレクション)がPM6:30からあるので、家の者と合流するため急いで帰る。
 花火はキレイ・・・。
 私の持ち帰った山菜は即てんぷらにされ、秋田市民・大仙市民入り乱れて宴会しつつ花火を見る。この花火で、もう冬も終わり。なんか不思議な冬だった・・・。
 大曲の花火は、夏のは夏の終わり8月の最終土曜、冬のは冬の終わり3月のこの時期ということで、大仙市民に季節の移ろいを感じさせ、物悲しい気分にさせるためにあるような。大勢で一緒に見られてよかった!

2006年3月17日(金)

 秋田県立図書館へ。特別展「佐竹本三十六歌仙」。絵巻の絵が美しい。この木版模写絵巻の作者土屋秀禾(つちやしゅうか・秋田市楢山出身の日本画家。明治元年〜昭和四年)は、色使いのとてもキレイな人だ・・・。うっとり。
 それはそうと、三十六歌仙って誰々だっけ・・・もう、そんなん、全然言えません。六歌仙ですら、今となっては言えるかどうか、危ういくらいです・・・。

2006年3月16日(木)

 らでぃっしゅぼーやの野菜来る日。いつもの配達の人と、この冬のキビシかったことを語り合って固い連帯感で結ばれてしまう(同じ大仙市民)。
 午前中はお世話になった方にメールや手紙。
 その後、道の駅「雁の里せんなん」で、山菜を買い、奥の「食菜亭」で話し込み、軽食「きらら」で話し込み・・・。
 さらにその後、横手の樋渡人形店で五月人形にする為の鍾馗さまや猩々などの「中山人形」を色々相談しつつ決め、注文する。(敦盛と熊谷は高かったので断念)。ここも何度目だろう。やはり「今冬の凄さ・ひときわ嬉しい今春の到来」を語り合って解散。

 こうして、数は決して多くなくとも、暖かい言葉を笑顔で交わし合える人々がいて、言葉数は多くなくとも、お互いを優しい気持ちに出来る瞬間があって。
 私は、これ以上何を望むというのか・・・自分の欲深さに足がすくむ思いがしてしまう。
 いたたまれない。今日は昨日ほどのワインではないけど、やはり一本開けてしまう。
 アル中になってしまいそう?
 ところで、繁殖計画・病院通いの方は、すこうしお休みすることにしました。
 今の病院に行き始めてちょうど約1年。その間AIH・IVF2回ずつ。注射にもエコー検査にも慣れたなあ・・・注射はまだ少しコワイけど。
 いつの間にか心身ともに疲れというものはたまっているようで、このへんで、立て直します(立て直るのか?)。そして一気に短期決戦!な〜んてね、自分一人で勝手に決めても仕方なし・・・。
 とにかく、体にいいことと、心にいいことをやっていくようにします。

2006年3月15日(水)

 朝から病院の日。今日はちょっとショックなことあり、動揺のあまり無意味に車で遠出してぐるぐる走り回ってしまう。走馬燈のように頭を去来する来し方行く末。
 大曲に帰り、カチョカヴァッロ(変な形のチーズ)を切り、一本一万円もするとっておきの赤ワインに手を付けてしまう。
 諸行は無常。

フレーム
2006年3月14日(火)

 今日が本当の3月14日です。昨日の日付を間違えました。刺繍の写真のある日の日記は、昨日3月13日(月)です(お店の外観、掲載し忘れたので今日の所に)。とにかく真冬日でした。
 お昼のあと再び角館でスケッチ。吹雪ですぐに車の窓に着雪するので窓を開けて描いてみたけど、この日は日中の最高気温で−3度くらい。キ、キビシイ・・・。雪吹き込むし。
 仕方なく窓は閉め、「Kimoto」で買ったおやつとお茶で即席の一人ピクニックとなりました。
 後で知ったけれど、秋田市内では、私もいつも通る手形陸橋で13台のからむ事故があったとか(不幸中の幸い、軽傷お一人)。
 春のふりして秋田県民を油断させておいて、「いきなりまた冬!」の、いぢわるな一日だったのですね。

2006年3月14日(火)

 角館の雪景色スケッチに行くも、吹雪と空腹に阻まれ、まずはお昼を頂きに「Kimoto」さんへ。お会いして、ふんわり幸せな気持ちになれる、すてきな母娘のお二人・・・。ごはんも健康によさそうでおいしいのです。
 お嬢さんは最近刺繍の練習をされていて、左の2つは練習用のキットなのですが、もうすぐ彼女のデザインによるオリジナル作品が登場しそうです。左の作品も、6月頃までは店内に飾られているようです。壁いっぱいサイズの刺繍作品がお目見えするのはいつでしょうか、わくわくしますね。
 私の作品も置いて頂いています。季節により入れ替えも。
 秋田県仙北市西木村が日帰り範囲にある方は、是非チェックなさってください!
 当ホームページの、リンク集からリンクさせて戴いてるので、一瞬で、お店の情報が見られますよ!

2006年3月12日(日)

 今日はまたドカ雪。もう春になったと思ったのに。甘かった・・・。
 ところで、今冬、秋田県各地の観光は、いまいち振るわなかったとか。あまりの豪雪の被害が報道されたり、雪の多さも一因とみられる事故があったりで、キャンセルが相次いで。
 他地域の皆さんは、秋田を「やっぱりとんでもなくワイルドなところだ」と思われたのでしょう。
 私も、お国自慢半分で雪がすごいことをこのHPでも書きまくっていたので深〜く反省。(あっ、今日も書いてしまった。)
 秋田はそんなにコワいところじゃないです!とりあえず春にもなるし、皆さん、よそにはない良いところを見に、秋田にどんどん来てください!

2006年3月11日(土)

 ホワイトデーのお返しはやはり大曲富士見町の「菓子工房オダシマ」のにすることに決定していろいろ買いに行く。
 ついでに「味見」と称して自分用のも大量に買い込んでしまった。自分で自分に「お返し」・・・?

2006年3月10日(金)

 今日はお世話になりました、陶彩サエラさま!
 お腹ぺこぺこでたどり着き、しこたま戴いて満腹、そのあとで・・・おっ、お買いあげ頂いてしまって・・・、申し訳ないながらもありがとうございました!お昼をいただいたところで「仕事」してしまって、お恥ずかしいですけれど、光栄ですっ。今後とも精進致します。まずは、ご要望の五月人形を早目に作成します。鋭意努力・・・。
 そう、Diary3月1日に出てくる「すばらしく上手な花の絵」の作者はここの店長です!「花」のテーマで個展したこともある私ですが、ここで花モチーフの作品はさすがに出せなかったです・・・。

2006年3月9日(木)

 秋田市内の仕事場所に夫を捨て、あとは夜に再び拾いに行けばいいだけ、のアッシー稼業の日。時間つぶしなら任せて!
 私の車ももうトシなので、今のうちにいろんな所に連れて行ってやらなければ。と、いうことで、今日は私の秘密の砂浜に連れて行ってやり、ちょっとかっこいいところに停めて様々な角度から記念撮影する。天気もいいし。きっと私とターセル坊の良い思い出になることだろう・・・うるうる。
 波打ち際で足を濡らし、砂だらけになり、帰ろうとしたところが・・・。
 方向転換しようとした所の砂が深かったらしく、砂にとっつかまって脱出できにゃい。もしこのまま潮が満ちてきたら、私、車と心中することになるんでしょうか?
 それで、どうやって脱出したのかって?ふっふっふっ、雪道脱出具をタイヤの下に敷いたんですね〜。使える道具だ、雪なき季節まで役立ってくれるとはっ。ありがとう。
 一枚スケッチ完成して駅前に戻り、フォーラスで、どこにも穿いて行けなさそうなほどヘンなジーンズを買い、フォーラスシネマパレで「乱歩地獄」を観る。虚実ないまぜの乱歩作品には、文章より映像の方が合ってるかもしれない。おどろおどろしく面白かった。でも2時間半の映画は膀胱の限界との戦い。
 そうこうするうちにお迎えの時間となり、夫の職場の人に冷やかされつつ退出。長い一日が終わった・・・。

2006年3月8日(水)

 別の古い友人からも「ちょっとお疲れ気味かな、いろいろと思うところもあるのだろうなあと・・・もともと丈夫じゃないんだから無理しないように」とのお言葉が・・・。有難う。24年も前から知られている相手の言葉には24年分の重み。しかもするどい。
 うん、実はちょっと疲れているの。弱りぎみ。思うところ?あるある、主に、年齢と引っ越し、この2点かな。うん、ありがとう、気を付けて静養します。
 それで今日は家から出ずに、HPの新コーナー建設事業に手を染める(見てね!)。でも、これって、静養したことにならないんじゃないかなあ。用事もいっぱいしちゃったし。なんか、じっとしてるといたたまれなくて、何やかんややってしまう貧乏性な今日この頃で・・・。ま、そうこうする内になんとか月日も経つから!(経ってどうなる・・・)
 ところで、今日洗濯してたら、洗濯物の中に私のパンツがない。どうやら、昨日のお風呂上がりにぼんやりしていて、うっかり同じパンツを2日穿いてしまったようだ・・・。ひ〜。こういうのって、気付いてしまったら、とたんにイヤですよね〜。あ、すみません、また、上品とは言えない話題で・・・。でも余りに印象的な出来事だったもので。
 「こんなかあちゃんから産まれたのか・・・」と未来の子供が嘆くこと必至。

2006年3月7日(火)

 3月5日のDIARYに呼応して、ちらほらお便りをいただく。ありがとうございます・・・。ナミダ。
 やっぱり、流産のあと妊娠がコワいのって、ほかの方にもあることなのね・・・。DIARYに引用させてくれた友人にも早速メール。
 「私達二人だけじゃなかった」と。
 リンクページを直す。みんなから「疲れてるようだ」と言われるので、うなぎ。うなぎは白焼きに決めていて、山椒の粉をたっぷりと醤油をぽっちり付けて食べるのだけれど、これって何となく、蒲焼きほどには精がつかないような気がする。見た目のイメージかなあ。
 うなぎの産卵場所が最近ついに発見されてしまったけれど、絶滅せずにがんばれ、うなぎ!しかし、なんでわざわざあんな遠い所で産卵を?私ですら県外まで行って出産する気ないけど。だれも私の事は聞いてないけど。

2006年3月6日(月)

 先月2月15日、六郷竹うちのあとお邪魔してさんざん飲ませて頂いたお宅を、南部せんべいをお土産におたずねする(車は六郷・湧太郎に停めた)。いい人たちだ・・・。
 歯の治療も済ませ、道の駅「雁の里せんなん」に今日のおカズを仕入れに行くと、なんと。もう県内産の山菜がちらほら。
 「雁の里せんなん」では、野菜・物産品の当日のレシート提示で、奥の食堂でコーヒーが150円飲み放題なので、さっそく買って食堂で描き上げる。遅描きの私には珍しい事だけれど、家に帰ったらきっと、速攻でてんぷらにしちゃうから。
 この食堂には、いつも心そそられる本や画集があちこちに置いてあって、自由に読める。お店の人に訊いてみたら、なんと彼女の私物だったよし。すごい教養だ・・・感服・・・。絵の本も多い。この春の院展への期待などを語って別れる。

2006年3月5日(日)

 遠方に住む古い友人も、複数回の流産を経験し、最近体外受精・胚移植を受けた。そして、今回の結果はマイナスだったのだけれど、彼女は「なんかほっとした。」と晴れ晴れしている。以下、許可を得て引用。
 「何か、(妊娠)6,7週間までの経験が2回続くと、”妊娠したら頭痛が2週間続いてさらに流産” みたいなストーリーが決まっているような恐怖心がどこかにあって、それでほっとしているのかなぁっ、とも思います。」
 涙なくしては読めなかった・・・。私も・・。
 こんなに手間もお金もかけてもらっておいて、病院にも夫にもわるい、あまりにバチあたりな感情?と思って言えなかったけれど、「妊娠→流産」のトラウマが、心のどっかで「本当は妊娠したくない」ともささやく・・・。
 も〜二人で手に手を取り合って泣いたよ・・・ってことはないです。メール上だもん。以下再び引用。
 「あ、私だけじゃないんだっ。何だか夫に申し訳ないなぁと思っていましたが・・・。そうか、もし何か言われたら、”誰でもそうみたいよ”って言っとこっと。」
 そうだよね〜。
 ん?ちょっと待てっ!この世の中に、そんなバチあたりは、私達二人だけかもよっ!?

2006年3月4日(土)

 昨日岩手県から帰ってから、夜10時位から呼び出され、某カイシャ内にての飲み会に飛び入り参加。夫は一時頃酔いつぶれて帰って行ったけど、私は結局明け方まで痛飲してしまった・・・。昨日の反省が生かされてないっ!
 「今日はさすがに眠いな。」と二人とも半日ぐうぐう寝てしまう。
 ところでショックなことに旅館榮太楼が今月で閉館・・・。こんなことなら泊まったりすればよかったね、と夫といいあうが、言うだけで行かない私達のような輩が多かったせいで、こんなことに。これからはお菓子買います(菓子舗の営業は継続)。

2006年3月3日(金)

 花巻市東和町・萬鉄五郎記念美術館の、向井潤吉展へ。有名な茅葺き屋根民家の油絵はもとより、パリ時代に明け暮れたというルーブル美術館での模写と裸婦デッサンの数々が凄かった・・・。茅葺き屋根民家の絵に、人物はめったに描かれていないけれど、絵の端々にまで人の気配が感じられると言われる向井潤吉作品。その秘密はこんな所にあったのかも(別に秘密でもないだろうけど)。
 盛岡に向かい、お腹一杯の盛岡冷麺で昼食。そのあと口から火を噴きながら紺屋町「深沢紅子野の花美術館」。展示の遺品にホルベインの固形水彩があったが・・・。え〜っ、じゃあ、あの超美しい野の花の色は、ホルベイン24色?そう言われればそうみたいだが・・・なんと美しい。私がムダに持ってる色数のW&Nやマイメリやラウニーの存在って、何?・・・と、色々な意味で衝撃的な一日だった・・・。
 夫へのおみやげに丸竹茶屋のお餅と白沢せんべい店の南部せんべいをたくさん買う。
 夫は、私が遠出をすると言うと、いつもよろこんで色々お土産の注文をだしてくる機嫌のいいひとだ・・・。こんな妻で済まない・・・。
 この22年、結局性格は変えられなかった癖に、中途半端に申し訳ながるのもどうかと思ってふだんはいばって(?)暮らしているけれど、本当は申し訳なく思っているよ・・・。今迄も、今も、そして多分今後のことも。でも私達には私達の折り合う地点、というものがあるんでしょう(勝手な言い分?)。よそ様のご夫婦にもそれぞれにあるように。
 帰りの46号線は追い越しまくったので凄く早く帰れた。警察関係者がこのDIARYをご覧になっていない事を祈る!(追い越させて下さった方々、ありがとうございました、ゴハンつくりの為、急いでたんです・・・。)

2006年3月1日(水)

 雪。前後の日がどんなに暖かくても、なんか私が病院に行く日って、まとまった雪が降る仕組みになってるとしか思えない。きっと何かのバチ。
 雪も病院も、信号待ちも会計待ちも、なにもかもが慣れていることなのに、その全てが、今日はこんなにも疲れる。婦人科帰りのナマ足にみぞれ混じりの雪が冷たい。
 用ありて秋田県立博物館に出頭したのち、ブルーメッセあきた(県外のかたへ。要するに道の駅です。道の駅しょうわ)の誰もいない温室でぼんやり暖をとる。この一年で、病院の帰りは速やかに頭を切り換えて、なにか他のことで忙しくするべし、と学んだ。そう、そのいましめ(?)をうっかり忘れてはいけない。
 ということで、温室の外でモデルさんにする鉢花を買い(商品入れ替えのため、のけぞるほど安かった)、あたらしく知ったギャラリー喫茶の店長の方のすばらしく上手な花の絵をみせてもらい、おいしい桜御膳をいただき、精力的に買い物して遅めの帰宅。昨日たっぷりカレーを作っておいてよかった〜。
 今日の私は疲れている?いえいえ、昨夜ちょっと寝れなかっただけ。あと、自然周期の高温期なのに子宮内膜が8ミリしかなかった(このへんは、同じく治療・繁殖期にある方なら解って下さるでしょう)ことが心にヒビいているのかも。明日はまた、きっと元気に。